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チームメイトも相手チームもサポーターも泣いたラストマッチ まだやれる!! でも ベッカム引退

2013.05.31 Vol.592
 サッカーの元イングランド代表主将で、フランス1部リーグのパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するMFデービッド・ベッカム(38)が5月16日に今季限りでの引退を表明した。  ベッカムは今年1月に5カ月の期限付きでPSGに加入。リーグ制覇などに貢献した。しかし、「プレーを続けさせてくれたPSGには感謝している。しかし、最高水準でプレーしている今が、自分のキャリアを終えるによい時期だと感じる」などと引退の理由を語った。  ベッカムは右足の正確なキックを武器に、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)やレアル・マドリード(スペイン)などでプレー。イングランド代表としても115試合に出場し、ワールドカップ(W杯)では2002年日韓大会など3大会でプレーした。  18日にパリで行われたホーム最終戦のブレスト戦にベッカムは先発出場し、現役最後のピッチに立った。  前半31分には、ベッカムのコーナーキックからMFブレーズ・マテュイディがゴールを決める。後半にも得意のクロスで見せ場を作り、「まだトップレベルでプレーできると思っている」という言葉を裏付けた。  試合終盤には涙をこぼしながらプレーを続けたベッカムは後半83分に交代。  チームメートはもとより対戦相手の選手までもが涙を流す異例の光景が見られた。そしてPSGに19シーズンぶりの優勝をもたらしたベッカムにサポーターたちは総立ちで別れを告げた。  日本でも人気の高いベッカムだけに今後の動向が気になるところだ。

武井壮がテキトー王・高田の弱点を突く!

2013.05.31 Vol.592
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  佐々木希と高田純次ら出演者とのユーモラスなやりとりで人気のウィルコムの新CM『かけ放題』篇に、武井壮がスペシャルゲストとして登場する。CMは、武井がテキトー王・高田純二の弱点をついてシュミレーションバトルを繰り広げるという内容。撮影は、同CM史上でも異例のたった5分。武井は「本当にこれでいいんですか!?」と、現場を後にしたという。
 
  6月1日からオンエア。同社のウェブサイトではメイキングムービーを公開中。

観客もステージに! ミュージカル『HAIR』は自由だ!

2013.05.31 Vol.592
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 伝説のブロードウエイミュージカル『HAIR(ヘアー)』が日本初上陸、29日に渋谷・東急シアターオーブで幕を明けた。ラブ&ピースとフリーダム、そして彼らなりの祖国への愛が詰まったステージにオーディエンスは熱狂、最後にはキャストに促されるままにステージに上がり、ダンス。ピースでラブで、フリーな世界観を共有した。

 冒頭、この作品から生まれたヒット曲のひとつ『アクエリアス』に耳を傾けたのもつかの間、すぐにこの作品の魅力を感じられる場面がやってきた。キャストが客席に降りて歌い踊ったかと思えば、コール・アンド・レスポンスを要求。さらには、観客とのユーモラスなやり取りを重ね......。これぞ、自由。言い換えるなら、やりたい放題。客席にはたまらずといったふうに笑い声がこぼれた。

 髪を振り乱しながらのエネルギッシュなパフォーマンスに、ちょっとエッチな演出、ハッピーなムードに満ちている。しかしその一方で、徴兵、ベトナム戦争、それを踏まえてのドキリとさせられるシーンなど重みのある作品だ。しかしその部分に焦点が当たるころまでに『HAIR』の世界にどっぷりと浸かることができさえすれば、初見であっても字幕を追わなくても最後まで作品の魅力を楽しめそうだ。

 
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 圧巻のラストは、ラブ&ピースにあふれたもの。観客が次々にステージに上がっていき、キャストと観客みなが手を取り合って歌い踊る大団円。客席の人もどんどん立ち上がって大合唱になった。さらに、字幕に「ただいまから写真撮影可能です」のメッセージも流れ、そこも含めて、既存のミュージカル作品とは一味違った、フリーダムでやりたい放題のミュージカルだった。

 6月9日まで同所で。詳細は公式ウェブサイト(http://www.hairmusical.jp/)で。 






平井堅 日本武道館でしっとりと『女々しくて』

2013.05.30 Vol.592
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 平井堅のコンセプトライブ「Ken's Bar」を29日、日本武道館でスタートさせた。ライブでは、ゴールデンボンバーの代表曲『女々しくて』を平井流にしっとりと歌い上げ、オーディエンスを喜ばせた。

