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ニュース | TOKYO HEADLINE - Part 1257
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『ALWAYS 三丁目の夕日’64』PRで青空に”333″の文字

2012.01.13 Vol.537
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 古き良き昭和を舞台にした人気シリーズ最新作『ALWAYS 三丁目の夕日'64』の公開を記念して12日、都内にてスカイライティングイベントを行い、映画に出演する吉岡秀隆、薬師丸ひろ子、堀北真希、山崎貴監督が出席した。

 同作の舞台は東京オリンピックが行われた1964年。劇中では、その開会式で空に五輪マークが描かれた様子がCGで再現されており、このイベントでは"三丁目""3作目""3D"と、3がキーワードになっていることから、3機のプロペラ飛行機で空に"333"の文字を描くというスカイライティングを行った。ちなみに背景に映る東京タワーも333メートル。

 午前中のリハーサルでは1度も成功しなかったというが、本番では計4回いずれも成功。「私は晴れ女」という薬師丸の言葉通り、見事、青空に333の文字が浮かび上がった。キャスト、監督も壮大なパフォーマンスに大興奮の様子だった。

 映画の公開は21日から。

監督・岩井俊二「3.11の後、気がつけば友達が増えていた」

2012.01.10 Vol.537

 自身も宮城県仙台市出身の映画監督・岩井俊二が3.11後にメガホンを取ったドキュメンタリー『friends after 3.11(劇場版)』が、3月10日よりオーディトリウム渋谷にて上映される。

 岩井監督が、松田美由紀をナビゲーターに迎え、震災後に再会した人やツイッター等を通して新しく知り合った人たちと対話しながら、震災当時とその後、そして現在と未来について描いていく作品。脱原発宣言を掲げて話題となった城南信用金庫の理事長・吉田毅、京都大学原子炉実験所助教授の小出裕章など、さまざまな立場の「友人たち」が語る思いを岩井監督はどう見つめ、受けとめるのか。

【ウエブサイト】http://iwaiff.com/fa311/


映画『ALWAYS 三丁目の夕日’64』で疑似体験!?

2012.01.09 Vol.537

当時を知る人に聞いた「私が見た1964年・東京オリンピック」

■女性もどんどん社会に出ていこう、とワクワク

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堤真一演じる鈴木則文は、近所でもいち早くカラーテレビを購入! 三丁目の人々もオリンピックをカラーで見ようと鈴木家に集結

「東京オリンピックは単なるスポーツの祭典ではなかったんだと思う」と語ってくれたのは当時21歳だった齊藤リエ子さん。齊藤さんが最も胸を躍らせたのは、やはり女性アスリートの活躍だったという。「“東洋の魔女”の回転レシーブとか、夢中になってテレビで見ていましたよ。彼女たちの活躍に、女性ももっと発言していい、社会に進出していくんだって思えたんですよね。それと、オリンピックで国民がいろいろなことを知った気がします。テレビで選手村の食事を紹介していて“豚肉が食べられない宗教があるんだ”なんてことを知ったりね。カラーテレビが出てきたのもその頃でしたよね。それ以前は、白黒テレビの画面に被せるとなんとなくカラーに見えるという色つきのアクリル板みたいなものがあったけど(笑)。私は、オリンピックを機に日の丸を意識した気がする。そのころから世界に日本を誇れるようになったというか、世界とつながることができた気がするんですよ。何より、誰のためでもない、国民が一丸となってオリンピックで日の丸を掲げるんだって思いがあった気がします」

■東京の空に描かれた五輪のマークに感動

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堀北真希演じる六子と菊地のロマンスに重要な役割を担うことに。劇中では、森山未來演じる青年医師・菊地の愛車がトヨタ・パブリカ

