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女子W杯に臨むなでしこジャパン、韓国との親善試合はドロー。

2011.06.27 Vol.515
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現在はボストン・ブレイカーズに所属する鮫島彩(右) なでしこの大黒柱・澤穂希(中央)(撮影・蔦野裕)

 6月26日にドイツで開幕する女子W杯に出場するなでしこジャパンは、18日、愛媛・ニンジニアスタジアムで韓国代表との親善試合に臨んだ。

 チームの成熟具合を確かめたかった日本だが、激しい雨によってボールが止まるピッチに苦しむ。後半に澤穂希が起点となったプレーから宮間あやが先制点を得るが、直後にミスから失点し、1−1で試合終了となった。

 試合後、「攻撃がワンパターンにならないように選手たちが状況に応じてプレーできたことはよかった」と語った佐々木則夫監督は、一方でロングボールへの対応についての課題も挙げた。現在FIFAランキング4位で、他チームからも研究し尽くされている日本。フィジカル面でのマイナスを、連動と連携という武器でどれだけカバーできるかが躍進への大きな鍵となる。

 過去のW杯での最高成績は、95年大会のベスト8。08年の北京五輪でベスト4進出を果たした日本にとっては、ベスト4以上、そしてメダル獲得が第一の目標となる。

 記録の面では、大黒柱・澤のゴールにも注目だ。現在、国際Aマッチでの得点数が75で、元日本男子代表の釜本邦茂氏の持つ日本代表での記録と並んでいる澤は、あと1得点で日本人通算得点記録を更新することになる。長年に渡り日本女子サッカー界を支え続けた彼女が、W杯のどのシーンで、日本サッカー界の歴史に残るゴールを決めるのか。そのゴールが、日本をメダルに導くものになるに違いない。

(久我智也)


ウィンブルドン2回戦で伊達がビーナスに惜敗

2011.06.27 Vol.515

 テニスのウィンブルドン選手権の第3日(22日)がロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、20日に行われた女子シングルス1回戦ケイティ・オブライエン戦で15年ぶりのウィンブルドン白星を挙げたクルム伊達公子(40歳=エステティックTBC)が2回戦に登場。第23シードのビーナス・ウィリアムズ(米国)と対戦し、7−6、3−6、6−8で惜敗。3回戦進出は成らなかった。

 伊達は過去5度の優勝を誇るV・ウィリアムズ相手にフルセット、2時間56分に及ぶ死闘を繰り広げた。第1セットをタイブレークの末、先取したが、第2セットを奪い返され、第3セットも大接戦にもつれ込んだが、一歩、及ばなかった。

 苦戦を強いられた元女王は「すべてのボールがラインぎりぎりに打ち込まれてきた」と伊達の巧みな“技”をほめた。


石原都知事が2020年五輪招致再挑戦表明

2011.06.27 Vol.515

 東京都の石原慎太郎知事は17日、都議会定例会での所信表明で、「被災地をはじめ、日本全体とスクラムを組んで東京にオリンピックを招致することを考えていただきたい。日本がひとつになることを期待する」と述べ、2020年の夏季五輪招致の方針を事実上表明した。一部競技を被災地で開催することにも前向きな見方を示した。

 IOCが公表した2020年夏季五輪の開催都市決定手続きでは、立候補都市の申請期限は9月1日。だが、今回から世界反ドーピング機関(WADA)の規定順守とスポーツ仲裁裁判所(CAS)の司法権受け入れに関する事前審査が加わるため、文書提出期限の7月29日までに、招致の意思を表明する必要がある。

 石原氏の表明を受け、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が「正式な立候補を期待しています」とコメントを発表した。

 歓迎ムードのスポーツ界だが、問題はある。IOC委員の岡野俊一郎、猪谷千春の両氏は年末で退任となる。初代の故嘉納治五郎氏から103年続いた日本人委員の歴史が途絶え、少なくとも来夏の改選までは日本人委員は不在という緊急事態だ。職員もIOCに送り込めておらず、ここ数年、積極的に各国オリンピック委員会と相互協力協定を締結する動きが目立つ程度だ。

 一方で明るい話題もある。それは17日に参院本会議で可決、成立した「スポーツ基本法」だ。1964年の東京五輪を控えて施設整備や学校体育に主眼を置いて61年に制定されたスポーツ振興法を半世紀ぶりに全面改正、施策の推進を「国の責務」と位置づけた。

