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今週の一言 2015.6.5〜2015.6.18

2015.06.19 Vol.645

 日本選手権を欠場する室伏広治が「いつまでも自分が出場し続けることによって後輩が育たないとも感じている」(15日、陸連を通じコメント)→第一人者が欠場中に優勝しても、それは育ったことにはならないし…。

 柏連続通り魔事件の竹井聖寿被告が無期懲役の判決を受け「これでまた殺人ができる。悔しかったら死刑にしてみろ」(12日、裁判員裁判の判決公判で)→で、控訴かよ…。

 歌舞伎俳優・片岡愛之助が熊切あさ美との破局について「お話ししたいんですけど、止められているんです。死ぬ前に僕は全部本にしますから、そこで真実を見てください」(9日、トークショーで)→今現在も“死ぬ前”っちゃ死ぬ前だけどな。

 坂上忍が神戸連続児童殺傷事件の元少年Aが手記『絶歌』を出版したことについて「表現の自由がよく分からなくなった」「感情論としては全く納得ができない」(14日放送の『ワイドナショー』で)→実際、なにがなんだか…。

KEY WORD で見るニュース 2015.6.5〜2015.6.18

2015.06.19 Vol.645

休眠預金
 金融機関に預けられてから10年以上出し入れがなく、持ち主が現れない預金。毎年500億〜600億円発生しているとされている。自民党が、この休眠預金を福祉や教育事業に役立てる「休眠預金活用法案」を、今国会に提出し、成立を目指す方針であることが13日、分かった。法案が成立すれば公益事業の大きな資金源となる。

United Passions
 制作費約2350万ユーロ(約32億9000万円)のうち、FIFAが約2000万ユーロ(約28億円)を出資し制作されたフランス映画。ブラッター会長も監修した“自画自賛”的な内容とあって、5日から、全米各地で公開されるも、批評家からは酷評、劇場には“閑古鳥”が鳴いているという。
 フレデリク・オービュルタン監督は米メディアに対し、会長が自身のイメージアップのために、“横やり”を入れたことを事実上認めている。

福島第1廃炉工程表
 政府は12日、東京電力福島第1原発の廃炉に向けた中長期ロードマップ(工程表)を改定。改定後の工程表では、今年度前半を予定していた3号機の燃料の取り出しの開始時期について、約30カ月遅らせて29年度とした。がれき撤去の際に放射性物質が飛散した問題や、機器の不調などで大幅に作業が遅れていた。1、2号機の燃料取り出しについても、線量低減など追加の安全対策を反映し、開始時期を29年度から32年度に変更した。
 一方、溶け落ちた燃料(デブリ)の取り出し時期や、廃炉完了まで30〜40年とする全体の工程は維持した。工程表は平成23年12月に策定され、改定は25年6月以来2年ぶり。

小児用補助人工心臓
 厚生労働省の専門部会は12日、ドイツの医療機器メーカー、ベルリンハート社が開発した小児用補助人工心臓「EXCOR」の国内販売を了承した。国内での小児用の補助人工心臓の承認は初めてとなる。
 EXCORは、重症の心臓病の子供が心臓移植を受けるまでのつなぎとして使われる。欧米では1990年代から千例以上の使用実績があるため、海外では使用可能な医療機器なのに日本で使用できない「デバイス・ラグ」の象徴的存在とされてきた。