 当時24歳だった筒井康博さんは、10月10日の開会式で、自衛隊のアクロバット飛行チーム・ブルーインパルスが、東京の空にスモークで描いた五輪のマークを見上げたことを今でもよく覚えている。「あれは感動しましたよね。当時出入りしていた青山の事務所のテレビで開会式を見ていて、実際に見えるぞというので外に出たんですよ。国立競技場がすぐそこだったんで、真下から見上げたんです。五輪の色もはっきり見えましたよ」。そのころ筒井さんは、グラフィックデザイナーとして活動していた。「ちょうど開会式の1週間ほど前、みゆき通りで個展を開いたんですけど、オリンピックを見に来た外国の人や“みゆき族”で賑わっていましたね。ファッションやデザインが大きく変わったのもそのころ。VANなんかができて“吊るし”でもいい服を買えるようになった。国産車が良くなったのも同じころですよ。日本版フォルクスワーゲンと言われたパブリカが人気ありましたよね。僕はルノーの中古車に乗ってましたけど…国産の新車は高いから(笑)。オリンピックが始まる前は賛否両論あったみたいだったけど、始まってしまったら日本中すごい盛り上がりでね。やはり、日本はオリンピックから大きく変わりましたよね」。

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映画『ALWAYS 三丁目の夕日'64』1月21日公開

三丁目の住民たちが3D映画となってスクリーンに返ってくる! 物語の舞台は前作のラストから約5年後の昭和39年、東京オリンピック開催の年。日本中がオリンピックに胸躍らせ未来への希望にあふれていた。三丁目の人々にも新たな未来が…。
2012年1月21日 「3D」 全国東宝系 (2D同時公開)東宝配給
http://www.always3.jp/
©2012 「ALWAYS 三丁目の夕日'64」製作委員会


『ALWAYS 三丁目の夕日’64』

2012.01.09 Vol.537

スクリーンによみがえる、昭和の夕日

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©2012 「ALWAYS 三丁目の夕日'64」製作委員会

 大ヒットシリーズ「ALWAYS 三丁目の夕日」がスクリーンに帰ってくる! しかも最新作は『アバター』と同じリアル3Dで撮影されており、これまで以上に臨場感たっぷりに、昭和体験を楽しめるはず。

 物語の舞台は前作のラストから約5年後の昭和39年。日本は戦後19年目にして復興を遂げ、高度経済成長の真っただ中にあった。本作でも、カラーテレビや新幹線の開通、そして東京オリンピックと、1964年に話題を集めたものや出来事が物語を彩っており、今回も“昭和の疑似体験”を楽しみにしているファンを喜ばせてくれる。売れない小説家・茶川や、自動車修理販売を営む鈴木一家の、人情味あふれる下町の日々は相変わらずだが、中には人生の転機を迎え巣立っていこうとする者たちも。彼らの巣立ちの物語も、今回の大きな感動ポイントとなりそうだ。タイムスリップしたかのような映像体験で楽しませてくれながらも、いつの時代にも通じる感動を届けてくれる作品だ。

STORY:昭和39年、東京オリンピック開催の年。戦後19年目にして見事な復興を遂げた日本は熱気にあふれていた。相変わらず人情味あふれる夕日町三丁目の住人たちの中にも、転機を迎える人もいて…。

監督:山崎貴 出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希他/2時間24分/東宝配給/1月21日よりTOHOシネマズ スカラ座他にて公開 2D/3D http://www.always3.jp/


’11−’12 正月映画Pick Up

2011.12.26 Vol.536

笑いあり、感動あり、ハッピーアリ! 年末年始も映画三昧

いろいろあった2011年。例年にも増して2012年は元気に明るく迎えたいもの。そんな年末年始にお勧めするのは、やはり日本を元気にしてくれる映画たち。現在大ヒット中の『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』や、ロボット格闘技を通して育まれる親子の絆を描いた感動作『リアル・スティール』、真珠湾攻撃を指揮した山本五十六の知られざる真実を描いた『聯合艦隊司令長官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実』など“本命”作品がめじろ押しだ。今年の年末年始は、主人公が困難に立ち向かう良作が多い。今年の記憶を胸に新たな年に向かおうとする日本人に、勇気と元気を与えてくれるはず。

困難に立ち向かう、それが主人公の証!
勇気をもらえる話題作、続々

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©2011 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.

『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』

前作から5年。全世界が待ち望んだ『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作。トム自身がドバイの超高層ビル“ブルジュ・ハリファ”で命がけのスタントを行うなど“不可能を可能に”した超絶アクションは必見!
監督:ブラッド・バード 出演:トム・クルーズ他/2時間10分/パラマウント ピクチャーズ ジャパン配給/TOHOシネマズ 日劇他にて公開中 http://www.mi-gp.jp/

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©DreamWorks II Distribution Co. LLC All Rights Reserved.

