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「今年は女子」のインフィニティリーグ開幕。杉本恵が原田よきに判定勝ち【3・24 修斗】

2019.03.25 Vol.Web Original

最後は肩固めも一本は取り切れず
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第2戦 Supported by ONE Championship」(3月24日、東京・ニューピアホール)で「インフィニティリーグ2019」が開幕した。

 今年のインフィニティリーグは女子の50kgで開催され、この日は原田よき(赤崎道場A-spirit)と杉本恵(AACC)が対戦した。

 レスリングで全日本選手権3位、インカレ準優勝という実績を誇る杉本が1Rから得意のタックルで有利なポジションを作っていく。原田もテイクダウンを許しながらも杉本をガードに入れると下から腕十字を狙うなど持ち味を生かした試合を展開する。2Rも杉本がタックルからテイクダウンに成功すると、原田は1R同様、下からの腕十字。これをリフトしマットにたたきつけ脱出した杉本は再度、上のポジションをキープするとマウントに移行すると肩固め。ケージ際ということもあり極め切ることはできなかったがジャッジ2人が20-18をつけるなど3-0の判定で杉本がデビュー戦を飾った。この日の勝利で杉本は勝ち点3を獲得した。

バンタム級注目の一戦で安藤達也が平川智也に一本勝ち【3・24 修斗】

2019.03.25 Vol.Web Original

最後はスリーパーホールドががっちり
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第2戦 Supported by ONE Championship」(3月24日、東京・ニューピアホール)のメーンで行われたバンタム級注目の平川智也vs安藤達也の一戦は2R4分55秒、スリーパーホールドで安藤が一本勝ちを収めた。

 安藤は序盤、平川の強烈なローキックに苦戦する場面も見られたが、自らも打撃で応戦。そしてパンチのフェイントからのタックルに活路を見出すと、徐々にペースは安藤のものに。

 平川のローからのパンチを被弾し、ヒヤリとさせられる場面もあったものの、最後はタックルからテイクダウンに成功すると、上のポジションから強烈なヒジを落とし、嫌がり背を向けた平川のバックを奪う。バックマウントに移行するとパウンドから腕を首元に滑り込ませ、ガッチリとスリーパーホールドにとらえる。体を裏返しなおも絞めあげたところで平川がたまらずタップした。

約1年半ぶり参戦の中村優作がいつもの笑顔で計量パス【3・24 修斗】

2019.03.23 Vol.Web Original

「恩返ししたい」と漢気参戦
 プロフェッショナル修斗「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第2戦 Supported by ONE Championship」(3月24日、東京・ニューピアホール)の前日計量が3月23日、東京都内で開催された。

 セミファイナルで約1年半ぶりの修斗参戦を果たすWSOF-GC世界フライ級王者の中村優作は無事計量をパス。フォトセッションでもいつもの笑顔を見せ、好調な仕上がりを感じさせた。

 対戦相手のロドニー・モンダラはハワイの「X-1 WORLD EVENTS」のバンタム級王者。今年1月には修斗の元環太平洋ライト級王者・土屋大喜を相手に防衛戦を行い、KOで防衛に成功している強豪だ。

 中村は今回の修斗参戦については「(サステインの)坂本さんにはWSOF-GCの参戦でもお世話になった。それで2年前にも修斗に出させていただいたが、去年はRIZINへの参戦が決まって修斗に出られなかった。僕にできることはそんな大したことはないかもしれないけど、少しでも坂本さんと修斗に恩返しをしたいと思って今回参戦させていただいた」と話した。今後についても「オファーしていただけるなら続けて参戦したいと思っている」とのこと。

 修斗で勝ち続ければONE Championshipへの参戦も見えてくるのだが、中村は今回の参戦が「恩返し」の意味合いが強いこともあり「そこはまだ考えていない」とした。そして「正直なところ、去年、RIZINでマネル・ケイプに負けているので、もう一度あそこの舞台に立って勝ちたいという気持ちもある。なので、まずこの一戦を大事に戦っていきたい」などと話した。

 修斗へ継続参戦となればタイトル戦線に絡んでくる実力者なだけに、今回のモンダラ戦は注目度の高い一戦となりそうだ。

修斗世界バンタム級王者・佐藤将光のONE参戦決定

2019.03.20 Vol.Web Original

「チャンピオンでありながら他団体にも挑戦できることに感謝している」
 修斗世界バンタム級王者の佐藤将光が修斗とパートナーシップ契約を結ぶONE Championshipと契約したことが明らかとなった。

 この日、佐藤は会見に臨み「僕自身興味があった団体。ずっと出たいと思っていた。今回、修斗と提携し、契約することとなった。ONEにも修斗にもどちらにも出られるような、チャンピオンでありながら他団体にも挑戦できることに感謝している」と話した。そして「修斗と提携したことでチャンピオンのまま行けるということが一番うれしい。返上していく必要もないし、向こうで活躍してこちらでも試合ができるのがうれしい。後は単純に挑戦することにワクワクしている。それに修斗のチャンピオンになればONEと契約できるということで修斗に出たいという選手がどんどん出てくると思う。修斗のバンタム級は今でも強い選手が集まっているがもっと活性化していくんじゃないかという期待感でワクワクしている」などと続けた。

