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大人の★夏休み

2011.07.04 Vol.516
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サッポロ生ビール黒ラベル
the case of “hitomi” the artist.
hitomiの場合。

いよいよ夏本番、ビールの季節。「大人の☆生。」がテーマのサッポロ生ビール黒ラベルは、どんなシチュエーションで飲んだら、もっとおいしく味わうことができるのだろう? 今回は、母となり一層“大人”らしさ、女らしさに磨きがかかるアーティストのhitomiと、そのお友達の30代女子のみなさんが集まり、黒ラベル片手に大人な夏のビールの飲み方、おいしい飲み方を存分に語り合うのでした。

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撮影:蔦野裕(foto uno)


自分のペースでのんびり飲むのが大人のビール

hitomi「いいねぇ〜こういうテラスで飲むの!」

春田「なかなかないよね、このメンバーでこういう場所で飲むって」

hitomi「ほんと、お招きいただいてありがとうございます!って感じで(笑)。じゃあ、お疲れ様です! かんぱ〜い!!」

全員「かんぱーい!!」


大人の夏飲みメンバー(1)
hitomi

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1976年1月26日生まれ・35歳
アーティスト。1994年デビュー後数々のヒット曲を出し、現在タレント・女優・モデル業など幅広く活躍中。

大人の夏飲みメンバー(2)
斉藤 ゆみこ さん

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1973年1月30日生まれ・38歳
ヘアデザイナー(BEAUTRIUM)。hitomiのヘアスタイリストとしても活躍。

大人の夏飲みメンバー(3)
春田 真衣 さん

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1977年5月29日生まれ・34歳
スタイリスト。hitomiの“ワードローブ”として厚い信頼を寄せられている。

大人の夏飲みメンバー(4)
樋口 円 さん

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1975年2月23日生まれ・36歳
ネイリスト。hitomiのネイルはいつもこの人。

――早速ですが、みなさん、大人のビールの楽しみ方って何だと思いますか?

hitomi「大人…大人……やはり、自分のペースでしっかり味わって飲むのが大人なのでは」

春田「あれ? でもライブの打ち上げだとそんな感じじゃないですよね?」

hitomi「うん(笑)、やっぱり勢いで飲むビールのおいしさってのもあるじゃん。そういう“ビールの勢い”みたいなのも好きなんだけどね。私はほら、エンターテイナーだから(笑)、ステージが終わってからもみんなを楽しませなきゃって思うわけじゃん。そのために飲む(笑)。打ち上げのビールって、我慢して我慢して飲むからやっぱり最高なんだよね。しばらく我慢して、何かをやりとげた後に飲むビールはちょっと違う。“よっ、久しぶり!”ってお互いに握手して飲む感じなんだなぁ」

斉藤「あー、そのテンション分かる!」

春田「それはそれとして、やっぱり普通におしゃべりしながら、こういうところ(テラス)でゆっくり飲むっていいうのも、大人の飲み方なんですよ」

斉藤「そうそう、飲みたいものを飲んで、おいしい物を食べる」

hitomi「そうね、ゆっくりまったり飲むにも、実はビールが一番いい、あたし。まったりとほろ酔いになっていく感じ。手作りの料理とか結構合うんだよね。こういう雰囲気。昨日、フライドポテトと鶏のから揚げ作ったんだけど、ビールに合うんだ、これがまた」

春田「そうねぇ。あたしは枝豆が欲しいな。で、ちょびちょびとつまめるものがたくさんあるといい。女の子は『ドーン!』って感じの料理じゃなくて、ちょこまかしたのが好きだもん。hitomiさんもそういう珍味好きですよね」

hitomi「このわたとか、塩辛とかね(笑)。あ、お寿司屋でビールを頼んで、つまみから行くってのもいい大人の飲み方だよね……。そうそう、この話なら樋口さんに聞かないと! 結構飲むんだよね?」

