
7月に脱原発フェス「NO NUKES 2012」坂本龍一が呼びかけ







(Photo/AFLO)
資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第16回公判が19日、東京地裁で開かれた。弁護側は最終弁論で改めて無罪を主張、小沢被告も意見陳述で「私にはいかなる点でも罪に問われる理由はない。私は無罪です」と述べ、結審した。判決期日は4月26日午前10時に指定された。
小沢被告は意見陳述で「検察は2年にわたり不当、違法な捜査を行い、政治介入を続けた。議会制民主主義を破壊し、国民の主権を侵害した暴挙と言うしかない」と検察批判を展開。さらに「検察審査会の起訴議決は、東京地検が捏造した違法な供述調書と捜査報告書に基づく誤った判断で、私には罪に問われる理由はない」と述べた。
意見陳述に先立って行われた最終弁論でも、弁護側はまず、東京地検特捜部の捜査について「小沢被告がゼネコンから違法な金を受け取ったのではないかという根拠のない妄想から始まった事件」と批判した。
その上で、土地購入資金のために提供した4億円は「適法に形成し、所持していた財産で、違法な手段を用いて隠す必要性も動機もない」と強調し、検察官役の指定弁護士側は違法な資金であることを立証していないと主張。また、「元秘書は相当の裁量を与えられ、自ら判断して職務を処理しており、その過程でいちいち報告し判断を仰ぐことはなかった」と述べた。
指定弁護士側が、共謀立証の支えとした銀行融資への署名など間接事実についても、共謀を裏付ける証拠にはならないと反論。小沢被告への報告を認めた池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=の供述調書については、弁護側は「具体的な状況や時期の記載が全くない。記憶に基づく供述か甚だ疑わしく信用できない」と否定した。
最後に、虚偽の捜査報告書に基づく検察審査会の起訴議決は無効として、公訴棄却も主張。「いかなる観点からも犯罪の証明がなく、無罪は明らか」と述べ、弁論を締めくくった。
公判では小沢被告との間の「報告・了承」を認めた元秘書らの調書の大半が証拠採用されなかったが、指定弁護士側は9日の論告で「小沢被告の指示や了解なしに元秘書が独断で虚偽記載をすることはない」として禁錮3年を求刑した。
今回の小沢被告の公判は、弁護士同士が激しい応酬を繰り広げた場でもあった。
弁護団が切り札としたのは石川知裕衆院議員(38)の「隠し録音」。捜査報告書に実在しないやり取りが記載されていることが判明、報告書を作成した田代政弘検事(45)から「そういうやり取りはなかった」との証言を引き出した。
思わぬ“味方”も登場した。指定弁護士側請求の証人だった前田恒彦元検事(44)が、ゼネコンからの裏献金が背景にあるとした検察の見立てを「幹部の妄想」と批判。この証言は最終弁論でも引用された。郵便不正事件で主任検事だった前田元検事と相対した弘中惇一郎弁護士(66)は結審後「ドラマチックというか…。西も東も特捜部はひどいところ」と振り返った。その上で「無罪以外の何物でもない」と自信をのぞかせた。
BIGBANGの妹分で、人気上昇中のガールズグループ、2NE1(トゥエニィワン)がニューシングル『SCREAM』とニューアルバム『COLLECTION』を28日に同時リリースする。どちらも、彼女らの特徴であるエッジーでダンサブルなサウンドが詰め込まれた作品。アルバムに関してはこの1枚で彼女たちのすべてが分かる作品になっているという。
2011年9月にリリースしたミニアルバム『NOLZA』で、正式に日本デビュー。この作品はオリコンウィークリーアルバムランキングで1位を獲得し、センセーショナルな日本上陸となった。さらには、発売に合わせて行われたデビュー公演で全国で7万人を動員して、韓国のアーティストのデビューツアーとしては史上最高となる記録を作った。
楽曲のクオリティーの高さはもちろん、彼女たちのスゴさが見られるのはステージでのパフォーマンス。年明けに行われた、所属事務所のYG ENTERTAINMENTが15周年を迎えたことを記念したコンサート「YG Family Concert in Japan」でも、彼女たちの魅力を最大限に発揮したパフォーマンスで、他所属アーティストとともに約16万人に上るオーディエンスを圧倒した。
彼女たちのすべてが分かると称されるアルバム『COLLECTION』、そしてシングル『SCREAM』を携えて、2NE1も2012年の活動を本格始動する。一度聞いたら耳から離れないサウンドが、オーディエンスの脳内でリピート再生され続けることは必至だ。
年明けには、iTunesが選ぶ“今年最も活躍が期待出来る新人アーティスト”『Japan Sound of 2012』に選ばれている2NE1。今年もさらなる飛躍をしそうな彼女たちの一挙手一投足をウオッチしよう!
