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エボルタくん泳ぐ!トライアスロンに挑戦

2011.09.26 Vol.525
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「いろんな困難を乗り越えられるように開発してきた」とロボットクリエイターの高橋さん

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 パナソニックは15日、ニッケル水素電池「充電式EVOLTA」で動くロボットのエボルタがトライアスロンに挑戦することを発表した。10月24日(日本時間)にハワイ島で開催される世界トップクラスの過酷さで知られる「アイアンマントライアスロンコース」に挑む。総距離約230キロメートルという距離を168時間(1週間)で駆け抜ける。

 グランドキャニオン登頂など、世界トップクラスのチャレンジをしてきたエボルタだが、今回は、「スイム」「バイク」「ラン」という3種に一気にチャレンジする。発表会では、それぞれの種目に対応する3つのロボットが登場したが、なかでも、泳ぐエボルタには注目が集まった。開発者でロボットクリエイターの高橋智隆さんの手によって、見事な泳ぎっぷりが披露されると、報道陣から歓声が上がった。

 実際のレースはトップアスリートも悲鳴を上げる過酷な環境下で行われる。「非常に挑戦しがいのあるチャレンジ」と高橋さん。本番に向けてさらに調整を行っていくという。

 チャレンジの様子は、USTREAMで配信する。チャレンジの詳細は公式サイト(http://panasonic.jp/charge/evolta/challenge/2011/)で。


AKB48篠田麻里子、初のセンターポジションをゲット!

2011.09.26 Vol.525

12月7日にリリースされるシングルCDの選抜メンバーを決める「AKB48 24th シングル選抜 じゃんけん大会」が20日、日本武道館で行われた。真剣勝負の下剋上バトルは今年も波乱の展開となった。

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じゃんけん大会名場面
SKE48の応援に来た松井怜奈。メンバーが選抜に残れるように、アントニオ猪木に闘魂を注入される。体を張っての応援に会場は大きな声援に包まれた。 初戦敗退した総選挙3位の柏木由紀。思わず渋い顔。 一回戦勝利の梅田彩佳、気合のガッツポーズ。このまま勝ち進み見事選抜入り。 高橋みなみと小島陽菜のノースリーブス対決。練習では全勝していたが、本番で負けた高橋は思わず膝から崩れ落ちた(上段左から)
赤い振袖で勝負に挑んだ大島優子だが、あえなく一回戦敗退。 昨年センターを勝ちとった内田眞由美とヘタレキャラ指原莉乃の対決は、3度のあいこのすえ指原が勝利。ジャージーの下に着たヘタレTシャツでパワー全開か!? 見事センターを勝ちとった篠田麻里子。1回戦で負けると思ったと言いながら、このスマイル。ここから篠田の快進撃が始まった(下段左から)


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梅田彩佳、河西智美、北原里英、桑原みずき(上段左から)。小島陽菜、秋元才加、篠田麻里子、峯岸みなみ、大家志津香(下段左から)。ほか、藤江れいな、小林茉里奈、前田亜美、佐藤すみれ、肥川彩愛、山内鈴蘭、山口夕輝が選抜メンバーに選ばれた

 AKB48のほか、研究生、SKE48、NMB48の中から予備選を勝ち抜いたメンバー68名が参加した第2回目となるじゃんけん大会は、篠田麻里子がセンターを獲得。常に選抜メンバーに選ばれているもののセンターは未経験。最年長として、よきお姉さんポジションの篠田は、勝利の瞬間思わず顔を手で覆い号泣した。しかし、感想を求められると、「1回戦で負けると思っていたので、ここにいるのが不思議。正直めちゃくちゃうれしい。選抜でセンターは初なので、素敵なシングルにしたい」とセンターとしての自信をのぞかせた。

 今年は、総選挙1位の前田、2位の大島、3位の柏木が初戦で敗退するという大波乱。これまで24作品で選抜入りをしていた前田は、初戦で戦士のコスチュームで登場した秋元に敗れ、初の選抜落ち。しかし「ガチの勝負なので、才加に最後まで勝ってもらうしかないですね」と秋元にエールを送った。

 また、じゃんけん大会で2回連続選抜入りを果たした前田亜美と対戦し、1回戦で敗れた大島優子は真っ赤な振袖で登場。あっさり負けると「こじはる(小島)が赤いドレス、珠理奈(松井)が赤い衣装で勝ったので、勝つ気満々だったのに...」と肩を落とした。