『リアル・スティール』

人間によるボクシングがすたれ、ロボット同士を戦わせる格闘技が世界を熱狂させている近未来を舞台に、試合を通して絆を取り戻していく父と息子の姿を描く感動大作。
監督:ショーン・レヴィ 出演:ヒュー・ジャックマン他/2時間7分/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給/丸の内ピカデリー他にて公開中 http://disney-studio.jp/movies/realsteel/

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©2007 Good Films Ltd

『善き人』

1930年代、ヒトラー独裁が進むドイツを舞台にした感動作。“善き人”でありたいと願う平凡な男が思いとうらはらにナチ党員に入党することとなる。過酷な状況で善を見つめようとする主人公の苦悩を描く。
監督:ヴィセンテ・アモリン 出演:ヴィゴ・モーテンセン他/1時間36分/ブロードメディア・スタジオ配給/1月1日より有楽町スバル座他にて公開 http://yokihito-movie.com/

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©2011「山本五十六」製作委員会

『聯合艦隊司令長官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実』

真珠湾攻撃から70年。軍人でありながら誰よりも戦争に反対した男・山本五十六と、彼が指揮を執った真珠湾攻撃の真実を壮大なスケールで描く超大作。主人公、山本五十六役の役所広司をはじめ日本映画界を代表する名優が集結。
監督:成島出 出演:役所広司、玉木宏、柄本明他/2時間20分/東映配給/丸の内TOEI他にて公開中 http://isoroku.jp/

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©2011『ワイルド7』製作委員会

『ワイルド7』

逮捕も裁判もなしに凶悪犯を処刑する権限を与えられた超法規的警察組織・通称“ワイルド7”が、巨大な組織に立ち向かうストーリーをスタイリッシュに描くアクション。メンバーを演じる役者は全員バイク免許保持者というこだわりに注目。
監督:羽住英一郎 出演:瑛太、椎名桔平他/1時間49分/ワーナー・ブラザース映画配給/丸の内ルーブル他にて公開中 http://wwws.warnerbros.co.jp/wild7/

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©2010 WELLMADE STARM AND POPCORN FILM ALL RIGHTS RESERVED.

『哀しき獣』

借金返済の代わりにある人物の暗殺指令を受けた男の壮絶な逃走劇をスリリングに描くサスペンスバイオレンス。ハ・ジョンウ×ナ・ホンジン監督という『チェイサー』タッグが放つ意欲作。ハリウッドも出資、リメイクを決めた話題の一本。
監督:ナ・ホンジン 出演:ハ・ジョンウ、キム・ユンソク他/2時間20分/クロックワークス配給/1月7日よりシネマート新宿他にて公開 http://www.kanashiki-kemono.com

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©Sigma Films Limited/Zentropa Entertainments5 ApS/Subotica Ltd/BBC 2010

『パーフェクト・センス』

嗅覚、味覚、聴覚、視覚、触覚の五感をひとつずつ喪失させていく感染症が広まる世界を舞台に、運命的に出会った男女の愛の行方を描く。サンダンス映画祭で上映され、瞬く間に絶賛評が広まった注目の1本。
監督:デヴィッド・マッケンジー 出演:ユアン・マクレガー他/1時間32分/プレシディオ配給/1月7日より新宿武蔵野館他にて公開 http://gacchi.jp/movies/perfectsense/

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©『ヒミズ』フィルムパートナーズ

『ヒミズ』

『行け!稲中卓球部』の古谷実がギャグを封印して描いた問題作を園子温監督が映画化。第68回ヴェネチア国際映画祭で主演の染谷将太、二階堂ふみが最優秀新人俳優賞をW受賞するという快挙を成し遂げた超話題作。
監督:園子温 出演:染谷将太、二階堂ふみ他/2時間9分/ギャガ配給/1月14日より新宿バルト9他にて公開 http://himizu.gaga.ne.jp/

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© Bunraku Productions, LLC (a subsidiary of Snoot Entertainment)

