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高田漣 父・高田渡を歌うトリビュート盤をリリース

2015.04.26 Vol.641

マルチ弦楽奏者で、音楽プロデューサー、また自ら作品をリリースするアーティストでもある。高田漣は、ライブや作品作り、さらには舞台音楽までさまざまなフィールドで活躍する音楽家だ。そんな彼が先日、今は亡き父でフォークソングのレジェンドの高田渡のベスト盤を編纂、さらにその楽曲をカバーするトリビュート盤をリリースした。父の死から10年。父の歌に向き合いながら感じたことを聞いた。

武尊が念願のK-1王者に輝く

2015.04.26 Vol.641

「K-1 WORLD GP2015 IN JAPAN〜−55㎏初代王座決定トーナメント〜」が19日、東京・国立代々木競技場第二体育館で行われ、Krush −58kg級王者の武尊が優勝を飾った。

 トーナメントには日本人4人、海外から4人の8選手が参加したが、ベスト4全員が日本人と、この階級での日本人の層の厚さを見せつけた。武尊はその中でも1回戦、準決勝ともにKO勝ちと圧倒的な強さを見せつけ決勝に勝ち上がった。

 対するコーナーに立つのはKrush −55kg級王者の大雅。この2人は昨年11月大会でワンマッチで対戦し武尊がKO勝ちを収めている。

 大雅としては王者の威信にかけて、トーナメントの優勝と武尊へのリベンジを果たしたいところだったが、いかんせん1回戦、準決勝のダメージが大きく、またしても武尊の軍門に下った。しかし常に先に攻撃を仕掛け、勝利への執念を見せ続けたそのファイト内容は会場のファンに大きな感動を与えた。

 試合後、武尊は「全部を出しきったのでなかなか言葉が出て来ない。試合が決まったときからチャンピオンベルトを取ると決めて、精神的にも追い込んでやってきた。これで報われなかったら辞めようと思うくらいの気持ちでやってきたので、本当にうれしくて試合後は涙が止まらなかった」とこの試合にかけた思いを語る。

 そして「地元で高校を退学になって、何をすればいいか分からないときに僕を支えてくれたのが格闘技だった。格闘技で夢をかなえようと思って18歳で(東京に)出てきて、弱かった僕を前田先生は一生懸命育ててくれた。正しいことをしていないときもあったんですが、そういう悪いところも指導してもらって、格闘技ばかりではなく精神面でも前田先生にはお世話になった。その感謝の気持ちを最初に先生に言いました」と試合後のリング上での前田憲作K-1プロデューサーとの長い会話を明かした。

 大雅については「決勝は全く予想外。あんなに体力が残っているとは思わなかった。大雅選手は本当に気持ちが強かった。いい選手。会見などではいろいろ言っていますが、強いと認めているから。対抗心があるからこそ言っている。本当に強かった。それまでの戦いとは違って決勝では前に出てきてくれたのでうれしかったんですが、”もう来るな!”とも途中で思いました(笑)。だからこそああいう決勝戦になったと思うので、大雅選手には”本気でやってくれてありがとう”と言いたい」と語った。

今年は2日やります「YATSUI FESTIVAL! 2015」

2015.04.26 Vol.641

エレキコミックのやついいちろうが主催する、音楽・お笑い・アイドル・文化人を交えた総合エンターテインメントフェス「YATSUI FESTIVAL! 2015」が今年は6月20日、21日の2日間にわたって行われる。この時期の東京・渋谷の名物イベントとしてすっかり定着した感のあるこのフェスの見どころを語ってもらうべく、やついと21日に出演する銀杏BOYZの峯田和伸に集まってもらった。

