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落語界の風雲児・立川談志さんが死去

2011.11.28 Vol.532

 歯にきぬ着せぬ毒舌で注目を集めた落語家で、元参院議員の立川談志(たてかわ・だんし)さんが21日に喉頭(こうとう)がんのため死去したことが23日、明らかになった。75歳だった。3年前に発症した喉頭がんが昨年11月に再発。気管切開手術を行い、入院と自宅療養を繰り返していたが、10月27日に容体が急変。約3週間、1度も意識が戻らないまま帰らぬ人となった。

 談志さんの長男で所属事務所社長の松岡慎太郎氏は、談志さんの闘病中の様子について、「しゃべれないことが何より辛い状況なのに、辛いとか一切言わず、最後まで強く生きていました」。密葬はこの日午後、都内の斎場で近親者のみで済ませたといい、後日、都内でお別れの会を開く予定。


ジェーン・バーキンがツリーに点灯

2011.11.28 Vol.532
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 歌手で女優のジェーン・バーキンが24日、渋谷パルコのクリスマスツリーの点灯式に出席した。ジェーンは、「東日本大震災を経て、初めてのクリスマスになりますね。みなさんいいクリスマスを!」とエールを送った。

 渋谷パルコ前のツリーは、公園通りのクリスマスの風物詩。企業とのコラボで毎年、独特なツリーで訪れる人を楽しませている。今年は、人気コスメブランド「マジョリカ マジョルカ」と組んで、コスメドレッサーとファッションクローゼットをイメージしたツリーを作った。

 ジェーンは東日本大震災直後に自費で来日し、募金活動や被災地支援を目的としたチャリティーライブも行った。今回の来日は、今年2回目となる。


RIKACOが女子に語りたいこと「他の誰でもない、理想の自分を目指そうよ!」

2011.11.28 Vol.532

メルセデス・ベンツ コネクション ×TOKYO HEADLINE Tea Time Talk vol.2 リポート

洗練された空間で著名人のトークを楽しむアフタヌーンティーパーティー『メルセデス・ベンツ コネクション×TOKYO HEADLINE Tea Time Talk』が20日に開催され、第2回ゲストのRIKACOが登場した。ナチュラルにキレイ、スタイリッシュなママというイメージに加え、気さくな女子会仲間のように語りかけるRIKACOに、もう1つの美しさを発見した参加者も多かったようだ。

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【写真上】洗練されたラウンジでくつろぎながらの女子会トーク 【写真下左】日常生活で実践している"女性がキレイになるため"の食・ファッション・ビューティーを語ったエッセイ『HOME』(主婦と生活社)サイン本を参加者全員にプレゼント! 【写真下中央】人気レストラン「AW kitchen」のオーナーシェフ・渡邊明氏がプロデュースする軽食 【写真下右】RIKACOのトークに女子共感!

「こういう場所なら、本当は一緒にお酒でも飲みながら話したい雰囲気ですよね(笑)」と気さくな笑顔で、一瞬にして会場を"女子会"にしてしまう、さすがのRIKACO。

「今日はメルセデスベンツ・コネクションでのトークということで、ドライブをテーマに、動きやすいけれど女性らしい部分も忘れずにコーディネートしてみました」というRIKACO。女性らしいピンク色のシャツと、スポーティーなショートジーンズというオシャレなリアルコーデは、参加者たちにも好評のよう。「ファッションって、楽しむものだと思うんですよね。日本の女性って、わりと自分の見せたくない部分を隠す傾向があるんだけど、海外だと堂々と見せてファッションを楽しんでいる人も多いんですよね。もちろん外見を飾ることも大切だけど、それよりも内面を大事にすると、何を着ても負けない自分になれるんじゃないかな、と。それは私の永遠のテーマでもあって、ファッションの力も借りるけど、シンプルな格好をしても輝いていられる女性でありたいなと思っているんです」。欲しいブランドバッグがあっても今の自分に似合うかどうか、10年後の自分を楽しみに待つのもよいのでは、というRIKACOの言葉に、20代と思しき参加者が大きくうなずく。そんな彼女たちがやはり知りたいのは、そのナチュラルな美しさの秘密。RIKACOは、それが自分のライフスタイルと直結していることを語る。

「私は極力、体にいいものを食べようと心掛けています。もともとは妊娠したときに自分だけの体ではないんだと感じたのが、オーガニックに興味を持つきっかけでした。私は、体にいいものは地球にもつながることだと思うんです。なぜかというと、無農薬野菜を作る土壌には、本来いるべきミミズや微生物もちゃんといるんですね。でも農薬を使えばそういう生き物も殺されてしまう。それは地球にいいことではないですよね。100円高いオーガニックの大根を買ったら、その100円を地球に返したと思えばいいかな、と」。食事をはじめ睡眠、水、運動、ストレスの5つがすべての基本、とRIKACO。水は1日2リットル飲む、ウォーキングと半身浴は欠かさない、アロマを活用するなど具体的で分かりやすい話に、身を乗り出すようにして聞き入る参加者たち。「きれいでいたいというか、私はヘルシーでいたいんですよ。運動をしなければ脂肪だってつくし、食生活がちゃんとしてないと肌だって荒れる。年齢なりに美しくありたいと思えば努力しますよね。他の誰かじゃなくて、理想の自分を目指して努力すればいい。その努力は誰も与えてはくれないから。あと、私は45歳になるんですけど、年齢的にやらないとかできないとかあまり考えないんですよ。深酒をしない、とか体力的なことはまた別ですけど(笑)」。

