今年で第6回目となる「落語一番勝負 若手落語家グランプリ」が4月30日、東京・日本橋のロイヤルパークホテルで開催された。
予選を勝ち抜いた二つ目の若手落語家4名が、この日行われた本選に出場。その場で行われるくじ引きで高座に上がる順番が決まり、最終的に来場のお客さんの投票でグランプリが決定する。何度か本選に出場している人から、今回初めて本選出場する人まで、個性的な出場者がそろい白熱した大会となった。
グランプリは、3番のくじを引いた鈴々舎馬るこ。今回2度目の挑戦だという馬るこは、予選会でもやった「阿武松」を熱演。コンクール用の鉄板ネタだというだけあって、堂々とした高座に会場からは大きな笑いがおきた。総評の花井伸夫氏も「いろいろな要素が入り、変化に富んでいて楽しく聞けた。今回は馬るこが頭ひとつ抜けていた」と絶賛。大きなタイトルを手にした馬るこは「次はNHK新人演芸大賞を狙いたい」と次のタイトルに向けて意欲を燃やしていた。
尚、今回の本選出場者と演目は、柳家わさび「真田小僧」、桂才紫「百川」、鈴々舎馬るこ「阿武松」、三遊亭歌太郎「粗忽長屋」(出場順)。
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澤瀉屋一門が襲名記念公演に向けて渋谷をジャック
市川猿之助、市川亀治郎ら澤瀉屋(おもだかや)一門の役者が29日、渋谷109前から東急本店前まで、人力車に乗りお練りを行った。
同イベントは26日、渋谷にオープンしたヒカリエで行われている「二代目 市川亀治郎大博覧会」と、二代目市川猿翁(現、猿之助)、四代目市川猿之助(現、亀治郎)、九代目市川中車(香川照之)、五代目市川團子(香川政明)の襲名を記念し開催。
ハチ公前広場の特設ステージでは、この日お練りに参加する亀治郎、香川親子、右近、笑也、猿弥、寿猿、弘太郎が挨拶。亀治郎が手を振りながら笑顔で「6月、7月に襲名公演がありますが、今日は渋谷をジャックします」と言うと、歌舞伎役者として初めて舞台に立つ香川は緊張の面持ちで「初めて歌舞伎の舞台に立たせていただくので、精進しています」と語った。
お練りは、役者たちが歩道や道路わきのビルから手を振る人に手を振り返したり、また話しかけられると気さくに返事をしたりと楽しい雰囲気。人力車に乗る亀治郎は、報道陣から「今の気分は?」と聞かれると「最高です!」と満面の笑み。また香川は「身に余る光栄。(初舞台は)挑戦するだけです」と語り、息子の團子は「練習は順調?」ときかれると「まあ」と照れながら答えていた。

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アスリートが愛用するマットレスパッドにKIDS誕生
競泳の北島康介、フィギュアスケートの浅田真央らメダリストをはじめとするオリンピック出場選手が愛用していることで話題のマットレスパッド「エアウィーブ」にKIDS用が新発売。5~8歳の成長期の子どもを対象とし、健やかな成長をサポートするために開発された。素材の復元性が高いので、睡眠時の寝がえりを楽にすることで、深い睡眠状態をキープ。また全体が硬めのマットレスは、腰を支える箇所をさらに固めに設定。骨が柔らかい子どもの理想的な寝姿を実現した。
同製品は、北島選手が設立したスイミングクラブ「KITAJIMAQUATICS」でも採用。自由形100M、200M元日本記録保持者で、同クラブのチーフインストラクター・細川大輔は「子どもに水泳の楽しさを伝えるとともに、良い睡眠で子どもの成長をサポートし、健康的な体作りを提供したい」と語った。
“さんじゅうし”のはずが…?!
「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」をBlu-rayとDVD が4月20日に発売。それを記念し24日、都内の会場でイベントを開催、三銃士の衣装に身を包んだお笑いトリオ我が家が出席した。
「映像の迫力もさることながら、衣装がかっこいい」と杉山が言うと「映像がきれいで3Dがすごいと思ったらうちのテレビがすごかった」と坪倉。谷田部は「17世紀の話に飛行船が出てきて、時代背景との矛盾に魅入ってしまった」とコメント。
今回のイベントはメンバー全員が34歳(さんじゅうし)ということで、抜擢されたがなんと杉山はイベント前日が誕生日で、35歳だということが発覚。坪倉から「なんで35歳になってるんだ!」と突っ込まれると「昨日まで34歳だったのに間が悪い...」と落ち込んでいた。
しかし、サプライズでバースデーケーキが登場し、会場のお客さんからバースデーソングをプレゼントされると笑顔に。「この炎のように消えないようにがんばる!」と35歳の決意表明をした。
最後に坪倉が「すてきな作品なので、迫力の映像を自宅で体験して」と締めくくった。
5・20開催『スマイルファンラン in お台場』参加者受付中
東京マラソン財団のオフィシャルイベント『スマイルファンラン in お台場』が5月20日(日)に開催される。このイベントは初心者からマラソン経験者、ファミリーなど幅広い層の人々に「走る喜び」を身近に感じてもらおうと企画されたもの。
コースはお台場海浜公園 潮風公園内。5キロ(一般)と2キロ(親子)の2グループに分かれ午前10時30分から随時スタート。記録計測は行わないため、自分のペースで「走る」ことを楽しめる。
申し込みは東京マラソン財団公式クラブ「ONE TOKYO」ホームページ(http://onetokyo.org/)から。5月4日まで受付(先着順。定員になり次第受付終了)。
また当日は東京マラソン財団が行っているチャリティー事業である『東京マラソンチャリティ"つなぐ"』のチャリティーイベントも開催。テレビのマラソン中継の解説でもおなじみのプロランニングコーチ・金哲彦さんによるランニングアドバイス、チャリティーオークションなどが予定されている。
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現代美術家・会田誠、初の大規模個展に向け”勧進”募る
現代美術家・会田誠の展覧会プレイベントが22日、六本木の森美術館で開催され、作家と森美術館チーフキュレーター・片岡真実や、ゲストスピーカーによるトークイベントが行われた。
会田誠は、ゼロ戦が燃え盛るニューヨーク上空を飛び回る『紐育空爆之図(にゅうようくくうばくのず)』や、ミキサーの中に無数の裸体の少女が積み重なっている『ジューサーミキサー』など、戦争やエログロといったタブー的題材を扱うことでも知られる"取扱注意作家"。
日本の現代アートを語る上で欠かせぬ存在でありながら、そのセンセーショナルな表現ゆえパブリックな場での大規模な個展が開催されることがなく、美術館での個展開催は今回が初めてとなる。
イベントでは、ゲストスピーカーとして登壇した小説家の朝吹真理子、漫画家・コラムニストの辛酸なめ子、理論天文学者の小久保英一郎が、それぞれ会田作品の魅力を語った。
また今回の展覧会では、個人による展覧会サポートを募る「会田誠:平成勧進プロジェクト」を実施。サポートはひと口1万5000円からと、50万円からがあり、参加者には本プロジェクトのために制作されたマルチプルなどの特典が付く。
「会田誠展」は2012年11月17日(土)より2013年3月31日(日)まで、森美術館にて開催。
「会田誠:平成勧進プロジェクト」
http://www.mori.art.museum/contents/aidamakoto/index.html
画像:会田誠《紐育空爆之図(にゅうようくくうばくのず)(戦争画RETURNS)》
1996年 零戦CG制作:松橋睦生 撮影:長塚秀人
Courtesy: Mizuma Art Gallery
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