 同法は20年五輪招致にとっては絶好の追い風。16年五輪招致では政府保証が得られず、東京は4000億円もの基金を積み立てた。基本法は「気運の醸成」や「必要資金の確保」を明記しており、立候補都市が招致活動に専念できる環境が整う。


小栗・森山らで新しい『髑髏城』

2011.06.27 Vol.515
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 劇団☆新感線の看板作品『髑髏城の七人』が再演されることになり23日、都内で製作発表が行われた。1990年の初演から4度目の上演となり、キャストを一新。小栗旬、森山未來、早乙女太一、小池栄子、勝地涼、仲里依紗ら実力派が、新たな魅力を吹き込む。

 本作が初めての劇団☆新感線作品となる小栗は「期待を裏切らないようにエネルギーを感じる作品になれば」。3作目の出演となる森山は「劇団(新感線)を見回すと、半分以上が痛風、ヘルニアを患った人もいるし、路上でキスしていたり。先輩方には退いてもらい、胸を借りつつ、若いエネルギーでできれば」と抱負を語った。

 8月7日に大阪で初日を迎え、東京では9月5日から青山劇場で上演する。


オードリー、ハリウッドに進出?!

2011.06.27 Vol.515
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 スカパーの「今年ヒットする海外ドラマ特集」のCM制作発表会が23日、都内の会場で行われ、出演のオードリーが会見した。CMで2人は、ドラマのワンシーンを再現。日本初放送の「THE EVENT」で、シリアスな演技を披露した若林は「苦悶の表情がうまくできず、結局トイレを我慢する表情に演出を変えられた。ああ、あきらめられたんだなと…」と肩を落とした。一方、ミュージカルドラマ「glee」に挑戦した春日は「もともとハリウッドは夢ではなく必然。その時期が近づいた」と海外進出に意欲を見せた。この日電撃発表された番組共演中の加藤ローサの結婚について2人は「びっくりしたけど、一本筋が通っている人なので、彼女らしいかなと思います」と祝福した。


大規模修繕劇団『血の婚礼』舞台上は約7トンの雨

2011.06.27 Vol.515
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 渋谷のBunkamuraが施設改修のため7月から約半年間全館休館となる。Bunkamuraは「大規模修繕劇団」と銘打ち、その間も他会場で公演を主催していくのだが、その第一弾公演となる『血の婚礼』が、西巣鴨のにしすがも創造舎体育館特設劇場で6月24日から上演が始まった(7月30日まで)。

 22日には公開舞台稽古が行われ、同作を語る上で欠かせない演出である舞台上に降りしきる雨のなか、「北の兄」を演じる窪塚洋介らが激しくも切ない愛憎劇を繰り広げた。ちなみに舞台上に古しきる雨は約7トンもの量になるという。

 稽古前に行われた会見で蜷川氏は今回の“雨”について「放射能の雨であることを暗示している」と語った。また「3回目だけど今回が一番いいかな。普通は今までのものも良かったけどって言うんだけど、断然今回がいいです」と自ら太鼓判を押した。


新大学生を歓迎!学生団体SWITCHがイベント開催

2011.06.27 Vol.515
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優勝した立教女学院の桧野まいかさん。柳屋 あんず油1年分を贈呈

 学生団体SWITCHは18日、今春大学に入学した新大学生を対象に「INFINITEE∞EEN〜学生合同“新感”Festival〜」を開催した。

 約40もの大学サークルが出店するほか、協賛企業からブース出展や試供品提供、ゲストを迎えたステージなどが繰り広げられるなど、1000人以上が来場した今回のイベントは大盛況のうちに幕を下ろした。

 ヘアオイル「柳屋 あんず油」の協賛ステージでは、読者モデルとして活躍している木野園子さんのトークショーが行われ、Twitterからの質問も受け付けていた。続いて、来場した大学生を専門学校生がドレスアップさせる「美的 SWITCH ON! プロデュース決定戦!」を実施。ミスダイヤモンドとして立教女学院の桧野まいかさんがグランプリに輝いた。


松たか子

2011.06.27 Vol.515

人生の面白さはホンモノの大人に学ぶべし! 映画『大鹿村騒動記』

阪本順治監督が、原田芳雄、大楠道代、岸部一徳という超ベテラン俳優をキャストに迎えて描く“娯楽の原点”。個性豊かな大御所たちの相棒を務めるのは、昨年『告白』で映画賞を総なめにした女優・松たか子。

こんな立派な大人がドタバタする話もそうそう無いと思います(笑)