 日々のことを語り、具体的な美容法を明かし、いつしか"本当の素敵女子"の心構えを教えてくれたRIKACO。その言葉は、参加者たちに強く響いたようだ。

メルセデス・ベンツ コネクション×TOKYO HEADLINE Tea Time Talkとは...

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 メルセデス・ベンツがプロデュースする話題のカフェ&ラウンジ、メルセデス・ベンツ コネクションと、TOKYO HEADLINEがコラボレーションして行うスペシャルイベント。毎回、さまざまなジャンルから著名人を招いて、トーク&ティータイムを楽しむ企画。
 今後も素敵なゲストを迎えて楽しいパーティーを企画中。こうご期待!

Mercedes-Benz Connection
【住所】港区六本木7-8-1 【営業時間】総合受付10〜20時 DOWNSTAIRS 7〜23時 UPSTAIRS 11〜23時(金・土・祝前日は11〜翌4時) 【URL】http://www.mercedes-benz-connection.com


[FRONT-PAGE SPECIAL INTERVIEW ]表現者 石橋 凌 魂こがして歌う

2011.11.28 Vol.532

FRONT-PAGE SPECIAL INTERVIEW

伝説のバンドのシンガーとしてひとつの時代を作り、俳優としては師と仰ぐ松田優作さんの遺志を継ぐようにハリウッドへ進出する。石橋凌は“表現”の場を自らの手でつかみ取り、その場所で圧倒的な存在感を発揮し、「石橋凌、ここにあり」としるしをつけてきた男だ。そしていま、石橋凌として再び音楽と向き合う。その真意は? 本人にインタビューした。

もう二足の草鞋を履いちゃったんで、履きつぶすまで履きたいと思う。

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撮影・蔦野裕

 石橋凌が歌う。ミュージシャンとしての石橋の顔を知る人ならば待望の帰還。俳優として石橋を知った人ならば、演技と同じように、圧倒的な存在感を放つ歌声にただ呆然することになるだろう。

「音楽をやるなら、それもソロでやるのなら、本当に自分が好きな音楽、九州でアマチュア時代に思い描いていたような音楽をやりたいって思っていたんですよ。インディーズでもいいから、って。だから、しばらく音楽から離れていても、まったく焦りはなかったんです。今回も、2年ぐらい前に“そろそろどうですか?”という話があって始まっているんですが、実のところ、今の事務所(エイベックス)には、同社が映画に進出するという記事を見て所属したので、音楽のことはまったく頭になかったんです。声をかけられて改めて契約書を見たら音楽も入っていた(笑)。じゃあそうしようかっていう程度で、渇望していたとかいうのとは違う。タイミングが合ったということなんですよね」

 やりたいことをやっていい−−。本人が思い描いていた環境のなかで、音楽と向き合って完成させたのが、このソロアルバム『表現者』だ。「昔、自分が書いた詞・曲をリアレンジし、もう一回今の時代に問いたいと決めていた」というこのアルバムは、『喝!』などバンド時代に作詞作曲した曲5曲と新曲7曲で構成されている。

「例えば『喝!』は1979年に発売された曲。当時、日本の自殺者が年間1000〜2000人っていうニュースがあって、経済大国と言われるようになった日本で、それだけの人数が自殺するのは絶対幸せじゃない、豊かじゃないよねって問いかけた曲です。歌がそういった現象の抑止力になるとは思わなかったけど、音楽を通じて、幸せとか豊かさとかについてみんなはどう思うのか投げかけたんです。あれから30年超が経ちましたけど、今の自殺者は年間3万を超えている。改めて、この状況についてみんなはどう思っているのかって投げかけてみたいと思ったんです。こうやってリスナーと意識を交換できるところってロックミュージックと他のジャンルの違うところ。ジョン・レノンやボブ・ディラン……僕が子供のころに聞いていた欧米のロックミュージックって、いつもリスナーに投げかけていた。僕はそれが音楽や歌の力だって思います」

