テレビ朝日系刑事ドラマ『相棒』の新シーズンで、水谷豊とコンビを組む“新相棒”の刑事役に成宮寛貴が決まったことが2日、分かった。及川光博の後任として3代目を襲名する成宮は「早く水谷さんと紅茶を飲みたい」と同作の有名場面にワクワク。水谷は「初代の寺脇(康文=50)は康文、及川くんはみっちゃん、さて何て呼ぼうかなぁ」と大歓迎。
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大人の“隠れニキビ”は病院で
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Medical News
ニキビの予防・治療に関する啓発活動を行う「ニキビ治療推進委員会」が発足、3月22日に「女性のためのニキビ対策セミナー」が開催された。
セミナーでは、虎ノ門病院皮膚科部長・林伸和先生(写真上段)が「女性を悩ませる“隠れニキビ”と近年のニキビ治療の実態」をテーマに基調講演を行い、“大人ニキビ”の原因と治療法を説明した。発症メカニズムや治療法は同じでも、男性ホルモンの分泌亢進が要因である“思春期ニキビ”とは違い、“大人ニキビ”はストレスや睡眠不足、不規則な生活など悪化要因が多岐にわたると指摘。それを考慮した治療が必要なこと。また一見治ったように見える“隠れニキビ”の治療を継続して行うことで再発を防ぐことができると説明した。
基調講演に続き、林先生と秋葉原スキンクリニック院長・堀内祐紀先生(写真下段・左)、美容ジャーナリスト・小田ユイコ氏(写真下段・右)によるトークセッション「イマドキ女子のニキビ事情」が行われた。林先生が「ニキビが初期の段階で病院に来る人はいない。自己流ケアで治そうとする人がほとんど」というと、堀内先生も「自己流ケアでかえって悪化させることも。脂分を落とそうと1日何回も洗顔する人がいるが、1日2回で十分で、やりすぎは禁物。肌に手をふれないことが大切」と話した。また林先生が「治療とスキンケアを両方するのが大切。ニキビをファンデーションの厚塗りで隠すのは良くないが、目元や唇のポイントメイクを工夫すればメイクも楽しめます」と提案。小田氏も「下地で肌色をコントロールして、ファンデーションはごく薄く。パフなどのつける道具はいつも清潔にして、コンシーラを伸ばす時は使い捨てのめん棒を使うなどの工夫をして」とアドバイスした。
最後に、3名の専門家は「自己流ケアではなく、まず病院に行くこと。そして治ったと思っても根気よく通院し、再発を防ぐことが大切。そしてニキビにあったスキンケアをして、季節に合わせて肌をいい状態に保って、ニキビの悩みを解消してほしい」と語った。
エリカ・アンギャル『30日で生まれ変わる美女ダイエット』発売
発行:幻冬舎
著者:エリカ・アンギャル
価格:1365円(税込)
2004年からミス・ユニバース・ジャパンの公式栄養コンサルタントとしてファイナリストたちに「美しくなる食生活」を指南するエリカ・アンギャルの最新刊『30日で生まれ変わる美女ダイエット』が3月22日に発売された。
本書は、やせる食べ方、ハッピーに輝くためのライフスタイルのすべてが盛り込まれた“美女ダイエット”の決定版。生まれ変わるための食事や生活の指針となる〈10のプリンシプル〉、現在の食生活やライフスタイルを見つめ直す〈20の質問〉、美しくスリムになるための基礎知識〈30のベーシック〉、そして理想的な食事とエクササイズ、リラクゼーションに彩られた〈30日プログラム〉から構成された大ベストセラー『世界一の美女になるダイエット』を1カ月で実現する完全プログラムとなっている。
キリンチャレンジカップでなでしこがアメリカとドロー
先制点を決めた近賀(1日、仙台ユアテックスタジアム Photo/AFLO)
初開催となるサッカー女子の3カ国対抗戦「キリンチャレンジカップ2012」の日本代表vsアメリカ代表戦が1日、仙台のユアテックスタジアムで開催され、1−1で引き分けた。日本はアメリカとの対戦成績を通算1勝21敗5分け(1PK勝ちを含む)とした。
