スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
スポーツカテゴリーの記事一覧
藤野恵実「浜崎選手とは互いに一歩も引かない戦いになる」と激戦を覚悟【RIZIN.30】
「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する藤野恵実(トライフォース赤坂)が8月31日、都内の所属ジムで公開練習を行った。
藤野はRIZIN初参戦で女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加(AACC)と対戦する。
この日は2分間のミット打ちの後に合同インタビューを行った。
藤野はPANCRASEの女子ストロー級(−52.2kg)王者で通常は浜崎より上の階級で戦っているのだが、今回はスーパーアトム級の−49gに落としての試合となる。また2人は9年前に一度対戦し、浜崎が勝利。その後はともに練習する仲となっている。
しかし今回の対戦については「日本で今、この階級で一番強いのは浜崎選手だと思っている。そんな選手と試合ができる機会は、お互いにそんなに長く格闘技ができるわけではないので、最後のチャンスかなと思って、即答した。戦っている場所も階級も違うので試合をするとはもともと思っていなかったが、今回、海外の選手が来られないとか私が階級を下げるとかいろいろな条件が重なったので、このチャンスは逃がしちゃいけないなと思った」などとオファーを受けた時の心境を振り返った。
堀江圭功がフェザー級に階級アップの佐々木憂流迦に「バンタムに落とせるのでは? フェザー級は甘くない」【RIZIN.30】
「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する堀江圭功(ALLIANCE)が8月31日、都内で公開練習を行った。
堀江は佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)とフェザー級のスペシャルワンマッチで対戦する。
この日は2分間のミット打ちの後に合同インタビューを行った。
対戦する佐々木は元FCファイターで、RIZINでは元バンタム級王者のマネル・ケイプに勝利を収めるなど“バンタム級四天王”の一角として活躍するも、2019年10月に朝倉海に敗れ、その際にアゴを骨折。長期休養となったが、昨年大晦日の瀧澤謙太戦で勝利を収め復活。今回はフェザー級に階級を上げての初戦となる。
RIZIN参戦中のサトシとクレベルがTDT代表の逮捕報道を受けスポンサー料と同額を日本赤十字社静岡支部に寄付
「RIZIN」に参戦中のホベルト・サトシ・ソウザ、クレベル・コイケ(ともにチーム・ボンサイ柔術)がTHE DICE TEAM(TDT)より受け取ったスポンサー料と同額の金額を日本赤十字社静岡支部に寄付したことが8月31日、両選手の窓口となっている「REAL FIGHT CHAMPIONSHIP」の山田重孝代表から発表された。
TDTについては「OZ(オズ)プロジェクト」と呼ばれる架空の暗号資産(仮想通貨)事業をめぐる投資詐欺事件で代表の橋谷田拓也容疑者が7月12日に詐欺容疑で、同30日にも同容疑で再逮捕されている。今回の発表はこの橋谷田容疑者の逮捕の報道を受けてのもの。
リリースによると、スポンサー料の原資となった金銭が架空投資詐欺の被害者からTDTが集めたものであれば、それを知らなかったものの、そのような金銭を受け取ることは両選手の意志、格闘競技・柔術精神に反するものと判断したとし、チーム・ボンサイ柔術のトップであるマルコス・ヨシオ・ソウザ、サトシ、クレベルの3人が法律の専門家に相談したうえで協議。社会貢献につながることにしたいということで、近年問題になっている気候変動による自然災害などの被害での活動資金として、日本赤十字社静岡支部にスポンサー料として受領した金銭と同額を寄付したという。
また、リリースでは両選手は今後、TDTのロゴは一切使用しないこと、そしてTHE DICE TEAM及びOZ(オズ)プロジェクトの業務全般ならびに「仮想通貨詐欺」については「関わりが無い事を、ここにお約束致します」とも報告している。
朝倉海がボンサイ柔術の寝技について「脅威には感じていない」と対戦相手のヤマニハをばっさり【RIZIN.30】
朝倉と昇侍が揃って公開練習
「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する朝倉海(トライフォース赤坂)と昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)が8月31日、揃って公開練習を行った。
2人は昨年9月に対戦し、朝倉が1RでTKO勝ちを収めている。現在では週2~3回、トライフォース赤坂でともに練習する仲となっている。
この日は2人で2分間のマススパーリングを行い、その後に揃って合同インタビューに応じた。
現在の関係について昇侍が「日本の総合格闘技を代表するトップファイターの朝倉海選手と一緒にいることで、彼の考え方やメンタルの強さ、トップでいるからこその苦労やプレッシャーの強さ、試合で結果が出なくてもすぐに立ち上がって前を向いて突き進んでいる姿などを見て、自分ぐらいが負けて落ち込んだりしていられないなと。表に出るといろいろな批判の声もたくさん出てくるが、そういったものも何ら気にせず前を向いて、とにかく自分の目標に向かって突き進んでいく姿を間近で見て自分は奮い立たされているというか、彼についていくようなつもりで、肉体は年齢とともに衰えていくものだが、精神力の部分で勉強させていただいている」と年齢では10歳下ではあるが朝倉の普段からの姿勢に刺激を受けている様子。朝倉も昇侍については「格闘技の技術もそうだが、普段からお兄さんみたいな感じで、いろいろ楽しませてもらっているというか、よき相談相手のような関係。試合に向けてのコンディション作りなどで助けられています」と大きな信頼を寄せているよう。