 収録した曲には『乾いた花』もある。

「都会で生活するなかで、時代に流されてドライフラワーになっていないか。そんなふうに投げかける曲です。ただこの曲に関して言うと、自分への叱咤もあります。僕は今55歳になったんですけど、周りの同年代の人を見ると、これからどう戦おうが同じだよね、自分も世の中も変わらないよねってあきらめてる人が大部分ですよ。でも、僕はまだ夢を見たいと思うんです。だから新曲『我がプレッジ』ではその気持ちをありのまま書きました。僕自身への誓いの曲でもあるんですが、誰かの励みや力になってくれたとしたら、今このタイミングで僕が歌う意味も出てくるんじゃないかなと思っています」

 レコーディングには、九州時代の恩人をトリビュートするライブイベントで組んだキーボードの伊東ミキオをはじめ、ドラムスに元ザ・ルースターズの池畑潤二、ギターにTHE GROOVERSの藤井一彦、ベーシストにヒートウェーヴの渡辺圭一、ホーンセクションに梅津和時、ピアノに板橋文夫と強靭な布陣で臨んだ。石橋は、「安心感があるよね。あとは自分が歌うだけでよかった」。

 大河ドラマ『龍馬伝』でも競演した福山雅治も参加している。メッセージ性が一際強い『AFTER '45』でコラボした。レコーディングメンバーも福山の参加も、「縁(えにし)を感じる」という。

 縁あって集まった人たちによってこのアルバムは作られている。そのためか、収録されている新曲を改めて聞いてみると、「つながり」や「縁」がキーワードになっているように思えてくる。「僕がこれまでいろいろ活動してきて確信したことを歌っているだけ」と本人。

「こうやって、縁とか、魂こがしてとか言ってると、石橋さん何か宗教やってるんだろうかとか思われちゃったりするけど(笑)、そういうのじゃないんだよね。さっき話した九州の恩人や松田優作さんとの出会いを通じて、確実に縁だとか魂の存在を感じるようになったんですよ。九州の恩人にはもう音楽はダメかもしれないと思ったときに拾い上げてもらったし、優作さんには……大げさに聞こえるかもしれないけど、生き返らせてもらったって思ってるんですよ。優作さんとお酒を飲むとしていた話があるんです。この国は経済大国とか言われてるけど、一歩海外に出るとイエローモンキーとかエコノミックアニマルとか指差されて笑われてる。それをご破算にするのが、文化や芸術、アスリートだと思うってね。優作さんは、政治家や経済人がまき散らしている負のイメージを埋め合わせするのが僕らの仕事だって戦い続けていた。その姿を見て、自分も奮い立たせられたし、戦い続けていかなければならないと思って僕はずっとやってきました。あくまでも自分なりの形ですけどね」

 だからこれからも夢を見、戦い続けていくという。それが、石橋凌という「表現者」なのだ。

「タイトルの『表現者』ってね、優作さんの言葉なんですよ。ある時、優作さんが、“ミュージシャンとか俳優とかいう壁はとっぱらってね、表現者でいいじゃないか”とおっしゃった。優作さんも音楽をやってらっしゃったしね。二足の草鞋を履くというのには、二兎を負うもの一兎も得ずっていうのが付きまとって、ネガティブに捕らえられることも分かっています。だけど、僕はもう二足の草鞋を履いちゃったんで、履きつぶすまで履きたいと思っています。もう、どちらが欠けてもダメなんだよね。だから、僕は表現者として、これからも戦っていくつもりです。そのためには、歌でも演技でも本質を見極めて、ハートや魂が入っているものを作りたい。僕はそういうものから学んできたんだからね」

(本紙・酒井紫野)

石橋凌(いしばし・りょう)
伝説のロックバンドA.R.Bのボーカリストとして活動するなかで、1982年に映画デビューを果たす。松田優作と出会い、松田監督・主演作『ア・ホーマンス』(86)に出演した。1990年に松田の意思を告ぐべく役者活動に専念するためバンドは休止状態に。その間にアメリカの俳優ユニオン「スクリーン・アクターズ・ギルド」の会員証を取得した。1998年に新メンバーでA.R.Bが復活、2006年にはバンド解散。現在は表現者として活動を展開する。


大人の★家飲み:Sowelu’s STYLE

2011.11.28 Vol.532

サッポロ生ビール黒ラベル

気温がぐっと下がって冬の訪れを実感するようになって、いよいよ冬の到来!今シーズンも"巣ごもり"の勢いは止まらないようで、「大人の☆生。」でおなじみのサッポロ生ビール黒ラベルも大活躍しそう。ところでみんなが "家飲み"をどうやって楽しんでいるのか気になりませんか? 大人なアーティストSoweluとそのお友達のトークから、楽しい大人の家飲みのヒントを探っちゃいました!

