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カイリが“大女”ナイアと再戦も雪辱ならず【WWE】

2020.04.21 Vol.Web Original

圧倒的な体格・パワー差を攻略しきれず

 WWE「ロウ」(日本時間4月21日配信、フロリダ州オーランド/WWEパフォーマンスセンター)でカブキ・ウォリアーズのカイリ・セインが先週敗戦した“大女”ナイア・ジャックスと再戦した。

 試合前、前回の試合との違いを質問されると、アスカが「クルクルパーか? カイリは準備万端だ!」とパートナーのカイリに代わり自信を見せた。

 試合でカイリは「カモン! 来いや」と気合を入れてナイアにスリーパーで襲い掛かると、パワーに勝るナイアもジャイアントスイングで応戦。バックステージではアスカが「カイリ! やったれ!」と応援する中、カイリはナイアの左足を集中攻撃すると裏拳やスライディングDを決めるなど試合を優位に進める。

 しかし、カイリがとどめのインセイン・エルボーを狙うと、ナイアが「そうはいかないよ」とサモアン・ドロップでカイリを沈めて3カウント。カイリは圧倒的な体格・パワー差を前に雪辱ならずナイアに2連敗を喫した。

戸澤、善戦もUS王者アンドラデに逆転負け【WWE】

2020.04.21 Vol.Web Original

最後はハンマーロックDDTに沈む

 WWE「ロウ」(日本時間4月21日配信、フロリダ州オーランド/WWEパフォーマンスセンター)で“スタミナモンスター”戸澤陽が先週、襲撃されたUS王者アンドラデ(withゼリーナ・ベガ)とノンタイトル戦で激突した。

 雪辱を狙う戸澤はスピンキックからランニング・ニーを決めて先制すると、ビッグブーツやエプロンから走り込んだセントーンでアンドラデに怒涛の攻撃を仕掛ける。アンドラデもセコンドのゼリーナが妨害した隙に反撃するも、戸澤の勢いは止まらない。戸澤はオクトパスホールドやだまし討ちジャブを決めると必殺のダイビング・セントーンを狙う。しかし、蘇生したアンドラデがコーナーで戸澤を捕まえると、最後は得意のハンマーロックDDTで沈めて3カウント。戸澤が終始攻撃を仕掛けて圧倒するも、アンドラデに逆転負けを喫した。

那須川天心を相手に裕樹が引退試合【6・14 RISE】

2020.04.20 Vol.Web Original

6月14日にぴあアリーナMMで「RISE WORLD SERIES 2020 SemiFinal Round」開催

 RISEが4月20日、会見を開き「RISE WORLD SERIES 2020 SemiFinal Round」(6月14日、神奈川・ぴあアリーナMM)の第1弾カードを発表した。

 RISEで3階級を制した裕樹(ANCHOR GYM)が引退試合で那須川天心(TARGET/Cygames)と対戦する。試合は59.5kg契約で3分3Rのスーパーファイトで行われる。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、公式YouTubeチャンネルで会見した伊藤隆代表は「那須川は基本的には57kg以上では試合はしないが、今回は“裕樹さんの引退試合なら”と快諾した」とスーパーフェザー級(-60kg)を主戦場とする裕樹に歩み寄った体重で試合をすることとなった。

 伊藤代表は裕樹について「10年以上彼の試合を見ている。頑固で不器用な男。何度も方向性に悩んで苦しい時期もあったが最後までぶれずにやっていただいた。RISEのファイターの中でも最も功労者だと思っている」としたうえで「最高の舞台と最高の舞台を用意させてもらった」と話した。

 その他のカードについては中止になった大阪大会(4月12日)に開催予定だった「RISE WORLD SERIES 2020 -63kgトーナメント」と「RISE ASIA SERIES 2020 -55kgトーナメント」の本戦とリザーブファイトをスライド。ワンマッチはタリソン・ゴメス・フェレイラ(ブラジル/Champions Factory)vs中村寛(BK GYM)がスライドし、“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)とスアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ/PKセンチャイムエタイジム)の参戦が発表された。

 なお大会が開催される「ぴあアリーナMM」はぴあが運営するアリーナで格闘技のイベントはRISEが初めてとなる。

 RISEでは新型コロナウイルスの影響でこれまで5大会が中止となっているのだが、この日、改めて「RISE WEST.13 & Amateur RISE Nova」(5月31日、アクロス福岡イベントホール)と「Amateur RISE Nova」(6月7日、大森・ゴールドジム)の中止を発表した。中止となった大阪大会については秋に開催することが検討されているもよう。

 また、この日は合わせて4月25日(土)から民放地上波のTBSで月1のレギュラー番組『RISE~立技格闘技 新時代~』(放送時間 25時28分~26時28分/関東ローカル)の放送が決まったことが発表された。

