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ニュース | TOKYO HEADLINE - Part 1253
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“悪の魔女”シャーリーズが金環日食を…!?

2012.05.21 Vol.552

20120521b.jpg 映画『スノーホワイト』のレッドカーペットイベントが20日、都内にて行われ、俳優のシャーリーズ・セロン、ルパート・サンダース監督、日本語版吹き替えを担当した小雪、椎名桔平が登場した。
 今回、"悪の女王"を演じたシャーリーズの吹き替えを務めた小雪。実際にシャーリーズと会った感想を求められると「(悪の女王は)怖いという一言では表せない役だと思います。実際のシャーリーズさんは本当に多才な方! 女優としても女性としても尊敬できる方です」と称賛。そんな小雪にシャーリーズも「小雪さん、私の日本語吹替えをやってくれてありがとう!」と微笑みを返した。日本ではこの翌日に金環日食を観測できることが話題にのぼるとシャーリーズは「(今回、魔女役なので)魔法で晴れにしてあげるわ!まかせて!」と太鼓判。21日、各地で金環日食を鑑賞できたのは、シャーリーズのおかげかも?
 映画は6月15日よりTOHOシネマズ 日劇他にて全国公開。

(写真左から・椎名桔平、ルパート・サンダース監督、シャーリーズ・セロン、小雪)

「映画を作ろう」ショートフィルムは夢の登竜門

2012.05.21 Vol.552

「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012」に注目!

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【写真左】5月27日に行われるプレ上映会では、デジタルハリウッド 杉山知之学長のトークイベントも必見!
【写真中】26歳で映画『電車男』を企画し大ヒット達成。その後『モテキ』『告白』『悪人』など数々のヒット映画を生みだした映画プロデューサー・川村元気氏が「クリエイターズ セミナー」ゲスト講師として映画祭に登場!
【写真右】川村氏プロデュースの現在公開中の新作『宇宙兄弟』。© 2012「宇宙兄弟」製作委員会

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 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012(SSFF & ASIA 2012)」が、今年も原宿・表参道を中心に6月15日より開催される。この映画祭は、映像作品を見るのが好きという人だけでなく、作り手側からも注目を集めており、毎年多くの"未来の巨匠"がコンペティションに挑み、ハイレベルな戦いを繰り広げている。長編映画に比べ少ない費用や期間で製作可能なこと、そして近年は撮影もできるデジカメが普及し製作しやすい環境が生まれていることなどにより、今後もショートフィルムが多くのクリエイターたちにとって「夢の登竜門」であり続けることは間違いない。  そんなクリエイターたちに朗報! 6月16日(13時20分~)、多数のヒット作を手掛ける映画プロデュ―サー・川村元気氏によるセミナーを開催。次世代を担う若手映像作家に向けて、時代を読み解きヒット作を生み出す極意と将来の映像ビジネスを語る予定だ。
今週末、ショートフィルムの無料上映会に行こう!
「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2012 プレ上映会」 日時:5月26日(土) 27日(日)12時~ 場所:都民ホール  アカデミー賞ノミネート作品を含む6作品75分のプログラムを一日5回上映。27日(日)12時からのプログラムでは、今年の本映画祭新設「CG部門 supported by デジタルハリウッド」より特別ゲストを招いてトークイベントを実施。
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ショートショート フィルム フェスティバル & アジア 2012
【会期】6月15日(金)~30日(土) 【会場】ラフォーレミュージアム原宿(6/15~19)、表参道ヒルズ スペース オー(6/22~24)、TOHOシネマズ六本木ヒルズ オールナイト上映(6/15、16)、ブリリア ショートショート シアター(横浜開催:6/16~30) 【URL】www.shortshorts.org/

ジョシュ・ブローリン『メン・イン・ブラック3』

2012.05.21 Vol.552

"若き日の"トミー・リー・ジョーンズ役でハリウッドのカメレオン俳優が登場!