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みんなで楽しく。そういう飲み方ができるって大人。

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Sowelu(ソエル)......2002年に「beautiful dreamer」でデビュー。2009年6月にエイベックスに移籍後は、恋愛をテーマに男性アーティストとのコラボレーションアルバム『Love & I. 〜恋愛遍歴〜』、女性たちの欲望をテーマにしたミニアルバム『Let me...』など話題作を世に送り出した。1982年11月6日生まれ、東京都出身。アイリッシュ系アメリカ人とのクォーター。公式サイトは http://rhythmzone.net/sowelu/

Sowelu「それでは皆さん、今日もお疲れ様です!カンパーイ!」

土本&SHOKO「カンパーイ!」

Sowelu「なんか、こういうの新鮮だね。よく考えてみたら、この3人で一緒に会うのって初めてじゃない?」

土本「あ、そうかもしれない!」

Sowelu「単品ではあるよね、いわゆるソロ活動(笑)。2人も私抜きで会ったりすることもあるでしょう?」

SHOKO「お洋服を借りにいったりするから。なんか、今日はいいきっかけをもらっちゃったね。まだ、始まったばかりだけど、またこの3人で飲もうよ」

土本「飲もう、飲もう!」

――乾杯も済んだところで、今日のテーマは「大人の☆家飲み」なんです。

Sowelu「大人かあ......。やっぱり、その場にいる人全員が楽しく飲んでいる、そういう飲み方ができると大人だなって思うな。よく言われることだけど、飲まれないってことですよね。自分のペースを分かって、リラックスしていい空気のなかで飲めるといいよね」

SHOKO「自分のスピードで飲みたいよね。みんながマイペースが理想」

Sowelu「そうそう。だから、大勢で飲むときには、それぞれにあったペースで飲んでもいい空気を自然と作りたいよね。さりげなく、水を一緒に出したりして」土本「それってうれしいね」

Sowelu「そんなふうに言いながらも、たくさん飲んでみたいという願望もどこかしらにあるんだよね。私、いつもほろ酔いぐらいで楽しんでいるから」

SHOKO「私もそうだな。気持ち良くなってすぐ寝ちゃうから(笑)。だから、家飲みってすごくいいなあって思うんだよね。理想的な飲み方だよ」

Sowelu「自分の一番居心地のいい場所だから、すごくリラックスできるよね」

SHOKO「眠たくなったら寝られるし。寝て放っておかれても、自分の家だったり、誰かの家でしょ。起きても誰かがかまってくれるし。優しい友達との家飲みはすごく楽しいよね」

土本「そうそう安心感があるよね! だけど、それだけにどんどん飲んでしまいそう」

Sowelu「家飲みはするの?」

土本「私は毎日。ビール好きだから、飲むのは決まってビール。あるといっぱい飲んじゃうから冷蔵庫に常備しておいたりはしてないんだけど、毎日仕事帰りに缶ビールを買って晩酌するの。ちょこっとおつまみみたいなものを作って」

Sowelu「そうなんだ。私は外で飲む割合が多くて、家で飲むときはたいてい一人。帰ってきて、ちょっとリラックスしたいときとか。この間は、ちょっと悲しいことがあって、実家で一人で飲んだよ。みんなが相手してくれなかったから(笑)」

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大人の☆家飲みメンバー
SHOKO
スタイリストとして公私にわたってSoweluと親しく、「今から来ない?」と飲みに呼び出されることもしばしば。出没スポットは表参道や渋谷で、趣味は旅行とヨガ。今はピクニックにはまっているという。

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大人の☆家飲みメンバー
土本恵美
Soweluお気に入りのアパレルブランド「カイラニ」のプレス担当。SHOKOさんとも仕事を通じて知り合い意気投合。趣味はサーフィンとゴルフ。最近はドラマ『蜜の味〜A Taste Of Honey〜』に夢中だそう。

理想の家飲みは、手料理とお酒で出会いの場づくり!

――1人グラスを傾けるのは大人の女のイメージですね。今日みたいに女だけで集まって家飲みすることは?

土本「私は、仲間と家飲みしますね。たこ焼きパーティーしたこともあるし。これからどんどん寒くなるから、今日みたいに、ビールを飲みながら1つの鍋を仲間と一緒に囲むっていうのもいいよね」

Sowelu「いいよね。みんなで集まると、ビールがいつもよりもおいしく感じる。私の理想の家飲みとしては、自分でお料理を作って振る舞いたいっていうのがあるんだよね。気が置けない友達だけじゃなくて、友達の友達なんかも呼んで、出会いの場を提供したい(笑)。少しお酒が入ると、それまでは知らない同士でも、すっと打ち解けられたりすることあるじゃない?」

SHOKO「そこから始まるお付き合いもあるしね。仕事をするようになると違う分野の人と会う機会が少なくなるでしょ。そういう出会いって飲むときしかない」

Sowelu「恋の出会いも飲む場が多いよね。飲みながらの会話だと、いろんなことが話せたりする。私は言いたいことは自分で言ってしまうからいいけど、そういう手助けが必要な人もいるから。だから、そういう場を作りたいんだよね。それに誰かが来ると思うと料理の腕も上がりそうじゃない?」