 TBSが格闘技を放送するのは10年ぶり。試合はもちろん、選手のパーソナルな部分にもスポットを当てた番組になっていくという。

「マネー・イン・ザ・バンク」のMITBラダー戦はWWE本社で開催【WWE】

2020.04.18 Vol.Web Original

ブライアンのMITBラダー戦出場が決定

 WWEは4月18日(日本時間)、PPV「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」のMITBラダー戦がWWE本社で行われることを発表した。

 MITBラダー戦は天井に吊された王座挑戦権の権利書入りブリーフケースをラダーに登って奪い合う闘い。今回はリングではなく、試合がWWE本社の地上階から始まりブリーフケースは屋上に吊るされる。

 この日の「スマックダウン」(フロリダ州オーランド/WWEパフォーマンスセンター)ではMITBラダー戦予選でダニエル・ブライアン(withドリュー・グラック)とセザーロ(with中邑真輔)が激突。試合終盤、ブライアンが必殺のイエスロックをセザーロに決めると中邑が介入を狙ったが、これをグラックが阻止して3カウント。ブライアンがセザーロを破ってMITBラダー戦出場を決めた。

 また、女子予選ではデイナ・ブルックがナオミを撃破し、すでに決定しているアスカやナイア・ジャックス、シェイナ・ベイズラーと共に女子MITBラダー戦出場を決めた。

 男子・女子MITBラダー戦が行われるPPV「マネー・イン・ザ・バンク」は日本時間5月11日にWWEネットワークで配信される。

「マネー・イン・ザ・バンク」でストローマンvsワイアットのユニバーサル王座戦が決定【WWE】

2020.04.18 Vol.Web Original

ストローマンが「モーメント・オブ・ブリス」にゲスト出演

 WWE「スマックダウン」(日本時間4月18日配信、フロリダ州オーランド/WWEパフォーマンスセンター)で新ユニバーサル王者のブラウン・ストローマンがアレクサ・ブリス&ニッキー・クロスによるトークショー「モーメント・オブ・ブリス」にゲスト出演した。

 PPV「マネー・イン・ザ・バンク」でのブレイ・ワイアットとの王座戦が発表されたストローマンは「確かに俺はワイアットファミリーだった。しかし、過去は過去。ワイアットは俺の拳を食らうことになる」とかつての仲間を挑発した。

後藤丈治が怒涛の5連勝。工藤諒司は椿に完勝【Road to ONE】

2020.04.18 Vol.Web Original

修斗元環太平洋王者・祖根に一本勝ち

 Road to ONE実行委員会が主催する「Road to ONE:2nd」が4月17日、開催された。今大会は新型コロナウイルスの感染拡大の防止から無観客で開催された。

 修斗元環太平洋バンタム級王者の祖根寿麻(ZOOMER)とパンクラスを主戦場とする後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A)が第4試合で対戦した。

 祖根は現在4連敗中、後藤は現在4連勝中と好対照の2人。しかしキャリア的には元修斗環太平洋王者の祖根が実績で大きく上回る。

 試合は1R序盤からともにアグレッシブに攻め込んでいく。

 後藤が左ハイを放つが祖根はガード。祖根が右フック、右インローと放つと後藤は左ハイで反撃。

 離れて後藤が再度、左ハイを放つが祖根がかわす。ここに後藤が突っ込んだところで祖根の頭が後藤の左顔面に当たるアクシデント。ダウンした後藤に祖根がパウンドを落としかけたところでレフェリーがバッティングのジャッジで試合を中断する。

青木真也vs世羅智茂はドロー。青木は試合後、魂のメッセージ【Road to ONE】

2020.04.18 Vol.Web Original

新型コロナの影響で無観客で開催

 Road to ONE実行委員会が主催する「Road to ONE:2nd」が4月17日、開催された。今大会は新型コロナウイルスの感染拡大の防止から無観客で開催された。

 メインでは元ONE世界ライト級王者の青木真也(EVOLVE MMA)と2017年IBJJFアジア選手権黒帯フェザー級準優勝の柔術家・世羅智茂(CARPE DIEM)がグラップリングマッチで対戦した。試合は10分1R、タイムアップの場合は判定はなくドローとなるルールで行われた。

 試合は世羅がいきなりシッティングでグラウンドに誘う。青木はハーフガードの状態からガードに入るとそのままケージに押し込んでいく。ケージでの戦いに不慣れな世羅は青木との間にスペースが作れずやや苦しい展開。しかしクローズドガードでしのいでいく。

 青木は手首を握ってコントロールしようとすると世羅は横に動く。そして世羅はクローズガードから4の字ロックに移行。青木は中腰になり、クローズドガードを外しに行くが世羅はがっちり。

青木真也が魂のメッセージ「生きるっていうのは家の中にいることじゃねえ。目の前にあることと戦うことだ」

2020.04.17 Vol.Web Original

「Road to ONE:2nd」のメインで柔術家・世羅智茂と対戦

 元ONE世界ライト級王者の青木真也(EVOLVE MMA)が4月17日、Road to ONE実行委員会が主催する「Road to ONE:2nd」に出場し、メインで2017年IBJJFアジア選手権黒帯フェザー級準優勝の柔術家・世羅智茂(CARPE DIEM)と対戦した。