コーエン兄弟の『ノーカントリー』や『トゥルー・グリッド』ガス・ヴァン・サント監督の『ミルク』などに出演し、高い評価を得ている実力派の筆頭的存在、ジョシュ・ブローリン。「MIB」最新作でも驚異のカメレオンぶりを披露!
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撮影・宮上晃一

 新作『メン・イン・ブラック3』では、トミー・リー・ジョーンズ演じる無口で無愛想なエージェント・Kの若き日を、見事な"仏頂面"で好演しているジョシュ。実際のジョシュも、無口で気難しい人かも...と思いきや、現れたジョシュは気さくでノリも抜群。語感が気に入ったのか「スシ!サシミ!スシ!」と、早口言葉のように繰り返して周囲の笑いを取るというお茶目さ。かつて日本で大ヒットした冒険映画『グーニーズ』はご存じのはず。劇中で三輪車を漕いでいた"お兄さん"が、ジョシュの映画デビューだ。 「あんな大作ばっかり続いて出られるものかと思ってたらそんなことなくてね(笑)。あの後しばらく『グーニーズ』のことを言われ続けたものだから辟易してた時期もあったんだ。最近ヒット作に恵まれるようになって、やっと素直に、出て良かったなと思えるようになったよ(笑)」 『グーニーズ』以降しばらくの間は、大作路線から外れながらも着実に存在感を示してきた。日本でも放送されたテレビドラマ「ヤングライダーズ」もその1つ。 「あのドラマを撮っていた3年間は、僕のキャリアの中でも一番幸せな時期だったと思うよ(笑)! 日本でも放送されたんだよね。あれ以来、西部劇を撮るのが好きになったんだよ」  確かに西部劇の"武骨な男"はジョシュのハマり役かも。 「こんな顔で生まれついたから、あまり役は選べないんだよ(笑)。それを受け入れるときもあれば、コメディーに挑戦するときもある。でもトミーにコメディーができるんだから、僕にだってできるよ(笑)。トミーは日本でコミカルなCMに出ているんだろ?」  もしあのCMに若き日の"宇宙人ジョーンズ"が登場するなら、演じるのはジョシュを置いて他ない。なにしろ今回ジョシュは、本当にトミーが若返ったかのような模写っぷりを披露している。 「じゃ、そのCMの会社を覚えておこう」(と、コーヒーをひと口飲んで微笑むポーズをするジョシュ)  思えば『ブッシュ』でジョージ・W・ブッシュを演じた時も、その激似ぶりで話題を呼んだ。まさにカメレオンだ。 「そう言ってもらえるのは俳優として本当にうれしいよ。モデルがいる人物を演じるのはなかなか怖いことだけど、自分なりにその人物を多面的に表現するのが楽しいんだ。何より、僕は常にいろんな役を演じていきたい。自分で言うのもなんだけど『グーニーズ』で三輪車を漕いでいた男が後に『ノーカントリー』に出て『MIB』のエージェントになるって、けっこうイケてるよね(笑)?」  J役のウィル・スミスとも息ぴったりでJ・Kコンビとしての違和感なし。ひょっとしてウィルも、あまりの違和感の無さに、トミーと一緒にいる感覚に陥っていたのかも。そんなカメレオンぶりもあって、近年ますます評価が高まるジョシュ。 「昔の僕と今の僕、違っているところは、良い意味で繊細になったということかな。僕の演技に、他の人が笑ったり感動したりしてくれることを、すごく謙虚に受け止めるようになった。『グーニーズ』や『ヤングライダーズ』の話を今でも楽しそうにしてくれる人に出会うと、本当に幸せな気持ちになって、なおさら謙虚にならないといけないって思うんだ。自分の顔が写っているポスターに外国語が描かれているだけで感激しているよ(笑)」  本作でエージェント・Kの知られざる一面を見せてくれた後は、ハリウッド版『オールド・ボーイ』の主演など、また違うジャンルの作品が控えている。面白い映画を見たいなら彼の名前は押さえておくべき!
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『メン・イン・ブラック3』
監督:バリー・ソネンフェルド 出演:ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリン他/1時間50分/東宝東和配給/5月25日(金)よりTOHOシネマズ 日劇他にて公開 2D/3D http://mib-3.com
©2012 Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.