土本「Sowelu、お料理するんだね」

Sowelu「最近ね。ここ1〜2年で始めたんだ。まだまだ、始めたばかりで勉強しなきゃいけないことがいっぱいあるんだけど。お料理だけじゃなくて、いろんなことにも言えることだけど、何か少しずつでもできるようになってくると、楽しくなるじゃない? 今、ちょうどそんな感じなんだ。だから、みんなに手料理を振る舞うチャンスがあるなら、もっと上達するような気がするんだよね」

SHOKO「得意料理って何なの?」

Sowelu「それ、聞くの?(笑) う〜ん、まだ得意料理と言えるものはないけど、お酒に合うのだったら、アボカドとエビをマヨネーズとお醤油であえたやつとか、ガーリックを使ったものとか。あと、これは料理じゃないけど、オリーブとお酒っていう組み合わせも好きだなあ」

土本「すごくおしゃれだね」

Sowelu「そう? でも外で飲むときはエイヒレだよ」

土本「いいね〜」

Sowelu「最近発見した味覚なんだけど、エイヒレって本当にすごい。どうしてあんなにおいしいんだろう。家でも食べたい。買ってきて炙ればいいのかな?」

――残念ながら、今日はエイヒレはないんですが......すき焼きにしました。

Sowelu「お腹空いてたんです! すごくおいしそう。でもあれ、なんか割り下が少ないですよね? お肉がもう焼けてきてるみたい......」

SHOKO「これって関西風だよね。関東と違って割り下が少ないの。だから、まず先にお肉を焼いていくんだよ」

Sowelu「よく知ってるね。SHOKOちゃんって関西だっけ?」

SHOKO「違うけど......知ってるよ!」

土本「ねぇ、どんどん食べようよ。この味、これはビールが進んじゃう! 私、ビールのおかわりお願いします!」

Sowelu「私もここ数年でビールを飲むようになったんだけど、確かに合う味だね! お肉が柔らかいし、お豆腐もいい感じだよ」

土本「割り下を少し足そうか?」

Sowelu「なんか、こういうふうに、みんなで一緒にわいわいするとすごく楽しくない? おしゃべりもいつも以上に盛り上がるだろうし」

――話題はやっぱり恋バナ?

Sowelu「そこに男子がいるかどうかで変わってくるだろうけど、やっぱりそうなるよね。女子会じゃなくても、いつも恋バナはしてますけどね(笑)」

SHOKO「今日もその話をしながら来ましたしね(笑)」

土本「顔を合わせると自然とそうなっちゃうよね」

Sowelu「聞いてもらいたいもの、『こんなこと言われてさ〜』とか(笑)。本当にいろいろあるんですよ(笑)」

――家飲みなら気兼ねなく話せますね。

SHOKO「そうそう。だから今度はSoweluん家でやろうよ。手料理つきで」

Sowelu「さっき言ってたたこ焼きパーティーでもいいし。その前にみんなが集まれる大きい家に引っ越さないと!(笑)」

土本&SHOKO「楽しみだなあ」

サッポロ生ビール黒ラベルは大人の☆家飲みにベストマッチ

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「黒ラベルって、家の冷蔵庫にいつも入っていたこともあって、子供のころ大人の飲むものっていうイメージがあるんですよね」と、Sowelu。ビール党の土本さんも「スッキリしていておいしい。やっぱり長くあるブランドだなって感じがしますね」。スタイリストのSHOKOさんは、缶をじっと見つめて「男性的だと思っていたけど、改めてパッケージを見てみると、可愛らしいデザインですよね。置いてあるとかわいい」とお気に入りの様子。「大人の家飲みにはぴったり」とSowelu。この冬、大人の家飲みを計画している方にオススメのビール。早速、買い物リストの一番最初に書き入れて。


イルミネーション 2011

2011.11.28 Vol.532

その光は希望の輝き!

個性豊かなイルミネーションの数々が集う東京の冬。今年の特徴は、節電対策に力を入れたイルミネーションが数多く登場しているのが特徴だ。近年、グリーン電力を使用するイルミネーションが増えてはいたが、今年は前年より消費電力を抑えるなど、さらに節電を意識したイルミネーションが多くなった。とはいえ地味になったかというと、必ずしもそうでないのがうれしいところ。深夜電力や太陽光発電、自家発電を利用したり、演出に工夫を凝らすなどして、今までに劣らぬ美しさで、訪れる人を楽しませてくれるスポットは実に多い。そんな努力や工夫に注目すると、いっそう輝きが増して見えるかも。

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東京ミッドタウン「スターライトガーデン」

 東京の冬のお楽しみ、芝生広場に広がる幻想的なイルミネーションが今年も返ってきた。ミッドタウンクリスマスの象徴、スターライトガーデン。5年目を迎えた今年は、集大成として歴代の演出と新たなしかけで、驚きと感動を与えてくれる。今年は、宇宙から見た地球“Terra”が出現。宇宙空間に地球が浮かび上がる演出は必見だ。また、宇宙旅行をイメージした第一章と、地球46億年の歳月を再現する第二章に分けて、それぞれ異なる演出を展開。どちらもお見逃しなく!