『BUNRAKU ブンラク』

アーティスト、GACKTのハリウッド初進出作。GACKTがスタントなしで挑んだ華麗な殺陣アクションに注目! 荒廃した世界を舞台に、残虐な組織に挑む“流れ者”と“侍”の活躍をスタイリッシュに描く。
監督:ガイ・モシェ 出演:ジョシュ・ハートネット、GACKT他/2時間5分/松竹株式会社 映像商品部提供/1月14日より新宿ピカデリー他にて2週間限定上映 http://bunraku-movie.jp/

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©2011 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

『フライトナイト 恐怖の夜』

ヴァンパイアホラーの伝説的映画を『ターミネーター4』のアントン・イェルチン、『マイアミ・バイス』のコリン・ファレルという人気俳優を起用して新たに描いた注目作。謎めいた男の正体がヴァンパイアだと気づいた高校生が恋人を守るため立ち向かう。
監督:クレイグ・ギレスピー 出演:アントン・イェルチン他/1時間46分/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給/1月7日より3D/2D全国公開 http://disney-studio.jp/movies/frightnight/

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©Filmfinance VI 2011-All Rights Reserved

『デビルズ・ダブル ある影武者の物語』

イラクの独裁者、サダム・フセインの息子・ウダイの影武者を務めた人物の実話をもとにした衝撃のトゥルーストーリー。“ブラック・プリンス”と呼ばれた男の狂気を目の当たりにし、決別しようとした影武者の運命とは。
監督:リー・タマホリ 出演:ドミニク・クーパー他/1時間49分/ギャガ配給/1月13日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他にて公開 http://devilsdouble.gaga.ne.jp/

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© 2011 CJ E&M CORPORATION & SK PLANET, ALL RIGHTS RESERVED

『マイウェイ 12,000キロの真実』

第二次世界大戦末期、米軍に捕らえられたドイツ軍捕虜から、日本、ソ連、ドイツと3つの軍服を着てノルマンディーにたどり着いた東洋人が発見されたという実話を、壮大なスケールで映画化した話題作。
監督:カン・ジェギュ 出演:オダギリジョー、チャン・ドンゴン他/2時間25分/CJ Entertainment Japan、東映配給/1月14日より丸の内TOEI他にて公開 http://myway-movie.com/


お正月シーズンに見るならコレ!
年末年始におススメセレクト

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©2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.

『ニューイヤーズ・イブ』

ハリウッド史上最高の超豪華キャスト&『プリティ・ウーマン』の監督が贈る、この時期イチオシの1本。年越しのカウントダウンまで数時間のニューヨークを舞台に、大切な人との絆を取り戻そうとする8組を描く。
監督:ゲイリー・マーシャル 出演:ロバート・デ・ニーロ他/2時間5分/ワーナー・ブラザース映画配給/丸の内ピカデリー他にて公開中 http://www.newyearseve.jp

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©2011 「源氏物語 千年の謎」製作委員会

『源氏物語 千年の謎』

生田斗真、中谷美紀ら豪華キャストで源氏物語の世界を映画化。時の権力者・藤原道長は、帝の心を娘・彰子に向けさせるため、紫式部に物語を描くよう命じる。狙い通り紫式部の「源氏物語」は帝の心をつかむが…。
監督:鶴橋康夫 出演:生田斗真、中谷美紀他/2時間15分/東宝配給/TOHOシネマズ 日劇他にて公開中 http://www.genji-nazo.jp

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©日活

『幕末太陽傳 デジタル修復版』

幕末、品川の色町を舞台にした人情話をモチーフに、昭和のオールキャストで映画化した名作をデジタル修復版で再上映。たくましく生きる庶民の姿と、当時の映画人たちの心意気を堪能できる作品。
監督:川島雄三 出演:フランキー堺他/1時間50分/日活配給/テアトル新宿他にて公開中 http://www.nikkatsu.com/bakumatsu/

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© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』

世界中で幅広い世代に愛される少年記者・タンタンが、冒険を繰り広げるベルギーの名作漫画「タンタンの冒険」が、迫力のCG映像で映画化! 巨匠スティーブン・スピルバーグとピーター・ジャクソンが作り上げた映像世界に大人も興奮!
監督:スティーブン・スピルバーグ 声の出演:ジェイミー・ベル他/1時間47分/東宝東和配給/TOHOシネマズ スカラ座他にて公開中 2D/3D http://tintin-movie.jp/

