
『勝手に演劇大賞2012』男優賞に森山未來

「UFC JAPAN 2013」(3月3日・さいたまスーパーアリーナ)が22日、新宿のヒルトン東京で来日会見を開催。かつて日本の総合格闘技イベント「PRIDE」で桜庭和志と激闘を繰り広げたヴァンダレイ・シウバら5選手が大会に向けての決意を語った。
シウバは2007年のダン・ヘンダーソンとのPRIDEミドル級タイトルマッチ以来の日本での試合に「日本に戻って、また試合をできることに感謝している。日本で試合をして勝つということが私のひとつの夢。さいたまスーパーアリーナを満員にして私たちの力を見せたい」と語った。対戦相手のブライアン・スタンは元WECのライトヘビー級王者の強豪だが「彼は非常に強く、しぶとい選手ということは分かっている。ここでいい試合をして、また(ライトヘビー級の)トップグループに返り咲くチャンスだと思っているので、ファンの方が喜ぶような素晴らしい試合をしたい」と意欲を見せた。
赤坂大歌舞伎の製作発表会が21日、都内の会場で行われ、出演する中村勘九郎、中村七之助、中村獅童が登場した。
赤坂ACTシアターで行われる同公演は、2008年に十八代目中村勘三郎が、歌舞伎の裾野を広げようと第1回目を開催したもの。3回目を迎える今回は、中村勘九郎襲名記念と銘打ち、十八代目勘三郎の当たり狂言『怪談乳房榎』を上演する。同作品は、早替わりや本水を使った演出が見所のエンターテインメント性にあふれる演目。勘三郎が演じた三役に勘九郎が挑戦する。
3年ぶりとなる赤坂歌舞伎について勘九郎は「父はその土地に芝居が定着するのを喜びとしていたので、赤坂に歌舞伎が定着し、第3回目を迎えられるのはうれしい。父が切り開いた道を耕して豊かにするのが第一歩」と亡き勘三郎の意志を継ぐ決意を表明。七之助は「父は自分の好きな役をやると必ず僕たちに"やりたいだろう。この役やってみたいだろう"って言っていました。もちろん、これもとてもやりたかったし、兄(勘九郎)と、シャワールームで水の場面を真似して遊んだことも。父は新しいことをやったとよく言われれるが、実際は古典をとても愛していたアナログな人。古典を追求し、多くの人に見て欲しいと願っていた。だから僕もいろいろな人に見ていただけるように、死ぬ気でやりたい」と語った。
また、今回出演する獅童について勘九郎が「この演目をやると決まった時に、(磯貝)浪江を獅童にやって欲しかったが、大河ドラマのスケジュールが詰まっていて難しいと言われた。でも父のお通夜の時に"何が何でも出る"と言ってくれて...」と裏話を披露。獅童は「どうしても出たかった。(勘三郎には)本当にお世話になった。親代わり、歌舞伎界の父親、恩人そして愛する大先輩でした。僕が出演した映画が公開される時や舞台の初日には、一般のお客さんに混じって見てくれて、いつも応援してくれた。だから勘三郎が作った道を切り開き、歌舞伎を見たことない人にも見てもらえるようにしたい。それが使命だと思っています」と、勘九郎、七之助とともに、中村屋スピリッツを継承することを誓った。
中村勘九郎襲名記念「赤坂大歌舞伎」【日程】3月8日(金)~24日(日)【会場】赤坂ACTシアター【演目】『怪談乳房榎』【出演】中村勘九郎、中村七之助、中村獅童ほか【料金】S席1万1500円、A席8000円、B席4000円(全席指定・税込)【一般発売日】2月2日(度)【チケット問い合わせ】サンライズプロモーション東京 TEL:0570-00-3337(10~19時)
プロフェッショナル修斗の2013年開幕戦が20日、水道橋の後楽園ホールで開催された。
この日は、フェザー級とウェルター級の環太平洋の王座決定戦が行われ、フェザー級は佐々木憂流加が判定で徹肌ィ朗を、ウェルター級は佐々木信治が2RKOで小知和晋を破り、ともに初戴冠となった。
ウェルター級戦の佐々木と小知和は1年4カ月前に対戦し、その時は判定で小知和が勝利を収めている。グラウンドなら佐々木、打撃なら小知和という戦前の予想通り、1Rから小知和の重いフックが佐々木を襲う。グラウンドへ持ち込みたい佐々木がタックルを狙うもパンチを合わせられ、なかなか飛び込めない展開が続く。2Rになっても主導権は小知和。遠めからのフック、高速ジャブからの右ストレートが佐々木の顔面を襲う。時折放つローキック、フックで打開を図る佐々木だが、劣勢は否めない。しかし試合は思いがけないフィニッシュを迎える。かさにかかって攻め立てる小知和に一瞬のスキが生じたのか…。今まで全く見えてなかった小知和の右フックをスウェーで交わした佐々木がカウンターの左フック一閃。事実上この一発で試合は終わっていたのだが、佐々木は追撃の左右フックの連打。前のめりに倒れた小知和にパウンドを落とすとセコンドがタオルを投げ入れ、レフェリーが試合を止めた。2R4分24秒、KO勝ち。
佐々木は2011年から2012年初頭まで勝利に恵まれない時期が長く続き、一時は引退も考えたとあって、勝ち名乗りを受ける前から号泣。
