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K-1 大雅が功也を破り-60kg日本代表に

2016.05.06 Vol.666

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」(4月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われた-60kg日本代表決定トーナメントを元Krush -55kg王者で19歳の大雅が制し、9月19日に行われる世界最強決定トーナメントに駒を進めた。

 大雅は1回戦で、“最年少vs最年長”対決となった32歳の山本真弘と対戦。左ボディーからの飛びヒザを右こめかみに叩き込み、1R1分47秒、KOで沈めるという衝撃のスタート。
 大雅は準決勝の闘士にも1R54秒で左フック一発でKO勝ち。ほぼノーダメージで決勝に進出した。
 別ブロックから決勝に上がってきたのは初代K-1 WORLD GP -60kg王者の卜部功也。大会前の予想ではもちろん功也が優勝候補№1だった。

 しかし優勝候補としての声が高まれば高まるほど他の選手からのマークはきつくなるもの。1回戦で功也と対戦する皇治は対戦カード発表の会見から徹底的に功也をこき下ろす。2月大会で現王者の卜部弘嵩が判定負けを喫するやその“口撃”は弘嵩にまで飛び火。今まで誰も手をつけることのなかった「卜部兄弟をいじる」という離れ業をやってのけた皇治は最大級のヒールとしてリングに上がってきた。

 試合は3R戦い切り、3−0の判定で功也が勝利を収めた。額面上は順当な結果だったかもしれないが、1Rにバッティングで皇治が右まぶたをカット。功也も左目尻をはらしダメージを残す。再開後には功也のインローがローブローになるなど試合はやや荒れ加減。功也が微妙にいつもの冷静さを欠いていたことは否めない。しかしこのかつてない難関を突破した功也は準決勝では島野浩太朗を徹底的なローキックで追い詰め、2R51秒KOで沈め決勝に勝ち上がってきた。
 決勝は功也vs大雅。ともにスピードとテクニックに長けた2人だけに一瞬も目の離せない展開となったが、やはりここまでの2試合の蓄積したダメージの差が大きかったか…。大雅が出入りの激しい攻撃と回転の早いパンチで功也を翻弄。功也も右ジャブ、ミドルキック、ヒザ蹴りを的確に当てるものの、大雅はその打ち終わりにきっちり攻撃を返すなど試合を優位に進め、3−0の判定で勝利を収めた。

 大雅は9月の世界トーナメントについて「ここで優勝したことは責任もあるので、日本人が戦える階級にしないといけない」と語った。
 功也は「皇治選手に対策をされてて、硬くなって、やり辛さもあった。決勝は素直に相手が強かった。元気の良さで負けたと思うんですけど、実力でも上でした」と振り返った。

 この日は3階級の王者がスーパーファイトでそろい踏みしたのだが、2月大会に続き、-60kg王者の卜部弘嵩が連敗するという緊急事態が発生した。3Rにはコーナーに詰められ連打を食らいダウン寸前まで追い込まれるシーンもあり、計量オーバーで減点1からスタートのパウロ・テバウ相手に0−2の判定負け。9月の世界トーナメントに向け暗雲が漂った。
 タイの王者クラスの選手との対戦を希望していた-55kg王者の武尊はヨーセンチャイ・ソー.ソーピットを3R48秒、KOで破った。序盤こそヨーセンチャイのパンチを食らい、またそのタフさに手を焼いたものの、3Rに立て続けに3ダウンを奪いきっちりKOした。

 試合後は先日、雑誌で対談したプロレスラーの武藤敬司がトロフィー授与者としてリングイン。2人でプロレスLOVEポーズを決めた。

対テロへ仏・ベルギーと連帯

2016.05.06 Vol.666

 安倍晋三首相は4月29日に羽田空港をたち、1日午後(日本時間2日未明)にイタリアのピサ国際空港に到着。ゴールデンウイークを利用し欧州5か国とロシアを歴訪した。2日にはパリでフランスのオランド大統領と、3日にはベルギーのミシェル首相と会談。ブリュッセルに到着後、直ちにベルギー同時テロが起きた地下鉄マルベーク駅を訪ね、花を手向けた。首相はサミットに向けた“地ならし”として訪問している欧州で、テロの犠牲になったフランスとベルギーに強い連帯を示した。

エンブレムがやっと決定

2016.05.06 Vol.666

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は4月25日、新しい大会公式エンブレムを、最終候補4作品のうち日本の伝統色である藍色の四角形を組み合わせたチェック柄の「組市松紋」(A案)に決めたと発表した。作者は東京都在住のアーティスト、野老朝雄(ところあさお)さん(46)。エンブレム委員会は同日午前に開いた会議で委員21人が投票し、過半数の13票を獲得した野老さんの作品を選出。B案は1票、C案は2票、D案は5票だった。