樋口「そうですねぇ…普段は500ml缶なんだけど、何本かは必ず飲んじゃいますね」

斉藤「毎日飲むの? 家で?」

樋口「そう。家に帰ってから」

春田「そんなに飲んだら、ご飯食べらんなくならない?」

樋口「私3時(15時)過ぎたら、ご飯食べないようにしてるんですよ。その分夜のビールがおいしく感じるんです」

hitomi「ビールのためにご飯食べないの? すごい。ビール女王だねぇ(笑)」

樋口「で、私もおつまみは塩辛とかアン肝とか、ナマコ酢とか。ちょこちょこ食べるのが好きで」

hitomi「ナマコ酢って(笑)。ナマコ酢なんてどこで買うの?」

樋口「どこでも売ってますよ。居酒屋で置いているところもあるし。あと最近はエンガワにハマってますねぇ。魚のおいしい居酒屋さんとか、お寿司屋さんで。ええ、お刺し身です」

斉藤「私もサキイカとかアタリメとかが好きだなぁ。ほんとすみません、またこんなのばっかりですけど」

春田「見事におしゃれな話が出てこない、誰ひとり(笑)」

hitomi「ちょっとー、みんなー、もっとつくろってぇ!(笑)」

春田「でも最近はこういう渋好みの女子増えてるから。この話すごいリアルだよ。この前も、この3人(春田・樋口・斉藤)で、ひたすらエイヒレ食べてたし」

hitomi「無理に気取っちゃいけないってことだね。気取らず好きなものを好きなビールと一緒にのんびりと。それが大人のビールってことなんだ」

――では次に、夏に飲む、おいしいビールの飲み方って何でしょう?

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樋口「あ、それ私、ひとつあるんです。ベランダで飲むビール! この間たまたま朝早く目が覚めてしまったときに、ベランダに出て、乾杯!って(笑)。夏だから気持ちいいんですよ。天気もよくて、雲の写真撮ったりして。すごく気持ちよく酔えた」

hitomi「うーん、その余裕は確かに大人の感覚だよねぇ。ゆとりがあるってのもそうだし、飲みすぎず節度をもって飲むのも大人だし。これは流行るかも」

春田「若いと絶対飲み過ぎちゃうんだよ、そういうシチュエーションでもね」

斉藤「私は夏といったら花火大会を見ながら飲むビールが最高だったな。場所取りしておいて、仕事が終わったら仕事仲間と飲む。仕事終わりの解放感と、外で飲むっていう開放感がよかった」

春田「あと、あたしはビーチで飲むビールが大人だなって思う」

樋口「あれ、意外と普通な…(笑)」

春田「いやいや、クーラーボックスとかデッキチェアとかパラソルとかを自分たちで持っていくわけですよ。若いころはそういうぜいたくできなかったし。海外のビーチだともっといいね」

hitomi「私は子どもがいるから飲む時間と場所は考えちゃうな。基本的には子どもが寝てからってなるしね。だから、私も夏のビーチで、子どもたちが遊んでいるのを見ながら、パラソルの下でファミリーでビールとか、そういうのを考えちゃうなー。でも、それを抜きに希望だけを言っちゃうと、夜景を見ながら飲むのにすごいあこがれる。高い建物の中で夜景って割と普通でしょ? だから夜景が見える外。これが理想っす。外で、友達と一緒になって“いぇい!”って言いながら飲んだら最高!」

夜景を見ながら外でビール! それが夏の醍醐味

樋口「外ってやっぱり空気が動いていて開放感があって気持ちいいもん。家の中では1本で終わるのに、外だとテンションが上がってもう1本って気持ちになるしねー(笑)」

春田「さすが樋口さん(笑)。ビルの屋上みたいなところとかいいかもね。そういえば海外にあったよねー、そういう屋上にプールがあって、夜景を見下ろせるホテル。しかも部屋の種類もたくさんあって確かそんなに高くないはず」

斉藤「行きません? そこ! 2泊くらいでいいんで。そのホテルだけでもいいし。20代では思いつきで海外旅行に行けなかったけど、30代になってから、そういうふうに行けるようにもなったし。これも“大人”ですよ」

hitomi「私も行きたーい! 思い立ったら吉日だよ! もう30代なんで思い立ったらすぐ行動! やっぱりやり残しがあっちゃいけないと思うんだ。こうやって盛り上がって、行こう、やろう!ってなったら行ってみる。それがまたいい思い出になるもんだよ」

春田「そうそう、勢いが大事なんだよね。その勢いの源がこれ」

一同「! ビールだ!」

春田「そうそう、これがお茶だったらこうはならないでしょ」

樋口「やっぱりビールって“わーっ!!”って感じですよね」

hitomi「うーん、うまくつながった!(笑) 節度をもって、やりたいことをやって、勢いで楽しく生きる! ビールはそういうものなんだね」


34歳のサッポロ生ビール黒ラベルに一言!