富士芝桜まつり

2015.04.25 Vol.641

 首都圏最大級約80万株の芝桜が富士山麓の広大な敷地に咲き誇り、鮮やかな色のコントラストで楽しませてくれる「富士芝桜まつり」が、5月31日(日)まで開催中。 ローソンチケットは限定で、富士芝桜まつり入園券と天空のチューリップ祭り入園券(遊園地ぐりんぱ入園券)がセットになった、「芝桜&チューリップ 富士山・花めぐりセット券」を発売中。

左拳負傷の大雅がKrush-55kg王座を返上

2015.04.25 Vol.640

 立ち技格闘技のKrushが24日、会見を開き-55kg王者の大雅が王座を返上することを発表した。
 会見で宮田充プロデューサーは「以前から痛めていた拳の状態が良くないことから、8月の防衛期限までの防衛戦が難しいと判断。本人、ジムと協議のうえ、本日付けで返上ということになった」と説明。
 大雅は「1年以上前から練習では左が使えなかった。ミットも3割くらいの力でしか打てない状態。試合では100%の力は出していたが、試合をしては痛めるの繰り返しになってしまった。しっかり治したいと思い、ベルトを返上することにしました」と状況を説明した。
 しばらくは格闘技から離れてみたいという大雅だが、先日のK-1での武尊戦に話が及ぶと「周りからはいい試合だったと言われるが、勝ちか負けしかない。ただ悔しい」と闘志は衰えておらず、早期の回復を遂げ、戦線に復帰してほしいもの。
 空位となった-55kgのベルトは8選手で王者決定トーナメントを行う。4月12日の「Krush.55」で1回戦4試合、8月14日の「Krush.56」で準決勝と決勝を行う予定となっている。

橋本マナミさん 今一番愛人にしたい女!!

2015.04.25 Vol.641

ラジオ番組『JAPAN MOVE UP』毎週土曜日21時30分〜 TOKYO FMで放送中!

3年に1度のダンスの祭典『Dance Dance Dance @ Yokohama 』

2015.04.25 Vol.641

 横浜の街が、ダンスの舞台になる! 

 2012年に開催され、大反響を呼んだダンスの祭典『Dance Dance Dance @ Yokohama 』が今年、8月から開幕する。期間中は横浜市内全域で、コンテンポラリー、ストリート、ソシアル、チア、日本舞踊、バレエ、フラ・ポリネシアン、盆踊りなど、多種多様なダンスプログラムが行われる。

 22日、都内にて行われた発表会見に登壇した林文子横浜市長は「文化創造都市を掲げる横浜市では、現代アートの祭典『横浜トリエンナーレ』、音楽の祭典『横浜音祭り』、そしてこの『Dance Dance Dance @ Yokohama』を開催してきた。これからも文化芸術の力で人と人を結びつけていきたい」と語った。

 またこの日は、同フェスティバルに参加するパフォーマーたちも登壇。独特なダンスで海外でも話題のダンスパフォーマンスユニット・WORLD ORDERの須藤元気は「僕らも街や人を取り込んだ作品が多いので、本フェスと親和性が高いと思う」と語り、イベントに合わせ横浜で新作のMVを撮影する予定であることを明かした。俳優の森山未來は「以前から太宰治の『駆け込み訴え』を舞台化したいと思っていて、昨年イスラエルで何か自分の作品をと思ったときに、イスラエルでやったら面白いかと思い、作りました」という『JUDAS,CHRIST WITH SOY ユダ、キリスト ウィズ ソイ〜太宰治「駆け込み訴え」より〜』を上演すると発表。他、コンドルズ主宰・近藤良平、東京バレエ団所属の上野水香と柄本弾が、それぞれ参加の意気込みを語った。

 国内外のパフォーマーによるステージの他、一般参加型のプログラムも多数。詳細はホームページで順次発表される。

柳沢慎吾「点滅するパトランプの違いを、ホノルル警察に教わりました」

2015.04.25 Vol.641

 ハワイ好きのあいだでは鉄板、ハワ恋の愛称で親しまれるハワイ発の情報番組『ハワイに恋して〜CRAZY FOR HAWAII〜』、通算100回目の放送までのリアルカウントダウンが始まった。100回目を迎えるのは6〜7月。柳沢慎吾はその記念すべき放送回のゲストを務めた。「周りから聞かれるんだよ、いつ出るのって。それで、1000回目のゲスト、放送は5月だって言って……ん、100回目で6月? あれ?」。知らせた情報が1つも正しくないのが気になるところではあるもの、早すぎた事前告知なら、まだこれから十分修正が利く、か?

