スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
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復帰のオートンがメインでAJスタイルズに勝利【WWE】
WWE「ロウ」(日本時間8月10日配信、フロリダ州オーランド/アムウェイ・センター)で“毒蛇”ランディ・オートンがロウに復帰した。いきなりメイン戦でロウタッグ王者AJスタイルズ(with オモス)と対戦しRKOで勝利を収めた。
復帰したオートンの登場でオープニングがスタートするとそこへリドルが現れ「会いたかったよ。オートンが戻って来たってことはまたRKブロだぜ」とチーム復活を喜んだ。
しかし、オートンは「俺は1人のほうがうまくやれる。俺たちはいいチームだったよ」とチーム復活を否定するとそこへロウタッグ王者AJスタイルズ&オモスが登場した。AJはオートンを挑発してシングル戦を要求するとこれをオートンが受諾して2人の対戦が決定。
シャーロットが「サマースラム」で対戦するニッキーとリアを襲撃KO【WWE】
WWE「ロウ」(日本時間8月10日配信、フロリダ州オーランド/アムウェイ・センター)で“女王”シャーロット・フレアーがPPV「サマースラム」のロウ女子王座戦で対戦する王者ニッキー・A.S.H.とリア・リプリーを襲撃KOした。
この日は“オールモスト・スーパーヒーロー(A.S.H.)”こと王者ニッキー・A.S.H.と元王者リアがノンタイトル戦で激突した。リアがターンバックルやエプロンにニッキーを叩きつければ、ニッキーもDDTやハリケーン・ラナを放って反撃。さらにニッキーがリアのリップタイドをかわしてコーナートップから追撃を狙うと突如シャーロットが姿を現して背後から強襲。
“配達員”に扮した戸澤陽が24/7王者襲撃に失敗【WWE】
WWE「ロウ」(日本時間8月10日配信、フロリダ州オーランド/アムウェイ・センター)で王座返り咲きを狙う戸澤陽が“配達員”に扮するも24/7王者レジーの襲撃に失敗した。
王者レジーがバックステージで写真撮影をしているとそこへ戸澤が“配達員”、Rトゥルースが“清掃員”に扮して近寄った。
先に戸澤が「特別配送だ」と持っていた段ボールをレジーに投げつけてフォールを狙ったが、そのタイミングでRトゥルースもトイレットペーパーを投げつけながら襲撃して戸澤とぶつかってしまう。するとそのすきにレジーは2人の攻撃を華麗にかわしながら機材ボックスの上からジャンプして逃走。王座奪還に失敗した戸澤とRトゥルースは「お前はうまく行かない」と互いに怒鳴り合った。
【東京五輪】閉会式に「マツケンサンバ」は流れず
東京オリンピックの閉会式が8月8日、東京・国立競技場で開催された。
開会式直前に開・閉会式の音楽担当の小山田圭吾氏が辞任、「ショーディレクター」の小林賢太郎氏が解任された際にSNS上で待望論が盛り上がった「マツケンサンバ」は閉会式前にも再び待望論が浮上したのだが、その旋律が会場に流れることはなかった。
閉会式は花火が打ち上がりスタート。秋篠宮殿下、IOCのバッハ会長が貴賓席へ着くと、今大会で金メダルを獲得した水泳の大橋悠依らが日の丸を持って入場。宝塚歌劇団の真風涼帆、礼真琴、柚香光が国歌を斉唱した後、各国の選手が入場した。日本の旗手は空手の喜友名諒が務めた。
各国の選手が出そろうと無数の光の点がスタジアムに舞い上がり上空で五輪マークを形作る。
ここから東京スカパラダイスオーケストラの演奏のもの「休日の公園で思い思いに過ごす人々」をコンセプトとしたパフォーマンス。その後、音楽は故坂本九さんの「上を向いて歩こう」、映画「鬼滅の刃」のオープニングテーマ、Creepy NutsのDJ松永のパフォーマンス、miletの歌う「愛の賛歌」と続いた。
そしてギリシャ国家と国旗掲揚の後、前日と今日に行われた男女マラソンの表彰式、新しくIOCのアスリート委員になった日本の太田雄貴氏ら3人を発表。その3人が大会を支えたボランティアの代表へ花束を贈った。
【東京五輪】男子マラソン、ラストレースの大迫傑が6位入賞! 優勝はキプチョゲ
東京五輪の最終日の8日、札幌で男子マラソンが行われ、大迫傑が6位入賞を果たした。大迫は今大会限りで現役引退を表明しておりラストレース。ゴールした大迫は「100点満点の頑張りができた」と胸を張った。
先頭集団で走り30キロを超えたところでキプチョゲが前に出て集団から遅れ8位に、6位まで戻したが、2位集団の背中を遠くに見て走り、最後は軽く手を振ってゴールした。
ゴール後のインタビューでは、「まっすぐ進んできた部分があった」と競技生活を振り返り、「競技以外でもまっすぐに進んでいきたい」と大迫。また、「次の世代の人が頑張ればメダル争いにからめると思う。次は後輩たちの番だと思います」。
さらに「しっかり次の世代につながるようにまだまだ陸上界に関わっていきたいと思うので、引き続きまっすぐ」と話した。
優勝はケニアのエリウド・キプチョゲ。前回のリオデジャネイロ五輪に続き連覇となった。
夏の甲子園が8月9日開幕