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――サッポロ生ビール黒ラベルが、34年目の進化で、できたての生ビールのひと口目のうまさをさらに楽しめるようになりました。

樋口「よく飲むんですが、泡がきめ細かくて、苦みも女の子にちょうどいいと思うんです」

斉藤「うんうん。ピリピリした感じじゃなくて、じっくり飲むのにいい」

hitomi「ノド越しはあるけど、ガツンと強い感じじゃなくて、無理がない感じ。30代女性としてはやっぱり無理なく……肩の力を抜いてね。花の30代ですから」

樋口「30代になって楽しくなってきたね」

春田「20代はひたすら経験の世代だったけど、30代になってようやく“実践”。お金や時間にも余裕ができて…」

斉藤「やりたかったことがどんどん実現していく。初めて経験できることが多いのも30代」

春田「この黒ラベルも34年。同世代ですよ!」

hitomi「私より若いぞ! 黒ラベル!(笑) 30代っていい意味で“ま、いっかー”て思える余裕が生まれるんですよ。同世代同士、じっくり手を握り合って飲みたい仲間ですね(笑)」


前田敦子

2011.07.04 Vol.516

シングル『Flower』でついにソロデビュー!

AKB48の前田敦子が、自身が主演する映画「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の挿入歌「Flower」をリリース、ソロデビューした。この曲は、「JOYSOUND×UGA うたスキ動画」のCMソングとしてもおなじみの曲だ。6月9日に行われた総選挙では見事1位に返り咲いた彼女。ソロではどんな輝きを見せてくれる?


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――ソロデビューの話はどんなふうに?

「実は…はっきりとは聞いてないんです。ひとりで歌うことになると思ってもいなかったので、ビックリしました」

――いつの間にか決まってた?

「AKB48のレコーディングは個々で録音することが多くて、いつものようにひとりで歌っていたら、“仮歌を入れてほしい曲があるんだよ”って言われたんです。そうやって歌ったのが『Flower』でした。後から(正式に)決まったので、改めてレコーディングしました」

――メンバーの反応は?

「みんなが知ったのは多分、名古屋でファンの皆さんの前でデビューすると発表したときだと思います。みんな“おめでとう”って言ってくれて。(大島)優子はメールくれたり、ともちん(板野友美)はソロで先にデビューしているし、レーベルメイトなので“どんな曲なの〜”って一番興味持ってくれました(笑)」

――歌う際、心がけたことは?

「今回、もともとAKB48の音楽プロデュースをしている方が担当してくださったので、私の6年間の歌声を知っているので(笑)、良さを引き出してくれたのかなって思っています。AメロやBメロは歌うというよりは物語のように語りかけるように歌ってみようとか、いろいろ話し合いながら決めていきましたね。AKB48ではわりと元気めですが、この曲は優しい感じで歌っているので、歌い方の違いも感じていただけたら」

――完成曲を聴いたときの感想は?

「んー。AKB48のなかでもソロで歌ったことはありましたが…ノリもやっぱり違うし、レコーディングに1番時間がかかりました。なので、完成して聴いたときはうれしかったですね」

――どんなメッセージを伝えたい?

「自分の夢を叶えるには絶対にひとりじゃないというか…。(主演)映画(『もしドラ』)でも中盤あたりで、人と人、仲間と仲間とのつながりや温かさを感じられるシーンで流れるんです。私も振り返れば家族や仲間、スタッフさん、そしてファンの皆さんが支えてくれています。そういう人が誰にでもきっといると思うんですよ。支えてくれる人たちの大切さを感じてもらえたらな、と思いますね」

――これまでも映画やドラマでソロ活動してきましたが、どんな違いを感じますか。

「すごく未知の世界だなって思っていたんですが…意外と、楽しいです(笑)。もちろん最初は音楽番組にひとりで出るなんて考えられなかったので、すごく緊張しました。でも、やればやるほど楽しくなってきて。AKB48では楽しく歌って踊りつつですが、(ソロでは)さらに歌の難しさや奥の深さも感じられるようになってきました」

――どんなアーティストを目指す?