 ハワイを巡り、さまざまな角度からハワイを紹介する番組。柳沢もまた、“らしい”紹介をしてくれるよう。なんと、あのパトランプを点滅させて、ホノルル警察を直撃。『柳沢警察24時〜NEWSな事件を追え!〜』(6月6日放送)で、何か見せてくれるよう。

「無線は万国共通だね。向こうの警官も拍手して大笑いしてました。アーアー(パトランプのジェスチャーをしながら)っていうのは分かってもらえたみたいだけど、ホノルルでは点滅の仕方が違うそうでやり方を教えてもらったんですよ。ホノルル警察ではいろいろやったんだけど、それはハワイではエグイからって止められたところもあったりしてさ(笑)」

 警察での話以外にも、直前まで天気が悪かったノースショアが柳沢の到着に合わせて晴れ上がったこと、ハワイを堪能できていないスタッフの姿を見て全員で食事に連れ出したなど、人柄がのぞくエピソードが飛び出した。

 旅行はもっぱら「仕事とくっつけちゃう。自分ではいかないね! だって、結構かかるじゃない?」と気持ちいい答えだったが、収録のあいだに「何をするでもなくぶらぶら歩く」ことを楽しんだという。「また行きたいね、ハワイ! 100回じゃなくて50回ごとに出たい」と、白い歯を見せた。

 ちなみに気温に比例してテンションが上がるそう。ハワイでの柳沢はいかに?

EXILE TETSUYAが今期初講義

2015.04.25 Vol.641

 昨年に引き続き、淑徳大学の客員教授を務めるEXILE TETSUYAの今期1回目の講義が16日、同大学で開催された。
 TETSUYAが行うのは人文学部表現学科の「現代表現論」。

 TETSUYAはまず「今日から講義が始まるんですが、一生懸命頑張っていきます。楽しい時間が過ごせるように。みなさんよろしくお願いします」と挨拶。講義に移るにあたり、指示棒を取り出すと一気に“教授”モードに切り替わる。

 まずは自らがここで教鞭を執ることになった経緯を生い立ちとEXILEでの活動を絡めて紹介。その中でさりげなく“夢の大切さ”を織り込むTETSUYA。

 そして本格的な講義へと移る。

「色紙にそれぞれの夢を書いてください」

 制限時間は5分。ここではTETSUYAも自らの夢を色紙にしたためた。

 そして次の課題は「30秒で自分の夢をプレゼンしてください」。

「ええーっ!?」とみんなが声を上げるなか、一人の男子学生が勢いよく手を挙げる。どうやらクラスでも率先して行動するタイプの学生のようで、強烈な個性を発揮し、プレゼン終了。この彼に気圧されることなくその後も手を挙げる学生が続き、10人が自らの夢をプレゼンした。

 TETSUYAの夢は「2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開会式で踊りたい!!」というもの。ちなみに昨年も同じだった。

 TETSUYA自身、「この夢を実現するためにどうすればいいかを考えた」結果、生まれたのが「EXILEパフォーマンス研究所」。その中で行っている活動や研究成果を紹介するなかで、夢に向かって努力することの大事さをさりげなく伝えた。

木村がHIROYAを完全KO

2015.04.25 Vol.641

 K-1ではトーナメントが終わった階級は王者を軸にワンマッチが組まれていく。この日は今後の−65kg戦線を大きく左右する3試合と−60kg王者である卜部功也の試合が組まれた。