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ネイチャードキュメンタリー映画『ライフ‐いのちをつなぐ物語‐』(9月1日公開)で父・松本幸四郎とともに日本版ナレーションを務めるなど、今後も多彩な活躍が楽しみ。
撮影・神谷渚

 300年も昔から村歌舞伎「大鹿歌舞伎」を伝え続ける長野県下伊那郡の大鹿村。何より大切な公演を控えたある日、18年前に駆け落ちした男女が村に戻ってきた。それは、鹿料理店を営む風祭善の妻・貴子と親友の治。善は複雑な思いを抱えながらも舞台に挑むのだが…。

 本作では、佐藤浩市や瑛太という当代の主役級俳優が、絶妙なバイプレイヤーぶりを発揮。なかでも“大先輩”たちの間に見事に溶け込んでいるのが、村役場の女性職員“みっちゃん”を演じる松たか子だ。当人も、出演を決めた一番の理由は今回の顔ぶれだと語る。

「大鹿歌舞伎にも興味があったんですが、やはり原田さんや大楠さんといった先輩方とご一緒したい、という思いがあったんですよね。皆さん、ほぼ初めての方がほとんどでしたし、どんな撮影現場になるんだろうと思って」

『われに撃つ用意あり』『浪人街』『痴人の愛』『死の棘』…彼らの代表作はそのまま日本映画の代表作。確かにそうそうたる顔ぶれだ。

「そんな大先輩たちが、物語の中では走り回ったり取っ組み合いをしたり。こんな立派な大人がドタバタする話もそうそう無いと思うんですよね(笑)。ご本人たちは大変だったと思うんですが、でもすごく楽しそうで、とにかく軽やかなんですよ。皆さん本当に自然体で、肩に余計な力が入ってないというか。それはやはり、いろいろなことを経験した方ならではの軽やかさなんでしょうね。その場にいると自分も自然と村の住人になっているというか、引き込まれていくような感覚がありました。普段のやり取りも、映画そのままという感じなんですよ(笑)」

 あからさまな言葉で語られなくとも、スクリーン越しに伝わる何かがある。

「一番最初に原田さんとのシーンを撮影したときに思ったんですけど、原田さんはとても優しい目をしているんですよ。善さんというキャラクターがすごくよく伝わってきたし、原田さんご自身もとても優しい方なんだろうなと思いました。撮影当時も皆さんの魅力を感じていましたが、完成した作品を見たら、フィルムにもそれが残っている。しっかり伝わってくる。経験値の違いを感じましたね。あれこれ悩んだり突っ走ったりする私たちを、先輩たちは包んでくれたり、すっとかわしたり…まだまだ同じようにはできないですけど、一緒に芝居ができて本当に良かったと思っています」

 先に現地入りした原田たちは、すっかり大鹿村の“村人”に。

「特に大楠さんは、すっかり村のことを熟知していて、もう“庭”でしたね(笑)。ここは寒いからと、私が泊るペンションの部屋にホットカーペットを入れてくださったり、おいしいパン屋さんがあるって教えてくれたり。そのお店にイチゴジュースがあったんですが、今まで飲んだことが無いというくらいおいしくて。家に持って帰ったんですけど、あんまりおいしくて飲み切ってしまうのがもったいなくて、まだ冷蔵庫にあるんです(笑)」

 東京で生まれ育った人間にも、大鹿村のような土地を“心の故郷”にすることができたら素敵なこと。松にとってそんな“心の故郷”とは?

「私が小学生のころ、父方の祖父母(祖父は八代目松本幸四郎)が鎌倉に住んでいて、夏休みになると鎌倉の家に遊びに行っていたんです。竹林があって、庭で蛇の抜け殻を見つけたり裏山に登ったり、自分で遊びを見つけていましたね。わりと立派な日本家屋で、よく玄関の上がりかまちを女形のようにして上がってみたり、廊下を花道のつもりで歩いてみたりしていました。あれで今の下地を培ったのかも(笑)。家族で旅行なんてほとんどなかったので、鎌倉の家や地方巡業に一緒に行ったりするのが家族のイベントでした。結局その家は祖父が亡くなった時に祖母が手放したんですけどね。そのときは本当にショックで、あの家を東京に移築したいとまで訴えたんですが(笑)。祖母にとっては祖父を思い出すのが辛かったのかもしれませんね。だから本当に、鎌倉のあの家が心の故郷、という感じです。実際に田舎暮らしをしてみたいなと思いつつも、結局私が育ったのが東京ですから、帰るところは東京かな。でもいつかまた大鹿村に行きたいですね。イチゴジュースを買いに(笑)」

