2017年はどんな年? テレビやラジオでは年頭から今年の流行予測に躍起だ。もちろん、TOKYO HEADLINEもそれに乗っかって、毎年恒例の今年のキーワード特集をお届け。気になるスポット、気になるエリアを紹介。そして、ブレイク寸前のあの人にはインタビューした。
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主演映画が2月に全国公開 浜辺美波
2016年12月に深夜ドラマとして放送され、今年は映画の公開も決定している『咲?Saki?』に主演する浜辺美波。2006年に雑誌「ヤングガンガン」に掲載されて以来、現在も連載中の大人気麻雀コミックの実写化とあり、プレッシャーもあったという。
「原作のファンだったり、キャラクターやストーリーを愛して下さる方がいるというのは覚悟しています。私自身も実写化されたアニメなどをよく見るので、自分が抱いていたイメージと違うなと思う事もありますし。この作品は特に、空気感やキャラクター性が強く、ファンの方も思い入れのある作品だと思いますので、私が演じるキャラクターもどうやったら愛していただけるのか、多分出演者みんなが悩んだところじゃないかと思います」
浜辺演じた咲については、どう思っているのか。
「普段はすこしポワーっとしていて、ちょっと不思議ちゃんな部分もありますが、強い思いもちゃんと秘めていて、決めるところではきちっと決める。それは麻雀に対しても、家族に対してもそうなんですが、ちゃんと言葉に出して言えるところも愛らしいなと思います。共感できるところは…原作でよく転んでいるので、そんなところとか(笑)。天然なところはあまり理解できなくて、なんでこんな時にそんな事を…って思う事もよくありましたね。私自身は普通にしっかり者なので余計に。自称ですけど(笑)」
それにしても麻雀を打つ手さばきがお見事。
「撮影の1カ月前にプロの雀士の方に来ていただいて猛特訓しました。私は特に不器用なので、みんなのようにできるまで特に時間がかかった。ですから、常に牌を持ち歩いて、時間が空いたら必死に練習していました。取った牌をいつの間にか引っくり返して、中指でスッと出すのが基本なんですが、その中指からよく転げ落ちたりとか(笑)。でもそれぞれキャラクターごとに牌の扱いに特徴を出していますし、私もとにかくパチンといい音をさせるように頑張ったので、それが画面を通しても伝わればうれしいですね」
2016年を振り返って。
「お芝居をする機会をたくさんいただいた年でした。すごく楽しかったし、自分なりに成長もできたと思います。逆に、たくさんやらせていただいた事で、自分のダメな部分とか、まだまだ足りない部分をよく理解できた年でもあります。その中で、技術だけではなく、役柄を大切にし、きちんと役に寄り添い、自然とその役柄としてその場に立っていられたらと強く思うようになりました。全体的には、成長できたいい1年だったと思います」
では、2017年はどんな年になりそう?
「2016年に成長できたと感じたところをもっと積極的に出していけたら。せっかくたくさんの経験をさせていただいたのですから、それをちゃんと生かしたところを見てほしいです。具体的に挑戦したいことは…運動(笑)! よく転んだりするので、2017年はちゃんと体づくりをしたい。小さなころから運動は得意ではなく、筋肉もあまりないので。運動からは逃げた学生時代だったので、ちゃんとしっかり教えていただける機会があれば、体を動かすことにも挑戦してみたいです」
今後挑戦したい役は?