 サステインの坂本一弘代表は「猿田選手に続き、佐藤選手にも頑張ってきてほしい。修斗の強さをONEで発揮してほしい。行ってくる限りは“勝って帰ってこい”と送り出したい」などと話した。

今年は女子で開催。インフィニティリーグの概要を発表【修斗】

2019.03.20 Vol.Web Original

インフィニティリーグのベルトを新調
 プロフェッショナル修斗が3月20日、都内で会見を開き、先に発表された今年のインフィニティリーグについて改めて概要を発表した。

 今年は「Women’s SHOOTO Under 50kg インフィニティリーグ2019」として女子選手での開催となる。

 今回は選手が出やすいように修斗にはない50kgというカテゴリーでの開催となったこと。修斗には女子のベルトがないので新しくインフィニティリーグのベルトを作ったこと。そしてこのベルトは防衛の義務はなく、今回の優勝者に渡されるといったことが発表された。

 先日、原田よき(赤崎道場 A-spirit)、杉本恵(AACC)の参戦が発表されていたが、この日、廣瀬里美(パラエストラ松戸)と北野きゅう(高田馬場道場)の参戦が発表された。もう1名は追って発表される。

 この日の会見には出場選手の中から杉本恵と廣瀬里美の2人が登壇した。

 杉本は「ベルトを賭けた素晴らしいチャンスをいただいたので、ひとつひとつ勝って、このカッコいいベルトを巻いて、私の子供たちにカッコいい姿を見せられるように頑張りたい」

 廣瀬は「選んでいただいて光栄。私も子供がいてシングルマザー。修斗は4年やっています。うちはチャンピオンもいる、強い選手ばかりのジム。自分も強くないといけないので、この1年間成長して、ジムの選手に恩返しできるような選手になって、優勝したい」などと意気込みを語った。

扇久保vs清水、松本vs小谷の2大世界戦を発表【5・6 修斗】

2019.03.20 Vol.Web Original

清水の「2RでKO」に扇久保は「1Rで決める。当たっても効かない」
 修斗のプロ化30周年を記念して行われる「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会」(5月6日、東京・後楽園ホール)の決定対戦カード発表会見が3月20日、東京都内で開催された。

 王者・扇久保博正に清水清隆が挑戦する世界フライ級チャンピオンシップ、王者・松本光史に小谷直之が挑戦する世界ライト級チャンピオンシップの2つのタイトル戦が発表された。

 会見には4選手が登壇した。

 今回が2度目の防衛戦となる扇久保は「修斗の30周年という素晴らしい機会に清水選手とタイトルマッチができることをうれしく思う。毎回そうだが、修斗のタイトルマッチは自分の中では人生の中で一番大事な日になると思っているので、すべてをかけて清水選手と戦って勝ちたい」

 清水は「前回、前田吉朗との試合があって、自分の中ではそれが一番、心の中ではしんどい試合だったので、タイトルマッチは2RでKOします。チャンピオン同様、自分も全身全霊をかけて戦って勝って、ベルトを頂きます」などとそれぞれ話した。

 この清水の2RKO宣言に対し扇久保は「1Rで決めます。多分、当たっても効かないと思う」と応じた。その一方で「一時期、大きな連敗をしていた時期があって、そこから這い上がってきた。そういう選手は底力があって強いと思っている。素晴らしい選手だと思う」とも語った。

 清水は修斗参戦後、タイトル戦にたどり着くまで時間がかかったのだが、清水自身「僕は外様でアマ修斗出身でもない。ここで勝ったら…という試合も結構落としている。今、35歳になって円熟味を増してきたこのタイミングで、最高の相手とタイトルマッチを組んでもらって全てに感謝です」などと話した。

 現在、修斗とONE Championshipが提携関係にあり、世界王者は自動的にONEの契約選手になることができるのだが、これについては扇久保は「今は清水選手を倒すことしか考えていない。その後のことは何も考えていない」と語るにとどめた。一方、清水は「勝ったらどうなるかというストーリーは自分の中でできている」と対照的な2人だった。

ローマン・レインズがWWE日本公演「WWE Live Tokyo」参戦へ

2019.03.20 Vol.Web Original

白血病を克服。2月に復帰果たす
 WWEは日本公演「WWE Live Tokyo」(6月28、29日、東京・両国国技館)にローマン・レインズが参戦することを発表した。

 レインズは昨年10月に白血病であることを公表し闘病に入ったが、今年2月にロウに登場し回復したことを報告。劇的な復帰を果たした。3月の「ファストレーン」ではザ・シールドとして復帰戦も行い勝利を収めている。

 今回の日本公演にはこれまでブラウン・ストローマン、セス・ロリンズ、IC王者のフィン・ベイラー、ボビー・ラシュリー、ドリュー・マッキンタイア、アライアス、ボビー・ルード、チャド・ゲーブル、アレクサ・ブリス、WWE女子タッグ王者のサーシャ・バンクス&ベイリー、ナイア・ジャックス、ナタリア、そしてスマックダウン女子王者のアスカの来日が予定されていることが発表されている。

