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日銀白川総裁が任期満了前の来月19日に辞任

2013.02.11 Vol.582

 日銀の白川方明総裁は5日、安倍晋三首相と首相官邸で会談し、4月8日の自身の任期満了を待たずに、2人いる副総裁の任期が満了する3月19日に辞任する考えを伝えた。副総裁の任期に合わせて辞任することで新体制への移行を円滑に進める狙いがある。

 白川総裁は同日夜、東京都中央区の日銀本店で記者会見し、「総裁と2人の副総裁による新しい体制が同時にスタートできるようにしたい」と前倒しで辞任を決めた理由を説明。辞任を決断するにあたって政治圧力の有無については「まったくない」と否定した。

 日銀の首脳人事は、政府が総裁と2人の副総裁の後任人事案を3人セットで提案する方針で、衆参両院の同意を得て決まる。

 日銀総裁が任期満了を待たずに辞任するのは、幹部職員の接待汚職事件で平成10年3月に引責辞任した松下康雄総裁以来15年ぶり。

 白川総裁と副総裁との任期のズレは、平成20年の前回の日銀首脳人事で、民主党が、自民党の福田康夫政権が提案した元財務省事務次官の武藤敏郎氏の総裁就任に反対。副総裁の就任後に、世界でも例のない中央銀行総裁の約3週間の“空席”を招いたことに起因する。

 白川総裁は辞任と引き換えに、総裁と副総裁の同時スタートを担保し、日銀首脳の任期に齟齬を生じさせた政治の混乱の再現が起きないよう、くぎも刺した形で、市場が好感する「アベノミクス」の円滑な推進のためにも、次は政治の責任感が問われる。

坐禅で心を調える

2013.02.11 Vol.582

 東京・青山の福井県のアンテナショップ「ふくい南青山291」は、曹洞宗の僧侶プロデュースのイベント『若手僧侶 presents“こころのトリートメント”「東京禅僧茶房2013~美心のすすめ~」』を開催。キーワードは「心の戒め方」「心の調え方」「心のやすらぎ」。坐禅のワークショップ、仏教の本が読めるブックカフェ、僧侶が使用している道具の実物展などのコンテンツを用意。ストレス社会を柔軟に乗り越える禅の生き方を提供する。また会場には僧侶が常駐、質問に答えてくれる。

キーワードで読むニュース -TOKYO HEADLINE-

2013.02.11 Vol.582

カストロ前議長久々の登場

 キューバで3日、人民権力全国会議の議員選挙が行われた。フィデル・カストロ前国家評議会議長(86)は首都ハバナで投票、久々に公の場に姿を現した。弱々しい声ながらも「50年間の(米政府による)経済封鎖にもかかわらず、キューバの人々はなおも屈していない」と強調するなど、対米批判を展開した。

「無理やり性的関係」で辞任

 徳田毅国土交通・復興政務官(41)が4日、女性問題をめぐるトラブルの責任を取って辞任。平成19年、女性(28)から「一緒に飲酒し泥酔したところ、無理やり性的関係を結ばされた」として、損害賠償の訴えを起こされていた。徳田氏は計1000万円を支払うことを条件に和解していた。

遠隔操作の襲撃予告神奈川から

 遠隔操作ウイルス事件で、「真犯人」が昨年10月の犯行声明メールで福岡市の男性のパソコン(PC)を遠隔操作して8月にインターネット掲示板に書き込んだとしていた襲撃予告のIPアドレスが神奈川県内を示していたことが5日、警視庁と大阪府警、神奈川、三重両県警の合同捜査本部への取材で分かった。

大津市が中2自殺和解申し入れ

 大津市で平成23年10月、市立中2年の男子生徒=当時(13)=が自殺したのはいじめが原因だったとして、男子生徒の両親が同級生3人とその保護者、市に約7720万円の損害賠償を求めた訴訟の第5回口頭弁論が5日、大津地裁で開かれた。市側が因果関係を初めて明確に認め正式に和解を申し入れた。

伊方原発 再稼働1番手に

 原発の新しい安全基準が施行される7月以降、最も早く再稼働の審査に入る可能性が高いのは四国電力の伊方原発(愛媛県)であることが6日、分かった。活断層のリスクがないなど新安全基準をほぼ満たしているため。九州電力の玄海原発と川内原発も次候補に挙がっており早ければ今秋の再稼働を目指す。