 平井が毎年行っているライブシリーズで、今年は15周年のアニバーサリー。平井が夢中になってみていたとうい音楽番組『ザ・ベストテン』や『ザ・トップテン』を思わせる演出で、事前にファンクラブの会員から募ったリクエスト曲のトップ15をカウントダウン方式でパフォーマンス。『瞳を閉じて』『告白』など自身のシングル曲はもちろん、スティーヴィー・ワンダーの『I Just Called To Say I Love You(邦題:心の愛)』、EXILEの『Ti Amo』、さらにはゴールデンボンバーの『女々しくて』などカバー曲も披露した。

三浦雄一郎さん会見 成功の鍵は「年寄り半日仕事」

2013.05.30 Vol.592
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 5月23日に世界最高峰エベレストに登頂を果たした、冒険家の三浦雄一郎さんが29日帰国、同日、自身が校長を務めるクラーク記念国際高等学校の東京キャンパスで会見した。登頂時、雄一郎さんは80歳と224日で、世界最高齢登頂記録を樹立した。
 
 会見では、登頂の成功の鍵となったのは「年寄り半日仕事」と説明。朝起きて昼過ぎまで登り、休息をたっぷりとるスケジュールで進めたことが大きかったとした。また、食事にも気を使っていたそうで、手作りの寿司酢でうにの手巻き寿司をしたり、8500メートルのキャンプで抹茶で茶会を開いたエピソードも紹介。次男で一緒に登った豪太さんは事前に茶道具は無駄な荷物と考えていたことを吐露したが、実際に抹茶を立てたところ「そこだけ温かい雰囲気になった。余裕が生まれた」とし、成功へのドライブとなったようだ。

 とはいえ、登山そのものは厳しいものだったよう。登頂成功時には元気な声を聞かせてくれた雄一郎さんだったが、その後、下山を始めた時に「足がぐにゃぐにゃ、ゴムのように感じて力が入らなくなってしまった」そう。豪太さんやスタッフの協力を得て、「やっと8500メートルまで下りてきた。この場所にキャンプをはっていなかったら帰ってこれなかったかもしれない」と、語った。
 
  質疑応答では、75歳の男性が「三浦さんに苦情を言いにきました。(80歳超でのエベレスト登頂に成功した)三浦さんができたのに、なぜ自分たちはできないんだと言われてしまう」とユーモアたっぷりに前置きし、シニア層はどうするべきかと質問。それに対して三浦さんは、「とにかく外に出ることだと思います。温泉でも、旅でも」と、アドバイスした。

 今後の目標については、「スキーでの滑降。親子で滑ってみたいな」と話し、ともに登頂した豪太さんと会見の司会を務めていた長女の恵美里さんを苦笑いさせていた。

成海璃子 ハミガキで「しあわせな気分」

2013.05.28 Vol.592
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 女優の成海璃子が27日、都内で行われたキャンペーン「BLACK RESTAURANT by Aquafresh」の記者発表会に出席した。

 キャンペーンは、成海がCMキャラクターを務める歯磨き剤「アクアフレッシュ シャイニーホワイトニング」を体感してもらうのが目的。黒い食材を使ったブラックグルメのフルコースを楽しんだあとで、同商品を使って歯磨きをしてもらう内容だ。

 キャンペーンにちなみ、ブラックのドレスやアクセサリーをつけて登場した成海は、「ブラック・モヒート」、「柔らかく蒸した黒アワビと肝のソース」、「和牛ホホ肉のブラックワイン煮 黒カカオの香り」「黒ニンニクとショコラのグラス」など黒い料理が次々に紹介されると、「これだけ黒いものを集めるってすごい」と、一言。 さらに、「シャイニーホワイトニングで磨けば、黒い料理も安心ですね」と、PRした。

 もともと歯磨きが大好きだという、成海。気分転換として歯磨きをするそうで、「しあわせな気分になります」。6月10日からオンエアされるトレインチャンネルの映像で、しあわせな笑顔も見られるかも?