 当初、−65kgトーナメントには出場しなかったものの、実力者として誰しもが認める野杁正明とトーナメントを制したゲーオ・フェアテックスの対戦が予定されていた。しかし、ゲーオが3月の試合で負った額の傷がいえず欠場。野杁はマサロ・グランダーとの対戦となったのだが、1R終盤にマサロのテンカオで右まぶたから出血。2R40秒でドクターストップによりTKO負けとなってしまった。

「−65kg日本人最強決定戦」とうたわれた左右田泰臣vs久保優太。トーナメントではともにゲーオに敗れており、次期挑戦権をかけた戦いでもあった。序盤は距離を詰めての打ち合いが展開されたが、徐々に左右田のヒザが効き始め、3Rには久保に組み付きでの減点1があり、大差の判定で左右田が勝利を収めた。

 1月大会でゲーオを破るという金星をあげ、ただいま絶好調の木村“フィリップ”ミノルとHIROYAの対戦は互いの戦いにおけるポリシーの違いもあって、戦前から激しい舌戦が繰り広げられたが、木村が1Rに3つのダウンを奪ってKO勝ち。試合後のマイクも「今のK-1は階級がいくつもあるんで各階級にスターがいるけど、俺が盛り上げます。K-1復活!」と冴えわたった。

 −60kg王者の功也は準決勝で兄・弘嵩を苦しめたハビエル・エルナンデスと対戦。功也はエルナンデスのローキックに苦しめられたものの、ボディーへのヒザ、左右フックの連打で追い詰める。KOこそできなかったものの、ジャッジ3人が功也に30点をつけ、3−0の判定勝ち。大きな山をひとつクリアした。

競技としてのポテンシャルを証明したK-1

2015.04.25 Vol.641

 新生K-1となってから3回目の大会となった「K-1 WORLD GP2015 IN JAPAN〜−55㎏初代王座決定トーナメント〜」。

 昨年11月の第1回大会では「−65㎏初代王座決定トーナメント」が行われ、“K-1復活”というキーワードと久保優太、HIROYAといったかつてのK-1で全国に名を売った選手の出場もあり、大きな話題を呼んだ。しかしトーナメントでは山崎秀晃、久保、左右田泰臣という日本のトップ選手が揃ってタイのゲーオ・フェアテックスに敗れ、主役の座を奪うことはできなかった。

 今年1月に行われた大会では「−60kg初代王座決定トーナメント」が開催されたのだが、大会前から話題をさらったのは“史上最大の兄弟ゲンカ”といわれた卜部弘嵩、卜部功也の兄弟対決。決勝で実現した2人の対決は、その内容も話題性も文句なしで、会場も大きく沸いた。ただ惜しむらくは、兄弟対決というサイドストーリーがどうしてもクローズアップされがちで、競技としてのポテンシャルを証明することは次回に持ち越された。

 しかし今回の「−55㎏初代王座決定トーナメント」はこれといったサイドストーリーも特になく、純粋にK-1という競技の復活を印象付ける大会となった。決勝で対戦した武尊と大雅は試合内容だけで超満員の観衆を熱狂させた。

 優勝した武尊はふだんは−58kg級で戦う。しかし11月大会では55kgに階級を落としてまでワンマッチに出場するほどK-1への思い入れは深い。その時は大雅に逆転のバックブローで失神KO勝ちを収めた。

 この2人は昨年11月大会で対戦が決まって以降、ことあるごとに舌戦を繰り広げてきた。特に武尊の“口撃”はすさまじいものがあった。ただそれも、試合後の会見で武尊が口にした通り、大雅の実力を認めてこその言葉。大雅は決勝こそダメージを考慮し、玉砕気味のファイトとなってしまったが、準決勝の寺戸伸近戦では持ち前の出入りの早さとテクニックを披露。タフな寺戸をKOで葬り、Krush−55kg王者としての実力を見せつけた。

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