第103回全国高校野球選手権大会(8月9日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が8月3日、オンラインで行われ、1〜3回戦の組み合わせが決まった。
昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となっており、2年ぶりの開催となる。
西東京代表の東海大菅生は大阪桐蔭(大阪)と第5日の第1試合で対戦する。春夏連覇した2018年以来3年ぶりの出場となる大阪桐蔭は地方大会7試合中、4試合でコールド勝ちを収めた打線は出場校の中でも抜群の破壊力。対する東海大菅生は投手陣が地方大会6試合計6失点と安定。1回戦屈指の好カードといえそうだ。
3年ぶり4度目の甲子園出場となる二松学舎大付(東東京)は大会第5日(13日)の第3試合で西日本短大付(福岡)と対戦。二松学舎大付は過去3回出場した甲子園ではすべて1勝を挙げるにとどまっており、今回はそれ以上の躍進を狙うが、西日本短大付は最速144キロのエース・大嶋柊投手、高校通算22本塁打の三宅海斗捕手、同通算11本塁打の林直樹内野手を擁する強豪。こちらも激戦が予想される。
今大会屈指のスラッガー前川右京を擁する智弁学園(奈良)は、好投手の永野司がいる倉敷商(岡山)と第2日の第1試合で対戦。高校通算35本塁打のスラッガー、前川や主将の山下陽輔ら強打者が並ぶ智弁打線を永野がどう攻略するかがポイントとなる。
大会は9日に開幕し、17日間の日程で行われる。
また今大会は一般の観客へのチケット販売は行わないことから財源とする入場料収入が大幅に減少した日本高野連は開催費用の調達と都道府県高野連の支援に充てるため、クラウドファンディングを実施。CFサイト「A−Port」内で行われ、目標金額は1億円で1口3000円から募集している。
メインで迅也、セミでは中澤誠弥が揃って1RKO勝ち【Krush-EX】
迅也が58秒で志村をKO
「Krush-EX 2021 vol.4」(8月7日、東京・GENスポーツパレス)のメインイベントで行われたライト級戦で迅也(北斗会館浅科道場)が志村力輝(兼清流総本部)に1R58秒、KO勝ちを収めた。
1R、サウスポーの迅也は左インロー、右ローを放っていくとオーソドックスの志村も右ローを返す。迅也のローがローブローとなり試合が中断するがすぐに再開。ともにローで様子をうかがう中、志村が前蹴りからパンチの連打で前に出るが、迅也はかわすと逆に右フックからパンチの連打。迅也に背を向けるような形でダウンした志村はそのまま立ち上がることができず、迅也が58秒で秒殺KO勝ちを収めた。志村は担架で退場した。
迅也は試合後のマイクで「デビューしてから勝ったり負けたりでぱっとしない試合もあったんですが。今までは強い選手とやって負けちゃっていたんですが、やっといい形で勝てて自信になりました。これからは負けた選手にはもちろん、ライト級では今、王座決定トーナメントをやってますけれどその選手たちにも勝っていくんで、これからもよろしくお願いします」と巻き返しを誓った。
【東京五輪】マラソン大迫、有終の美を飾れるか。最終日8月8日の見どころと放映スケジュールをチェック
7月23日〜8月8日まで、史上最多33競技339種目の熱戦を繰り広げる東京オリンピック。日本代表が登場するのはいつ?対戦する国は?放映スケジュールは?など、気になるポイントをまとめてチェック。
王者ローマン・レインズ&ウーソズが王座挑戦の機会を奪われたフィン・ベイラーを襲撃KO【WWE】
WWE「スマックダウン」(日本時間8月7日配信、フロリダ州タンパ/アマリーアリーナ)で王者ローマン・レインズがウーソズと共にフィン・ベイラーを襲撃KOした。
先週、ジョン・シナの調印式乱入で王座挑戦の機会を奪われたベイラーはその原因となったバロン・コービンと対戦すると謝罪するコービンにクー・デ・グラを叩き込んで勝利を収めた。さらにベイラーが「レインズとユニバーサル王座戦で戦いたい。そのためにシナを倒すつもりだ。場所と時間を決めてくれ」と対戦要求するとそこに王者レインズが現れた。
KUSHIDAが205 Liveの新鋭スターリングをホバーボードロック葬【WWE】
WWEのクルーザー級を舞台とする「205 Live」(日本時間8月7日配信)でNXTクルーザー級王者KUSHIDAが“新鋭”アリ・スターリングと対戦し、ホバーボードロックで撃破した。
KUSHIDAはドロップキックから左ヒザに集中攻撃するとスターリングもヒザ攻撃の連打で反撃。続けてKUSHIDAが掌底3連打やアトミックドロップを決めてハンドスプリング・エルボーを狙ったが、逆にスターリングが延髄切りで切り返して両者ダウン。
終盤にはスターリングがハリケーン・ラナやクローズラインで攻め込んだが最後はKUSHIDAがドロップキックからの飛び付きホバーボードロックでスターリングを捕まえてタップ勝ちを収めた。試合後にKUSHIDAは「若く才能あふれるレスラーと戦えて光栄でした。またいつかどこかで、きっと」と自身のツイッターで対戦相手にリスペクトを示した。