トランプ氏が勝利宣言

2016.05.06 Vol.666

 米大統領選の共和党候補指名争いは3日、米中西部インディアナ州予備選で首位の不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)が勝利し、敗れたテッド・クルーズ上院議員(45)は選挙戦からの撤退を表明した。共和党全国委員会のラインス・プリーバス委員長は同日、ツイッターでトランプ氏が「事実上の党指名候補になる」との見解を示し、同氏は党の指名獲得を確実にした。また、米CNNテレビは3位のジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)も撤退する見通しだと報じた。

 トランプ氏はニューヨークで勝利を宣言し、党内の融和を呼びかけるとともに11月の本選でクリントン氏を破る決意を表明した。

笠原元巨人投手ら逮捕

2016.05.06 Vol.666

 プロ野球巨人の野球賭博問題で、警視庁組織犯罪対策4課は4月29日、賭博の開催を手助けしたとして賭博開帳図利幇助の疑いで、巨人元投手で飲食店経営の笠原将生容疑者(25)=福岡市東区=を逮捕した。また賭博開帳図利の疑いで、日本野球機構(NPB)が野球賭博常習者と認定した無職、斉藤聡容疑者(38)=福岡市中央区=を逮捕した。同課によると、2人とも容疑を認めている。

 同課は、斉藤容疑者の背後に胴元として暴力団関係者がいたとみて捜査している。
 斉藤容疑者の逮捕容疑は平成26年3月〜27年8月、プロ野球と高校野球計15試合程度を対象に笠原容疑者のほか、松本、高木両元投手らに賭けさせて、賭博を開帳したとしている。笠原容疑者はプロ野球10試合の賭けを仲介するなどして、手助けしたとしている。

ボクシング 内山が12度目の防衛に失敗

2016.05.06 Vol.666

 世界ボクシング協会(WBA)トリプル世界戦が4月27日、東京・大田区総合体育館で行われ、スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志が暫定王者で同級1位ジェスレル・コラレス(パナマ)に2階2分59秒KO負けを喫し、12度目の防衛に失敗した。変則的でなおかつスピードもあるコラレスの動きに戸惑う内山は1Rから主導権を握られる。2Rに入って左フックをまともに食らい、最初のダウンを喫する。立ち上がろうとしたときにバランスを崩す内山の姿を見て、会場から悲鳴があがる。続いて連打を食らい2度目のダウン。WBA は3ノックダウン制を取っていることから、なんとかこのラウンドを逃げ切ろうとなりふり構わずクリンチにいくが、最後はロープ際で左ストレートを食らい残り1秒で崩れ落ちた。

 プロ初黒星を喫した内山は試合後、進退については「終わったばかりなので、何も考えていない」したが、翌日「一夜明けて悔しさがこみ上げてきました。今後についてはきちんと考えて改めてお話しします」とコメントを出した。

 またライトフライ級王者の田口良一は同級7位フアン・ランダエタ(ベネズエラ)に11回終了TKO勝ち。スーパーフライ級王者の河野公平は同級7位インタノン・シッチャモアン(タイ)に3−0の判定勝ちで、いずれも3度目の防衛に成功した。

なでしこ新監督に高倉麻子U−20女子代表監督が就任

2016.05.06 Vol.666

 日本サッカー協会が27日、都内で会見を開き、なでしこジャパン(日本女子代表)の新監督に、高倉麻子氏が就任することを発表した。

 高倉氏はかつて日本女子代表の中心選手として活躍。1991年と1995年の女子ワールドカップ(W杯)と1996年のアトランタオリンピックに出場。引退後は指導者に転身し、現在U−20(20歳以下)女子代表監督を務めており、当面はフル代表と兼務となる。

 高倉監督は会見でこれまで佐々木則夫監督のもとで成し遂げてきた数々の栄光を称えたうえで、自分の使命を「今まで積み上げてきたものにさらに磨きをかけて、もっと高い所に選手を連れて行くことかなと考えている。日本人にしかできないサッカーを追求していきたい。ワールドカップやオリンピックで良い成績を残すことのみならず、世界の女子サッカーをリードしていけるようなサッカーをしてみたい」と目標を掲げた。