〈不定期プロレス女子企画 WRESTLE-1観戦記〉黒潮”イケメン”二郎が魅了!走り出したら君が止まらない♪

2015.06.19 Vol.644

 6月18日。『WRESTLE-1 TOUR 2015 OUTBREAK』を観戦するため後楽園ホールにやってまいりました!
 本日のお目当ては、セミファイナルの【Road to KEIJI MUTO スペシャルシングルマッチ ~武藤敬司 vs 黒潮“イケメン”二郎】! 吉岡世起選手を倒して【Road to KEIJI MUTO】を制し、武藤敬司選手への挑戦権を獲得した黒潮選手が遂に大立ち回りをしてくれるかもしれません。タッグパートナーでもある船木誠勝選手の指導のもとトレーニングを積み、満を持しての大一番。応援するこちらも昂ります。
 入場曲『HELLO』のイントロからイケメンコールで沸く会場。颯爽と現れ、おなじみのジャケット(いつもながらダサい)姿に手鏡でポーズをキメる黒潮選手の姿がまぶしい! スターのオーラを感じます。なかなかリングインせず焦らされる客席をゆっくりとまわりはじめたと思ったらジャケットを脱ぎ捨てた下にもう1枚ジャケットを着ているというパフォーマンスまで。一挙手一投足が会場中の心をわしづかみにしている今ならきっとイケる! 一方の武藤御大は貫録の佇まい。
 立ち上がり、黒潮選手がトリッキーな動き(?)で魅了した際は武藤選手も半笑いだったように見えたのですが、さておき、即座に関節を狙いに来ます。一気に高まる緊張感! 一瞬で空気を引き寄せつつ、ドラゴンスクリューからの足4の字と極めにかかると客席からはイケメンコールに加え武藤選手へのブーイングが! その声にムっとして締め上げにいく武藤さんのことをちょっと可愛いなと思っていた矢先、黒潮選手が延髄斬りから「ふぃにーっしゅ!」のアラビアンプレスを決めたところで10分経過! 足をかばう姿も心配で、そろそろ畳みかけてくれと思っていると、予告していた黒潮ムーンサルトプレスを炸裂! しかし残念ながらカウント2で返され、結果的には本家のムーンサルトを武藤選手が勝利。
 試合後、丁寧に頭を下げリングを後にする姿、そしてそれを暖かく称える会場の空気もまた素敵でした。
 武藤選手は自身へのブーイングも含め、声援を「判官びいき。パフォーマンスがウケてるだけ。それだけじゃすぐ飽きられる」とバッサリと斬りつつも「彼はもっと引き出しを作れる」と、未来を担う選手の可能性に期待を寄せていまいした。

WRESTLE-1 近藤を退け二度目の防衛を果たした鈴木にKAIが丸刈り挑戦アピール!