東京ミッドタウン「スターライトガーデン」
【期間】第一章・スペースジャーニー:開催中〜12月4日まで(17〜23時)/第二章:バース:12月5日〜25日 【URL】http://www.tokyo-midtown.com/


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東京タワークリスマスイルミネーション 2011

 東京タワーが、特別なイルミネーションに彩られるシーズン到来! こちらのツリーは、高さ14メートルの生のモミの木に、約5万個のイルミネーションとオーナメントが輝く都内最大級。大きなツリーと東京タワーによる、光の競演が楽しめるのはここだけ。ちなみにグリーン電力を使用し、消費電力を昨年比約42%削減し、使用電力の約13%は深夜電力もしくは太陽光を蓄電して賄っている。また、イルミ実施期間中はノッポン兄弟もサンタ衣装とセーター姿で来場者を迎えてくれるので、お楽しみに。

東京タワークリスマスイルミネーション2011
【期間】開催中〜12月25日まで(16〜24時) 【URL】http://www.tokyotower.co.jp/333


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六本木ヒルズ「Artelligent Christmas 2011 in Roppongi Hills」

 今年もけやき坂通りをはじめ、六本木ヒルズ各所で、個性豊かな光の競演が繰り広げられる。白と青の光に包まれる「けやき坂イルミネーション」、高さ約7mのクリスマスツリーが輝く「66プラザイルミネーション」、“滝”をモチーフにした高さ4m幅7mのイルミネーションオブジェが目を引く「毛利庭園イルミネーション」と、必見イルミが勢ぞろい。

六本木ヒルズ「Artelligent Christmas 2011 in Roppongi Hills」
【期間】開催中〜12月25日(点灯時間はエリアごとに異なる) 【URL】http://www.roppongihills.com/


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さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト「さがみ湖イルミリオン '11-'12」

 関東最大級のイルミネーションとして毎年多くの人が訪れるのが、さがみ湖リゾート プレジャーフォレストのイルミイベント「さがみ湖イルミリオン」。今年は昨年より拡大し300万球の光が広大な敷地で色とりどりの輝きを放っている。光でピンクの花畑を演出した「光の花畑」や青い光の「光の海」など、全部で10カ所のイルミネーションスポットがある。ゴールドの光に彩られた「光の大聖堂」など新顔イルミも話題になりそう。

さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト「さがみ湖イルミリオン '11-'12」
【期間】開催中〜2012年4月8日 ※1月10日以降は主に土日開催 【URL】http://www.sagamiko-resort.jp/illumillion/


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ハウステンボス「光の王国」

 日本各地の必見イルミも気になるところ。なかでも、世界最大規模のイルミネーションを誇るのが、長崎のハウステンボス。こちらのイルミは、昨年のYahoo! JAPANクリスマス特集「人気イルミベスト20」で全国第1位を獲得しているお墨付き。

 152万平方メートルの敷地を持つ癒しとエンターテインメントの観光ビジネス都市・ハウステンボスを、今年はさらにスケールアップした820万球の光が彩る。目玉は「光の王国」3大イルミネーション。「光のアートガーデン」は550万球の光が広大なエリアに広がるイルミネーション。ウェーブのように色が変化するのも幻想的。ショッピングアーケード「パサージュ」にはゴージャスな天井に目を奪われる「光のシャンデリアイルミネーション」。今年新登場した「白い観覧車」は、真っ白な姿とライトアップされた姿、昼夜楽しんで。

 ちなみに、こちらのイルミネーションの電力は太陽光発電と天然ガス コ・ジェネレーションシステムという2つの自家発電システムで820万球以上の電力を賄っている。

 長崎旅行と非日常への旅行を楽しむのもアリ!

ハウステンボス「光の王国」
【期間】開催中〜2012年3月4日 【URL】http://www.huistenbosch.co.jp


★まだまだあります! オススメイルミ

「目黒川みんなのイルミネーション2011」
目黒川沿いの桜をLEDで装飾した“冬の桜の並木道”。使用した全電力は地元の人々が集めた廃油をバイオディーゼル燃料にリサイクルし発電。“地産地消”エネルギーによるイルミネーション。(開催中〜12月25日)

「丸の内イルミネーション2011」
有楽町と大手町をつなぐ約1.1kmの丸の内仲通り沿いの街路樹約220本がシャンパンゴールド色のLEDで彩られる。独自開発したLED電球を使い明るさはそのままに消費電力65%カットを実現(開催中〜2012年2月19日)

「新宿テラスシティ イルミネーション'11-'12」
全長888メートルの新宿テラスシティがホワイトやゴールドの優しい光で包まれる。イルミに使用する全電力はグリーン電力で賄い、地元の学生と連携したエコツリーなども展示(開催中〜2012年1月31日)