 忌野清志郎が歌うエンディング曲が流れるころには、観客もまた大鹿村が“心の故郷”になっているはず。大御所たちと見事なハーモニーを奏でる松たか子の俳優センスを、改めて実感する一本だ。

(本紙・秋吉布由子)

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『大鹿村騒動記』

監督:阪本順治 出演:原田芳雄、大楠道代、岸部一徳、佐藤浩市、松たか子、瑛太、石橋蓮司、三國連太郎他/1時間33分/東映配給/7月16日より全国公開 http://www.ohshika-movie.com
©2011「大鹿村騒動記」製作委員会


彼らが極限の地で見たものとは

2011.06.27 Vol.515
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 トム・ハンクス、スティーブン・スピルバーグ、ゲーリー・ゴーツマン製作総指揮の空前の戦争ドラマがブルーレイ&DVDでリリースされる。『ザ・パシフィック』は、太平洋戦争から70年を経て、初めて明かされる実在した3人の海兵隊員から見た“太平洋戦争の真実”の物語。戦争の現実を浮き彫りにし、戦争とは何か、平和とは何か、生きるとは何かを真に問う。特製ブランケットを読者3名にプレゼント(係名:「ザ・パシフィック」)。

©2011 Home Box Office, Inc. All rights reserved.

【発売日】7月15日(金) 【価格】「ザ・パシフィック コンプリートボックス」 ブルーレイ1万9800円、DVD 1万7800円(いずれも税込) 【発売元・販売元】ワーナー・ホーム・ビデオ 【問い合わせ】http://www.whv.jp/


Yahoo!チャリティーオークションにTUBE・前田亘輝が出品

2011.06.26 Vol.514
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  TOKYO HEADLINEが協力している夢の課外授業とRESTART JAPANのコラボ企画が進行中だ。現在、被災地支援のため、「Yahoo!チャリティーオークション」に参加しているのだ。現在、TUBE・前田亘輝が愛用したショルダーバックを出品している。
 バッグには、“NOBUTERU MAEDA TUBE”の刻印入りという激レアもの。
 購入していただいた代金は、被災地の小学校へのプレゼント購入資金などに充てるのだ。参加を待っているぞ。
 
出品ページ:http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c301039415?u=yumeclass_charity
(※オークションが終了すると、アクセスできなくなります)



ディズニー・オン・アイス開催!浅田舞「競技で使えない技が見られる」

2011.06.23 Vol.514
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 2011年ディズニー・オン・アイス「オールスターカーニバル」の発表会が23日に行われ、スペシャルサポーターとして、フィギュアスケーターの浅田舞、真央姉妹が応援に駆けつけた。スケートを始める前からディズニー・オン・アイスを見に行っていたという舞、真央姉妹。今年も見所が満載とのこと。
 リトルマーメイドが好きという浅田舞は、「3回転を飛ぶところもあるし、試合ではできないバック宙もあるし、競技では見られないスケートが、ディズニー・オン・アイスで楽しめます」と、一足先にアメリカで見てきただけのことはあって、華麗でダイナミックなパフォーマンスをアピールした。
 ミッキーマウスとミニーマウスが好きという真央は、「小さなころ、毎年行っていました。自分もスケートをしていたので、こんなに滑りたいなと思っていました」と、子どものころの思い出話に終始笑顔。会場では、小さいときの秘蔵写真も公開され、真央はミニーの衣装で、舞はリトルマーメイドの衣装で大会に出ていたとのことで、ディズニー好きはまさに本物だった。
 最後に、舞は「52のキャラクターが出演するのですが、始めから終わりまでどんどん物語が進んでいって、最後まで目が離せないと思います。ご家族でもカップルでもお年寄りの方でも、みなさんが楽しめるショーです」、真央は「本当にたくさんのキャラクターが出演していて、豪快な技を披露するので、自分も見に行きたいですし、みなさんも、ぜひ見に行ってください。」とPRした。

 ディズニー・オン・アイスは、日本で1986年の初公演以来、2200万人以上を動員した氷上のエンターテインメントショー。今年の「オールスターカーニバル」は、世界中のお祭りやお祝いがテーマで、着物姿のミニーが日本の「お花見」をイメージして舞うなど、16のストーリーが用意されている。



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