『メン・イン・ブラック3』

2012.05.21 Vol.552

今度はタイムスリップで地球を救え!

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©2012 Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.

 全身黒ずくめのクールな極秘エージェント・MIBの最強コンビが復活!! 人類に紛れて地球に滞在するエイリアンの犯罪を取り締まる超極秘機関・MIBの敏腕エージェントの活躍を、コミカルかつスケール満点に描く人気シリーズ。第3弾となる最新作がいよいよ日米同時公開だ。今回は、ウィル・スミス演じるエージェント・Jと、トミー・リー・ジョーンズ演じるエージェント・Kに加え、若きK役で『ノーカントリー』のジョシュ・ブローリンが参加。Kに恨みを持つ凶悪エイリアンのせいで危機に陥った地球を救うため、Jが過去に戻り29歳のKとコンビを組むというストーリー。今回の見どころはなんといっても"タイムスリップ"。MIBの"七つ道具"の1つである記憶を消す装置・ニューラライザーの'69年型や、現代には無かった円形バイクなどのガジェットにも注目を。さらに、ラストではKとJにまつわる、ある感動秘話が明かされるのでシリーズのファンは必見だ。もちろん、シリーズのお約束"実はエイリアンだったセレブ"のカメオ出演もお楽しみに!

STORY:かつてKに逮捕された凶悪エイリアン・ボリスが脱獄しJとKの前に現れた。何も語らないK。翌日、Kの存在が消え、異星人が地球に侵攻。Jは過去にタイムスリップし若きKとともにボリスの陰謀に立ち向かう!

監督:バリー・ソネンフェルド 出演:ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリン他/1時間50分/東宝東和配給/5月25日(金)よりTOHOシネマズ 日劇他にて公開 2D/3D http://mib-3.com

干物女優が集結!? 『映画 ホタルノヒカリ』完成披露

2012.05.15 Vol.551

20120515c.jpg『映画 ホタルノヒカリ』の完成披露試写会が14日、都内にて行われ、俳優の綾瀬はるか、藤木直人、手越祐也、松雪泰子、板谷由夏、安田顕と、吉野洋監督が登壇した。
「恋愛するより家で寝ていたい」が口癖という"干物女"の恋愛模様を描いて話題を呼んだ人気コミックをもとに2度ドラマ化され、今回待望の映画化となった。
 ハート型の風船が舞い落ちる中、キャストらが大きな歓声に包まれて登場。主人公・ホタルを演じる綾瀬も「(このドラマは)お家でビールを飲んでゴロンとしながら見るものだと思っていたので、映画になると知ったときはびっくりしました」と語る、まさかの?映画化では長期イタリアロケを敢行。劇場版オリジナルキャラクターとして登場する"イタリア版干物女"役の松雪は「ドラマでほっこりした良さを感じていましたが、それがイタリアの空気とすごく合っています」と太鼓判を押した。また、司会の葉山エレーヌアナウンサーから「自身は干物女?」と尋ねられると綾瀬、松雪、板谷はみな「(自分は)干物女」と返答。綾瀬は「ズボンと靴下を一緒に脱いだりとか」と見事な干物女っぷりを告白した。一方「干物女はあり?」と質問された男性陣では、唯一、手越だけが「ナシですね」ときっぱり。「ホタルみたいにちゃんと仕事する人はいいと思うけど...」と言う手越に、葉山アナは「もう手越さんの目を見れません」としょげていた。
 映画は6月9日より全国東宝系にて公開。

(写真は左:ホタル役の綾瀬はるか。右:ぶちょお役の藤木直人)

『ダーク・シャドウ』

2012.05.14 Vol.551

ジョニデ&ティム・バートン監督最新タッグ作!