「アクアシティお台場 AQUA CHRISTMAS 2011」
「Healing Illumination Fantasy」では“海に浮かぶ聖なる樹”をイメージした、幹から枝までが光り輝くLEDツリー「Marine Fantasy Tree」が登場。高さは日本初の7m。枝先までも1本ずつ型抜きをし、金属とLEDで作られ、さらに光ファイバーで装飾。消費エネルギーが少ないLEDや光ファイバーだけを使用。(開催中〜12月25日まで)

「東京ドームシティ ウインターフェスティバル」
今年は花と光をテーマに展開。約500�uものエリアに花を敷き詰めた「ウインターガーデン」や東北支援を目的とした「がんばろう東北ガーデン」のほか、光の回廊やドームでおなじみの「ラクーア ウインターイルミネーション」など。(開催中〜2012年2月14日)


【UGA Special Interview】Tiara インタビュー 恋したくなるハッピーな冬バラード

2011.11.28 Vol.532

恋したくなるハッピーな冬バラードをリリース!

シンガーソングライターのTiara(ティアラ)が新曲『WINTER GIFT with MIHIRO 〜マイロ〜』を発表した。クリスマスシーズンにぴったりの心温まる冬のラブバラード。温かい気持ちになるこの曲について聞く!

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――新曲は美しいバラード。今の季節にぴったりの曲です。

「クリスマスイルミネーションの点灯式などでも歌わせていただく機会も多いです。この季節を目指して春から準備してきたので、皆さんに聞いていただけてとてもうれしいです」

――恋愛にはいろいろな描き方があるなかで、ハッピーを選んだ理由は?

「切なさを歌った曲はたくさんあるので、幸せな曲を歌いたいと思ったのと、冬ですし温かい作品にしたいなって。アーティストなら誰もがそうだと思いますが、東日本大震災の影響もありますね。自分は何をしたらいいのか、どうして曲を作り歌っているのか、とかいろんなことを考えて。まだ答えは出ないですけど、一人でも多くの人が心を動かすような歌を歌っていくしかないんだなって。それで、この曲では、人との絆だったり、日常のなかにある幸せ、愛を歌おうと思いました。それで、作詞家さんにその想いを伝えて書いていただいたんです」

――ご自身でも作詞をされますが、なぜ今回は作詞家さんに?

「以前『Love is … with KG』で温かいラブソングに挑戦したんですが、そこから、もう一ひねりした大人の曲を書きたいという思いがありました。そうなると、自分にはそこまでの器がないような気がしたので、経験豊富な作詞家さんに書いてもらおう、と。そうした制作から、自分自身も学べるところがあるんじゃないかという期待もありました。これまでもコラボするたびに刺激を受けて、学んできたので。やっぱり、雪が降り積もっていくことで温かさを表現するだとか、“誰もが半分の糸をつかんで生まれてきたの”という表現は、自分の引き出しにはなかったです」

――今作では、シンガーのMIHIRO 〜マイロ〜をフィーチャリングしました。

「ずっとファンだったので、一緒に歌うことができて幸せです。まだデビュー前の2003年にライブ会場でお会いした時、「いつかMIHIRO 〜マイロ〜さんと一緒に歌えるように頑張ります!」ってフェンス越しにお話したんです」

――今回も何か学べましたか?

「テクニックだったり、音楽に対する情熱だったり、いろんな刺激を受けました。MIHIRO 〜マイロ〜さんは、ブースから出てきたらTシャツがびっしょり、床に汗が滴るくらい納得がいくまで何度も歌われていて、自分はまだまだだなって思いました」

――歌ううえでどんなことに気をつけましたか?

「男女の恋愛を歌う曲ですが、それよりも大きな愛だとか、絆を伝えたかったので、いつもより大きく歌うことを心がけています。あとは、誰かを大切に想う気持ちを大切にしました」

――気持ちを作るときに何かすることは?

「映画を見ますね。この曲のときは、大好きな冬の映画『セレンディピティ』を見ました」

――カップリング『一人きりのクリスマス』は正反対のイメージの曲です。

「クリスマスを一人で過ごす人もいると思います。そういう人に共感してもらえたらうれしいですね。ちなみに、こっちがリアルな私です(笑)」

――クリスマスの予定は?