 選抜常連組が次々と敗れる中、リーダーの高橋みなみと初戦で対決した小島陽菜は、昨年に引き続き幸運を呼ぶ真っ赤な勝負ドレスで勝負に挑み、今年も見事ベスト16入り、26作連続選抜入りの記録を打ち立てた。


山田美緒(サイクリスト)×秋元才加(AKB48)

2011.09.26 Vol.525

僕と地球を繋ぐ森 フォレストーク

「想いは木となり、森となる。」をテーマに、森林の再生事業を通し、自然環境を未来に繋げるプロジェクト「僕と地球を繋ぐ森」。そのプロジェクト賛同者によるフリーコラムに、自転車でアフリカ5000�q走破を達成したサイクリスト山田美緒氏が登場。山田氏が主催するサイクリングイベントの初代応援隊長に選ばれたAKB48の秋元才加とスペシャル対談を行った。

「個人の繋がりが世界の平和に繋がっていく」

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秋元才加(あきもと・さやか)
1988年7月26日生。千葉県出身。AKB48teamKメンバーとして活躍中。山崎氏主宰のサイクリングイベント「コグウェイ四国サイクリングプロジェクト」の初代応援隊長に就任。

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山田美緒(やまだ・みお(旧姓 山崎))
1982年大阪府池田市生まれ。大阪外国語大学アフリカ地域文化学科卒。2004年日本1周、アフリカ大陸日本人女性初単独縦断、シルクロード、台湾一周など世界20カ国を自転車で走る。

秋元(以下、秋)「山田さんは、自転車でアフリカを5000�q走破したということですが、きっかけは何だったんですか?」

山田(以下、山)「国際協力とかに興味があって、大学でスワヒリ語を専攻したんです。最初はバスで移動したんですけど、現地の人と距離感を感じて、もっと彼らの生活の中に入るにはどうしたらいいんだろうって考えて。そのときに自転車だって思い、日本で準備をして、ケニアから南アフリカまで8カ国を走りました」

「自転車の魅力は?」

「自分のペースで走れるところです。バスや車だときれいな景色も見逃してしまったり、話しかけたい人がいても素通りしてしまったり。でも自転車だと、ちょっと止まって道を歩いている人と話ができるし、小さな虫さえも見える。そういう距離感が近いところが好きですね」

「それで自転車にはまって、サイクリングプロジェクトを行うそうなんですが、なぜ舞台に四国を選んだんですか」

「アフリカに行く前に日本一周したんですけど、その中で一番印象に残っているのが四万十川の桃源郷のような景色だったんです。美しい自然、それに温かい人がいておいしい食べ物がある。日本のいい所が全部つまっているような場所なので、外国の方はもちろん日本の方にもぜひ知ってほしいと思いました」

「日本の良さをいろいろな人に広めたいということですね。そこから具体的に何を伝えたいですか」

「モットーは“自転車は世界を繋ぐ”ということなんです。言葉も人種も宗教も文化も違う人が自転車を漕ぐことで一緒に繋がれる。そういう個人個人の繋がりが世界中で増えていくことで、世界の平和に繋がっていくと思います」

「個人レベルの世界貢献ですね。私も東京マラソンに出場した時、つらくて足が痛くなった時に、声を掛けてくれる人がいて、人の温かさを感じました。」

「応援してくれる人の気持ちも一緒にゴールするので達成感はありますね」

「そういう人の温かさを感じることができたので、このイベントでいろいろな人が繋がってほしいと思います。どんどん参加してほしいし、イベント自体も大きくなってほしいです」

「ありがとうございます。応援隊長よろしくお願いします(笑)」


自転車で世界を繋ごう「コグウェイ四国サイクリングプロジェクト」開催

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「僕と地球を繋ぐ森」HP http://bokumori.jp/
「コグウェイ四国」HP http://cog-way.net/shikoku/

 9月20日(火)に、愛媛・松山で感動のフィナーレを迎えた「コグウェイ四国サイクリングプロジェクト」。16日(金)には、高知市の「三翠園」にて四国サイクリングの前夜祭が行われた。

 当日は高知県尾崎知事をはじめとする各方面からの来賓をはじめ、コグウェイに参加中の国内外のメンバーが多数集結。地元高知の郷土料理が振る舞われる中、「僕と地球を繋ぐ森」の活動紹介のほか、有志による「よさこい踊り」も披露され、会場は熱気に包まれた。

 また、18日(日)には、四万十町を舞台とした地元交流イベントを開催、地元小学生と、コグウェイに参加する外国人とのふれあい体験や、MY箸づくり体験などのイベントが行われた。