なでしこはいつも通りの華麗なるパスサッカーでアメリカをほんろうする。しかしいつもと違うのは、プラス「前へ」という意識が強かったこと。前半からなでしこの早くてコンパクトなパス回しに対応できないアメリカ。
そんな前半32分、右サイドでボールを持ったDF熊谷からDF近賀、MF川澄とパスがつながり、川澄がそのまま上がっていた近賀にループパス。近賀が折り返したクロスをFW永里がシュート。GKがはじいたボールを詰めていた近賀が豪快にゴールに突き刺し、先制点を奪った。
試合後、佐々木監督も「アルガルベ杯よりも内容はよかった。ボールをしっかり動かせ、簡単に下げず、背を向けず、前へという意識があった。対米国として見れば、攻撃の形は今までよりもステップアップしている。シュートまで行けるシーンが多くなっていると思う」と納得の表情を見せた。
打倒なでしこに燃えるアメリカは、現在プレースタイルを変革中。ボールをしっかりキープしパスを回すことに重点を置いた前半はやや引き気味だったが、後半は持ち前のスピードとパワーを生かした攻撃にチェンジ。後半27分には、FWワンバック、MFボックスとつないだボールをMFロイドがドリブルで持ち込み、最後はFWモーガンが同点シュートを決めた。線審が一度はオフサイドの旗を上げる微妙なタイミングだったが、主審はゴールを認めた。
なでしこはこの日、良性発作性頭位めまい症で戦線離脱中の沢の代役としてボランチのに田中が、ケガの岩清水の代わりにセンターバックに矢野が入った。ベンチ入りメンバーが18人となる五輪に向け、控え選手の底上げが仮題だが、佐々木監督は「矢野はこの代表キャンプでもボールの動かし方などに自信を持って、的確にプレーしている。熊谷とのバランスも悪くない。今日も良かった。田中は、状況を見ながら細かいパスやサイドチェンジをよくやった。多くのパスをつなぐ間にはミスもあったが、現段階で満足している」と手ごたえを語った。
男子100平泳ぎ・北島が4大会連続五輪代表
(Photo/AFLO)
競泳のロンドン五輪代表選考会を兼ねた日本選手権が2~8日に東京辰巳国際水泳場で開催。3日には男子100メートル平泳ぎの決勝が行われ、北島康介(29)が58秒90の日本新記録で優勝し、日本の競泳選手では初の4大会連続五輪代表を決めた。北島はスタートから次元の違う速さを見せつける。誰もついてこられない。北京五輪以来、4年ぶりに日本記録を更新した北島は「高いレベルで代表を決められたのはうれしい」と力強く拳を握った。
この日行われた女子100メートルバタフライでは25歳の加藤ゆかが57秒77の日本新で勝ち、2大会連続で五輪代表入りした。
4日に行われた男子100メートル背泳ぎでは昨年の世界選手権3位の入江陵介が52秒91で快勝し、ロンドン五輪代表を決めた。女子100メートル平泳ぎは鈴木聡美が1分6秒80で優勝。2位の松島美菜とともに五輪切符を獲得した。
日本ハム・斎藤が初完投で開幕飾る
プロ野球は3月30日、セ・パ両リーグで開幕。栗山新監督の日本ハムは斎藤佑樹がプロ初の完投勝ちで、西武に9−1で大勝した。
キャンプからフォームを修正。左足を上げる際のグラブの位置をへそから首まで高くすることで直球に伸びが出た。この日は1回にプロ最速タイの球速145キロを2球記録。打球を詰まらせるシーンが目立った。
過去の実績でいえば開幕投手は左腕の武田勝との声も周囲に多かった。斎藤は「きょうの結果だけで自分でよかったのかは分からない。1年通して『斎藤でよかった』といわれるようにしないと」と気を引き締めた。
大阪桐蔭が春の選抜初V
第84回選抜高校野球は4日、甲子園球場で決勝が行われ、大阪桐蔭(大阪)が7−3で光星学院(青森)を下して初優勝を果たした。大阪桐蔭は1991年、2008年の夏に続く3度目の甲子園制覇。
