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オリラジあっちゃん「カップル麺にしてほしい」

2012.01.19 Vol.537
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   日清ラ王と吉本芸人がコラボした『吉本ラ王芸人 麺下分け目の戦い 全国47都道府県芸人、大激突!ラ王に合う食材�bPを決めろ! −全国決戦の儀−』が19日、渋谷のヨシモト∞ホールで行われた。同イベントは、2011年9月から展開している、ラーメン好きの軍師芸人7組が、日清ラ王にぴったりのご当地食材を探すキャンペーンの決戦の場として開催。全国7ブロックの最終候補の中から、北海道ブロックの北見たまねぎをトータルテンボス、中部ブロックのイセエビ粉末を麒麟、中国・四国ブロックのトマトをオリエンタルラジオがそれぞれ最終プレゼンした。

 ラーメン評論家・石神秀幸氏らの厳正な審査の結果、北見たまねぎが最高食材に、またイセエビ粉末が、審査員特別賞として選出。急きょ設けられた審査員特別賞に麒麟の川島は「選ばれずに恥ずかしかったから、このサプライズはうれしい。この中で断トツ人気のオリラジが選ばれてないので、この選考はガチだなと思った」とコメント。

 また熱愛が発覚したオリエンタルラジオの中田は報道陣に「ラーメン同様アツアツですか?」と聞かれると、苦笑いをしながらも「ラーメンもアツアツが一番。のびきってない」と答えるとトータルの大村に「いずれ冷めるから」と突っ込まれていた。

 今回選ばれた、北見玉ねぎとイセエビ粉末を使ったラーメンは日清ラ王の新商品として、3月に発売予定。

西野カナ「めっちゃ好きやに」。三重弁で故郷をPR

2012.01.14 Vol.537
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  東京ミッドタウンで、三重県のレストランフェア「愛してるって、いうために。三重の美味しいパワーフード」が開催、13日のオープニングセレモニーに、みえの国観光大使の西野カナが出席した。

  故郷の三重県が大好き過ぎて、3年前三重県知事に観光大使になりたいと直談判したという西野。三重県の魅力を聞かれると「松阪牛が有名ですが、そのほかにも海の幸、山の幸が豊富でおいしいものがたくさんあります。その中で私のオススメはひじき」とアピール。 

  また三重の女性の魅力を尋ねられると「方言です。言葉が丸いというか…。 “めっちゃ好きやに”って言います」と照れながら披露した。

  同イベントは22日まで開催され、ミッドタウン内のレストラン13軒で三重県の食材を使ったメニューを提供するほか、プレミアムショップが期間限定でオープン。三重県の自然、伝統、そして豊かな食が堪能できる。


 

すみれ「理想の男性はパパみたいなジェントルマン。でもノーソックスはイヤ!」

2012.01.13 Vol.537
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   女優や歌手としても活躍中のモデルのすみれが12日、都内のホテルで行われた「YUMI KATSURA×プリモ・ジャパン」の新作発表会に登場、ウエディングドレス姿を披露した。

  ブライダルリング専門店「アイプリモ」が、世界的ブライダルデザイナー・桂由美デザインのエンゲージリング、マリッジリングの発売を発表した同イベントで、すみれは桂由美デザインのウエディングドレスと5000万円のティアラを着用。「お姫様みたいでうれしい!パパ(俳優の石田純一)もキレイだって言ってくれると思う。でも、ちょっと心配しちゃうかも」とコメント。桂が「すごく恵まれたルックスでとても似合う。輝ける年代、あと4〜5年のうちに結婚して欲しい」と言うと「5〜6年はないかな…」と苦笑い。

  理想の男性について、「才能があって面白い人が好き。いつも冗談を言っているような。あと、優しくてジェントルマンがいいです」と語ると報道陣から「パパみたいな?」とすかさず声が。すると「そうですね。でもノーソックスはいやです。靴下ははいてほしい」と会場を笑わせた。


フジロック 英バンドのレディオヘッド出演を発表

2012.01.12 Vol.537
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 人気夏フェスのフジロックフェスティバル(7月27〜29、新潟・苗場スキー場)は12日、英人気ロックバンドのレディオヘッドが出演することを発表した。すでに発表されている伝説の英ロックバンドのザ・ストーン・ローゼスと最も影響力のあるロックバンドとされるレディオヘッドがラインアップに加わったことで、早くも2度目の盛り上がりを見せている。

 今年は精力的にライブ活動を展開することを表明、すでに世界各地でのライブ開催を発表していたレディオヘッドがフジロックにやってくる!