戸澤がセコンドの介入でケネリスに惜敗【3・19 WWE】

2019.03.20 Vol.Web Original

最後はケネリスのローリングカッターで3カウント
 WWEのクルーザー級を舞台とした「205 Live」(3月19日)で戸澤陽がマイク・ケネリス(with マリア・ケネリス)と対戦した。

 戸澤がサッカーボールキックからセントーンを叩き込むと、ケネリスもカウンターのスーパーキックからスーパープレックスを繰り出すなど互角の攻防を展開。しかし、戸澤がシャイニングウィザードからミサイルキックやオクトパスホールドを決めて勢いづき、さらに風車蹴りでケネリスを仕留めるチャンスを迎えると、ここでセコンドのマリアが介入。

 これで攻撃の手がワンテンポ遅れた戸澤。ダイビング・セントーンを繰り出すもヒザで迎撃され、最後はケネリスのローリングカッターを食らって3カウント。主導権を握っていた戸澤だったが、ケネリスに惜敗した。

 また、同日の205 Liveではクルーザー級王者バディ・マーフィーへの挑戦権をかけたトーナメント決勝戦が行われ、セドリック・アレクサンダーとトニー・ニースが激突。ニースがランニング・ニースでアレクサンダーを沈めてレッスルマニアでの王座挑戦権を獲得した。

「レッスルマニア35」は4月7日、ニュージャージー州イーストラザフォードのメットライフ・スタジアムで開催される。

オーエンズに煽られベッキーとシャーロットが殴り合い【3・19 WWE】

2019.03.20 Vol.Web Original

止めに入るレフェリーや警備員にも暴行
 WWE「スマックダウン」(現地時間3月19日、インディアナ州インディアナポリス/バンカーズ・ライフ・フィールドハウス)で行われたケビン・オーエンズのKO SHOWにベッキー・リンチとシャーロット・フレアーがゲスト出演した。

 2人は「レッスルマニア35」(4月7日、ニュージャージー州イーストラザフォード/メットライフ・スタジアム)でロンダ・ラウジーとトリプルスレット形式でロウ女子王座戦を行う。

 オーエンズは王者ロンダの発言を引用し,さらに「これはKO SHOWだ! 意気込みを語ってもらおう」と抗争中の2人を煽る。すると立ち上がった2人はリング中央で対峙。「ベッキーをぶっ倒す」と意気込むシャーロットにベッキーの返事は顔面パンチ。これでブチ切れた2人はそのまま殴り合いの乱闘に発展。止めに入るレフェリーや警備員にも暴行を加えてKO SHOWは大荒れとなった。

ビンスがまたも強権発動。キングストンの11年越しの夢は幻に【3・19 WWE】

2019.03.20 Vol.Web Original

ガントレット戦は勝ち抜いたものの…
 WWE「スマックダウン」(現地時間3月19日、インディアナ州インディアナポリス/バンカーズ・ライフ・フィールドハウス)でコフィ・キングストンがレッスルマニアでのWWE王座挑戦権をかけて運命のガントレット戦に挑戦した。

 キングストンは苦戦しながらも1人目のシェイマスをトラブル・イン・パラダイス、2人目のセザーロをSOSで沈めると、3人目のローワンからはパイプ椅子攻撃を食らって反則裁定を勝ち取った。しかしこの対戦でベアハグやアイアンクロー・スラムを食らって大きなダメージを負ってしまう。さらにキングストンは4人目のサモア・ジョー、5人目のランディ・オートンにも防戦一方となるが、フラフラになりながらも丸め込みの3カウントを奪い、奇跡的に5人に勝ち抜いた。

 大喜びのキングストンとニュー・デイメンバーだったが、ここでビンス・マクマホン会長が現れると状況が一変する。

 ビンス会長は「おめでとう! しかし、レッスルマニア行きにはもう1人倒さないといけないぞ」とまたしても強権を発動すると、WWE王者のダニエル・ブライアンが登場。満身創痍のキングストンは最後の力を振り絞るも、最後はブライアンのランニング・ニーに沈んで3カウント。レッスルマニアでの王座戦というキングストンの11年越しの夢は幻となった。

ロンダ大荒れ!夫婦で警備員を殴り倒す【3・18 WWE】

2019.03.19 Vol.Web Original

試合は圧勝も…
 WWE「ロウ」(米国現地時間3月18日、イリノイ州シカゴ/オールステート・アリーナ)でロウ女子王者ロンダ・ラウジーがデイナ・ブルックを相手に防衛戦に臨んだ。

 ロンダは大番狂わせを狙うデイナに序盤から容赦のない攻撃を浴びせる。前蹴りをつかまれて平手打ちを食らったロンダだったが、そのまま飛びヒザ蹴りでデイナをダウンさせると、その勢いでヒザの連打を繰り出し、最後はアームバーで秒殺のタップ勝ちを収めた。

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