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東京電力は21日、4月からの企業向け電気料金の値上げについて、契約期間が残っている契約者は値上げを拒否できることを十分に説明していなかったと発表した。同日から契約者に郵送で再度、通知するとともに、営業担当者がすべての契約者に対して、個別に訪問するか電話するかして説明する。契約者の75%、16万8000件が値上げを拒否できる対象となる。
東電は4月1日から企業向け料金を一律平均17%値上げする方針。ただ、料金契約の更新日が4月2日以降の場合、1日に値上げすると「契約期間中の値上げ」となり、契約者の了承が不可欠となる。契約者が拒否すれば、期間満了日まで現行料金が維持される。
しかし東電は、2月に発送した「料金値上げのお願い」の中で、「契約期間にかかわらず、4月1日以降は新しい電気料金」を顧客に要請。異論がある場合のみ、専用の電話番号まで連絡するよう求めていた。
異論がなければ契約期間中でも値上げを了承したとみなす仕組みで、枝野幸男経済産業相は同日の閣議後会見で「開いた口がふさがらなかった」と批判。今月16日に東電に対し、丁寧に説明するよう指導したという。
東電は値上げを了承した契約者にも改めて意向を再確認するという。
しかし、利用者の拒否権を周知しなかった事実は、「故意かどうか分からない」(枝野経産相)ものの、一方的な値上げに対する利用者の反発の火に油を注ぐ事態を招いている。
(1)ステージ上でパフォーマンスを行うAKIRAとKEIJI。ダイナミックなダンスに生徒たちも大興奮。 (2)生徒たちからの質問コーナー。突拍子もない質問に、2人の先生が思わず噴き出す場面も。 (3)KEIJIのソロ。大技が繰り出されると、歓声とどよめきが。 (4)AKIRAのソロ。派手なパフォーマンスで、子どもたちを魅了
体育館に集まった4年生と5年生、232名の生徒たちの前に、AKIRAとKEIJIが登場すると、子どもたちから大歓声がわき上がった。AKIRAが「楽しい思い出を作りましょう!」と言い、早速パフォーマンスタイム。AKIRAとKEIJI、そして3人の講師が、ステージ上でパフォーマンスを繰り広げると、生徒たちの目はステージに釘付けになっていた。パフォーマンス終了後は、2人の話と質問タイム。小学校のころの夢についてAKIRAが「小、中、高とサッカーをやっていたので、全国高校サッカー選手権に出て、プロのサッカー選手になるのが夢だった。その夢はかなわなかったけど、そんな時にダンスに出会い、それが次の夢になった。EXILEもサッカーもチームプレー。だから、サッカーを一生懸命やっていたことはいい経験だった」と語ると、KEIJIも「僕は小学校6年生で171�pあって、絶対にプロ野球の選手になると思っていた。でも甲子園に行けず、夢は破れたけど、次はダンスが夢になり、今ここにいます」と、挫折や失敗は決して無駄ではないと子どもたちに語りかけた。さらに子どもたちは、「休みの日は何をしている?」「好みの女の子のタイプは?」と次々に質問。「普段はどんな私服ですか?タンクトップ?」という女の子の質問には、思わず2人も大爆笑。AKIRAは「確かに着ますけど(笑)。古着を今風にアレンジしています」と答えるとKEIJIも「タンクトップは絶対ですけど(笑)、32歳なので若く見える服を着ます」と生徒たちを笑わせた。
そしてついに、お待ちかねのダンスのレッスン。「Choo Choo TRAIN」を、講師の3人はステージで、そしてAKIRAとKEIJIは子どもたちの中に入って指導。最初は戸惑いを見せていた子どもたちだが、自然に体が動き出すとグングンと上達。AKIRAも「上達が早い。予定外だけど、次のステップも教えます」と、どんどん難易度の高いステップへ。そんな難しいステップもクリアし、子どもたちの笑顔が絶えない授業となった。
最後にAKIRAとKEIJIが「みんなと触れ合えて本当に楽しかった。これからもEXILEとして、たくさんの人に笑顔や希望をお届けできるように頑張ります」と挨拶すると、盛大な拍手が起こった。
授業終了後、「子どもは、無邪気で素直でパワーがある。そのパワーを逆にもらって、それが活動のエネルギーの源になっているところもあるので、子どもたちの無限な可能性に触れられることは、ありがたいことです」とAKIRA。KEIJIも「何事もあきらめないで、ずっと継続してやり続けることが大切。東北復興のひとつの力になれると信じて、EXILEとして活動していきます」と語った。
震災直後、早くから被災地へ炊き出しに行ったり、パフォーマンスをしに行ったりしているEXILEのメンバー。「夢の課外授業」でも被災地の学校に行き、子どもたちに笑顔を与えてきた。EXILEに直接ダンスを教えてもらったということは、子どもたちの大きな宝物になるはず。一人でも多くの子どもたちに、彼らの活動が届き、夢と希望と笑顔に満ちた瞬間を体験できるように応援したい。