 レディオヘッドが日本のフェスティバルに出演するのは2003年のサマーソニック以来9年ぶりで、フジロックフェスティバルは初出演。ボーカルのトム・ヨークは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーらと組んだAtoms for Peaceで2010年に出演し、話題を集めた。


 レディオヘッドは、英国のオックスフォード出身の5人組。1992年にメジャーデビューし、『ザ・ベンズ 』や『OKコンピューター』に代表される名アルバムをリリース。有力音楽雑誌で、最も影響力のロックバンドに挙げられるカリスマ。映画『告白』の主題歌『Last Flowers』も彼らの作品。

 夏に向けて、レディオヘッド熱がさらに高まりそうだ。

★早期割引チケットは2月4日から受付

 フジロックフェスティバルでは、例年争奪戦が繰り広げられる「期間限定早い割引チケット」の受付を2月4日からスタートする。販売チケットは、、先行発売3万9800円、一般発売4万2800円の入場券(3日通し券)をFRF'12早期割引価格の3万4800円で。入場券とともに、キャンプサイト券、駐車券(3日通し分)も販売される。

 チャンスは2回。1回目はインターネット受付。2月4日の10時から12日の23時まで、イープラスおよびローソンチケットの特設ページで受け付け、抽選で販売。2回目は店頭受付で、同フェスのオフィシャルショップ岩盤(渋谷パルコ・パート1 特設会場)で、2月18日の6時と11時の2回整理券を配布の上、限定枚数販売する。(整理券がなくなり次第終了)。

 詳細は、公式サイト(http://www.fujirockfestival.com/)で。






修斗 上田将勝がラストマッチで堀口破る

2012.01.11 Vol.537
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チョークスリーパーを狙う上田(撮影・神谷渚)

  プロフェッショナル修斗公式戦(8日、後楽園ホール)で行われたフェザー級ワンマッチ「上田将勝vs堀口恭司」で「今年のベストバウトはこれで決まった」といった声も飛び交うほどの好勝負が繰り広げられた。

  上田はこの試合を最後に日本を離れ、米の総合格闘技団体ベラトールFCに参戦。3月から開幕するバンタム級トーナメントに出場する。2005年にデビューし、2008年の王座決定戦で岡嵜康悦を破り第5代世界フェザー級王座を獲得。2010年に4回目の防衛戦で勝村周一朗に敗れたものの、その後も白星を重ね通算16戦13勝(2KO・4S)1敗2分けの戦績を持つ、修斗のパウンド・フォー・パウンドともいわれる存在だ。

   一方の堀口は2010年のデビュー以来、ここまで6戦6勝(5KO)。そのファイトスタイルと合わせ、これからの修斗を背負っていく逸材と目される逸材。上田はこのクラスで戦っていく以上は越えておかなければいけない選手で、今回はラストチャンス。
 
   試合の焦点は上田のグラウンドテクニックと堀口の強打。どちらが自分の土俵に持ち込むかで勝負の行方は大きく変わる。
 
   1Rから緊迫の攻防が始まる。堀口は蹴り足を捕まれることを警戒しながらも強烈なインロー、左フックで上田のタックルを牽制する。上田も堀口の打撃のすきを狙って、タックルを試みるがなかなかとらえられない。しかししつこく組み付き左足への片足タックルに成功。テイクダウンするが、すぐに立ち上がる堀口。今度はバックを取って引きずり込み肩固めを狙う上田だが、堀口は驚異の身体能力でこのピンチを脱出。スタンドに戻ってからは前蹴りを多用し、距離を保つ。
2Rに入ると堀口は前蹴りからの左フック、右ミドルを上田のタックルに合わせ放つ。時折捨てタックルを見せ距離を測る上田は、堀口のヒザを被弾しながらもそのままタックル。スタンドでバックを取り、グラウンドへ引きずり込むも、堀口は体を入れ替え上を取る。サイドポジションに移行しパウンドを放つものの、バランスが乱れたところを上田が体を起こし危機を脱出。めまぐるしい展開。スタンドに戻ってからは両者打ち合いへ。
   
   そして最終3Rを迎える。これまでKO決着続きで3Rは未知の領域となる堀口。スタミナは果たしてどうなのか…。3Rも1、2R同様打撃とタックルの攻防。開始早々に上田のタックルに合わせた堀口の左フックがアゴをとらえる。千載一遇のチャンスだったが堀口が追い打ちをかけないとみるや上田が下からタックル。バックを奪うやチョークスリーパーを再三狙う。何度も決まりかけるが、その度に驚異的な粘りを見せる堀口。最後こそ力ずくで外しパウンドを打ち下ろしたものの、上田はしのぎゴングが鳴った。