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©2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

『シザーハンズ』以来、『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』など、この黄金コンビにしか生み出せないファンタジーを放ってきたジョニー・デップ&ティム・バートン監督。この黄金コンビが、"ヴァンパイアもの"ブームの中、満を持して放つ、前代未聞のヴァンパイア・ファンタジー! 1960年代にカルト的人気を誇ったTVシリーズを原案に、ブラックでユーモラス、そしてハートフルなダーク・ファンタジーが誕生した。  ジョニーが演じるのは、200年前に魔女の呪いによってヴァンパイアとなった"ご先祖様"バーナバス・コリンズ。その個性的すぎるルックスもさることながら、一途すぎる家族愛&時代錯誤な言動で、次々と騒動を巻き起こしていくという強烈なキャラクターだ。他、その子孫役にミシェル・ファイファー、クロエ・モレッツが扮する他、精神科医役にヘレナ・ボナム=カーター、世話人役にジャッキー・アール・ヘイリー、魔女役にエヴァ・グリーンという個性派俳優が揃う。一見、奇想天外ながら共感、感動も味わえる素敵な一本。

STORY:1972年。魔女の呪いによりヴァンパイアとなり200年の眠りから目覚めたバーナバス・コリンズ。ところが子孫のバーナバス一家はすっかり没落。一家の復興を誓うが時代錯誤な言動ですれ違いばかり。

監督:ティム・バートン 出演:ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー他/1時間53分/ワーナー・ブラザース映画配給/5月19日より丸の内ルーブル他にて公開 http://wwws.warnerbros.co.jp/darkshadows/

『幸せの教室』

2012.05.07 Vol.550

人生はいつでも"スタート"できる!

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©2011 Vendome International, LLC. All Rights Reserved.

 トム・ハンクスとジュリア・ロバーツが、初の本格共演! 大卒ではないという理由でリストラされて地元の大学に入学してきた中年男性と、教えることに情熱を失った美人教師とが出会い、互いの生き方を変えていく姿を温かく描くヒューマンストーリー。リストラを機に短大に入学する主人公・ラリー役にトム。ラリーが受ける授業を担当する教師・メルセデス役にジュリア。彼らはオスカー俳優同士、かつプライベートでも家族ぐるみの付き合いをしている友人同士。この2人ならではの、息の合った掛け合いや空気感も心地よい一本だ。  また本作は、名優トム・ハンクスが製作・監督・脚本・主演を手掛けた意欲作としても注目したい作品。数々の名作を俳優として送り出してきたトムが監督として等身大のストーリーに温かな込めたメッセージを込めて、新たな感動と勇気を届けてくれる。

STORY:ラリーは、学歴を理由に長年務めていたスーパーマーケットをリストラされてしまう。落ち込むラリーだったが心機一転、短大で再就職のスキルを学ぼうと決意。一方、授業を担当する教師・メルセデスは結婚生活の破綻から仕事の情熱を失っていた。そんな2人が出会い...。

監督・主演:トム・ハンクス 出演:ジュリア・ロバーツ、ブライアン・クランストン他/1時間38分/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給/5月11日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座他にて公開 http://disney-studio.jp/movies/shiawase/

3Dになった貞子、実物は「かわいい」!?

2012.04.24 Vol.549
20120424a.jpg 大ヒットホラー映画『リング』シリーズの最新作『貞子3D』の公開記念試写会イベントが23日、都内にて行われ、最後の12分をカットした特別版が上映された。
 上映後、いよいよ本公開を待ちきれなくなった鑑賞者の前に、石原さとみ、瀬戸康史、山本裕典、田山涼成、英勉監督がスペシャルゲストとしてサプライズで登場。さらにそこへ"貞子"が登場。Jホラーファンでいっぱいの会場は悲鳴と歓喜の絶叫に包まれた。石原がこわごわと貞子に「おいくつですか?」と尋ねると、貞子とコミュニケーションが取れるという英監督の代弁で「享年17歳。ざっくり高2」とコメント。さらに「井戸の住み心地は狭くてジメジメ...」「髪型はお気に入り」などと"ぶっちゃけトーク"を披露し、会場は爆笑。怖がらせるどころか「かわいい!」という声援までもらっていた。
 映画は5月12日より全国公開。

『テルマエ・ロマエ』

2012.04.23 Vol.549

前代未聞のタイムスリップ"銭湯"スペクタクル!