「たぶん、(ソロでは)今後も踊らないだろうなって(笑)。歌詞の世界観をしっかりと伝えられるようになりたいので、もっと表現力を磨きたいと切実に思っています」

(取材・文/橘川有子)

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New Single 「Flower」

You, Be Cool! / キングレコードより発売中。『Flower〈Act 1〉』『Flower〈Act 2〉』『Flower〈Act 3〉』の3パターン。それぞれ形態はマキシ+DVD複合で、各1600円(税込)。収録内容・詳細は(http://www.kingrecords.co.jp/)。


DJ MAKIDAIの使命。

2011.07.04 Vol.516

最新作『Treasure MIX 3』はHAPPINESSがテーマ

EXILEのパフォーマーとして活躍する一方で、演技、モデルといった分野に挑戦しているMAKIDAI。最近も朝の情報番組「ZIP!」でナビゲーターを務めるなど新たな領域へと踏み出している。彼が、さまざまな活動を展開するなかで、もっとも大切にしていることのひとつにDJがある。6日に、通算3枚目となるミックスCDをリリースする。マルチな才能を最大限に発揮し続けるMAKIDAIにインタビューした。

音楽からたくさんの幸せをもらった
だから、みんなも音楽にもっとふれてほしい

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 初夏の陽の光に、MAKIDAIは少しまぶしそうな表情を浮かべていた。テレビや雑誌で見かける、いつもどおりの優しい笑顔。6日リリースのミックスCD『Treasure MIX 3』の手ごたえも反映された笑顔だったのかもしれない。

「これまで3枚作ってきて、一番選曲に苦労しました。最終的にはありがたいぐらい豪華なラインアップになりましたし、たくさんの人に聞いてもらえる作品になったんじゃないかな」

 19歳の時に始めたDJは「自分の音楽的なルーツであるし、一番濃い部分」だというだけに口調も滑らかだ。

「DJを始めたきっかけは、自分たちが踊る楽曲は自分たちで作りたいと思ったからです。当時は今のように機材もないしラジカセの再生/録音のボタンを駆使して楽曲をつないだりして(笑)。音源を探して渋谷のレコード店も回ったし、人から薦められたものを次々に聞いたりして、いろんなタイプの音楽に出会って、音楽を通じていろんなものをもらい、いい経験もさせてもらって。音楽から、たくさんの幸せをもらってきたなって思います。音楽がなかったら、DJをやり始めなかったら、今の自分はないと思います」

 それから16年。経験や年齢を経て、DJのスタンスも変わってきたという。

 DJ MAKIDAIとして活動するにあたって掲げているのが“old to the new,new to the all”というテーマだ。

「音楽への恩返しじゃないけど、自分が聞いてきた音楽を若い世代にも聞いてほしいし、自分が音楽からいろんなものをもらったように、音楽にもっと触れてほしいと思うんです」

 アルバムは、90年代のクラブアンセム、Around The Wayの『Really Into You』からスタート。この曲では、E-Girls(EXILE系ガールズユニット)のHappinessをフィーチャリングした。

「この作品のもうひとつのテーマがHAPPINESS(幸せ)。だからそのまんまだっていう話もありますけど(笑)、それは後付けで。old to the new〜のテーマを踏まえた上で考えていったとき、今の世代を代表するガールズのユニットで、ステージパフォーマンスも間違いない、さらに声も曲にマッチする彼女たちの名前が浮上しました。それに『Really Into You』をリアルタイムで聞いているわけがない世代である彼女たちが歌うこと自体がこの作品でやりたいことを意味しているし。最終的には彼女たち以外にいないと思いました。その結果、自分でこういうのもどうかなって思いますけど、自分でも何度も何度も聞いてしまう、いい曲に仕上がっています。いろんな世代の人に聞いてもらえたらうれしいですね」

 自分のルーツである90年代初頭のHIP HOP/R&Bチューンから現在をつなぐ構成にこだわった。カニエ・ウエストや50セントといった大物アーティストの名前が並ぶ。さらに、現在を象徴するレディ・ガガの「Judas」ヘと有名曲でつなぐ。