2015.06.19 Vol.644

 プロレスリング「WRESTLE-1」の「WRESTLE-1 TOUR 2015 OUTBREAK」が18日 、東京・後楽園ホールで開催された。
 メーンは、WRESTLE-1チャンピオンシップ、第4代王者である鈴木秀樹が近藤修司を迎え撃ち、19分25秒、得意のダブルアームスープレックスで二度目の防衛を果たした。
 体格差を経験差で跳ねのけようとする近藤は、序盤から果敢にヘッドロックを仕掛けに行く。しかし膝蹴りからのエルボーをもらい体勢を崩したあたりから徐々に鈴木のペースに。コブラツイストからストレッチボム、エルボーを見舞われた近藤は大の字でダウン。カウント9で立ち上がるも、鈴木の膝が襲い掛かる。両者が首をとりあいカウント2の攻防が続いたのち、近藤がキングコング・ラリアットを決めるが、その後の打ち合いを制した鈴木が極め付けのエルボーを叩き込む。最後は必殺技のダブルアームスープレックスで3カウントを奪った。
 試合後、KAIがリングに上がると、「覚悟を見せる」と、おもむろに頭髪を剃りはじめる。対する鈴木はあきれた様子で「次、やってやってもいいけど、これでオマエ終わりだからな? もう誰にも気ィ使ってもらえないからな?」と冷たく言い放つ。しまいには会場から「鈴木やらなくていいよ」と野次が飛ぶ始末。孤高のKAIは意地を見せられるのか?
 セミファイナルでは「Road to KEIJI MUTO スペシャルシングルマッチ」が行われ、吉岡世起を下して権利を獲得した黒潮“イケメン”二郎の挑戦を13分7秒、ムーンサルトプレスで武藤敬司が退けた。
 入場曲である福山雅治の『HELLO』が流れるなか、たっぷりと時間を使いアピールする黒潮を会場は“イケメン”コールで盛大に迎える。
 序盤、武藤をかく乱する動きで観客を魅せるも、すぐさまグラウンドに持ち込まれてしまった黒潮。その後もドラゴンスクリュー連発からの膝固めや足4の字固めから逃れるのに精一杯でなかなか攻めに転じられない。一方、極めにかかる武藤に対しては客席から大ブーイング。延髄斬りからボディープレスの連続で好機となった黒潮が当初の宣言通りムーンサルトプレスを繰り出すもカウント2で返した武藤がドラゴンスクリューからシャイニングウィザードで反撃、そして伝家の宝刀ムーンサルトプレスを決め、若き挑戦者から3カウントを奪った。
 試合後、武藤は黒潮について「未来を背負ったレスラーの一人」と称するも、「ジャケットを使いこなせていない」と、グレート・ムタ戦を機に小川直也が柔道着の着用をやめたことを引き合いに出して指摘。試合中に自身が受けたブーイングについては「しょせんは判官びいきでしかとらえてないから、パフォーマンスが受けてるだけ。パフォーマンスだけではお客さんはすぐに飽きるし、彼(黒潮)は引き出しをもっと増やせると思うから、それだけで終わってほしくない。」と、この経験を糧に黒潮の成長を願う。また、「イケメンごときにムーンサルト出すのもシャクだから一瞬迷ったんだけど、仮にもオレの冠がついているトーナメントを勝ち上がってきたことに敬意を表した」とコメント。

USEN、レコチョクが新BGM配信サービスを開始

2015.06.19 Vol.645

 USENとレコチョクは協業により、新しい店舗用BGM配信サービス「OTORAKU-音・楽-」を開始。発表記者会見が15日都内の会場で行われ、USEN取締役会長・宇野康秀氏とレコチョク代表取締役社長・加藤裕一氏が登壇、さらにお祝いの花束を持ってアーティストの華原朋美が駆けつけた。

 今年デビュー20周年を迎える華原は今月、オールタイム・ベスト・アルバム2作品を同時リリースするなど、精力的に活動中だ。両氏に花束を渡すと「新サービス誕生おめでとうございます。私もアーティストとして、いろいろな人に私の曲をたくさん聞いていただける機会になるのではと期待しています」とコメント。

「OTORAKU-音・楽-」は大手レコード会社28社が参加し、多岐にわたる楽曲を提供する定額サービス。さまざまな業種や店舗形態に合わせ、カフェ、和風、USENオリジナルBGMといったジャンルも充実。300以上のプレイリストを用意し、空間演出に最適化された圧倒的な楽曲数を提供する。また、お店のオーナーが自ら選曲できるプレイリストや好きな楽曲を即時頭出し再生できる「カットイン機能」も搭載。オリジナリティーあふれるプレイリストを作ることができる。もちろん、業種別などのパッケージもあるほか、そのパッケージの中での出し入れも可能だ。

 また、当然のこととして著作権処理がきちんと行われているので、普通なら手続きが煩雑な楽曲利用も手軽にできる。同サービスはアプリケーションサービスなので工事も不要。Wi-Fi環境さえ整っていれば、どんな業態、建物の店でも気軽に導入できる。

 宇野氏は「来年55周年を迎えるUSENの有線放送によるBGMのノウハウと、音楽配信の草分けであるレコチョクが融合することで、今後50年続くBGM配信サービスの提供が可能になったと思う。BGMという音楽文化はたくさんの人と同じ空間と時間に同じ音楽を共有することで、文化貢献に寄与してきた。これまではチャンネルやジャンルで分けてきたが、今はバーとレストラン、書店とカフェなど、別業態が合わさった店舗も増えてきた。だからジャンルというより、オーナーさんがどういう雰囲気にしたいかということを考え、店の個性やこだわりがより強く出せるようなものにしました」と配信開始の経緯を説明。加藤氏も「USENと一緒に今回のサービスを提供できて非常にうれしい。USENとレコチョクの強みが足し算ではなく、掛け算になると確信している。今の時代だからできるサービスだと思うので期待してほしい。お客さん、お店の人、アーティスト、みんなが喜ぶサービスだと思う」と自信をのぞかせた。