 リオ五輪を逃したなでしこにとっては2019年の女子W杯、2020年東京オリンピックが次の目標となるのだが、高倉監督は「どの大会でも目指すのは優勝。簡単なことではないが、全員がそこに向かって、全力で取り組んでいくこと、日々を生きることが結果につながっていくと思う」と語った。

 先のアジア最終予選での敗退については「短期決戦の中で修正して次の試合、次の試合と臨むことができなかったかなと感じた。ボタンの掛け違いという言葉がありますが、最初にズレたことが非常に大きく、チームに影響してしまった」と分析。そしてチーム作りにおいては「チームの輪というのは、日本サッカー、なでしこジャパンには欠かせないもの。選手には明るく伸び伸びとサッカーをしてもらいたいと思うし、自分のサッカー人生に真摯に取り組んでもらいたい」と語った。

 なお男女を通じてフル代表に女性監督が就くのは初めてだが、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「外国人でも日本人でも、男性でも女性でも良かった。一番勝たせるのは誰かと考えて決まった。女性であるから選ばれたわけではない」と語った。

夫婦でパラリンピック出場

2016.05.06 Vol.666

 視覚障がい者による柔道のリオデジャネイロ・パラリンピック日本代表候補選考会が4日、東京・水道橋の講道館で行われ、男子90キロ級の広瀬悠(36)と女子57キロ級の広瀬順子(25)が夫婦そろってリオへの切符を獲得した。ともに初出場となる。

 他の階級は男子60キロ級は広瀬誠、同66キロ級は藤本聰、同73キロ級は北薗新光、同100キロ超級はパラリンピック2連覇を目指す正木健人、女子63キロ級は米田真由美が日本代表に内定した。

加藤清史郎、芦田愛菜に感服「本当にすごい!」

2016.05.06 Vol.655

 ドラマ『OUR HOUSE』(フジテレビ系、日曜午後9時)の芦田愛菜、加藤清史郎、寺田心、松田芹香が5日、台場の同局で行われた『こどもの日』イベントに出席した。

 芦田と他キャストとの舌戦も見どころになっている本作。8日放送の第4話では「2ページの長セリフがあって、覚えるのが大変だった」(芦田)。加藤は「…本当すごいんです。(役の)桜子になりきっているので(セリフが)染み込んでいるというか。普段からやり直しとかないんです。長回しでの撮影が多いんですけど、愛菜ちゃんの長いセリフがあると、本番で自分が噛んでしまったらどうしようって思っています」と、感服した様子だった。

 芦田によれば第4話は「親子の絆に関わる話。とても心温まる内容」。寺田も「一生懸命頑張りまーす」と意気込んでいた。

柏餅でこどもの日「みんなで食べるとおいしいね」

2016.05.05 Vol.666

 5月5日のこどもの日に、フジテレビ系のドラマ『OUR HOUSE』(毎週日曜、午後9時)に出演中の芦田愛菜、加藤清史郎、寺田心、そして松田芹香が集まり、台場の同局で『こどもの日イベント』を行った。

 こどもの日には柏餅を食べて祝うことから、この日は自らお餅をつき、それを使った柏餅に挑戦。寺田は「初めて餅つきをしたんですけど、楽しかったです」と元気にコメント。以前餅つきをしたことがあるという松田も「楽しかった」と感想を述べた。この日の餅つきは2人1組になってリズミカルに交互につくパフォーマンス要素の強いもの。芦田が「2人でやるのは初めて」と驚けば、加藤も「息が合わないと…僕は毎年町内会の餅つきをやっているのですが、(杵が)ぶつかっちゃってすみません」と反省していた。

 柏餅は通常上新粉やもち粉などを使って作るが、この日はもち米をついた餅で作った。寺田は「みんなで食べるとおいしい」、加藤は「本当にもちもちです…!」と、ほおばっていた。

 ドラマは、母亡きあと大家族を切り盛りする女子中学生・桜子(芦田)と、桜子の父親が突然結婚したアメリカ人女性・アリス(シャーロット・ケイト・フォックス)がぶつかり合いながらも、自分の居場所を探していくホームコメディー。

『COLLEGE HEADLINE』プレ創刊!

2016.05.02 Vol.0

 4月29日に幕張で行われた「ニコニコ超会議」にてお披露目となった、ヘッドライン社発行のニューメディア『COLLEGE HEADLINE』。主に学生をターゲットにした内容で年四回、季刊発行を予定している。

 今回のプレ創刊号では、「オープンエントリープロジェクト2016」「学生たちが考えた18歳選挙権」「スマート講座・シュアリングエコノミー」「ニコニコ超会議2016FUNガイド」といった充実の内容だ。

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