「年相応の女の子。それが一番難しいと思うので。普通の女の子って、自分になり過ぎてしまってもいけないし、そもそも普通というのが難しい。人柄も違えば、考え方、感じ方、行動も全部違うので、その役柄を読み取って、その役に寄り添ったお芝居ができればいいと思います。でもそれって、本当に難しいですよね」
2月16日からM&Oプロデュース『皆、シンデレラがやりたい。』に出演 小沢道成
鴻上尚史が主宰する劇団「虚構の劇団」の旗揚げからのメンバーである小沢道成はその旗揚げ公演からすでに、そして常に“気になる存在”だった。公演を重ねるごとに徐々にその存在を知られることとなった小沢にはさまざまな劇団からの出演オファーが舞い込み、2015年は8本、2016年も8本もの舞台に出演。2017年に大きな飛躍が期待されている。
「京都で16歳から小劇場で俳優を始めました。きっかけは『ガラスの仮面』を読んで、北島マヤにあこがれたこと。あの人は何者にもなれる天才じゃないですか。僕は自分にコンプレックスを持っていた人間なので、僕以外の何者かになりたくて俳優をやりたいと思ったんです。そして20歳の時に東京に来ました。でも1年間はオーディションも受からず、ただただバイトの日々。演劇をやりたいのにできない、友達もいなかったので辛い日々でした。ダメかな? 東京って怖いなって思い始めていたときに、虚構の劇団の旗揚げの話を聞いて“受けてみるか”と思って受けてみたら、なんとか受かった」
虚構の劇団では最初から中心となる役や印象的な役を与えられた。
「鴻上さんが僕にあてて書いてくださっているのが特殊な役柄が多かった。鴻上さんが僕を輝かせてくれました」
着々と俳優としての実力をつけていくなか、2013年に個人の演劇プロジェクト「EPOCH MAN」を立ち上げた。作・演出を手掛ける時もある。そして美術も。小沢の“やりたいこと”が色濃く出た作品が人気を呼び、昨年1月の公演には600人もの観客を集めた。実は知られざる人気公演。
「自分で企画を立てて自分のやりたいことをやる。一人芝居をやると、チラシも思いっきり僕一人なので“誰だ、これ?”ってなるじゃないですか。それで僕のことを知ってくれる人が増えたように思います」
客演も増え厳しいスケジュールの中でも続けているのは?
「演劇が大好きなだけ。僕は休みがあるとダメなんです。予定も何も入れていないお休みは人生を無駄にしている感があって、もう耐えられない。だから結局演劇関係のことをしちゃう。芝居を見に行ったり映画を見に行ったり、本を読んだり」
今後の未来図はどう描いている?
「楽しく生活したいというのがまず第一にあるので、ご飯を食べて、寝て、恋をして、お芝居を見て、そしてちゃんとお芝居をやれるという環境ができたらいい。演劇的にはまだやりたいことがいっぱいありすぎる。僕が日本で作ったものをいつか海外にも持っていきたいという夢もある。俳優としてはまだ出会っていない演出家さんとやってみたい。僕は80年代の演劇が好きで、鴻上さんはもちろん野田秀樹さんの作品にも多く影響を受けました。いつか野田さん、三谷幸喜さんの作品にも呼んでもらえるようになるのが夢」
とりあえず今の2人は、ということ?
「そんなことないです。夢はたくさんあります。あげたらキリがないくらい。いろんな演出家さんと出会えるようになりたいです。もちろん映画とか映像もやりたいです。というか、芝居にかかわるあらゆることは全部やりたいんです」
小沢は本紙発行日の9日まで阿佐ヶ谷のひつじ座でEPOCH MAN番外特別公演『夜明け』に出演。そして2月には下北沢の本多劇場でM&Oプロデュース『皆、シンデレラがやりたい。』(作・演出:根本宗子/16~26日)に出演する。
「根本さんには月刊「根本宗子」に2度呼んでいただいて、今回で3度目。根本さんも自分と同じくらい演劇が好きな人。そういう演劇が好きな人と一緒にやっているのがめっちゃ楽しいんです」
今年は未発表ながらまた多くの舞台の出演が予定されている。要注目だ。
2017年はボクシングも熱い!井上vsロマゴン、村田の世界挑戦実現に期待
年末恒例のボクシングの世界戦。2016年は30日には2つ、31日には5つの世界戦が行われた。