 同キャンペーンは、南青山のフレンチレストラン「ランベリー ナオト キシモト」で7月9~20日の期間限定で開催。ブラックグルメは、ムニュ・ノア(黒いメニュー)のコースで、1日3組、6食限定で提供される。コース料金は1万3650円(税込)。

6・22『VTJ 2nd』に高谷裕之、宇野薫、所英男が参戦

2013.05.27 Vol.592

 6月22日に水道橋のTDCホールで開催される『VTJ 2nd』の記者会見が27日行われ、第2弾のカード発表が行われた。
 第1回大会に続き「JAPAN vs 北米」の対抗戦3試合が組まれ、高谷裕之、宇野薫、所英男の3選手の参戦が参戦する。
 総合の試合は昨年の大晦日以来となる高谷は「攻撃的ないい試合になりそうな相手。ヒジありのルールは久しぶり。いろいろ練習で試してみたい。大晦日にアメリカ人に負けているんで、相手は違うが借りを返すという意識はある」と勝利へのこだわりを見せた。
 対戦相手のダニエル・ロメロは高谷と同タイプのガンガン打ち合うファイトスタイル。試合は5分3Rで行われるが、1Rから一瞬たりとも目の離せない試合となる。
 元UFCファイターでもある宇野薫は日本では初めての金網での戦い。
 宇野は相手のアンソニー・アヴィラについては「若くて勢いのある厳しい選手。打撃も寝技も得意でバランスがいい」と分析。「(UFCでの)最後の試合では何もさせてもらえないでやられた印象。そこから階級を下げてチャレンジしていて、今のMMAというか金網の中で、どの程度自分ができるのかというところで、挑戦ではないが、いい試合をしたいなという思いが強いかもしれない」と雪辱を誓った。
 昨年末に行われた『VTJ 1st』ではメーンで佐藤ルミナと対戦し、秒殺勝利を飾った所は連続参戦。相手のテイラー・マコーストンは日本でもおなじみのダレン・ウエノヤマの練習パートナーを務めるグラップラー。変則的な動きも取り入れたファイトスタイルで、所とは“手の合う”相手。所は以前、ウエノヤマに勝利しており、テイラーにとってはリベンジの意味合いもある対戦。
 所は「今年で36歳。選手としてもあと何試合できるか分からない状況なんですが、その中でも自分でも伸びている、強くなっているという感覚があるので、世界に向けて挑戦したい。1つ階級を下げて、どこまでできるのだろうかということも挑戦だと思っています」と語った。囲み会見でも「北米が主流になっている格闘技界で、挑戦しないと後々後悔するんだろうなって気持ちがある」と“挑戦”という言葉を繰り返した。なお所は今回は130ポンド(59.0kg)契約での試合となる。

武幸四郎(JRAジョッキー)インタビュー「一番うれしかった」

2013.05.27 Vol.592

 競馬の世界では3歳の牝馬たちによって争われる桜花賞、オークス、3歳の牡馬たちによって争われる皐月賞、ダービー、菊花賞はクラシックレースと呼ばれ、特別な存在となっている。3歳牝馬にとっての最高峰のオークスが19日、府中の東京競馬場で行われ、武幸四郎騎乗のメイショウマンボが見事に優勝した。その翌日、武幸四郎にインタビュー。(聞き手・一木広治)

腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ!石崎和宣さん

2013.05.27 Vol.592

 4月にオープンした新業態店『ビアテリア プロント』はサントリー認定ザ・プレミアム・モルツ〈超達人店〉。つまり“ものすごくおいしいビールを注ぐ達人”がいるお店なのだ。その1人が店長の石崎さん。一体どんな達人技を持っているのか…。「良かったらご覧になっててください」。なるほど、カウンター越しにサーバーから注ぐところを見ることができるんですね!「実は、お客様に見て頂くことを考えてサーバーの位置が高くなっているんです。少し二の腕が痛くなりますけど、お客様に楽しんでもらえるなら(笑)」。見えない部分もこだわり満点だ。「グラスは、専用の洗浄機で浄水器の水で洗います。その後、氷水にグラスを浸し注ぐ直前に水切りをします」。ケチくさいことを言うようですが乾燥させないと水分が混じったりしませんかね?「きめ細かい泡が残った水分を押し上げるんですよ。その泡の上辺をナイフで切って…」。出来上がったのが、金色のビールと真っ白な泡が7対3の黄金比率を保った完璧に美しい1杯!「この最高の状態でお客様にお出しするようにしているので、ビールが届いたら即、味わって頂ければうれしいです(笑)」。驚くほどクリーミーな泡、なめらかなのにキリッとしたビールののどごしとうまみ。雑味を一切感じさせない清涼感は、超達人の技とこだわりあってこそ。“肉の井上”の揚げたてメンチカツといったビールに合う限定メニューも気になりますが、食事オーダーも取材も後回しで、まずは乾杯〜!

