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ヤングなでしこがドイツに0−3で敗れる

2012.09.10 Vol.565

 サッカーU−20女子W杯で初めての4強入りを果たしたヤングなでしこが準決勝でドイツに0−3で敗れた。

 快進撃を続けてきた若き代表に、本物の世界が立ちふさがった。日本は大会連覇を目指す優勝候補の最右翼に何もさせてもらえないまま完敗。吉田監督は「やはり強かった」と脱帽し、道上は「自分たちのサッカーをさせてもらえなかった」とうなだれた。

 試合開始直後の前半1分に出はなをくじかれた。スルーパスに反応したロイポルツがDFラインの裏に抜けてボールを受け、GK池田との1対1にも慌てることなくゴールへ流し込む。「ばたばたした」と柴田。浮足立った日本は最後までペースをつかめなかった。

 土光が「パワーとスピードではかなわない」と警戒していた通り、フィジカルで圧倒された。生命線になるはずだった運動量でも後れを取って球際で競り負ける。パスミスを繰り返したのも、相手の厳しいプレスに面食らった結果だった。

猶本が「技術ならどのチームにも負けない」と自信をのぞかせていたテクニックを生かすスペースを作らせてもらえない。それどころか、逆に正確で速いパスワークに翻弄され、藤田は「あのドイツを倒さないと世界一になれないんだ」と天を仰いだ。

プロ野球選手会がWBCへの不参加を一転撤回

2012.09.10 Vol.565

 来年3月に開催される野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)への不参加を表明していた労組・日本プロ野球選手会は4日、大阪市内で役員会を開き、協議した結果、これまでの不参加方針を撤回し参加する、と発表した。日本は2006、09年のWBCで連覇しているが、3連覇を懸けた第3回大会への出場が正式に決まった。

 選手会では7月20日の臨時大会で、日本代表のスポンサー権やライセンシング(商品化)権などが日本側に帰属することを求めて不参加を決議。その後、選手会とは別に、WBCへの参加を決めていた日本野球機構(NPB)との協議を継続していた。

 NPBでは8月に入り、交渉担当者が渡米。WBC大会期間中は、WBCのロゴを使用しなければ独自のスポンサー活動ができることを大会主催者側との再交渉で確認した。また、NPB内部に日本代表に関する専門部局を設置し、事業を積極的に展開することも決まった。

 これを受けて、この日の選手会役員会で「積極的な事業展開など、選手会が要望してきたことがおおむね実現していると判断できる状況が整った」などとして、不参加の方針を撤回した。

 WBCへの参加が正式に決まったことで、これまで膠着状態にあった監督人事も本格化。NPBでは今月中の監督発表を目指している。前回大会で連覇に導いた現巨人監督の原辰徳氏(54)、中日で指揮を執った8年間で4度のリーグ制覇を達成した落合博満氏(58)らを軸に選考が進みそうだ。

室伏問題をCASに提訴へ

2012.09.10 Vol.565

 国際オリンピック委員会(IOC)選手委員の選挙活動に規定違反があったとして陸上男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)の当選が無効となった問題で、日本オリンピック委員会(JOC)は3日夕(日本時間4月未明)、室伏との連名で、スイスにあるスポーツ仲裁裁判所(CAS)に当選無効の取り消しなどを求めて提訴し、受理された。

 東京都内で会見したJOC国際専門部会長の野上義二理事は、IOCから選挙違反と指摘された事項について「双方の認識に違いがあり、事実関係を照合する時間も十分になかった。納得がいく解決策を探りたい」と提訴の理由を説明した。

 IOCは室伏の選挙活動について(1)室伏の写真を使ったアンチドーピングのポスターを選手村で掲示(2)JOCが日本選手団に配付した投票手順書に投票を呼び掛ける記述があった−ことなどを問題視して、警告していた。

 また、選挙活動の禁止区域とされた選手村の食堂内で、室伏が多機能情報端末「iPad」を使って選挙活動を行ったことを「違反」とした。これらIOCの指摘に対し、野上理事は「選挙規定の範囲でやっており、違反と言われる筋合いのものではない。JOCに不利な結論になると推定するなら、提訴していない」とし、室伏の正当性を勝ち取ることに自信をみせた。

東京マラソン申し込み30万超

2012.09.10 Vol.565

 東京マラソン財団は3日、8月31日で締め切った東京マラソン2013(来年2月24日)の参加申し込みが30万4508人になったと発表した。フルマラソンの倍率は約10.3倍で過去最高となった。抽選結果は9月26日以降、申込者全員にメールで通知される。

 申し込みの内訳は、フルマラソンが30万3450人(一般定員2万9400人)で、マラソン単独で初めて30万人の大台を超えた。18歳未満や障害者らが参加できる10キロは1058人(定員400人)が申し込み、倍率は約2.6倍だった。10万円以上の寄付をした希望者が先着で参加できるチャリティー枠(定員3000人)には3日午前10時までに326人が応募した。締め切りは12月16日。海外からの希望者は約6000人と、昨年の約4000人を上回った。