「ライブでしょうね。この10年ぐらいあまりいい思い出がなくて。あと1カ月でいい人が見つかるといいな」

(本紙・酒井紫野)

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『WINTER GIFT with MIHIRO 〜マイロ〜』

実力派シンガーのMIHIRO 〜マイロ〜とのデュエット曲。聴けば恋したくなるバラードだ。日本クラウンより発売中。1200円(税込)。Tiaraの最新情報は公式ウェブサイト(http://www.tiaraweb.com/)。


西島秀俊 最新主演映画に自信 「僕の魂がこもっています」

2011.11.24 Vol.531
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  西島秀俊が主演を務める世界的巨匠アミール・ナデリ監督作品『CUT』のジャパンプレミア舞台挨拶が23日、第12回東京フィルメックスで行われた。

  挨拶には、ナデリ監督とキャストの西島秀俊、常盤貴子が登壇。西島は「6年間ずっとこの日を待っていました。この映画には僕の魂がこもっています」と並々ならぬ思いを明かし、常盤は「映画界に殴り込みをかけるような、激しい魂のこもった映画」と自信を見せた。ナデリ監督はそんな2人を絶賛。「これまで見た2人の演技を忘れて、新しい目と心でこの映画と彼らの演技を見て頂きたい」と、熱く語った。

  映画は、西島演じる売れない映画監督が、兄が自分のために借金を重ねトラブルに巻き込まれて死亡したことを知り“殴られ屋”として残りの借金を返そうとするという物語。12月17日より、シネマート新宿ほかにて公開。


関根麻里 笑顔の源はみかん!?

2011.11.23 Vol.531
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 みかんマイスターを務める関根麻里が23日、都内でスタートした「日本みかん農協」チャリティーイベントのオープニングに応援に駆けつけた。平日の朝の顔となり毎朝笑顔を振りまいている関根は、「笑顔はみかんのおかげです」と、いつもの笑顔でみかんのおいしさをPRした。

 イベントは、みかんを生産する県が集まった「日本みかん農協」が、東日本大震災で被災した地域や人々の支援を目的に、チャリティー募金を呼びかけるもの。23〜26日の3日間、汐留シオサイト内のイベントスペースで行われ、募金に協力してくれた人にはみかんをプレゼントする。また、特設ステージではストリートパフォーマーによる演技やみかんのキャラクター“みーたん”との撮影会なども行われる。

「日本みかん農協」では、このほかにも、東北4県の被災地に10万個のみかんを届ける予定。

AKB48小嶋陽菜「ライバルは小島よしお」

2011.11.22 Vol.531
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  AKB48の小嶋陽菜が人気ゲーム「メタルギア」シリーズの最新版『メタルギア ソリッド HD エディション』(23日発売)のCMキャラクターに起用され、22日に都内で行われた発表会に駆け付けた。

  CMで着用した迷彩柄の衣装を着た小嶋は「普段は可愛い衣装が多いので新鮮な感じです。小学校の運動会以来のバンダナも気合いが入りますね」とニッコリ。単独のCM出演は初めてで、「たかみなやあっちゃんがいないので、緊張しています。私でいいのかなっていうのもあるし…」と言うと、同ゲームの監督でデザイナーの小島プロダクションの小島秀夫氏が、「小島プロダクションに春が来たらいいなと思って」と、今回の抜擢は“コジマ”つながりもあったことを暴露。小嶋は、「今回のお話をいただいて、ネットで調べたら監督の名前が小島だったので、もしかしたら…と思っていました。小嶋という名前で良かったです」とうすうす気づいていたことを告白した。

 報道陣に「もしかしたら小島よしおさんだったかも知れませんね」と言われると、「“コジマ”で検索すると、よしおさんが上位にヒットするので、ライバルだと思っています」と会場を笑わせた。

彩吹真央 タンゴで「“女性らしさ”を学んだ」

2011.11.17 Vol.531
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 彩吹真央が主演するショー『ロコへのバラード』が17日、東京グローブ座で幕を開けた。アルゼンチンタンゴのダンスと、バンドによる演奏、歌、芝居で構成され、アルゼンチンタンゴの魅力を体感できるショー。初日公演の前に行われた公開リハーサルで、彩吹は「アルゼンチンタンゴのダンサー、バレエダンサー、ミュージカル俳優、いろんな人たちが集まってできている作品。見どころが満載です」と、魅力を語った。

 アルゼンチンのブエノスアイレスにある古い書店を舞台に展開するストーリー。空想好きな店員マリアが、現実と幻想の世界を行き来することで舞台は展開する。

宝塚歌劇団では男役スターとして活躍した彩吹は、セクシーなドレスで登場。「男性にリードされるのに慣れるところから始まりました。男役で培ったものを生かしながらも、男性に寄りかかってもいい部分など、“女性らしさ”の本質を学べた気がします」と話した。

 音楽監督を務めるバンドネオン奏者の小松亮太は、「ミュージカルの世界で生きている人たちのすごさ、恐ろしさを知りました。さまざまな舞台でタンゴは取り上げられてきましたが、この作品こそ本当のタンゴ。責任を持ってやっていきたい」と、気合を入れなおしていた。

 他出演に、アルゼンチンのタンゴダンス世界選手権で優勝したCHIZUKOをはじめ、中河内雅貴、宮菜穂子、西島千博、石井一孝ら。

 27日まで同所で。大阪公演、金沢公演もある。詳細はHP(http://www.duncan.co.jp/web/stage/loco/)で。

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