6・22「VTJ 2nd」で修斗とパンクラスの現役王者が直接対決

2013.05.27 Vol.592

 6月22日に迫った「VTJ 2nd」(東京・TDCホール)で史上初の修斗とパンクラスの現役王者同士の直接対決が実現する。

 堀口恭司(修斗世界フェザー級チャンピオン)vs石渡伸太郎(バンタム級キングオブパンクラシスト)の一戦だ。

 堀口は修斗の超新星と呼ばれ、デビューから6連勝。昨年1月、修斗のパウンドフォーパウンドと呼ばれた上田将勝に初黒星を喫するも、そこから再び勝利を積み重ね今年3月、扇久保博正を破りフェザー級の世界王座に就いた。VTJには昨年12月の第1回大会に出場。○○でも実績のあるイアン・ラブランドを圧倒し、ケージでもその強さを見せつけた。

 一方の石渡は修斗でデビュー後、戦極(SRC)、を経て2011年からパンクラスに参戦。12月に井上学を破り、バンタム級キング・オブ・パンクラシストの座に就いた。デビュー以来、約5年9カ月にしてのビッグタイトル獲得。昨年9月には修斗復帰戦となる宇野薫と対戦。めまぐるしい攻防を繰り広げた末、3−0の判定で勝利を挙げた。

 石渡が「雑誌などでも大きく取り上げられて、嫉妬していた」と語るように、2人がたどってきた道のりは好対照。

 会見でも石渡が「5Rと聞いて驚いた。どっちか死ねってことだと思って覚悟を決めていきます」などと抑えめのトーンながら激しい闘志を見せる一方で、堀口は「面白い試合になる」「いつもどおりやろうと思っています」と淡々とした受け答えに終始した。もっとも会見後「会見って初めてだったんで、こういうものなのかと…」といつものペースではなかったよう。

 この大一番を実現させたVTJ実行委員会の坂本一弘氏は「135ポンドの日本の一番を決める戦い。イコール世界で戦っていける選手になるということ」と語った。

 ともに打撃を得意とするだけにKO決着は必至。果たして凱歌はどちらに上がるのか。

ティーナ・カリーナ「聞いてくれる人に寄り添える歌を歌っていきたい」

2013.05.27 Vol.592

あんた』がロングヒット中のシンガー・ソングライターのティーナ・カリーナ。大阪出身の彼女が、恋人への想いを関西弁で切々と歌い上げるこの曲は、話題を呼び、今も多くの人の心を揺さぶり続けている。「当時は、関西弁で書いた唯一の歌でした。耳にする歌のほとんどが標準語なせいか、どこか歌って標準語で書くものと思っていたところがあったんですよね。今、思うと、なんでそんなふうに考えてたのかなって」

「愛してる」よりも、「めっちゃ好きやねん」と歌うのが恥ずかしかったという。その一方で、だからこそ「伝わることもある」と感じた。『あんた』は、アーティストとして何かを破る作品になった。

 ニューシングルの表題曲『あかん』もまた、関西弁で歌う。「この曲を作るにあたって、『あんた』を作ったときと似た状況を作ってみたんです。部屋で1人、得意じゃないお酒を飲んでちょっとほろ酔い気分で。それでふと浮かんできたのがサビの“あかん”でした。それが浮かんだ瞬間に、好きになっちゃだめだっていうストーリーが膨らんでいきました」

『あんた』に続き、切ないラブソング。「切ないの好きなんですよ」と、本人。さらに聞くと、前作同様、今作もまた自分の経験が下敷きになっているそうだ。でも至って本人は明るくて前向き。「ハッピーな作品も発表したいですよ! 私もいつも切ないわけではないですから(笑)」

 これまでもこれからも届けたいのは「聞いてくれる人に寄り添える歌」、そして「前向きな気持ちになれる曲」だという。彼女が積み上げていく、人生のサウンドトラック。“あんた”の傍にも置かな“あかん”。

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