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©2012「テルマエ・ロマエ」製作委員会

 マンガ大賞&手塚治虫文化賞短篇賞を史上初のW受賞した、ヤマザキマリのベストセラーコミックが、奇跡の実写化! 劇中に登場する古代ローマ人の主要人物を演じるのは、なんといずれも"濃い顔"の日本人俳優。主人公の浴場設計技師・ルシウス役に阿部寛、ハドリアヌス帝役に市村正親、その後継者・ケイオニウス役に北村一輝、側近・アントニヌス役に宍戸開。撮影はイタリア最大の映画撮影所・チネチッタに作られた巨大セットで行われ、古代ローマ人役のエキストラもみな現地人という環境の中、果たして彼らの"ローマ人ぶり"は...映画を見てのお楽しみ。古代ローマの彫刻さながらの阿部の肉体美にも注目だ。他、ルシウスと不思議な縁でつながる"平たい顔族"こと日本人の女性・真実役に上戸彩。  奇想天外なストーリーに抱腹絶倒しながら、日本と古代ローマの風呂文化を比較しながらうんちくに触れることができるのも、楽しみの1つ。見終わった後、温泉や銭湯に行きたくなる人が続出しそう。

STORY:古代ローマ帝国の浴場設計技師・ルシウスは、気まじめすぎるゆえ流行の風呂を作ることができず失業してしまう。ところが、友人に連れられて訪れた公衆浴場で、突然現代日本の銭湯にタイプスリップしてしまう。

監督:武内英樹 出演:阿部寛、上戸彩、北村一輝他/1時間48分/東宝配給/4月28日よりTOHOシネマズ シャンテ他にて公開 http://thermae-romae.jp

『アウトレイジ ビヨンド』は 北野映画史上最大&最凶!?

2012.04.18 Vol.548
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北野武監督の最新作『アウトレイジ ビヨンド』の記者発表会が17日、千葉県のロケ地で行われ、西田敏行、三浦友和、加瀬亮、松重豊、小日向文世、高橋克典、桐谷健太、新井浩文のキャストが登壇した。

 本作は2010年に公開された『アウトレイジ』の続編で、北野作品としては初のシリーズもの。北野監督は「単なる続編にはしたくない。"2"という言われ方が嫌いだし、この作品だけでも楽しめるので"ビヨンド"にしました」と意気込みを見せたものの、「ビヨンドの意味は良く分からないんですけどね(笑)。『アウトレイジ ビヨンセ』でもよかったんだけどね(笑)」と、笑いを取った。

"全員、悪人"のキャッチフレーズ通り、俳優陣も前回を上回るコワモテぶり。「山王会のトップとなり追われる立場となったので疑心暗鬼の中撮影しています。今日も2人殺してきました(笑)」という三浦、「この中で一番悪役経験があると思います」という松重ら続投組の中、初の北野組参加となった西田は「憧れの北野組に参加できてうれしいです。しかも悪役なので心がはずんでいます(笑)」とカワイイ声で初々しさをアピールし、会場の笑いを誘った。

 死んだと思われていた大友組元組長・大友(ビートたけし)が生きており、その出所後に壮絶な戦いが始まる、というストーリー。映画は10月6日より全国公開。

リン・コリンズ

2012.04.16 Vol.548

G.W.注目映画『ジョン・カーター』のヒロイン役で大注目!

宇宙を舞台にしたヒロイック・ファンタジーの代表的小説を、今年110周年を迎えるディズニーが映画化した話題作『ジョン・カーター』で、ヒロインを演じるリン・コリンズ。美しすぎる異星人を演じた彼女の魅力に迫る!
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撮影・蔦野裕