 試合は10分1Rのグラップリングマッチでタイムアップの場合は判定はなくドローとなるルール。ともに秀でたグラウンドテクニックを持つ両者には10分という時間は短くあっという間にタイムアップ。ドローとなった。

 今大会は新型コロナウイルスの感染拡大の防止から無観客で開催されたのだが、青木は試合後、マイクを握ると「俺はいつ死んだっていいんだ。いつ辞めたっていいんだ、格闘技。死にたくねえ、負けたくねえんだったら、ずっと家に居ろ。テレビの前に座っているお前ら、よく聞け! 死にたくねえ、負けたくねえんだったら試合しなきゃいいし、家にずっと居りゃいいんだ。“ステイホーム”ってずっと書き込んでろ! 分かるか? でもな、生きるってそういうことじゃねえんだ。生きるってそういうことじゃねえだろ。日々嫌なことと戦って、クソみたいな世の中、生きていくんだ。生きるってそういうことじゃねえのか? 生きるっていうのは家の中に居ることじゃねえ。目の前にあることと戦うことだ。お前ら、よく覚えておけ! そしてこのイベントを作ったキ○ガイどもによく言っておく。ありがとう、楽しかった。一言だけ。ありがとう。それだけです」と絶叫。新型コロナウイルスの影響で自粛ムードが漂う中、強烈なメッセージを放った。

クルーザー級王座奪還目指す戸澤がトーナメント初戦制す【WWE NXT】

2020.04.17 Vol.Web Original

トーナメント初戦でスコットと対戦

 WWE「NXT」(日本時間4月17日に配信)で“スタミナモンスター”こと元クルーザー級王者の戸澤陽が暫定NXTクルーザー級王座トーナメント初戦でアイザイア・スコットと激突した。

 戸澤はチョップの応酬から騙し討ちジャブやビッグブーツを放って攻め込むと、スコットもエプロンの戸澤にハリケーンラナを決めて反撃。さらに戸澤がオクトパスホールドからドラゴンスリーパーで絞め上げるが、脱出したスコットは必殺のハウス・コールを決めるも、これはカウント2まで。

ベイラーがインペリアムのアイクナーを返り討ち。ドリームとも因縁勃発【WWE NXT】

2020.04.17 Vol.Web Original

バーセルの介入に苦戦も最後は完璧3カウント

 WWE「NXT」(日本時間4月17日に配信)でフィン・ベイラーがファビアン・アイクナー(withマーセル・バーセル)と対戦した。

 アイクナーはNXT UK王者ウォルター率いるインペリアムのメンバーで日本時間2月28日に配信された「NXT」でバーセルとともにベイラーを襲撃KOし、2人の間には遺恨が発生していた。

 ベイラーがドロップキックやファイナル・カットを決めて試合をコントロールすると、アイクナーはセコンドのバーセルが介入した隙にバックブリーカーを決めるなど反撃。

若手時代の武尊の試合にドキドキしてみる【今日のおうち時間】

2020.04.16 Vol.Web Original

2013年8月の「Krush.26」をプレイバック

 K-1ジャパングループによるK-1メディアでは現在、過去の試合映像を配信中で、4月13日には2013年1月26日に開催された「Krush.26」が配信された。

 同大会では現在、K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊が「Krush -58kg級初代王座決定トーナメント」の1回戦で八神剣太と対戦した( https://www.k-1.media/video/1285/ )。

 武尊はこれがプロ10戦目。「Krushの第1試合といえば武尊」などといわれた時代から徐々にポジションを上げ、この日は第7試合に登場。Krushの中核を担う存在になりつつある、まさにスターへの階段を一気に駆け上がらんとする時期だった。

 試合は1R2分21秒で鮮やかなKO勝ち。とはいえ、試合では八神のローキックにてこずる場面もあり、まさに成長途上の武尊を感じることができる懐かしい映像となっている。試合後のマイクも初々しさが残り、このへんも必見だ。

 またこのトーナメントにはKrush2戦目の皇治も参戦。武尊のひとつ前の第6試合で神戸翔太と対戦している。勝ち上がることはできなかったが、2018年12月のK-1大阪大会のメインで対決する武尊と皇治が思わぬニアミス。もしこのトーナメントで2人の対戦が実現していたら、その後のK-1はどう動いていたのか…。

 また同大会のメインはKrush -70kg級王者の城戸康裕が初防衛戦(vs守屋拓郎 https://www.k-1.media/video/3007/ )。セミファイナルには佐藤嘉洋が登場(vs 健太 https://www.k-1.media/video/3006/ )と今から思うとなかなか趣深い対戦カードが並んでいる。

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