なかでも大きなインパクトを残したのが30日に世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王座を防衛した井上尚弥。井上は元世界ボクシング協会(WBA)王者の河野公平を挑戦者に迎え、6回1分1秒、TKO勝ちで4度目の防衛に成功した。井上は1Rから河野を圧倒。6R、逆転を狙い前に出てきた河野にカウンターの左フックを決めダウンを奪う。打たれ強さに定評のある河野はなんとか立ち上がったが、井上は連打で畳み掛け、フィニッシュした。強打ゆえに拳を痛め、練習に打ち込みすぎるあまり腰痛を患うなど、2016年は不本意なファイトが続いた井上だったが、完璧なKOで締めくくった。2017年には、世界4階級制覇王者のローマン・ゴンザレスとの対戦が期待されている。
同大会ではロンドン五輪金メダリストの村田諒太が「世界前哨戦」と位置付けられた一戦でブルーノ・サンドバルに3回2分53秒、KO勝ち。こちらはついに世界挑戦が現実のものとなりそうだ。
31日には長く“大晦日の顔”ともいえる活躍を続けてきた前スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志が、世界ボクシング協会(WBA)ダブル世界戦でスーパー王者のジェスレル・コラレスと対戦。
昨年4月に対戦し、プロ初黒星を喫した相手との再戦となったが、1?2の判定で敗れた。
内山は判定については「妥当かな」と語り、敗戦には「これが僕の実力」と受け止めた。現在37歳で、同じ相手に2度続けて敗れたことから進退に注目が集まったが、「勝ち以外考えていなかったので、まだ決めていない。ゆっくり休みます」と明言しなかった。
JUON 待望のワンマンライヴツアー
2016年5月、全10曲(10音=JUON)で構成されたソロデビューアルバム「CHANGE THE GAME」をリリースしたJUONが2017年3月、渋谷O-WESTを皮切りに大阪・名古屋・福岡にて「JUON ?CHANGE THE GAME 10音」ライヴで、音楽の固定概念にとらわれないボーダーレスな音楽を伝えていくという。JUONの挑戦は彼の楽曲通り、新世界へと突入する。チケットは、ローソン・ミニストップ店頭Loppiで!
【公演日】3月8日(水)【会場】SHIBUYA O-WEST【開場・開演】18時30分・19時【料金】スタンディング 3900円(税込)※入場の際、ドリンク代(\500)別途必要【発売日】1月15日(日)【Lコード】75108
猫たちとのバディ感、見て! 『ねこ男子』中川大志&廣瀬智紀
注目の若手俳優がねこたちと戯れる様子を収めたムック本『ねこ男子』が好評だ。ページを繰れば、ロシアンブルーやアメリカンショートヘアなどかわいい猫たちと戯れるイケメンたちの様子が次々に登場。“癒し”の時間を届けてくれる。
キラキラした俳優11人が登場。大河ドラマ『真田丸』への出演も記憶に新しい中川大志、ミュージカルなどで活躍する廣瀬智紀も参加している。
「猫って思った以上に長い。抱っこしたら長くてキュンとしました」というのは、ペルシャと共演した廣瀬。実は猫アレルギーだが、それを押して撮影。「最後のほうに鼻水がタラーッときましたけど大丈夫でした」と、苦笑いだ。
一方、中川はアメリカンショートヘアとのタッグ。猫との撮影は一筋縄ではいかなかったようで「撮影したスタジオが大学のグラウンドの裏で、猫が掛け声が気になってかカメラを見てくれないんですよ。猫じゃらしや、餌、マタタビで猫を惹きつけて撮影しました」と、話した。
2人とも「猫とのバディ感」を意識しながらの撮影だったそう。廣瀬はそのために「距離感を意識」。ムック本の中には、肩に猫を載せたりこれ以上接近できないほど接近したショットも。中川も猫の気持ちに寄り添って撮影したそうだ。
『ねこ男子』のプロジェクトを経て、新しい企画の構想もムクムク。今年もやりたいことがいっぱいだ。
「昨年はいろいろチャレンジさせていただいた。それを突き詰めて新しい年に向かっていきたい。初めてやることも多いと思うので一生懸命吸収していきたい」と、廣瀬は前のめり。さらに「(自分は)インドア派の寝っ転がり男子なので、それを脱却したい」と付け加えた。
中川も「今年公開される作品があるので、それを届けられるように頑張りたい。常に新しいことに挑戦したいですし、作品の幅も広げていきたい」と意気込んだ。
【読プレ】地球の謎を科学で紐解く