   判定は29−29、29−28、29−28の2−0で上田が勝利。その実力で若い力を跳ね返した上田、元王者と互角に渡り合った堀口。緊張感にあふれた白熱の試合に、場内は大歓声だった。

   試合後のリングで「しんどかった。負けたと思いました」と激闘を振り返った上田は「今回が(修斗での)最後の試合となります。ありがとうございました」とファンに別れを告げた。


扇久保が環太平洋フェザー級初防衛

2012.01.11 Vol.537
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初防衛を果たした扇久保(撮影・神谷渚)

   プロフェッショナル修斗公式戦(8日、後楽園ホール)のセミファイナルで扇久保博正vs徹肌ィ朗の環太平洋フェザー級チャンピオンシップが行われた。

   入場時のコスプレでも会場の注目を集める徹。今回はマリオで入場。セコンド陣ももちろんルイージ、姫、クッパと徹底的だ。

  2009年に一度対戦している2人。当時は扇久保が徹底的に徹の寝技につきあわず判定勝ちを収めた。その後、扇久保は昨年4月に松本輝之との王座決定戦を制し、第2代環太平洋フェザー級王者となり、この試合が初防衛戦。

  今回も扇久保はグラウンドを回避。パンチ、キックを当てては組み付き、突き放してはパンチといった展開が続く。徹はスタンドでのフロントチョークを何度か試みるも、扇久保は体を密着し防御する。2R終盤、組み合いからの足払いで徹がやっとテイクダウンするものの、ロープ際とあってパウンドの威力も半減。3Rには組み合いからのサバ折りで扇久保がテイクダウンを奪うなど終始試合を支配。

  3Rを通じて自らの戦法を貫き通した扇久保が30−28、30−28、29−28の3−0の判定で初防衛を果たした。扇久保は消化不良気味の試合内容に客席に両手を合わせながらも「勝ちは勝ちなんで、次、岡�アとやらせてください」と世界王座への挑戦をアピールした。


環太平洋ライト級トーナメント「ガイvs美木」はドロー

2012.01.11 Vol.537
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ガイ・デルモ(上)はテイクダウンもロープが邪魔になり有効なパウンドを放てず(撮影・神谷渚)

   8日、水道橋の後楽園ホールで2012年最初のプロフェッショナル修斗公式戦「ISAMI presents サバイバートーナメント決勝 環太平洋ライト級チャンピオン決定戦」が行われた。

   メーンでは土屋大喜の返上によって空位となった環太平洋ライト級王座をかけて昨秋の「SHOOTO THE SHOOT2011」から始まったサバイバートーナメントの決勝戦「ガイ・デルモvs美木航」が行われた。ガイは優勝候補と目されていた田村一聖を破り、美木は不死身夜天慶とドローとなったが抽選で決勝の切符を手に入れた。
 
   オールマイティーのスタイルの美木にレスリング主体のガイ。2人は昨年8月にも対戦。前回は2Rでの戦いとあって、お互いに1Rずつ取り合ってのドロー、文字通りの決着戦だ。

  1Rから打撃でプレッシャーをかけ続ける美木だが、ガイはかまわずタックルへ。ガイがバックをキープする時間が続くが、なかなかそこから先へと攻めきれない。美木も左フック、時折見せるテンカオでダメージを与えるものの、ガイがかまわずタックルにくるため攻撃が単発に終わり、深いダメージを与えられない。3Rともどちらが取ってもおかしくないままゴング。三者三様のドローに終わり、王座は空位のままとなった。



石原さとみが所ジョージの髪に憧れ?!

2012.01.11 Vol.537
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  ヘアケアブランド『b3.(スリーボム)ヘアメディケイテッドシリーズ』新商品・新CM発表会が11日、都内で開かれ、CMキャラクターを務める所ジョージと石原さとみが登壇した。普段から頭皮ケアをすることで、加齢に伴う頭髪の問題を改善することを目的としたシリーズで、所は「こんないい加減な男でももむ(マッサージする)ようになる。気持ちいいいことを一つ見つけた感じですね」と、太鼓判を押した。

 CMは、所と石原がシャンプーをしながら同製品をアピールするもので、所いわく「1日中泡を頭に乗せていました」。

 撮影中のエピソードを聞かれた石原は、「所さんが奥さんのことやプライベートな話をしてくれて、(所さんは)本当に楽しい人生を送っているんだなと思いました」。「挑戦してみたい髪型はあるか」という質問について、石原は「役柄によっていろんな髪型に挑戦したいですが、所さんみたいな色もしてみたいですね」とリップサービス。所はすかさず、「脱色? 痛いですよ。今のままでいいんじゃないかな」とアドバイスしていた。