光星学院は昨夏に続き決勝に進出したものの、またも東北に優勝旗を持ち帰ることはできなかった。
東京2020オリンピック・パラリンピック招致委がNPO法人に
2020年夏のオリンピック・パラリンピック日本開催を目指す「東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会」が1日、特定非営利活動法人(NPO)の認定を受けた。招致委は1日から戦略広報部シニアディレクターに鈴木徳昭氏を迎えるなど33人態勢にパワーアップし、オリンピック・パラリンピック招致を目指すことになる。
年度始めとなる2日には事務所を置く都庁で組織の発足式を行った。発足式には水野正人招致委員会専務理事らが出席。水野氏はあいさつで改めて「オリンピック招致は、閉塞感が漂うこの日本に、誇り、元気、勇気といったものを取り戻すきっかけになる。心をひとつにして招致を勝ち取ろう」と招致の成功を誓った。
これまでは任意団体として活動してきた招致委だが、今回のNPOの法人格取得で、今後本格化する招致活動をスムーズに進めることができるようになるという。
特に経済活動においてその利点は大きい。例えばこれまでは個人で対応せざるを得なかった金融機関との取引が組織としてできるようになる。また募金を集めるにしても、やはり法人格のある団体かどうかでは信頼度が変わってくるという。
また水野氏は14日にモスクワで開かれる各国オリンピック委員会連合(ANOC)総会での招致プレゼンテーションについて、招致委の竹田恒和理事長、荒木田裕子スポーツディレクターとともに競泳の04年アテネ五輪金メダリストである柴田亜衣さんを起用することを明かした。
大飯原発再稼働で枝野経産相の発言が迷走
(Photo/AFLO)
ニュースの焦点
関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働をめぐり、枝野幸男経済産業相の発言が迷走した。2日の参院予算委員会で「現時点では再稼働に反対だ」と明言。しかも福井県、おおい町に限定する予定だった地元同意の対象を隣接する京都府と滋賀県に拡大すると言及した。
内閣府原子力安全委員会は3月23日、経産省原子力安全・保安院が妥当とした再稼働条件となるストレステスト(耐性検査)の1次評価結果を「妥当」と判断したが、枝野氏は参院予算委で「保安院、安全委の専門家の分析、評価に得心がいっていない」と語った。首相も「あくまで安全性のチェックが最優先だ」と枝野氏に同調した。
首相らはこれまで、枝野氏に藤村修官房長官、細野豪志原発事故担当相を交えた関係閣僚会議で大飯原発の安全性を宣言し、地元同意を得た上で再び閣僚会議を開いて再稼働を政治決断する段取りを描いていた。
だが枝野氏は「さらに専門家に意見を聞くことを含め、プロセスを精査している」と答弁し、ただちに地元への説明に入るわけではないと強調。しかも「滋賀県と京都府知事の理解を得られなければ、地元の一定の理解を得たことにはならない」と再稼働の同意対象を拡大。「ある意味では日本全国が地元だ」とも述べた。
しかし3日朝には「今日は昨日の段階と違う」と発言を事実上修正。「得心していない」としていた安全性については「関係閣僚会議を開くよう申し上げる段階になった」と、一夜で一定の納得をしたことを示唆。同意対象の拡大については他閣僚も火消しに躍起で、藤村修官房長官は「理解を得るべくしっかり説明するのが重要」と述べ、同意までは必要ないとの考えを示した。
発言を修正したところで地元がすんなり納得するわけでもなく、滋賀県の嘉田由紀子知事は「『地元の理解』ということがどういう意味なのか、政府の考えをお聞かせいただきたい」との談話を発表した。
野田首相と枝野氏は3日夜に首相官邸で、大飯原発3、4号機の再稼働を協議する会合を初めて開催。野田首相は枝野経産相に対し、東京電力福島第1原発事故の教訓を踏まえた暫定的な安全基準の策定を指示。新基準に基づき改めて議論することとし、この日は再稼働の判断を見送った。