広島を拠点とするシューターである佐々木。どうしても練習環境などでハンディを背負うところもあるのだが、それを乗り越えての戴冠だった。「地方の修斗が大好きな人に頑張ればやれるというところを見せたくてずっと頑張ってきた。ささやかな夢がひとつかなった。これからも地方で修斗を広めていきたい」とリング上で挨拶する間も涙は止まらなかった。
ワン・ダイレクションは、イギリスの人気オーディション番組『Xファクター 2010』への出場をきっかけにグループを結成し、2011年にデビューした平均年齢19歳の5人組ポップグループ。昨年11月に発売されたセカンドアルバム『テイク・ミー・ホーム』では、全米アルバムチャートで、UKアーティストとしては史上初となる、デビューから2作連続の初登場1位という快挙を達成している。
メンバーのハリー・スタイルズ、ゼイン・マリク、ナイル・ホーラン、リアム・ペイン、ルイ・トムリンソンは昨日、成田国際空港に到着。ビートルズ初来日をほうふつとさせるハッピ姿で現れた5人を、多くのファンが出迎えた。
この日の会見にも満面の笑顔で登壇した5人は、あでやかな着物姿の堀北が登場すると、さらにご機嫌に。リアムは「(着物が)すごくクールだね。僕も着てみたいな」とコメントし、会場の笑いを誘った。
その後の質疑応答で日本での滞在について質問されると、ナイルが「昨日の夜、みんなでカラオケに行ったんだ」と明かし、リアムも「ジェイZとか50セントとか、いろいろ歌ってすごく楽しかったよ!」と、短い日本滞在を楽しんでいる様子。さらに、次はいつ来日するかという質問が出ると、ナイルが「実は今言おうと思っていたんだけど、11月の2日と3日に幕張メッセでライブをするために来るよ!」と、来日公演を発表。報道陣からも歓迎の拍手が起こった。「まだ少ししか滞在していないけど、日本が大好きになりました」と言うハリーは「こうして来日できたのも、ファンのみんながツイッターやフェイスブックで日本に来てほしいと応援してくれたおかげです」とファンへの感謝を語った。
石原裕次郎主演の映画5作品が3月20日、DVDとブルーレイで発売されることになり17日、都内の会場で石原まき子と渡哲也が会見を行った。
今回発売される『裕次郎 夢の箱‐ドリームボックス‐』は、これまでソフト化されていない「黒部の太陽」「栄光への5000キロ」「富士山頂」「ある兵士の賭け」「甦る大地」を収録。当時の制作スタッフが集結し、デジタル・リマスター、ノイズ除去などの作業を行い、作品にさらに磨きをかけ蘇らせた。
石原プロモーション設立50周年を記念した同豪華ボックス発売について、まき子夫人は「裕さんは、映画は大きなスクリーンで見ることにこだわっていた。しかし、時勢が変わり家庭でも大型テレビが普及してきましたし、東日本大震災のチャリティー上映会を全国で行った時に、DVD化して欲しいという要望を多くいただいたので...。きっと裕さんも"良くやった"って褒めてくれると思います」と心境を語った。また夫人は、事務所が金銭的に困った時に渡が会社に来て「私の全財産です。役立ててください」と180万円の預金通帳を裕次郎に持ってきたことを告白。「裕さんは受け取らなかったけど、その話を家でしてくれた時、涙ぐんで申し訳ないと言っていた」と語ると、渡は「そんなことしたら怒られるだろうと思っていた。憧れ尊敬していた裕次郎さんと映画で関わりたくて、石原プロに入れて下さいとお願いした」と当時を振り返った。
尚、DVD&ブルーレイや単品での発売も行う。
ダンスドリルウィンターカップ2013(国立代々木競技場 第二体育館)が12日開催され、埼玉県立蕨高等学校バトン部が総合優勝した。
ダンスドリルとはダンス(踊り)をドリル(反復練習する)ことであり、この運動の発祥はアメリカで青少年を更生させるために設けられた教育プログラムにある。あきらめず反復練習することに意義を持ち、結果として心身ともに成長することができるダンスドリルは、24年度より中学校学習指導要領でダンスが必修領域に含まれた動きにも相まって、日本で今いっそうの盛り上がりを見せている。つまりダンスドリルというのは一つのダンス種目の名前ではなく、ダンス活動の一つの総称。それにならいダンスドリルウィンターカップ2013にもチア、JAZZ、HIPHOPなどさまざまな部門が存在する。ジャンルが多様化し個人の嗜好に合ったダンスと関わることができる現在、ダンスに親しみ、深く関わる中高生は多い。
この日の大会は「2012年度ミスダンスドリル・インターナショナル・ジャパン」が主催の全国5カ所で行われた秋季大会の成績をもとに選抜されたチームによって競われた。
その高校の部である第4回全国高等学校ダンスドリル冬季大会団体総合第1位に輝いた蕨高等学校バトン部の天野穂なみキャプテン(2年)は表彰式後「みんなホントなんか今までなかったぐらいにチームひとつになったのでこの総合優勝が取れたと思います。支えてくださったコーチの方やお母さん方に感謝します。3月のUSA大会に向けてこれから頑張ります」と心境を語った。
最終学年になればもうすぐ引退となる残り少ない部活動期間をドリルし続ける彼女たちの成果は3月ダンスドリル発祥の地で披露される。