 特別協賛の「僕と地球を繋ぐ森」からは、マイ箸作り体験のプログラムを提供。海外からの参加者(8カ国約40名)にとって、貴重な体験&思い出になった。


サッカー・五輪アジア最終予選で日本は白星発進

2011.09.26 Vol.525

 サッカー男子のロンドン五輪アジア最終予選のC組のU−22日本代表vs U−22マレーシア戦が21日、佐賀県鳥栖市・ベストアメニティスタジアムで行われ、日本が2−0で白星発進した。

 日本は前半10分にフル代表でも活躍する清武のパスから東が決めて先制。後半31分には途中出場の山崎が加点した。

 日本は何度も決定機を作ったものの、決め切れずに2得点にとどまった。前半10分の先制後も好機を作りながらゴールを割れず、関塚監督はハーフタイムに選手たちに活を入れたほど。

 試合後の選手のコメントも冴えない。大迫は「相手が結構、引いて守ってきて難しかった」と打ち明け、「ゴール前にもっと入っていければよかった」と悔やんだ。アジアでトップレベルにある日本に対し、真っ向勝負を挑んでくるチームはなかなかない。スペースがないところでいかにしてゴールをこじ開けるかがポイントだが、その課題を解消したとは言い難い。

 主将の山村は「勝てたのはよかったが、内容はどうでしょう。あれだけシュートまでいけていたのだから、もっと点が取れてもよかった」と表情は硬いままだった。

 勝ち点3を獲得し、最低限の結果は残したが、得点機を確実にものにしないと、マレーシアより経験も実力もあるバーレーンやシリアにはつけ込まれかねない。

 日本は11月22日の第2戦でバーレーンと敵地で対戦する。


土屋アンナが夏木マリに日頃のお礼

2011.09.15 Vol.524
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 土屋アンナが14日、都内で行われたゼスプリ キウイのイベントに出席した。日頃お世話になっている人に感謝の気持ちを込めてグリーンキウイを贈る「ゼスプリ キウイ グリーンデー」のセレモニーで、アンナが公私共に親しくしている夏木マリがサプライズで登場。「いてくれて良かった」と、かごいっぱいのキウイを贈呈した。

 2人は、アンナが主演した映画『さくらん』で出会って以来の間柄。「人間のきれいな部分だけでなく、生々しい部分も、すべてのエネルギーを出し切って表現している。マリさんからはエネルギーをもらいます。そしてあたしを救ってくれます」と、アンナは大感謝。夏木も「大好きなアンナに褒めてもらえてうれしい」。

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「キウイは子供のころから食べている」というアンナ。自分の子供たちも大ファンだそうで「皮をむいても色が変わらないのでお弁当にいい。ほかの部分を残しても、キウイだけは食べきってますね」と柔らかい笑顔を見せた。

 この日、アンナは、自身が歌う「ゼスプリ キウイ」のCMソング『JUICY GIRL feat.The SAMOS』など全3曲をライブパフォーマンス。招待客と報道陣、スーツ姿の関係者が見守るライブは、いつもとは勝手が違うようで「大丈夫?」「楽しんでる?」と何度も確認しつつのステージだったが、最後はステージ下に降りてスーツ姿の男性陣の目の前で歌うなどして、盛り上げた。


新宿に巨大缶コーヒー登場! 3連休に頂上争奪バトルも

2011.09.14 Vol.524
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 新宿ステーションスクエアに巨大缶コーヒーが出現、行きかう人の足を止めさせている。高さが8メートルあるという缶の側面には足や手をかけられる凹凸が付いていて、ロッククライミングのように登ることもできるようで……。

 実は、缶コーヒー「ジョージア エメラルトマウンテンブレンド」シリーズのキャンペーン「頂上争奪1億2000万人のエメマンバトル」の開幕イベントで、同シリーズのひとつ「ジョージア エメラルトマウンテンブレンド 微糖」のリニューアルを記念して登場したもの。

 同シリーズのCMでは、吉本の人気芸人たちが“スッキリの微糖派”か“バランスのエメマン派”に分かれどちらがいいのか戦いを繰り広げている。この「頂上争奪1億2000万人のエメマンバトル」では、エメマンファンをはじめ日本全国を巻き込んで、バトルを繰り広げる。

 バトルは特設サイト(http://www.georgia.jp/emb-battle/)で展開中だが、新宿の巨大缶はそのバトルを自らの体で体感してもらおうというもの。17〜19日(11〜19時)には実際に巨大缶に登ることもできる。参加は会場で受付、参加者が多数の場合には参加できない場合もある。会場では投票もできる。詳細は特設サイトで。