映画の中の愛すべきモンスターが大集合

2013.02.11 Vol.582

 約900作にのぼる映画作品のモンスターたちを総覧できる『モンスター大図鑑~SF、ファンタジー、ホラー映画の愛すべき怪物たち~』が発行された。著者はマイケル・ジャクソン「スリラー」のショートフィルムや「狼男アメリカン」などで知られる映画監督ジョン・ランディス。古今東西の映画から、吸血鬼、ミイラ、狼人間、ゾンビ、宇宙人等々、多彩なモンスターたちを、ハリウッドの特殊メイク・SFX事情を知り尽くした著者ならではの独断と偏見でビジュアル豊かに紹介。資料性も高い一冊だ。またクリストファー・リーらモンスター映画の巨匠たちとの対談も見どころ。

ザックジャパン3−0快勝 順調スタート

2013.02.11 Vol.582

 圧倒的にボールを支配しながらもなかなかシュートに結び付けられなかった日本だったが、前半41分、多彩なパス回しから右サイドを崩し、DF内田がシュート。やや枠を外れた軌道だったが、FW岡崎が合わせ、左ポスト内側を直撃するゴールで先制した。

 後半に入っても日本の攻勢は変わらず、15分にはセンターライン付近でボールを持った本田が左サイドのMF香川に大きく展開。香川がドリブルで駆け上がる間にMF本田もゴール前に走り込むと、そこに香川が絶妙なパス。本田が左足のボレーシュートで2点目のゴールをあげた。なおも攻撃の手を緩めない日本はその1分後、MF遠藤→FW前田→香川とつないで、最後は岡崎がGKを交わし、この日2点目のゴールを決め3−0とラトビアを突き放した。

 Jリーグの開幕を3月2日に控えるとあって、試合勘の重視と「開幕前の国内組に(大けがなど)もしものことがあってはいけない」という配慮から、ザッケローニ監督は先発11人中10人を欧州組で固めた。残りの1人も今季J2で戦うガンバ大阪のDF今野とJ1の選手は1人も先発に名を連ねなかった。

 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選で日本はB組の首位を独走中で、3月26日にヨルダンに勝てば2試合を残して5大会連続5度目の本大会出場が決まる。

腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ! 玉手沙知さん

2013.02.11 Vol.582

 あんなに必死になって覚えたはずなのに、いつの間にか忘れている英単語。それもそのはず、私たちの脳は新しい情報の70%以上を翌日までには忘れてしまうんですって! そこに着目した画期的な英単語学習システムがサービスを開始!

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 でも毎日テストをやるのは大変では?

「それぞれの英単語の習熟度にもよりますが、ご自分のペースに合わせた目標期間を設定することで、無理なく続けられることができます。スマートフォンでもできるので、朝夕の通勤時間を利用して学習されている方も多いです」

 なるほど、配信される1万5000語の単語を1~5年で習得する各プランがあるんですね。

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柔道女子15選手が声明文「指導体制の抜本的な見直し」求める

2013.02.11 Vol.582

 ロンドン五輪の代表を含む柔道女子の国内トップ選手15人が、園田隆二前代表監督やコーチから暴力やパワーハラスメントを受けたと告発した問題で、選手側代理人を務める辻口信良弁護士が4日、大阪市で記者会見。告発は代表チームの状況への「失望と怒りが原因」とする選手の声明を発表した上で、1日に辞任した園田前監督の交代だけで終わらせるのではなく、全日本柔道連盟(全柔連)の「指導体制の抜本的な見直し」を求めた。

 辻口弁護士は「強化体制やその他連盟の組織体制の問題点が明らかにされないまま、ひとり前監督の責任という形をもって問題解決が図られることは、決して私たちの真意ではない」とする声明文を紹介した。

 この問題で五輪時に強化委員長を務めた吉村和郎・強化担当理事(61)が5日、監督責任を取って理事を辞任した。日本オリンピック委員会(JOC)のナショナルコーチからも退いた。

 戒告処分を受けながら1月末から欧州遠征に同行していた徳野和彦コーチ(38)も同日に緊急帰国し、暴力行為を認めて辞任。今回の問題での辞任は、園田前監督を含め3人となった。