Hi-Hi インタビュー 「ただ、笑ってもらえれば」

2012.09.10 Vol.565

 今年人気が爆発したお笑いコンビの筆頭格であるHi-Hiが13日、書籍『リストラ芸人』を出す。ブレイクするまでの長い潜伏期間を、ありのままに綴ったこの本は、まさに“18年のすべてを放り込んだ”大作。さまざまな苦難を経て、人気コンビになった彼らのストーリーは、しょんぼりした日本を元気にしてくれそうだ。

PARTY INFO 最新のグルーヴで盛り上がれ!! 9/10~

2012.09.10 Vol.565
AIR(代官山) INNERVISIONS 2012 "BLACK OUT" 【日時】9月14日(金)22時〜 【DJ】DIXON(INNERVISIONS)、AME[KRISTIAN BEYER](INNERVISIONS)、Shinya Okamoto(Foureal Records)、hyota.(Taico Club)他 【料金】3500円 【URL】http://www.air-tokyo.com/
eleven(西麻布) KOOOL 【日時】9月14日(金)22時〜 【DJ】Ko Kimura(Futic Recordings Tokyo)、Osamu M(Outerspace Records) 他 【料金】3000円 【URL】http://go-to-eleven.com/
OTO(新宿) Martinica 【日時】9月14日(金)22時〜 【DJ】城内宏信、岩村隆、イシカワアツヒロ、sight、杉山征利 【料金】2500円 【URL】http://www.club-oto.com/
WOMB(渋谷) ☆Taku Takahashi presents INTERGALACTIC Vol.02 Produced by WONDER&CLOCKS / ARTIMAGE INC. 【日時】9月15日(土)23時〜 【LINE UP】 ☆Taku Takahashi (m-flo / block.fm)、DAISHI DANCE他 【料金】3500円 【URL】http://womb.co.jp
ageHa(新木場) COCOON HEROES 【日時】9月15日(土)23時〜 【LINE UP】CASSY(COCOON)、SIS(COCOON)、TAKKYU ISHINO、BULU(COCOON)、TAKUYA(SURVIVAL DANCE)、SUNSEAKER他 【LIVE】EXTRAWELT(COCOON) 【料金】3500円 【URL】http://www.ageha.com/
WAREHOUE702(麻布十番) WHITE PARTY 【日時】9月16日(日)22時〜 【DJ】DJ MAYUMI、YO-GIN、TAKU、KOSUKE ADAM、shoWWgo、MASA、NO:IZU、HIJIRI-X他 【料金】3000円※全身白コーディネートで入場無料、だたし、白のシャツを着ていない方はドリンクでなくシャツをプレゼント 【URL】http://warehouse702.com/

北海道産とうきびをぜいたくなショコラに(係名:「コレット」)

2012.09.10 Vol.565

糖度の高い北海道産のトウモロコシを使った新しいスイーツ「コレット」が発売された。サンドされたショコラには、甘味のある道産とうきびピューレを贅沢に使用。とうきびの濃厚な香りと甘味で、上品な味わいに。さらに北海道十勝産の乾燥粒コーンをそのまま絡め、滑らかな口どけの中にもサクサクとした食感を残した。サンドする焼き菓子は北海道産小麦とライ麦を使用、より北海道らしさにこだわった。同商品1箱(10個入)を読者5名にプレゼント(係名:「コレット」)。

あなたの “ベストショット” 大募集

2012.09.10 Vol.565

 東京・池袋のサンシャイン水族館は、アマチュア写真家を対象とした写真コンテストを実地。サンシャイン水族館で撮影した「生き物」や「さまざまなシーン」、「お気に入りの場所」の写真を募集する。昨年の第1回目は、1065点の応募があり、入賞作品には水族館年間パスポートや入賞作品の一部を使用したオリジナル卓上カレンダーなどが贈られる。入賞作品は水族館内のゲストルーム、カナロア カフェ、アルパ1階に掲出される。

ニュースの焦点 尖閣売却問題迷走 買うのは国なのか東京都なのか?