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© 2012 フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ

『ロボジー』

製作途中のロボットを失い窮地に陥った家電メーカーの窓際社員がロボットの外装に人間を入れてごまかそうするが、事態はとんでもない方向へ…。ヒットメイカー・矢口史靖監督の最新作。主演の五十嵐信次郎は73歳にして主役の座を射止めたシンデレラボーイ。
監督:矢口史靖 出演:五十嵐信次郎他/1時間51分/東宝配給/1月14日より全国東宝系にて公開 http://www.robo-g.jp/

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© 2010 ARC LIGHT FILMS ALL RIGHTS RESERVED.

『一万年愛してる』

人気俳優ヴィック・チョウ主演のラブストーリー。日本人女性・みかんは語学留学先の台湾で、だらしない台湾人男性・チーホンと出会う。しだいに引かれ合った2人は3カ月という期限付きで恋愛を楽しむことにするが…。
監督:北村豊晴 出演:ヴィック・チョウ他/1時間48分/AZIO配給/1月5~9日、オーディトリウム渋谷にて限定公開 http://www.azio.jp/loveyou10000years/


『聯合艦隊司令長官 山本五十六太平洋戦争70年目の真実』

2011.12.19 Vol.535

軍人でありながら誰よりも戦争に反対した男の真実

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©2011「山本五十六」製作委員会

 1941年12月8日の真珠湾攻撃は、山本五十六が命を賭して国を守るために考え抜いた、苦渋の作戦だった…。軍人でありながら誰よりも戦争に反対した男・山本五十六と、彼が指揮を執った真珠湾攻撃の真実を壮大なスケールで描く超大作が誕生。主人公、山本五十六役には日本映画界を代表する名優・役所広司。類まれなリーダーシップを備えた山本五十六を全霊で演じきる。五十六に引かれていくと同時に、戦争遂行へと国民を煽りたてるマスコミの姿勢に疑問を感じ始める新聞記者役に玉木宏。他、柄本明、柳葉敏郎、阿部寛ら日本を代表する豪華俳優陣が揃う。監督は『孤高のメス』『八日目の蝉』でも高い評価を得た成島出。

 日米の国力の差を熟知する実際的な国際感覚、開戦後の日本の姿を予見した先見性、人の命を守ることを優先させた信念の固さ。軍部とマスコミ、そしてそれらに煽られた世論が戦争へと突き進む一方で、戦争回避・早期停戦を目指した軍人・山本五十六。真珠湾攻撃から70年を迎えた今もまた、彼のようなリーダーシップが求められているのかもしれない。

STORY:昭和14年夏。2年前に勃発した支那事変が泥沼化しつつある中、日独伊三国軍事同盟を望む声が日本に渦巻いていた。対米戦を危惧した海軍次官・山本五十六は同盟に反対するが…。

監督:成島出 出演:役所広司、玉木宏、柄本明他/2時間20分/東映配給/12月23日(金)より丸の内TOEI他にて公開 http://isoroku.jp/


ヒュー・ジャックマン インタビュー 最新作で親子の絆

2011.12.12 Vol.534

燃えて、泣けて、元気になる"日本応援"ムービー!?『リアル・スティール』

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©KaoriSuzuki

大好きな日本への応援を込めてこの映画を贈ります!

『リアル・スティール』の舞台は、人間によるボクシングがすたれ、ロボット同士を戦わせる格闘技がメジャーとなった近未来。一見SFアクションと思われがちだが、核となるのは、あるロボットとの出会いを通して絆を取り戻していく父子の物語だ。「もともと脚本の中にもその2つの要素がしっかり描かれていたんだけど、父子の関係を描いたヒューマンなストーリーの部分が本当に素晴らしかったんだ」と、主人公・チャーリーを演じたヒュー・ジャックマン。