 所は、10年ほど前に、「なくなってしまえぐらいの勢いで脱色」。それ以降、今も2週間に1回脱色をしているという。「最初脱色したときは、家族が冷たかったです」と当時を振り返るとともに、「10年後はこのままいってドレッドやアフロ、みつあみにしてみたい」と野望も語った。

『b3.(スリーボム)ヘアメディケイテッドシリーズ』は、「薬用ナチュラルウォッシュ シャンプー」(乾性肌用)、「薬用ストロングウォッシュ シャンプー」(脂性肌用)、「薬用スカルプマッサージ バイタルエッセンス」、「薬用スカルプ&ヘアー プロテクテッド バイタルトニック」のラインアップで、15日に発売。 


 

YGエンタ大阪公演にBIGBANGら集結 21・22日にはさいたまで公演

2012.01.10 Vol.537
   日本でも圧倒的な人気を誇るBIGBANG(ビッグバン)や2NE1(トゥエニィワン)が所属するYGエンタテインメントが、設立15周年を迎え、大阪・埼玉で5年ぶりのファミリーコンサートを開催する。7日、大阪・京セラドームの開演前、BIGBANG、2NE1のほか、Jinusean(ジヌション)、SE7EN(セブン)、Gummy(コミ)、PSY(サイ)、Tablo(タブロ)ら出演者全員で記者会見を行い、日本のファンに向けてメッセージを届けた。

 活動を自粛していたBIGBANGが5人揃って姿を見せるのは、昨年5月の日本ツアー以来、8ヵ月ぶり。G-DRAGONは「5人揃ってこの場に立てたことをとても光栄に思います。昨年はいろんな出来事がありましたが、新たなスタートを切るよいきっかけになりました。ずっと待っていてくださったファンの皆さまに、より成長した姿をお見せしたい」と、出演の喜びを語った。

 事務所の創立メンバー・JinuseanのSEANは「また日本で開催できてうれしく思いますし、5 年前よりも大きな会場で行えることの喜びを噛みしめています」とコメント。甘いマスクの実力派R&BシンガーのSE7ENは「YGファミリー全員で盛大に、いろんなパフォーマンスをご用意していますので、期待してください!」と、ステージへの意気込みを見せた。昨年日本デビューを果たし、日本レコード大賞新人賞を受賞した2NE1のMINZYも「今年も日本での新しい活動やプロモーションを予定していますので、応援よろしくお願いします!」と語った。

「今年新たに挑戦したいことは?」と記者から問いかけられると、BIGBANGのG-DRAGONは「今年は勇気を出して世界No.1になりたいと思います!」と大きな野望を語り、SOLが「日本でも何度かコンサートをやってきましたが、今年はぜひドームでやりたいですね!」とコメントすると、「2NE1もやりたいです」(2NE1・CL)、「僕も頑張ります!」(SE7EN)、「私も!」(Gummy)と、次々と積極的にアピールした。

 コンサートのオープニングを飾ったのは、2NE1。代表曲のひとつ『FIRE』でスタートを切ると、埋め尽くされた会場は大興奮。3曲を披露した後、BIGBANGの5人が後ろ姿でステージの上方から登場すると、この日を待ちわびたファンから大歓声が上がった。『Tonight』『Hands Up』で会場を盛り上げた後、MCで「ご心配をおかけしてすみませんでした。これから新たに頑張っていきます」とG-DRAGONがファンへ挨拶。D-LITEも「僕たちにとって音楽とステージがどれだけ大切か、改めて考えさせられました」と語った。ほか、この日のコンサートでは、GummyがBIGBANGのT.O.Pと『ゴメンネ』を歌ったり、SE7ENとJINUSEANがコラボするなど、さまざまな組み合わせで曲を披露。ファミリーコンサートならではのパフォーマンスで楽しませた。

 同コンサートは、1月21日、22日にさいたまスーパーアリーナでも開催される。また、BIGBANGが20日放送の『ミュージックステーション』へ出演することも発表された。(取材と文・黒石悦子)