「王道ですよね。でも、それが自分のプレースタイルだし、好きなんです。僕が好きなニューヨークの王道ラジオ局のFunkmaster Flexの影響もあると思うんです。彼の選曲はとにかく派手なんだけど、それぞれの曲の生かし方がすごく分かっていて、すごくいいんですよ。ミックスCDを作る時に、アンダーグラウンドな曲ばかりを選ぶのも一つの方法としてあると思うけれど、いろんな人に、たくさんの人に聞いてほしいと思って作品にするなら、僕はやっぱり王道な選曲で行きたい。みんなが知っている曲だけに“この素材にどういう味付けをするのか”と見られているプレッシャーもあるけれど、あえてそれに挑戦したい。これからもね」

「DJとして活動をさせていただける、それに3作品も出させてもらえる。すごく恵まれた環境にいると思います」と本人。「だから思いっきりやりたい。DJとしていろんな曲をできるだけたくさんの人に届けたい」と熱っぽく語る。次に、DJ MAKIDAIは何を届けてくれるのか。もうそれが気になってきた。

(本紙・酒井紫野)

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NEW RELEASE
『Treasure MIX 3』

ユニバーサルシグマより6日発売。Lady Gaga「Judas」、Rihanna「What's My Name? feat.Drake」、THE NOTORIOUS B.I.G「Sky's The Limit feat.112」など新旧の名曲が並んだ豪華な内容。DVD付きの初回限定盤は2800円、CDのみの通常盤は2400円(ともに税込)。


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INFORMATION
劇団EXILE W-IMPACT『レッドクリフ』

ジョン・ウー監督の超大作・映画『レッドクリフ』にインスパイアされ、2つの舞台が壮大に蘇る。AKIRAが周瑜を演じる『レッドクリフ-愛-』に対し、MAKIDAIが曹操を演じる『レッドクリフ-戦-』が同時上演されることでも話題。『レッドクリフ-愛-』は8月8〜31日、ル テアトル銀座 by PARCOにて。『レッドクリフ-戦-』は8月13〜24日、青山劇場にて。


ふくい舞 『いくたびの櫻』がロングヒット中!

2011.07.04 Vol.516

ふくい舞が歌う『いくたびの櫻』がロングヒットしている。2月に発売された作品だが、4月29日、5月13日付の「有線週間邦楽リクエストチャート」で2週連続1位を獲得、その勢いは続き2011年上半期の「有線J-POPリクエストチャート」で第1位に。さくらの季節はとうに過ぎた今も響き渡っている。


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ニューヨークでは、自ら動いて日本への応援メッセージも集めた。写真はその時のもの。

 ロングヒットを支えた理由のひとつに、5月22日にニューヨークで行われた「Japan Day@セントラルパーク」への出演がある。2007年にスタートした日米文化交流イベントで、今年は東日本大震災を受けて、日本をニューヨークから元気づけたいと「頑張れ!JAPAN」のコンセプトで開催。ふくいを始め、大江千里、サーカスらがパフォーマンスを披露し、この様子が日本でも新聞や情報番組などで伝えられた。

「日本代表のつもりで、ニューヨークの皆さんに『希望』『愛』そして『再生』の歌を届けたい」とステージに臨んだ彼女は、病気で亡くなった親友と病床で一緒に歌った『翼をください』と、同曲を作詞した山上路夫が歌詞を書き下ろした『いくたびの櫻』を熱唱し、オーディエンスを魅了した。

 絶大なる支持を集めるこの曲は6月15日、『いくたびの櫻 Special Edition 〜PRAY FOR ETERNAL LIFE〜』として改めてリリースされている。東日本大震災を受け、当初の作品から歌詞を一部変更し、サブタイトルが意味するように“永遠の命への祈り”を込めた。

 ロングヒットで、いわゆるサクラソングではないことを証明した、ふくい舞の『いくたびの櫻』。彼女は音楽や歌が持つ美しい力を信じ、歌い続ける。

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The Latest Disc
いくたびの櫻 Special Edition

今年2月にリリースしたシングル『いくたびの櫻』に、プロモーションビデオ2作品とボーナストラックとして『いくたびの櫻』のアコースティックバージョンを追加したスペシャル盤。さくらの季節が過ぎても心にしみる楽曲。J-moreより発売中。CD+DVD 1890円(税込)。詳細は公式ウェブサイト(http://fukuimai.net