RKブロが2冠狙うラシュリー&MVPを撃破してタッグ王座防衛に成功【WWE】
WWE「ロウ」(日本時間8月31日配信、オクラホマ州オクラホマシティ/ペイコム・センター)でロウタッグ王者RKブロ(ランディ・オートン&リドル)がWWE王者ボビー・ラシュリー&MVPとタッグ王座戦で対戦し、リドルがフローティングブロでMVPを沈めて王座防衛に成功した。
ラシュリー&MVPがロウオープニングに姿を現すとMVPが「ビジネス的にはラシュリーが2冠王者になるほうがいい」とオープンチャレンジを宣言したUS王者ダミアン・プリーストを挑発。するとそこへ現れたRKブロのオートンが「ラシュリーは欲張り野郎だ」と侮辱。この発言にイラついたラシュリーが「もう一つはUS王座じゃなくてもいい。タッグ王座を奪取しよう」と標的を変えるとリドルがラシュリー&MVPを名指ししたオープンチャレンジを宣言して両チームのロウタッグ王座戦が決定した。
ゴールドバーグが息子を襲った王者ボビー・ラシュリーに報復を宣言【WWE】
WWE「ロウ」(日本時間8月31日配信、オクラホマ州オクラホマシティ/ペイコム・センター)で“超人類”ゴールドバーグがPPV「サマースラム」で息子ゲイジを襲ったWWE王者ボビー・ラシュリーに報復を宣言した。
インタビューを受けたゴールドバーグは「足にダメージを負ったが、それよりもサマースラムでラシュリーの野郎が息子にしたことは許せない。息子ゲイジは肩と首を痛めてしまった」とハートロックを息子ゲイジに決めたラシュリーを非難すると、続けて「だから俺の狙いは変わったぞ。WWE王座じゃなく、ラシュリーの魂を奪いにいく」と息子の報復を宣言してその場を後にした。
戸澤陽が“子犬”の着ぐるみ姿で王者レジーを襲撃も24/7王座奪取ならず【WWE】
WWE「ロウ」(日本時間8月31日配信、オクラホマ州オクラホマシティ/ペイコム・センター)で戸澤陽が“子犬”の着ぐるみ姿でRトゥルースと共に24/7王座奪取を狙うも、王者レジーにかわされて失敗に終わった。
王者レジーが公園を歩いているとそこへ“子犬”に扮した戸澤とかつらを付けたRトゥルースがレフェリーを従えて現れた。“子犬”戸澤が襲い掛かるも異変に気付いたレジーはRトゥルースが放ったフリスビーを戸澤に投げつけて逃走。戸澤&Rトゥルースは遊具を飛び回るレジーを狭い通路に追い込むも最後はレジーが華麗なジャンプでRトゥルースをかわしてその場を後にした。
この結果に戸澤は「このコスチュームじゃダメだって言っただろ」と不満を露わにし “配達員”や“ゴミ箱”に続いて今回の“子犬”でも王座奪取に失敗した。
日本プロレス殿堂会「日本プロレス史70周年記念大会『LEGACY』」の全対戦カード決定
日本プロレス殿堂会が8月31日、同会が主催する「日本プロレス史70周年記念大会『LEGACY』」(9月14、15日、東京・後楽園ホール)の各団体による提供マッチの対戦カードと、両日に行われるバトルロイヤルへの追加出場選手が発表された。
両日とも6試合がラインアップされ、第6試合はバトルロイヤル。その前にラインアップされた提供マッチは団体設立の新しい順に第1試合から行われ、第5試合は1日目(14日)が「新日本プロレス提供試合」で永田裕志、田口隆祐組が天山広吉、マスター・ワト組と30分1本勝負で対戦する。2日目(15日)の第5試合は「日本プロレス殿堂会提供マッチ」となり藤波辰爾、越中詩郎、新崎人生、阿部史典組と藤原喜明、AKIRA、佐藤耕平、入江茂弘組が30分1本勝負で対戦する。
−65kg優勝の切詰大貴「夢は医者になることとキックでトップになること」【K-1カレッジ】
未来のK-1王者を目指す大学生が集結
未来のK-1王者を目指す大学生による大会「K-1カレッジ2021~大学生日本一決定トーナメント~」が8月29日、東京・GENスポーツパレスで開催された。
今年もそれぞれ-55kg、-60kg、-65kgの3階級でトーナメントを開催。準決勝までは2分1Rでヘッドギアを装着。決勝は3分1Rでヘッドギアを外して行われた。
−65kgでは切詰大貴(香川大学2年)が決勝で鈴木一晴(麗澤大学4年)を3-0の判定で破り優勝した。
切詰は1回戦をシードされ準決勝から登場。石川慶(神奈川大学2年)を3-0の判定で退け、決勝に進出。対する鈴木は準決勝が相手の欠場により不戦勝となりフレッシュな状態で決勝に駒を進めた。
−65kg優勝の古宮晴「12月のK-1大阪大会に出場したい」【K-1甲子園】
未来のK-1王者を目指す高校生が集結
未来のK-1王者を目指す高校生による大会「K-1甲子園2021~高校生日本一決定トーナメント~」が8月29日、東京・GENスポーツパレスで開催された。
今年もそれぞれ-55kg、-60kg、-65kgの3階級でトーナメントを開催。準決勝までは2分1Rでヘッドギアを装着。決勝は3分1Rでヘッドギアを外して行われた。
−65kgでは古宮晴(大阪体育大学浪商高校3年)が決勝で甲野裕頼(宮崎日本大学高校3年)を3-0の判定で破り優勝した。古宮はABEMAの格闘ドキュメンタリー「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」での活躍でブレイクし、昨年4月にプロデビュー。ここまで3戦2勝1敗の戦績を残している。
古宮は準決勝で森優翔(福岡・ルネサンス大阪高校3年)と対戦。ホールディングで注意を受けるなど苦しい展開となったがしのぎ切って2-1の判定で勝利。