閣僚協議は、地元自治体への理解を求める手続きに入るかどうかを政治的に判断するための会合で、再稼働に向けた重要なステップとなる。新たな基準は福井県やおおい町が求めてきたもので、再稼働に向けた理解を促すことが狙い。
協議には藤村修官房長官と細野豪志原発事故担当相も出席。当初は3日の協議で安全を確認後、速やかに地元の説得に入ることを想定していたが、新たな安全基準による議論も加わったため、再稼働に向けたスケジュールがさらに先送りされることになった。
首相らが安全性を確認すれば、枝野氏が福井県を訪問する見通し。地元で理解を得られれば、再び首相と関係閣僚の協議を開いて再稼働を最終的に判断する。しかし暫定基準の内容次第では地元が納得しない可能性もある。
5月27日に気仙沼大島で復興支援マラソン開催
宮城県気仙沼市の対岸に位置する離島である気仙沼大島で5月27日(日)、復興支援マラソン「気仙沼大島ランフェスタ~楽しむことが、支援になる~」が開催される。
気仙沼大島は昨年の東日本大震災の津波の影響で島が2つに分断されたうえ、火災被害にも遭い、多くのものを失った。震災から1年が経ち、島は普段の生活にもどりつつあるが、2大産業である「漁業」と「観光」はすべての機能を失ったままという。
そんななか復興の第一歩として大島島民が企画したのがこのマラソン大会。多くの人に現状を知ってもらい、また大島の魅力を改めてアピールするための機会となる。
種目は10キロマラソンとハーフマラソン。参加費は被災地3県(福島・宮城・岩手)は一般2500円、被災地3県以外は一般5000円。3月24日からエントリーの受付が始まっている。
ライブイベント、現地特産品の屋台など「走る」以外でも楽しめるイベントが多く用意されている。
詳細は気仙沼大島ランフェスタ実行委員会(TEL:0226-28-2285 〔HP〕http://oshima-runfes.jp/)まで。
ミャンマー連邦議会補選でスー・チー氏NLD圧勝
民主改革を進めるミャンマーで1日、連邦議会補欠選挙(45議席)の投開票が行われた。ミャンマーの選挙管理委員会は2日、民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさん(66)が当選したと発表。3日には最終集計結果を発表し、スー・チー氏率いる野党・国民民主連盟(NLD)は43議席、他の2議席は同州の少数民族政党と、与党・連邦団結発展党(USDP)が獲得した。
国民は投票により、絶大な人気を博すスー・チー氏への強い期待と、政権、軍に対する根強い不信を表明したといえる。同氏は「新たな時代の始まりだ」と宣言した。
スー・チーさんは今後、下院議員として国政に参加するが、議会で与党が多数を占める状況に変化はなく、どこまで影響力を発揮できるかは不透明だ。今回の補選は、軍政から昨年3月、民政移管したテイン・セイン政権下で初の選挙。NLDは1990年の総選挙以来、約22年ぶりに参加した。自由で公正な選挙を求める欧米が選挙結果をどう評価し、経済制裁の解除・緩和にどこまで踏み切るのか注目される。
選管の発表ではNLDがヤンゴンの全5選挙区で勝利するなど圧勝し、とりわけ政府関係者や軍人が多い首都ネピドーの全4選挙区をも押さえたことで、政権とUSDPは「スー・チー旋風」の強さを、危機感をもって肌身で感じたに違いない。その勢いが、2015年の総選挙に持ち込まれることは、間違いないからだ。
スー・チー氏は3月30日の記者会見で、目指す民主主義像について「欧米型か、アジア型かというのではなく、国民のための民主主義だ」と述べた。「この国には乾期、涼しい時期、暑い時期、雨期があるが春はない。だが、人々が(政治の)春を満喫できるときが来ることを望んでいる」とも語った。そうした「新たな時代」へ向け、彼女は新しい一歩を踏み出した。