2012.09.10 Vol.565

 政府が尖閣諸島(沖縄県石垣市)を約20億5000万円で購入し、国有化することで地権者と大筋合意したことが5日、分かった。今月中旬をメドに、今年度予算の予備費から購入経費を拠出することを閣議決定し、地権者と契約を結ぶ。東京都の石原慎太郎知事は同日、尖閣購入のために都が集めた14億円超の寄付金を国に譲渡する意向を示し、藤村修官房長官は「可能か検討が必要」と述べた。

 国有化対象は尖閣諸島の5つの島のうち魚釣島と北小島、南小島で、現在は国が賃借契約を結んでいる。

 長浜博行官房副長官が3日に地権者の男性と協議し、国有化で合意。石原氏が国有化容認の条件とした漁船待避施設の整備などは中国の反発に配慮し、当面行わないことも確認した。

 これを受け、長島昭久首相補佐官が4日、石原氏と会談。石原氏は5日、記者団に「地権者と政府が折り合ったなら口を挟める問題ではない」と語った。東京都の猪瀬直樹副知事は「電車を並んで待っているのに、割り込んで席を奪うようなもの」と批判。「都は価格算定のために現地調査するなど、民主主義のルールに基づいて購入しようとしているが、政府の20億5000万円の根拠は不明だ。納税者に説明ができない」と語った。

 関係者や登記簿によると、ある金融機関は地権者の不動産に極度額20億円以上の根抵当を設定。負債が売却の原因になった可能性もうかがえる。

 一方、地権者の男性と親交のある山東昭子前参院副議長(自民)は5日、都内で会見し、「政府が先走っているだけじゃないか」と述べた。山東氏によると、地権者の男性は同日朝、尖閣諸島の政府への売却について「いま迷っている」と述べたという。また地権者の弟、栗原弘行氏(65)は「兄から合意についての連絡はない。土地の評価額が決まっていないのに、合意することはあり得ないのでは」と話した。

 政府が購入するとなると、寄付金の扱いなど新たな課題も生じてくる。

 都は3月、寄付金の専用口座を開設。口座には今月4日現在で、10万1397件、計14億6395万5053円が集まっている。
 国と地権者の合意が報じられた5日には、都庁の尖閣問題専用電話は鳴りっぱなしに。寄付金の返還を求める声もあったが、「今でも都が購入すべきだと思う」と、都の購入を支持する声が大半だった。

 石原氏は5日、「政府が購入するなら義援金(寄付金)は政府に渡す」と述べ、「寄付した人たちは心外だと思うが、地権者が国の言うことで折り合ったなら私たちは口を挟めない。説明の手紙を一人一人に出す」と話した。

 知事の発言を受けて、政府は寄付金の譲渡が可能か検討するとしているが、手続きは不透明だ。

アウトレット商品が最大70%オフ(係名:「買い物券」)

2012.09.10 Vol.565

国内外の有名メーカー&ブランド・セレクトショップから選りすぐりのアイテムをアウトレット価格で提供している「三井アウトレットパーク」では、「アウトレットオータムフェア」を開催。秋の高品質アイテムが最大70%オフで購入できる。秋冬に活躍しそうなブーツやコートなどのオシャレアイテムを、ひと足先にゲットしよう! フェア開催を記念し、全国の三井アウトレットパークで使える買い物券5000円分を読者3名にプレゼント(係名:「買い物券」)。※買い物券はフェア期間以外でも使用できます。

自民党総裁選、民主党代表選ともに乱戦模様

2012.09.10 Vol.565

 自民党総裁選(14日告示、26日投開票)が乱戦模様になっている。総裁選には谷垣禎一総裁、石原伸晃幹事長、安倍晋三元首相、町村信孝元官房長官、石破茂前政調会長らが意欲を示している。

 再選を目指す谷垣氏は3日、出身派閥の宏池会(古賀派)会長の古賀誠元幹事長との会談を持ったが、「私は若い人を思い切って支援したい」(古賀氏)と不支持を通告された。谷垣氏は古賀派(30人)から推薦人20人を確保できるかどうか微妙になったが、出馬の意向は崩さなかった。

 石原氏は2日に行われた鹿児島市での講演で「私は谷垣禎一総裁を支えるために政治をやってきたのではない。日本を何とかしなければならないとの思いでやってきた」と述べ、出馬に意欲を示した。しかしこの発言は幹事長職にある者としては失言。加えて石原氏を推す党重鎮の動きが党内中堅・若手の反発を買っていることから多数派工作の見通しが立たなくなり、谷垣氏と石原氏が候補一本化の可能性を探り始めるなど予断を許さない状況となってきた。

 また町村信孝元官房長官と安倍晋三元首相が出馬の意向を固めている清和政策研究会(町村派)は派閥分裂を回避するため支持候補を一本化せず、自主投票とすることを決めた。石破氏は決選投票を見据えその安倍氏との連携を模索する。石破氏は世論調査で高い人気を誇るが、国会議員票での苦戦は必至。国会議員のみの決選投票になれば、形勢が逆転する可能性もあるからだ。

 ただ、安倍氏は石破氏との連携には消極的とされ、連携が実を結ぶかどうかは不透明だ。

 一方の民主党代表選(10日告示、21日投開票)は野田佳彦首相の再選が有力視される中、細野豪志環境相の擁立論が強まっている。

 終始慎重姿勢に徹していた細野氏だが、5日、出馬の意向を固めた。細野氏は同日夜、周辺に「これだけの人が出馬を要請してくれるのだから、真剣に考えなければいけない」と語った。

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