ブルーマウンテンをもっと楽しもう

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 ジャマイカコーヒー輸入協議会のサイトがリニューアル、これを記念し同サイト内で「ブルーマウンテン“黄金バランス”体験キャンペーン」を開催中。ジャマイカ産プレミアムコーヒー、ブルーマウンテンが抽選で300名にプレゼントされる。また、香り・味・コクの“黄金バランス”を持つブルーマウンテンのおいしい淹れ方や、おすすめの全国各地のブルーマウンテンが楽しめるコーヒーショップなど、役立つ情報が満載のサイトだ。読者5名にブルーマウンテン(挽き豆100g)をプレゼント(係名:「ブルーマウンテン」)。

「ブルーマウンテン“黄金バランス”体験キャンペーン」 【開催期間】開催中〜9月15日(木) 【URL】www.bluemountain.gr.jp


夜空の下で映画鑑賞

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 300インチのスクリーンを設置し、屋外のセンター広場で映画を無料上映する『スターライトシネマ2011』が今年も恵比寿ガーデンプレイスで開催される。コンセプトは「笑顔の明日」。父と子の絆を描いた「オーロラの彼方へ」をはじめ、近年公開された邦画や洋画から名作を中心に幅広く紹介する。東日本大震災で被災した人の復興を願い、日本に元気を取り戻すような作品を集めた。

【会期】7月16日(土)〜8月7日(日)の土・日・祝日の計9日間 【時間】19時30分より上映 【料金】無料 【鑑賞方法】当日18時15分にセンター広場で座席券配布 【問い合わせ】恵比寿ガーデンプレイス・インフォメーション TEL:03-5423-7111 【URL】http://gardenplace.jp


世界各国の切手が横浜に集結

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「日本国際切手展2011」がパシフィコ横浜展示ホールで開催される。10年ぶりに日本で開催される同展示会のテーマは、「小さな切手が世界をつなぐ」。メインとなる競争作品展示では、世界各国のトップコレクターがコレクションを競い合う。また、特別展示では、世界各国のマンガ・アニメ切手が大集合するほか、「味覚」「聴覚」「触覚」「嗅覚」「視覚」の五感に分けた世界の珍しい切手などを展示。子どもから大人まで楽しめる。読者5名にいろいろなアニメのキャラクターがシートになった『特殊切手 日本国際切手展2011』をプレゼント(係名:「切手」)。

日本国際切手展2011 (シール式) 2011.1.21発行

【開催期間】7月28日(木)〜8月2日(火) 【開催場所】パシフィコ横浜 【URL】philanippon.jp


下町の“粋”な世界を体感

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 毎年恒例の『春風亭小朝 独演会』が東京・水天宮前駅直結のロイヤルパークホテル3階「ロイヤルホール」で今年も開催。同ホテルが位置する人形町界隈は、江戸情緒あふれる街並みで、寄席も数多くあった場所。そこで育まれたなじみ深い落語や、下町の粋な話題が小朝の落語を通して楽しめる。日本の代表的な大衆芸能“落語”で江戸下町らしい粋な笑いを堪能しよう。

『春風亭小朝 独演会』 【開催日】8月1日(月) 【開催時間】第1部 受付・軽食:15時30分〜、独演会:16〜17時30分/第2部 受付・軽食:18時30分〜、独演会:19〜20時30分 【料金】6500円(軽食・ワンドリンク・消費税・サービス料含む) 【予約・問い合わせ】イベント専用電話 TEL:03-3667-6378(10〜19時)


菅首相が退陣3条件を明示も“引き抜き”で自民反発

2011.07.04 Vol.516

ニュースの焦点

 菅直人首相は27日、松本龍防災担当相(60)の東日本大震災復興担当相への起用に伴う閣僚人事で、松本氏が兼務していた環境相の後任を江田五月法相に兼務させることを決めた。東京電力福島第1原発事故の対応にあたってきた細野豪志首相補佐官(39)を原発事故収束・再発防止担当相に充てた。閣僚には17人の枠があるため、蓮舫行政刷新担当相(43)を退任させ首相補佐官とし、行政刷新担当相は枝野幸男官房長官が兼務する。蓮舫氏が兼務していた節電啓発担当、消費者・食品安全担当は細野氏が兼務する。