 なお、初年度目標は3万件。初期費用最大3万1000円無料キャンペーンも実施予定。

女子W杯 なでしこは3連勝で1次リーグ突破

2015.06.19 Vol.645

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会が6日(日本時間7日)開幕。1次リーグC組の日本のなでしこジャパンは8日(同9日)、スイス相手に初戦を戦い、前半29分に宮間のPKであげた1点を守り切り、白星スタートを果たした。またこの試合で澤穂希はW杯6大会連続出場の偉業を達成。国際Aマッチ通算200試合目の出場も合わせて果たした。

 12日(同13日)にはカメルーンを2−1で破り、早々に1次リーグ突破を決めた。前半6分、川澄の右クロスに左サイドを駆け上がった鮫島が詰め、先制ゴール。17分には菅沢が決め2−0と突き放したが、後半はカメルーンの反撃を許し、苦しい展開。終了間際に1点を失ったが勝利を収めた。

 1位通過がかかった16日(同17日)のエクアドル戦では今大会得点のなかったエース大儀見が前半5分に先制ゴール。ここまで出番のなかった控え組中心のメンバーということもあり、その後得点を重ねることはできなかったが、1−0で勝利を収めた。

 1次リーグでは優勝候補の一角、フランスが格下コロンビアに敗れるという番狂わせが起きるなど混戦模様。
 日本はフランスがF組の3位となった場合は、23日(同24日)に行われる決勝トーナメント1回戦でぶつかる可能性があったが、フランスが1位通過となりそのシナリオは回避。A組3位のオランダと対戦する。

 ここを勝ち上がると27日(同25日)の準々決勝はブラジルとの対戦が濃厚だ。

イラクには4−0快勝も…

2015.06.19 Vol.645

 日本は11日に行われた国際親善試合「キリンチャレンジカップ2015」ではイラクと対戦。前半5分の本田のゴールを皮切りに原口が代表初ゴールを決め4−0で快勝。宇佐美も得点こそなかったもののキレのいい動きを見せ、シンガポール戦へ向け万全の態勢が整っていたのだが…。

W杯アジア2次予選 シンガポールとまさかのドロー

2015.06.19 Vol.645

「2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選」の日本代表vsシンガポール代表戦が16日、埼玉県の埼玉スタジアム2002で行われ、0−0で引き分けた。

 日本は前半から圧倒的にボールを支配し、計23本のシュートを放ったが、相手GKイズワン・マフブドがスーパーセーブを連発。ついに90分間、ゴールネットを揺らすことはできなかった。

 日本のスタメンはGK川島、DF太田、槙野、吉田、酒井宏、MF長谷部、香川、柴崎、FW岡崎、本田、宇佐美。
 5日前の国際親善試合イラク戦から長友が外れ太田が先発。長友は左臀部の張りを訴え、大事を取ってベンチスタートとなった。

 キックオフからボールを前へ前へと運ぶ意識の強い日本。序盤はシンガポールが思ったほど引いて守りに入っていなかったことから、イラク戦同様、縦へパスを入れてからの得点シーンを期待したが、W杯予選ということで目に見えない緊張感があったのか、ゴール前、最後のパスやシュートが微妙に精度を欠き、決めきれない。