逃走17年 オウム・平田信容疑者が大晦日に出頭

2012.01.09 Vol.537

ニュースの焦点

 平成7年2月に東京の目黒公証役場事務長を拉致して死亡させたとして、逮捕監禁致死容疑で特別手配されていたオウム真理教元幹部、平田信(まこと)容疑者(46)が昨年12月31日午後11時50分ごろ、丸の内署(東京都千代田区)に出頭。指紋から本人と確認され、翌1日早朝、警視庁捜査1課が逮捕した。平田容疑者は16年10カ月にわたり逃走していた。警視庁は、残る特別手配容疑者の菊地直子(40)、高橋克也(53)両容疑者=いずれも地下鉄サリン事件の殺人、殺人未遂容疑など=の潜伏先や未解明のままになっている一連のオウム事件について何らかの事情を知っているとみて、その供述に関心を強めている。

 警視庁によると、平田容疑者は一連のオウム事件について「報道で知っていた」と供述。潜伏先などについては説明せず、「他人に迷惑がかかるから言えない」と逃走支援者の存在をほのめかしているという。7年3月の警察庁長官銃撃事件=22年3月に公訴時効=については「私は犯人ではない」と関与を否定した。

 平田容疑者は脱会した元オウム信者をケアし支援している滝本太郎弁護士がブログで出頭を呼び掛けていることを知り、面会を希望。2日に接見した滝本弁護士によると、「長官銃撃事件が時効になり、間違った逮捕はあり得なくなった」などと出頭理由を説明。また3日には「罪のない人があんなに犠牲になったのに、自分が生き延びていることが理不尽だと思った」と東日本大震災が出頭のきっかけになったと語ったという。

 麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚(56)については「教祖の死刑は当然」と答え、教団への帰依を否定した。だが、今回の逮捕で麻原死刑囚への刑の執行が先送りされる可能性があり、それが目的ではないかとの見方もある。

 死刑について、法務省は共犯者が公判中の場合、刑を執行しない運用をしてきた。死刑囚が取り調べを受けたり、共犯者の公判で証人尋問が必要になる可能性があるためだ。

 一連のオウム裁判は平成23年12月にすべて終結。麻原死刑囚ら13人の死刑が既に確定した。平田容疑者ら特別手配容疑者3人の存在は「共犯者の逮捕前に法務大臣が命令した死刑執行は適法」との判例から、終結の時点で「麻原死刑囚の執行の状況は整った」(法務省幹部)とされた。

 だが、平田容疑者の逮捕で、終結したオウム裁判が「再開」される見通しとなった。平田容疑者が関与したとされる目黒公証役場事務長事件では死刑囚13人のうち麻原、中川智正(49)、井上嘉浩(42)の3死刑囚の有罪が確定。平田容疑者が起訴されれば、3人の証人尋問が行われる可能性があり、刑の執行も裁判が終わるまでは見送られる公算が大きい。

 一方、今回の平田容疑者の出頭において、警察の情報収集体制と現場の警察官の怠慢ぶりが浮き彫りとなった。

 平田容疑者は最初、警視庁大崎署に出頭しようとしたものの署内への入り方が分からなかった上、自分の手配ポスターも見つからず、署員の姿もなかったため「捜査本部ではないのかな」と思い、同署への出頭をあきらめたという。

 大崎駅へ戻る途中の公衆電話から、警察当局が教団特別手配容疑者の情報提供を求めるフリーダイヤルに電話すると、話し中でつながらなかった。電話は約10回したという。

 その後、「平田信の担当はどこか」と自ら110番。指示された警視庁本部に向かった。同日午後11時35分ごろ、本部庁舎前で警備の機動隊員に「平田信です。出頭しにきました」と告げたが、悪質ないたずらと判断され、丸の内署や近くの交番に行くよう促されたため、歩いて丸の内署に行き名乗り出た。その際「僕って背が高いでしょ」と玄関前にいた女性署員に言うと、「嘘? 本当にそうなの」と驚かれ、署内に引き入れられたという。


世界の牡蠣料理が競演

2012.01.09 Vol.537
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 佐世保・九十九島のおいしい牡蠣が食べられる「九十九島かき 世界に出合う」フェアが開催される。期間中、23区内の6カ国の人気レストランで「九十九島かき」を使った特別料理を提供。この機会に、手つかずの自然が残る海で育った幻の牡蠣と世界の牡蠣料理を堪能しよう。フェア開催を記念し、どんな食事にも合う野菜オイル「ベジート」を読者5名にプレゼント(係名:「かき」)。

【開催期間・店舗】1月16日〜25日・カフェ デイジー(デンマーク)、ラジュール(チュニジア)、レスパス(フランス)/2月1〜10日・148HIROO(オーストラリア)、スペッキオ(イタリアン)、マヌエル・カーサ・デ・ファド(ポルトガル) 【URL】http://www.sasebo99.com/


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