「実は息子と一緒にこの脚本を読んだんだけど、息子は普通の本のように脚本を気に入ってしまって10夜連続で読み聞かせをさせられたよ(笑)。それほど魅力的な脚本だったことに加え、レヴィ監督がその面白さをスクリーンで表現しきったことも大きいと思う。まあ、ウチの息子が気にいったのはロボットファイトの部分なんだろうけどね(笑)。ただ彼が最も共感したのは、マックスとATOMの関係性なんだ」

 他人同然だったチャーリーとマックスに父子の絆を芽生えさせたのは、マックスが見つけた旧式ロボット・ATOMだった。ATOMの素質に気付いたマックスはチャーリーを巻き込み大舞台に挑む。共通の目的に向かって親子の気持ちは1つになっていく。共通の趣味は大事だね、とヒュー。

「ウチは最近はスポーツで盛り上がるよ。僕はスポーツ大好き人間なんだけど、テレビで試合を見る時に半ば無理やり息子を付き合わせていたら、最近少しサッカーに興味を持ったみたいだ(笑)。あとはモンティ・パイソン。今朝も"フィッシュスラッピングダンス(生の魚で顔を叩きあうコント)"を一緒に見てから家を出てきたよ(笑)」

"ダメ親父"チャーリーが観客の心をつかむのは、ヒュー自身が素敵なお父さんだからなのかも。

「本作には、子供たちに伝えたいメッセージがたくさん詰まってるんだ。自分を信じて努力すればきっとよい結果を生むことができるんだということ、人間が力を合わせればできないことなんてないってこと。なによりATOMの存在だ。彼はピカピカのロボットではないけれど、その分"ハート"がある。大事なのは中身だってことを彼が教えてくれるんだ」

 実は本作に登場するロボットのうち、4体は実際に実物大で制作されている。

「初めてロボットを生で見た時、(マックス役の)ダコタと一緒だったんだけど、僕も子供に返ったように興奮したよ。実は、実物大のロボットを作ろうと提案したのはスピルバーグなんだ。完全にCGだけでも同じように良い映画になったと思うけれど、役者にとっては実際のものがあるほうが断然やりやすい。実際のロボットに向かって演技するのは、グリーンバックで棒の先につけたテニスボール(目線の目印としてよく使われる)をロボットだと思い込んで演技するのとは大違いだからね(笑)。とくにダコタはまだ当時10歳だったし、実物があったことはすごく良かったと思うよ」

 ロボットが欲しくならなかった?

「一応聞いてみたけど、もらえなかった(笑)。もし続編があったときにはぜひ1体欲しいね。玄関先に飾って、来る人を驚かせるんだ(笑)」

 そしてやはり気になるのがX-メンシリーズ最新作『ウルヴァリン』。

「現在は、順調に企画が進んでいるよ。来年の夏に、日本で撮影を行う予定になっていると思う。僕は日本が本当に好きだから、日本で映画を撮ることを今からすごく楽しみだよ。今回映画化される日本を舞台にしたエピソードは、原作の中でもカルト的人気を誇っているんだ。このエピソードでは侍の精神、日本的な心といったものが重要なテーマの1つになっているから、そういうこともしっかり描かれるんじゃないかな。僕はそういう日本のカルチャーも好きだし、もちろん日本の人々も大好きで、今年は特に震災があったからね、早く日本に行って、撮影を通して自分も何か応援できたらと考えてるんだ」

 思えば『リアル・スティール』は日本へのエールが詰まった映画といえる。

「まさに、そういう願いを込めて作った映画なんだ。希望と勇気、ポジティブなものをいっぱい込めてね。二度目のチャンス、再起が本作の重要なテーマの1つ。そんな意味でも、日本の観客の心に響く映画になっているんじゃないかと思うし、少しでも元気づけることができたら本当にうれしいよ」

 ところどころに日本のロボットアニメへのオマージュが見て取れるのも楽しいし、何より再起をかけて立ち上がるチャーリーの姿が、勇気を与えてくれる。今一番の応援ムービーなのかも。

(本紙・秋吉布由子)

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『リアル・スティール』

監督:ショーン・レヴィ 出演:ヒュー・ジャックマン、エヴァンジェリン・リリー、ダコタ・ゴヨ他/2時間7分/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給/丸の内ピカデリー他にて公開中 http://disney-studio.jp/movies/realsteel/
©DreamWorks II Distribution Co. LLC All Rights Reserved.