 またこの問題で、最初に告発文を受け取った日本オリンピック委員会(JOCの女性スポーツ専門部会(部会長=山口香JOC理事)は6日、一連の騒動は柔道だけでなく、スポーツ界全体の課題とし、選手側の意見の受け皿となる第三者機関の設置が必要とする見解を出した。

 告発した15選手の氏名公表について、柔道元世界女王の山口理事は「選手が今後、不利益を受けない状況が担保されているとはいえず、現状では時期尚早だと思う」と否定的な考えを示した。

川内が別府大分マラソンV

2013.02.11 Vol.582

 別府大分毎日マラソンが3日行われ、公務員ランナーの川内優輝が2時間8分15秒の大会新記録で優勝した。ロンドン五輪6位の中本健太郎が20秒差の2位に入った。川内は40キロすぎのスパートで、中本との壮絶なデッドヒートに決着。「消極的な争いだけはしたくなかった」と攻めの姿勢を貫き、充実感に満ちた顔で月桂冠をかぶった。

 今大会は8月の世界選手権(モスクワ)の代表選考会を兼ねており、この日ともに自己記録を更新した川内と中本は代表の有力候補となった。

上戸彩がおしんの母「命を懸けて演じたい」

2013.02.11 Vol.582

 映画『おしん』(冨樫森監督、10月公開)の製作発表会見が5日、都内で行われ、上戸彩、泉ピン子らが登壇した。また、主演のおしんを濱田ここねちゃんが演じることも発表された。

 おしんの母を演じる上戸は、「日本だけでなく世界で有名な『おしん』。(ドラマで)泉ピン子さんが演じられた(おしんの母)ふじ役に、たくさんの女優さんがいるなかで私を選んで下さったみなさんに感謝するとともにプレッシャーを感じています。まだ早いだろうとか、母親に見えないだろうとたくさん言われることは目に見えているのですが、ピン子さんに命を懸ければ大丈夫、彩なら大丈夫だよと言ってもらえたので、命を懸けて演じたい」と、意気込みを語った。

 映画は、おしんと母親との関係を軸に、おしんの少女時代を描く。ドラマが作られた時代とは大きく変化したが、冨樫監督は「温かいご飯が食べられることの幸せ、働いてお金を得られることの喜びとか、(本作で伝えるのは)人の生きることの核心。時代の違いは危惧していない」と、コメント。また、ドラマの名シーンも取り入れて、映画として新しいおしんを作ると話した。

 同作は、1983年にNHK朝の連続テレビ小説として放送され、社会現象を巻き起こしたドラマを映画化するもの。貧しい山村に生まれ、さまざまな苦難に立ち向かいながらもたくましく生きていく主人公・おしんの姿が感動を呼び、これまでに世界86カ国で放送されている。

 泉ピン子は、おしんの奉公先・加賀谷の大奥様を演じる。

『遺留捜査』が4月再登場 “クセ者”西村雅彦が加入

2013.02.11 Vol.582

 上川隆也主演の人気刑事ドラマ『遺留捜査』(テレビ朝日系)の第3シリーズが4月からスタートすることが4日、分かった。水曜午後9時枠で放送される。

 今作から新たなメンバーが加入。前作に続いて舞台となる月島中央署に異動してくる警部補を、西村雅彦が演じる。上川演じる糸村の理解者を装いつつも、裏の顔を持つクセ者として同署をかき回すという。また、第2弾で活躍した刑事課課長役の斉藤由貴、記録係役の八嶋智人、署長役の三宅裕司ら実力俳優陣も再登板が決定。一筋縄ではいかない面々がチームとして成長する姿も注目だ。

 ドラマは、上川演じる、空気の読めない“変人”糸村聡刑事が、鋭い鑑識眼を武器に、事件現場の遺留品から遺体のラストメッセージをひも解く物語。

前田敦子 初のお酒CMで「新しい顔見て」

2013.02.11 Vol.582

 リニューアルした「サッポロ 麦とホップ」の新CM発表会が4日、都内で行われ、出演する前田敦子と布袋寅泰が出席した。CMは、同商品をおいしそうに飲んだり、新しい飲み方を提案する内容。映像を見て、布袋は「知らない自分を見た感じ」と新鮮な表情。前田は「素(す)の部分を見られてる感じで恥ずかしい」と照れ笑い。また、「初めてお酒のCMに出させていただくので、新しい私の顔を見てもらえたらいいな」と、PRした。

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