 前半12分の香川、22分の長谷部、30分の岡崎のシュートがいずれもマフブドに阻まれる。

 後半に入っても10分には岡崎のヘディングをマフブドが左手一本でセーブ。こぼれ球も弾き出す。本田の18分のヘッドは正面に、23分のヘッドは好セーブに阻まれる。マフブドを意識しすぎたか、26分の槙野のヘッドはポストを叩いた。28分の本田のフリーキックは無情にもクロスバーを叩き、跳ね返りを宇佐美がシュートしたもののマフブドがしっかりキャッチ。
 残り時間も猛攻を仕掛けるが、引いて守るシンガポールを最後まで崩せず、試合終了の時を迎えてしまった。

 試合後、ハリルホジッチ監督はピッチ上で“緊急ミーティング”を開き「君たちは勝つために全力を尽くした。だから次は勝とう」と選手を鼓舞。そして会見では「19回ほど100%決まる得点機を作ったが点が入らなかった。サッカー人生でこのような試合は初めて」と試合を振り返った。

 次のW杯予選は9月3日のカンボジア戦(埼玉スタジアム)となる。

ブロードウェーの巨匠が半生 描く最新作を日本でプレミア

2015.06.19 Vol.645

『オペラ座の怪人』『キャバレー』『スウィーニー・トッド』など多くの傑作ミュージカルを生み出してきた演出家のハロルド・プリンスが、最新作『プリンス・オブ・ブロードウェイ』のワールドプレミアを日本で行う。17日、ハロルド、演出・振付を担当するスーザン・ストローマン、キャストの柚希礼音、ハロルドとは旧知の仲でハロルドの声で出演する市村正親らが都内で会見した。ハロルドは、自身の半生を描く本作について、最初は自分の広告をするようで躊躇したというが、長きにわたり劇場で活躍するなかでミュージカルは変化したとし、「うまくいけば60年に渡る芸術の形態の変遷を見せられる」と、意気込んだ。

 柚木は「(出演を)決めたものの、不安ばかり……」と漏らしたが「心を伝えられるように稽古したい」と気合を入れ直していた。10月23日から、Bunkamura 東急シアターオーブで。大阪公演もある。

追加種目に26団体応募

2015.06.19 Vol.645

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は12日、開催都市提案による追加種目に応募した国際競技連盟(IF)を公表した。応募資格を持つ国際オリンピック委員会(IOC)承認の33団体のうち、野球・ソフトボールや空手、相撲など26団体が応募した。

 100年ぶりの実施を目指す綱引きやスカッシュ、ボウリングなど早くから名乗りを上げていた競技のほか、チェスやトランプゲームのブリッジといった知的スポーツも応募。国内では認知度の低いポロやフライングディスクも含まれている。

新国立競技場建設問題 都と合意前に工事契約

2015.06.19 Vol.645

 2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の建設をめぐり、日本スポーツ振興センター(JSC)は16日、国が費用の一部負担を求めている東京都との負担額の合意を先送りし、ゼネコン業者と工事契約を結ぶ方針を固めた。19年3月完成に向け、契約を7月上旬よりも遅らすことができないため。2500億円程度まで膨らむとの指摘もある総工費の詳細を都に示すことも契約額が業者と合意に達した後にする方針で、舛添要一知事の反発が予想される。

 都と交渉してきた文部科学省は当初、都から費用の一部負担への同意を得た上で、JSCが業者と契約を結ぶ計画でいた。このため、下村博文文科相が5月18日に舛添知事を訪問して会談。競技場周辺の整備費などとして500億円の負担を求めたが、舛添知事は「(周辺整備費として)支出できるのは50億円程度」との認識を示し、最終的な総工費の概算額の内訳と、負担額の算定根拠を明示するよう求めた。

 しかし、JSCが算出中の総工費の概算額は、業者と随意契約を結ぶ際の「予定価格」とほぼ同額になるため、JSCや文科省は契約額が業者と合意に達し、金額が確定するまでは公開できないとしている。一方で、完成時期の順守は国際的な信用問題にかかわるため都から負担額について合意を得るよりも、業者側との契約を優先することにした。

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