 今年のG.W.映画の注目作『ジョン・カーター』で、今最もホットな男優テイラー・キッチュの相手役を務めた実力派女優リン・コリンズ。彼女が演じるのは、原作小説のタイトルロールである火星のプリンセス、デジャー・ソリスだ。 「デジャー役をやることが決まったとき、最初のうちは大喜びして飛び跳ねていたの(笑)。そのうち、現実に引き戻されて"どうしよう、本当にやらなくちゃいけないんだわ!"って思ったわ。原作の中では、ほとんど衣装を身につけていないシーンもあったし(笑)」。  ヒロイックファンタジーに登場するヒロインというと、概して"男性の理想像"的な人物が多いものだが、彼女が演じるデジャーは、女性の観客が思わず感情移入したくなる存在だ。 「そう言ってもらえるのは本当にありがたいことだわ。私は今回、この役を本当に純粋な気持ちで演じていたからかもしれない、って思う。いつも撮影に入る前、最高のデジャーを演じられますようにと、謙虚な気持ちで祈っていたの。男性にも女性にも、デジャーというキャラクターの特別な存在感を感じてもらうことができたのは、きっとそのおかげね(笑)」  デジャーを生き生きと演じたリンだが、唯一の難点が"メイク"だったとか。 「デジャーは"赤色人"だから、肌の色をブロンズ色に塗らないといけなかったの。全身を塗るのにまず2時間かかって、それからタトゥーのメイクにまた時間がかかるのよ。タトゥーは転写なんだけど、薄いビニールみたいなものが常に肌に密着している感じがするし。もう、叫び出しそうになったわ(笑)!」  本作で映画女優としての存在感をさらに増したリンだが、もともと名門・ジュリアード音楽学校で演技を学び、卒業後は数多くの舞台を踏んできた舞台女優でもある。舞台に比べると、映画での役作りは自由度が低いのでは...と尋ねると。 「それは逆だと思うわ。どちらかというと、舞台のほうが演出家が"ここはこう動いて"とか細かく指示をしてきて、映画のほうは割とほったらかしという感じ(笑)。だから映画では、自分なりに考えて役作りをしていかなければいけないの。舞台より映画のほうが、はるかに自分の役に関しての自由があって、自分でいろいろ作ることが多いように思うわ」  今回も、映画ならではの"自由"を楽しんだ様子。 「ただアンドリュー・スタントン監督の場合はまるで私と一心同体のようになって、デジャーをどう演じるかを一緒に考えてくれた。最初のうち、私は自分がきちんと演じられているか不安で、シーンが終わるごとに"今の、大丈夫だった?"って聞いていたの。そしたらアンドリューが"君には見えないけれど、最初のテイクは緊張気味で、2番目は緊張しないように努力していて、3番目がいつも素晴らしい。で、4番目はもう1回3番目を再現しようとしてる"と言ったの。彼は、私よりも私のことが分かってるのよ(笑)。おかげで私は安心した気持ちでデジャーを演じきることができたの」  役と向き合う中で、脚本を読んでいて思わず涙したことがあったという。 「脚本の中で、マタイ・シャン(バルスームを操る謎の男)が、彼らの仲間がこれまでにもいろいろな惑星を餌食にしてきたことを語る部分があったの。地球を含めて、他の惑星も、太陽も、天の川も、宇宙って本当にすごくて素晴らしいものだと思う。その宇宙に、他の生命を脅かすような存在がいたとしたら嫌だなと思った瞬間、もしかして人間がそうだといえるのかもと思えて、すごく怖くて悲しくなってしまって、泣けてきたのよね」  強い意志と繊細な心を持つデジャーは、まさに彼女のハマり役。彼女が登場するや一瞬で魅了されるのは、ジョンだけではないはず。デジャーのように一瞬で人を引き付ける"コツ"とは...? 「たぶん、相手を引きつけようとすると、引きつけられないのよ(笑)。人が誰かに引かれるのは、やっぱりその人の内面なんだと思う。"自分のベストを目指したい"という内面の努力や意思が外見に現われて、人を引き付けるんじゃないかしら。単純に顔立ちがキレイとかスタイルがいいといかではなく、その人が持つピュアな心に引かれるんだと思うの」  今後もピュアな気持ちでさまざまな役を演じ、多くの人を魅了するに違いない。

『ジョン・カーター』
監督:アンドリュー・スタントン 出演:テイラー・キッチュ、リン・コリンズ他/2時間13分/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給/丸の内ピカデリー他にて公開中 http://www.disney.co.jp/johncarter 2D/3D ©Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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