消臭力のミゲルが公開レコーディング

2011.09.13 Vol.524
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 見事な歌いっぷりを披露した「消臭力」のCMのポルトガルの少年歌手ミゲルが、日本でも本格歌手デビューを果たす。まずは13日に『消臭力のうた』の配信をスタート。11月には、同曲を収録したアルバム(タイトル未定)を発売する。レコーディングのために再来日したミゲルは12日、都内のスタジオで公開レコーディングを開催、「デビューできるなんてとても光栄です」と大きな笑顔を浮かべて喜んだ。

「♪消臭力 みんな大好き 消臭力 ぼくも好き〜」

 ミゲルが体を右に左に揺らしながらリズムを取り、頭の上で大きな拍手をして会場を盛り上げる、最後には右手を高く上げてのキメポーズ。公開レコーディングといいながらも、さながらワンマンミニライブ。『消臭力のうた』『翼をください』の2曲を日本語で熱唱した。非の打ち所のない豊かな歌唱力と時おり見せる12歳の男の子らしい笑顔に、詰め掛けた報道陣はノックアウト、ため息さえ漏れた。本国ポルトガルではプロのアーティストとして活動しているだけに、盛り上げかたが身についている。

 ミゲルは、4月からオンエアされたエステーの「消臭力」のテレビCMで日本中を魅了。ポルトガルの美しい町並みをバックに、日本語詞のCMソングを子供らしからぬ歌唱力で歌い上げる姿に、「あの少年は誰?」と話題が集中。7月にはT.M.Revolutionこと西川貴教とコラボしたCM第2弾も登場し、同CMはCM総合研究所の8月度前期CM好感度調査で1位になった。「(反響があったことは)非常によかった。僕自身、こんなに人気が出るとは思っていなかったので。CMに出ることも夢のようだったし、(こうやって)日本で知られるようになるのも夢のようです」

 今回の来日は、11月23日に発売されるアルバム製作とPRが目的。アルバム(タイトル未定)は、「震災後の日本を元気づける」をコンセプトに、公開レコーディングで披露した2曲を含む全10曲を収録。すべて日本語で、久保田早紀の『異邦人』も収録が決まった。最終的な収録曲はレコーディング終了後に改めて発表される。

 ミゲルは、地元ポルトガルのテレビ番組のコンテストで優勝し、2009年には母国で歌手デビューを果たした。すでに3枚のアルバムをリリースしている。現在12歳。ピアノを弾くこととサッカーが好き。日本料理で大好きなのはしゃぶしゃぶ。


天海祐希 美の秘訣は「よく食べ、よく寝て、よく笑う」

2011.09.13 Vol.524
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 天海祐希が、コーセーの40代女性を中心とした大人の女性を応援するブランド『グランデーヌ ルクサージュ』のCMキャラクターを務めることになり、12日に都内で行われた発表会に登場した。17日からオンエアされるCMでは、生き生きとした存在感で商品をアピール。「実物よりもきれいに撮っていただきました」と、照れ笑いだった。

 天海が新キャラクターに抜てきされたのは、40代女性の代表であり、多くの女性のあこがれの存在であることから。「40代だからこそ、持って似合うもの、着て似合うものっていうのがあると思います。だから、今しかできないことをできたらいいな。今日の私がこれからの人生のなかで一番若いのだから、今をキープしていけたらいいですね」と、大人の女性の心構えを伝授した。

 美の秘訣については「日々の努力が大切」と断言。「本当は、塗ったり飲んだりしたらすぐ効果が出るというのがいいんですけど(笑)、それだと達成感がない。努力して効果が見えると、実になるし、自信も出てくると思います」。また、「よく食べ、よく寝て、よく笑う」こともポイントだそうで、「笑ってできた小ジワは、『グランデーヌ ルクサージュ』が請け負ってくれます」と話した。

『グランデーヌ ルクサージュ』は、たるみや小ジワなど3次元で現れる2度目のお肌の曲がり角を迎える世代を応援する大人の女性のためのブランド。注目の美容成分アスタキサンチンを配合したシリーズ。9月16日には、クリーム状美容液「アスタマックス エッセンス」、マスク「アスタマックス エッセンスマスク 3D」、BBクリーム「アスタマックス BBクリーム」が新ラインアップに加わる。


協議機関の設置をめぐり自公に不協和音

2011.09.12 Vol.524

 野田佳彦首相が自民、公明両党に提案した3党による協議機関の設置をめぐり自公間に不協和音が生じている。

 自民党の谷垣禎一総裁は6日、政府・民主党の新体制の陣容が決まってから初めて開かれた役員会で「震災復旧・復興には協力するが、無原則なことはしない」と明言し、限定的な協力にとどめるとの基本方針を強調した。役員会では野田政権に早期の解散総選挙を求め、前政権同様厳しく対峙する方針を確認した。