日経ナショナル ジオグラフィック社は、米National Geographic誌の好評ムック「Special Issue」を「ナショナル ジオグラフィック別冊」としてシリーズ化。その日本第一弾として『科学で解き明かす超常現象 ナショジオが挑む55の謎』を発行した。同書は、雪男や吸血鬼、ゾンビ、ドラゴンといった伝説上のモンスターから、UFO・宇宙人やミステリーサークル、バミューダトライアングル、超能力などの未確認の現象、ピラミッドやストーンヘンジ、モアイ、アトランティスなどの古代文明・遺跡に至るまで、現代でもなお謎に満ちている事象に対し、最新の科学を駆使し検証。現代科学でも溶けない謎が、世界にはまだあるのか!? その真実に迫る究極のエンターテインメント本だ。シリーズ化を記念し、同書を読者3名にプレゼント(係名:「ナショジオ別冊」)。
【読プレ】華やかな蘭の競演「世界らん展日本大賞2017」
世界最大級の蘭の祭典「世界らん展日本大賞2017」が開催される。前回は世界19カ国・地域から約3000種、約10万株、250万輪以上の蘭を展示。13万5
000人が来場するにぎわいを見せた。今回は、宝塚歌劇団が監修するオーキッドゲートが来場者を迎え、假屋崎省吾と志穂美悦子による作品展示、世界初公開の蘭や2016年に新発見された蘭の展示など盛りだくさんのコンテンツを用意。恒例の蘭即売会も行う。開催を記念し、同展の入場招待券を読者10組20名にプレゼント(係名:「世界らん展」)。
【開催日時】2月11日(土)?17日(金)、9時30分?17時30分(入場は17時まで)【入場料】前売 1900円、当日 2200円(いずれも税込)※イブニング券、学生券、団体券もあり【公式HP】 http://www.jgpweb.com/
【読プレ】人は彼女を“砂漠の女王”と呼んだ『アラビアの女王 愛と宿命の日々』
20世紀初頭にアラビアに渡り“砂漠の女王”と称されたイギリス人女性の半生を描いた映画『アラビアの女王 愛と宿命の日々』が公開される。イギリス鉄鋼王の家庭に生まれ、社交界にデビュー、オックスフォード大学を卒業した才女ガートルード・ベルは、イギリス上流階級の生活を捨て、イラン・ヨルダン・シリア等、アラビアの各地を旅し、イラク建国の立役者として尽力。イラクとヨルダン両国の国境線を引く偉業を成し遂げた。その壮大な大河ロマンを、オスカー女優ニコール・キッドマンが熱演。公開を記念し、大切な人へ思いを届ける特製一筆箋を読者3名にプレゼント(係名:「アラビアの女王」)。
1月21日(土)新宿シネマカリテ、丸の内TOEIほか全国順次公開
【読プレ】世界最強軍団、影から参上!『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影〈シャドウズ〉』
『トランスフォーマー』のマイケル・ベイ製作のハイスピードアクション超大作『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影〈シャドウズ〉』のブルーレイ&DVDがリリースされる。最先端のVFX技術を駆使したスピーディーなアクションと、タートルズたちのコミカルなキャラクターが世界中のファンを魅了。世界最強の4兄弟が、世界を舞台に暴れ回り、スリルあり、興奮あり、アクションあり、勇気あり、友情あり、感動あり、爆笑あり、驚きだらけのハイテンションド迫力バトルを繰り広げる。リリースを記念し、特製ニット帽を読者5名にプレゼント(係名:「ミュータント」)。※色は選べません
【リリース日】1月11日(水)【提供元】NBCユニバーサル・エンターテイメント
【読プレ】再びあの男が帰ってきた「絶狼〈ZERO〉-DRAGON BLOOD-」
「牙狼〈GARO〉」の人気キャラクター『絶狼〈ZERO〉』シリーズ最新作「絶狼〈ZERO〉-DRAGON BLOOD-」が、1月6日(金)深夜1時23分よりテレビ東京ほかにて放送がスタートした。孤独な宿命を背負った魔戒騎士・涼邑零/銀牙騎士・絶狼(藤田玲)が新たな戦いに挑む姿を描き出す最新作。主人公・涼邑零(銀牙騎士ゼロ)を演じる藤田玲は、魔戒騎士として、また一人の男として、いまだかつてない過酷な戦いに立ち向かいさらなる成長を遂げた零の姿を熱演。大好評を博した前作『絶狼〈ZERO〉-BLACK BLOOD-』からさらにスケールアップした世界観と物語、ストイックかつスタイリッシュなアクションに注目だ。放送開始を記念し、オリジナルポーチを読者3名にプレゼント(係名:「絶狼」)。