『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』

2011.12.12 Vol.534

不可能を可能にした、シリーズ最高傑作!!

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©2011 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.

 前作から5年。全世界が待ち望んだ『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作がついに公開! トムとJ・J・エイブラムス製作のもと『レミーのおいしいレストラン』のブラッド・バード監督が新たにメガホンをとる。すでにニュースでも話題となったが、トム自身があのドバイの超高層ビル“ブルジュ・ハリファ”で行った命がけのスタントをはじめ、本作も“不可能を可能に”する超絶アクションがめじろ押しだ。本作では、なんとイーサンと彼のチームはクレムリン爆破事件の容疑をかけられ、米国から存在そのものを抹消されてしまう。今回は、後ろ盾を失ったまま真犯人を突き止め、新たなテロを阻止しなければならないという今まで以上に限りなく不可能に近いミッションに挑まなければならないのだ。しかもイーサンの前に立ちはだかるのは、ドバイの超高層ビル、ブルジュ・ハリファの最新セキュリティー。地上828メートル、難攻不落のビルに特殊粘着グローブと命綱一本で侵入を試みるイーサンの運命は…。どんな不可能にも立ち向かうイーサンの姿に興奮、感動必至。

STORY:ロシアの中枢・クレムリンが何者かに爆破され、イーサンのチームに容疑がかけられる。国家としての関与を否定するためイーサンたちは存在すら抹消されてしまう。

監督:ブラッド・バード 出演:トム・クルーズ他/2時間10分予定/パラマウント ピクチャーズ ジャパン配給/12月16日(金)よりTOHOシネマズ 日劇他にて公開 http://www.mi-gp.jp/


Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 「みんなで見る夢は現実になる」

2011.12.09 Vol.533

 オノ・ヨーコの呼びかけで、ジョン・レノンの命日である12月8日に毎年行われている「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」が今年も日本武道館で開催された。オノ・ヨーコ、桑田佳祐、奥田民生、吉井和哉、斉藤和義ほか多くのアーティストたちが集結し、ジョンが残した名曲の数々を歌い上げた。
 
 オープニングからサプライズだった。ジョン・レノンが最新映像技術でバーチャル出演。奥田民生、吉井和哉、斉藤和義をバックバンドに、『ギミ・サム・トゥルース』を熱唱。会場のスクリーンには原発事故の対応を問いかける写真が映し出され、「真実をくれ」というジョンのメッセージがオーディエンスの心に迫ってきた。
 
 奥田民生、吉井和哉をはじめ、BONNIE PINKやLOVE PHYCHEDELICOといった常連組を筆頭に、出演者は魂を込めた演奏で観客を圧倒した。
 
 注目のスペシャルゲストの桑田佳祐は、スーツ姿で登場。自身が選曲したビートルズ・ナンバー7曲を披露した。
 
『ハッピー・クリスマス(戦争は終った)』『パワー・トゥ・ザ・ピープル』『イマジン』をみんなで歌ってフィナーレを迎えた。
 
 コンサートは、 世界の子どもたちに学校をプレゼントすることを目的に行われているもの。過去10回のコンサートで28か国107校の学校を建設。今年は、フィリピンに2校、カンボジア、ネパール、タイ、ベトナム、エクアドル、グアテマラ、ガーナ、セネガルに1校ずつ、 計9か国10校を支援する。当日販売されたチャリティ・グッズの売上金で、東日本大震災で両親を失ってしまった子どもたちも支援するという。
 

エボルタくんのチャレンジを支えた「充電式EVOLTA」

2011.12.05 Vol.533

WORLD CHALLENGE IV エボルタトライアスロン


1週間に及ぶ過酷なレースを支えたのは充電式エボルタ(単3形)3本とスタッフの情熱。総距離約230キロを充電しながら制覇したのだ

「We did it! (やったぜ!)」真っ青な空の下に大きな声が響いた。ハワイ時間2011年10月30日午前10時56分。166時間56分のタイムで、小さなロボット・エボルタくんが世界一過酷と言われる、ハワイの鉄人レースコース「アイアンマンィトライアスロンコース」を完走した。スイム、バイク、ランを合わせた総距離は約230キロメートル。「新・充電式EVOLTA」3本を背負ったエボルタくんは、充電やメンテナンス時間を除いて、昼夜を通してゴールを目指し、目標で制限時間だった168時間を1時間以上下回るタイムで、フィニッシュした。