 また首相は自民党の浜田和幸参院議員(58)に復興担当の総務政務官への就任を打診し、浜田氏は受諾した。国民新党の亀井静香代表には副総理での入閣を要請したが固辞され「首相補佐官」とすることで合意した。法律では首相補佐官は5人以内と規定されているため、亀井氏の就任によって、馬淵澄夫首相補佐官が退任することとなった。

 同日夜には記者会見を開き、自らの進退について、平成23年度第2次補正予算案と再生エネルギー特別措置法案、特例公債法案の3つの成立が「一つのめどになる」と表明した。ただ、与野党の対立で8月末までの延長国会中に法案が成立しなかった場合、9月以降も続投する意向を示した。衆院解散の可能性に関しては明言を避けた。

 そして28日に国会内で開かれた民主党の両院議員総会では、エネルギー基本計画の見直しに強い意欲を示した上で「エネルギー政策をどのような方向に持っていくかが次期国政選挙で最大の争点になる」と、原発の是非を争点に掲げて衆院解散・総選挙に踏み切る可能性を示した。

 しかし今回の人事には内外から厳しい声が上がる。

 特に浜田氏に関しては野党の中に手を突っ込んだわけで、今後の審議において自民党の協力を得るのは難しくなった。当初は野党から十数人を引き抜き、参院で過半数を確保して、これまで政権を悩ませてきた「ねじれ」状態を解消したかったようなのだが、呼応したのは浜田氏だけ。

 安住淳国対委員長は28日には国会内で自民党の逢沢一郎国対委員長と会い、浜田氏を一本釣りしたことを陳謝した。

 しかし自民党は28日の党役員会で、震災復興に向けた協調路線を撤回し、菅政権と徹底対決する方針を確認。谷垣禎一総裁は総務会で「政権はもはや暴走状態にある。自民党の協力はいらないと宣言したに等しい。それによって停滞が生じたとすればそれは政権の責任である」と宣言した。


電動歯ブラシにもぴったり

2011.07.04 Vol.516
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 研磨剤・発泡剤無添加の歯にやさしいハミガキ「エコーレア ジェルハミガキ ゼロ」が発売された。研磨剤無添加なので、しっかりブラッシングしても歯のエナメル質や歯ぐきを傷つけることなく、歯垢を除去し、虫歯と口臭を防いでくれる。また、食べ物の味を変えてしまう発泡剤も入っていないので、余計な泡立ちがなく時間をかけて丁寧に歯磨きをすることができる。防腐剤、着色料も無添加なので、子どもやお年寄りも安心。発売を記念し、読者5名に同商品をプレゼント(係名:「エコーレア」)。

【価格】840円(税込) 【問い合わせ】エコーレア TEL:0120-255-988(土日祝日を除く9〜18時) 【URL】http://www.ecorea.co.jp/


東電株主総会は大企業の委任状で中身ゼロ

2011.07.04 Vol.516

 福島第1原子力発電所事故で厳しい経営が続く東京電力の株主総会が28日、都内のホテルで開かれた。

 原発事故への関心を裏付けるように、総会に出席した株主は過去最高だった昨年の3342人を大幅に上回る9309人。所要時間は6時間9分と、平成11年の3時間42分を大幅に超える過去最長となった。

 総会は東電側の議事進行をめぐって紛糾した。

 東電側が提案した取締役選任を求める議案で、勝俣会長が挙手で採決を求めたところ、賛成数が瞬時には判断できなかったにもかかわらず、勝俣会長が「賛成多数とみなす」と即断。会場の株主から「茶番も甚だしい」「何のための株主総会なのか」といった怒号が飛び、十数人の株主が経営陣に詰め寄った。

 株主402人が提案した原発撤退を求める脱原発議案は、賛成約8%、反対約89%、棄権・無効が約3%の「反対多数」で否決した。企業などの大株主や機関投資家の大半が反対に回ったとみられる。

 また、株主総会の議事録の配布と公開を求めた株主に対しても、勝俣会長は「会社法に基づき、配布・公開の必要はない」と拒否し、会場がざわめく場面もあった。

 理由は企業などの大株主から委任状を預かっているということ。個人株主たちの、当たり前の意見はほとんど聞き入れられなかった。


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