 一方、公明党は来年前半まで震災復興に全力を挙げるべきだとの立場だ。公明党は早期解散を望んでおらず、同党の政策要求を民主党側に受け入れさせることを優先している。

 山口那津男代表ら党執行部は5日夜、民主党最大の支持団体である連合の古賀伸明会長らと会談。公明党幹部が連合幹部と会談するのは政権交代後初めてで、震災の復旧復興に関しては与野党の協力関係は欠かせないとの考えで一致した。

 この自公の足並みの乱れは野田政権にとっては思うつぼの展開となっている。


キーワードで読むニュース

2011.09.12 Vol.524

菅前首相に対する告発状を受理

 菅直人前首相の資金管理団体が、日本人拉致事件容疑者の長男が所属する政治団体の派生団体に6250万円を献金していた問題をめぐり、神奈川県の住民らが政治資金規正法違反罪(虚偽記載)で、菅氏に対する告発状を東京地検特捜部に提出し受理された。特捜部は立件の可否を判断するため捜査に着手する。


オバマ大統領の支持率過去最低

 オバマ米大統領の支持率が過去最低に落ち込んだ。米紙ワシントン・ポストが、米ABC放送と実施した電話調査を引用して報じた。同紙は、大統領の仕事ぶりを支持するとの回答が43%、不支持が53%になったと伝えた。野党共和党の議会での対応を支持するとの回答も28%にとどまった。


野田内閣支持率53−67%

 野田佳彦内閣の発足を受けて全国紙各紙が2−3日に世論調査を実施。内閣支持率は日本経済新聞とテレビ東京が実施した調査で67%、読売新聞の調査では65%、毎日新聞で56%、朝日新聞で53%といずれも50%を超えた。民主党支持率も朝日で31%と前回(8月25、26 日)の18%から大きく増えた。


辻元氏が民主入党

 社民党を離党後、無所属で活動していた辻元清美前首相補佐官が民主党に入党し、次期衆院選では同党の公認候補として出馬する方針を固めたことが7日、分かった。民主党大阪府連は10日に常任幹事会を開き、辻元氏の入党を了承し、衆院大阪10区支部長への就任を内定。その上で党本部が決定する見通し。


武田教授に岩手・一関市長が抗議

 読売テレビが4日に放送した「たかじんのそこまで言って委員会」で中部大の武田邦彦教授が岩手県一関市の放射線量の数値を示し、東北地方の野菜や牛肉について「健康を害するから捨ててもらいたい」と発言したことについて、勝部修一関市長が教授に抗議のメールを送ったことが7日分かった。


なでしこジャパンがロンドン五輪出場権獲得

2011.09.12 Vol.524

 サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」が8日、苦闘の末、ロンドン五輪の出場権を獲得した。1日から中国で始まったアジア最終予選。初戦のタイ戦から順風満帆とはいかなかった。

 強行日程をにらみ沢、宮間ら主力を温存したタイ戦は前半0−0。後半に宮間を投入して3得点をあげ、勝利したものの、先行きに不安を感じさせた。2戦目の韓国戦も2−1で勝つには勝ったが、先制するも追いつかれる展開。後半はミスも出て苦戦を強いられた。

 しかし苦戦しながらも2連勝で勝ち点6をきっちり押さえるところは女王の風格か。3戦目の豪州戦はパスサッカーが復活。ゲームを完全に支配し、後半17分に永里優からのパスを受けた川澄が決勝ゴールを決めた。1−0ながら、危なげのない戦いぶりで3連勝。五輪出場に王手をかけた。

 そして迎えた北朝鮮との第4戦。連戦の疲れからかいつもより運動量が少ない日本に対し、フィジカルで勝る北朝鮮がペースを握る。しかしDFラインとGK海堀の好守で前半を0−0で乗り切る。後半も北朝鮮の猛攻は続くが徐々にパスがつながり始めた日本は後半37分、近賀のクロスに永里優が合わせたボールをGKチョ・ユンミがセーブ。しかしそのこぼれ球がDFキム・ヒナに当たりオウンゴールで日本が先制。このまま守り切れば五輪出場決定だったのだが、ロスタイムの後半47分にゴール前の混戦からキム・チョランに同点ゴールを決められ、1−1で引き分けた。

 しかし、その後行われたオーストラリアvs中国戦で中国が0−1で敗れ、日本が五輪出場権を獲得した。


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