 チャレンジの成功を支えたのは、3本の充電式電池「EVOLTA」。スイム、バイク、ランと約1週間にわたるチャレンジのなかで、置くだけで充電できる「チャージパッド」を使って何度も充電が行われ、エボルタくんをゴールに向かわせた。

 ハワイで泣かされたのは、バイクとラン。大磯ロングビーチでの前哨戦では、スイム時に湿気のために赤外線の誘導が不安定になる問題が発覚したが、スイムはおおむねスムーズに完泳。バイクでは当初から心配されていた強風にあおられて何度も転倒、風除けを立てて走るシーンもあった。ランでは、雨に降られたためにエボルタくんの調子が上がらないといったトラブルやアクシデントもあったが、パパことエボルタロボット開発者の高橋智隆氏を始めとしたチームが一丸となって、エボルタくんのチャレンジを見事成功へと導いた。

 エボルタくんの挑戦はさらに続く。

エボルタくん鉄人への軌跡
Road to The Ironman


■ハワイ時間10月23日12時スタート
晴れ上がった空に照りつける日差し。ハワイらしい気候のなか、大歓声に送られいざスタート!


■ハワイの荒波に立ち向かう
サーファーに愛されるハワイだけに大波がエボルタくんを襲う。が、力強いストロークで進む


■夕暮れとともにスイムゴール
海上で1回充電を行いスイム完泳。トランジションエリアを経て、いよいよバイクへ突入!


■路面・風に悩まされる
悪い路面、横風で転倒と、次々に問題が降りかかる。アップダウンは秘密兵器で楽々クリア


■雨ニモマケズ風ニモマケズ
4日間かけてバイクを終え、エボルタくんはついに最後のラン。今度は雨が行く手を阻む!


■10月30日午前10時56分ゴール!
沿道からの「エボルタ!」コールのなかゴール。制限時間168時間を大幅に下回っての完走!

エボルタトライアスロン
チャレンジダイジェストをYouTubeで配信中!

公式サイト(evolta.jp)にアクセスか、「エボルタトライアスロン」で検索!

 


「充電式EVOLTA」の最新ラインアップ。エボルタくん型の充電器も加わり、さらに強力なシリーズになった

さらにパワフル!「新・充電式EVOLTA」シリーズ

 エボルタくんのチャレンジと並行する形で、10月に発売された新しい『充電式EVOLTA』シリーズ。繰り返し使える回数は約1800回と、従来品に比べて約200回も増加し、より長持ちするようになった。また、電池のもちが悪くなるメモリー効果の心配がないため、残りを放電しなくても、つぎ足し充電も可能だ。単三形と単四形があり、「チャージパッド」など充電器のラインアップも豊富だ。

 

鋼鉄のロボットに託された、親子の絆『リアル・スティール』

2011.12.05 Vol.533

 人間によるボクシングがすたれ、ロボット同士を戦わせる格闘技が世界を熱狂させている近未来を舞台に、試合を通して絆を取り戻していく父と息子の姿を描く、この冬イチオシの感動大作。スティーブン・スピルバーグとロバート・ゼメキスという巨匠2人の製作のもと、『ナイトミュージアム』シリーズを大ヒットさせたショーン・レヴィ監督がメガホンをとった。かつては才能あふれるボクサーだったが今では落ちぶれたロボット格闘技のプロモーターとして暮らすチャーリー役に『X-メン』シリーズのヒュー・ジャックマン。息子・マックス役を演じた新星ダコタ・ゴヨは、本作の熱演で天才子役として一躍注目を集めている。2人を見守る女性・ベイリー役にドラマ「LOST」シリーズのエヴァンジェリン・リリー。CGと実写で登場するロボットのリアルな迫力に、一見SFアクションかと思われがちだが核となるのは親子の成長物語。スクラップ同然のロボットで試合に勝ち進んでいくうちに、絆を深めていく親子の姿が感動的。日本のロボットアニメへのオマージュが見て取れるのも楽しい一本だ。

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