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最高裁が水俣病を初認定 原告勝訴が確定

2013.04.19 Vol.590

 熊本県が水俣病の患者と認定しなかったのは不当として、熊本県水俣市の女性の遺族が処分の取り消しと認定義務付けを求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(寺田逸郎裁判長)は16日、女性を水俣病と認定するよう命じた2審福岡高裁判決を支持、県側の上告を棄却した。遺族側勝訴が確定。最高裁で患者と認定されるのは初めて。

 大阪府豊中市の女性については、水俣病と認めなかった2審判決を破棄、審理を大阪高裁に差し戻した。

 同小法廷は、水俣病の判断手法について「行政判断に不合理な点があるか否かという観点ではなく、個々の事案における事情と証拠を総合的に検討し、個別具体的に判断すべきだ」と、裁判所が独自に認定できるとの初判断を示した。

 国が昭和52年に示した判断条件は、水俣病と認定するには手足の感覚障害に加えて運動失調や視野狭窄など複数の症状の組み合わせを必要とし、そうでない場合は総合的に判断するとしている。

 同小法廷は「手足の感覚障害のみの水俣病が存在しないという科学的な実証はない」と指摘。症状の組み合わせが重視される行政審査よりも事実上、認定の幅を広げた。ただ、判断条件は「多くの申請について迅速かつ適切な判断を行うための基準を定めている」と一定の合理性を認めた。

 水俣市の女性の訴訟では、2審が判断条件を「十分であるとは言い難い」と指摘した上で女性の生活環境などを独自に検討し原告側逆転勝訴を言い渡した。

 豊中市の女性の訴訟で2審は「裁判所の判断は県の判断が不合理かどうかという観点で行われるべきだ」との立場で原告側逆転敗訴とした。女性は3月に死亡、長女が訴訟を承継した。

ニュースの焦点 ボストン・マラソンで連続爆発 米大統領がテロと断定

2013.04.19 Vol.590

 マサチューセッツ州の州都ボストンで15日午後2時50分(日本時間16日午前3時50分)ごろ、ボストン・マラソン開催中の市中心部のゴール付近で、2度の大きな爆発があり、3人が死亡、170人以上が負傷した。爆発が起きたのは最初のランナーがゴールした約2時間後で、参加者の多くが走り終えていた。ゴール直前のコースそばの建物前で最初の爆発が起きてから12秒後、約100メートル離れた場所で2回目の爆発が起き、大きな白煙が2カ所で上がった。

 オバマ大統領は同日、記者会見で事件を「憎むべき、卑怯なテロ行為」と非難した。
 米国で大規模テロが発生したのは2001年9月11日の米中枢同時テロ以来。

 16日には米捜査当局が爆発物に圧力鍋が使われた可能性があることを明らかにした。圧力鍋の爆弾は米国内の爆破未遂事件でも準備されたことがある。また国際テロ組織アルカーイダ系がインターネット上で製作方法を公開している。

 圧力鍋の爆弾は2010年、ニューヨーク・タイムズスクエアの爆破未遂事件で、パキスタン移民の男が車内爆弾の一つとして設置。06年にインド、10年にパキスタンなどでも使われたという。

 専門家によると、「アラビア半島のアルカーイダ」(AQAP)は数年前、「母親の台所で爆弾を作るには」と題した記事をネット上に掲載。この中で圧力鍋に殺傷力を高める素材を入れ、可燃材料で満たすよう奨励しており、ボストンで使用された爆弾との類似点もある。

 サイトの責任者は米国籍のテロリスト、アンワル・アウラキ容疑者。個別のテロ組織に属さず、単独で犯行に及ぶテロリスト「ローン・ウルフ(一匹おおかみ)」に大きな影響力があったが、11年9月に米軍の無人機攻撃で殺害された。

 ただ、アルカーイダ系組織は、強力な自動車爆弾のほか、高度な技術の精巧な爆弾を航空機に持ち込むなど、大規模被害を狙ったテロ行為を繰り返しており、そうした手口は今回のテロとは異なっている。

藤本美貴 息子が「夫婦ゲンカを止めてくれる」

2013.04.18 Vol.589
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   藤本美貴が17日、都内で行われた、マクドナルドの新ハッピーセットのPRイベントに出席した。子供たちに人気の『プラレール』シリーズのおもちゃがセットになることにちなみ、藤本は北海道の旭川市を走る旭山動物園号のハッピープラレール大使に就任。自身はまだ乗ったことがないそうだが、「息子が歩けるようになったら、家族で旭山動物園に行きたいです」と話した。

 以前他のイベントでも、家族で旭山動物園に行きたいと話していた藤本。「イケメン」だという長男の虎之助くんは、「夫婦ゲンカをいつも止めてくれるんです。旦那さんが詰め寄ってくると、ダメ!と言わんばかりに手を旦那さんの前に出して守ってくれるんです」と、男らしく成長しているよう。

 ハッピーセット「プラレール」は19日発売。発売に合わせて、限定マックカードやプラレールのおもちゃなどが抽選で当たるキャンペーンも行われる。

藤井フミヤと荒川静香が氷上で共演

2013.04.18 Vol.589
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  世界最高の氷上スーパーエンターテインメント『アート・オン・アイス』が日本初上陸を果たすことになり、出演する荒川静香、安藤美姫、藤井フミヤらが17日、都内で記者会見した。会見では、荒川が藤井の歌う『Go the Distance』に合わせて演技することも発表。荒川は「音楽に負けないよう、藤井さんがズッコケないように頑張りたい」と最高の演技を約束。藤井も「荒川さんの演技に見とれて歌詞を間違えないようにしたい」とユーモアたっぷりのコメントで意気込みを語った。

『アート・オン・アイス』は、フィギュアスケートと音楽ライブがコラボレーションするエンターテインメントショー。アーティストの生パフォーマンスに合わせてスケーターが演技をするのに加えて、氷上でのブレイクダンスやスケーターが空を飛ぶエアリアルなど、一般的なアイスショーとは一線を画す内容だ。

   このショーで久しぶりに公の場でスケーティングを見せることになる、安藤は「スケーターの間でも世界最高のショーだとされています。この場で滑れることは光栄」としたうえで、「応援してくださる方の前に出て、恥ずかしくないような、今までと違った印象を持っていただけるように(プログラムを)作り上げていきたい」と、話した。安藤は、イギリスのクラシカル・ディーヴァ、キャサリン・ジェンキンスとコラボレーションする。

 国内勢の他出演は、羽生結弦、鈴木明子、無良崇人。海外からも、トリノ五輪の銀メダリストのステファン・ランビエル、2013年世界選手権ペアの金メダリストのタチアナ・ボロソジャル&マキシム・トランコフらが来日し、スケーティングを披露する。

『アート・オン・アイス 2013 in Japan』は、6月1、2日に、国立代々木競技場第一体育館で開催される。詳細は公式サイト(http://www.artonice.jp/)で。

AI 新CM発表会で『ママへ』を熱唱…母登場でびっくり

2013.04.15 Vol.589
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『ガーナミルクチョコレート』の新CM・チョコレート事業50年目プロジェクト記者発表会が14日、都内で開かれた。発表会には、新CMのために新曲『ママへ』を書き下ろしたアーティストのAIも出席。50年目にちなんで招待された50人の母親たちを前に、同曲をパフォーマンス。ライブ中、そのなかにこっそり混じっていた自身の母親バーバラさんを見つけると、「何でいるのーー?ムリーーーー!」と驚きを隠せなかった。

 イベント終了後、感想を聞かれ「ママのサプライズのおかげでボロボロでした。(曲の)2番から後ろのママ達の方を見ようと思ってチラッと見たら、みつけるつもりがなくても派手なのが見えてすぐ気付きました。うれしかったけれど、ビックリし過ぎたし、歌詞にのめり込んでしまって歌どころではなかった。それじゃなかったら完璧だったのに(笑)」と話した。

ザ・たっちがフジヤマ鏡子に大興奮

2013.04.15 Vol.589
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 富士急ハイランドのキング・オブ・コースターFUJIYAMAの新車両・フジヤマ鏡子が13日登場した。新車両はその名の通り鏡面ボディが特徴。巻き上げ時には青空、滑走時には高速に流れる景色を映しだし、同コースターで体感できるスリルと爽快感を最大限にする。

 同日行われた出発式には、双子タレントのザ・たっちが出席。鏡のような全身タイツ姿の全身鏡男26人とともに新車両に乗り込んだ。ザ・たっちは「爽快感とスリルが増してますよ!」と、大興奮。「フジヤマ鏡子に乗らないなんて、ちょっと、ちょっとちょっと!」と、いつものフレーズでPRした。

スカパー!に視聴者と”つながる”番組が続々登場
番組×リアルイベントその魅力を徹底紹介

2013.04.15 Vol.589

お気に入りのテレビ番組の参加型イベントや、憧れの出演者の魅力を生で感じることができるリアルイベントが今、ますます人気を呼んでいる。なかでも、日本最大の有料多チャンネル放送・スカパー!では、人気番組と連動したイベントとして、視聴者とテレビがつながる特別企画を続々と開催している。今回は、先月に開催された2つの視聴者招待イベントを直撃取材。番組を知っているから楽しめる“お約束”あり、視聴者向けならではの“レア感”あり。魅力満載のリアルイベントをリポート!

松重 豊「30年前の自分に”ふざけんな、このやろう”って言われないように」

2013.04.15 Vol.589

 寺山修司が亡くなって今年で30年が経つ。没後も、多くの寺山作品がさまざまな演劇人により舞台化されてきた。そして今度は「維新派」の松本雄吉の演出で『レミング〜世界の涯まで連れてって〜』が上演される。その組み合わせの妙もあり、注目が集まっている作品だ。

韓国バラードの女王 GUMMY -コミ- 「私はラクな人」

2013.04.15 Vol.589

2003年に韓国でデビュー。2011年11月には、日本デビューミニアルバムをリリースし、日韓で活躍中のシンガー・コミ。「ビルボード・ジャパン・ミュージック・アワード2011」で、今後の活躍が期待されるK-POP歌手に与えられる「韓国ビルボード特別賞」を受賞するなど、大きな注目を集めている彼女のミステリアスな素顔に迫る。

岩松了と大森南朋がタッグ 舞台『不道徳教室』

2013.04.15 Vol.589

岩松了が大森南朋を主演に迎えて描く新作舞台のテーマはなんと“ストーカー”! 岩松が文豪・川端康成の『みずうみ』にインスピレーションを得、高校教師と女子高生の禁断の恋を描く舞台『不道徳教室』。岩松×大森が語る同作の見どころとは?

春ドライブのBGMはアプリにおまかせ!

2013.04.15 Vol.589

 ドライブ時の必需品・BGMの楽しみ方はここまで進化した! 小室哲哉・奥田民生が、そのときのドライブシーンに合わせたBGMをセレクトしてくれるという、スマホで使える話題のサービス『music Chef』に注目!

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