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mihimaru GT

2011.05.30 Vol.511

高速RAPのNew Single『マスターピース』リリース

mihimaru GTが25日、ニューシングル『マスターピース』をリリースする。前作から約1年2カ月ぶりの新曲は、高速ラップが強烈な印象を残す明るい曲。ミヒマルチューンが気分をアゲる。

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――前作『オメデトウ』から1年2カ月ぶりのニューシングルが完成しました。

hiroko「お互いにソロ活動を始めたので。期間を決めないで、それぞれがやってみようということで。なんていうのかな、感覚的にはmihimaru GTという大きな船から小船に乗ってみた感じです。そのおかげでいろいろな景色が見えたような気がします」

――今、戻ってきたという感覚?

hiroko「この期間もラジオ番組などで顔をあわせることもありましたし、それはあまりないかな……」

miyake「僕はソロ活動を早めに一段落つけて、mihimaru GTの制作に入っていたんで、戻ってきた!っていうのはあまりないです。先に、今回の『マスターピース』がオープニングテーマになっているアニメ『遊☆戯☆王ZEXAL』からお話をいただいていたので」

――それがなかったら、再始動は先になっていたかもしれないですか?

hiroko「その可能性はあります」

miyake「ただ、偶然なんですが、ほぼ同じタイミングで再始動を考えていたので、運命的なものを感じます」

――『マスターピース』は、mihimaru GTらしい曲です。

miyake「要望としてロックで疾走感のあるものというものをいただいていたことと、同時に、自分たちとしても長く間が空いた後の新曲なので、mihimaru GTに求められている“ポジティブで元気でアップテンポ”っていうところで勝負したいという気持ちも持っていたので、お互いの思うところに重なりがあったんですよ」

――具体的にはどのように完成にもっていったのでしょうか?

miyake「軸となっているのが高速ラップですね。これまでと同じものは作りたくないなかで、何を新しい要素として取り入れるかを考えて、その答えが高速ラップでした。果たして自分たちにできるのかと不安もありましたが、最終的には、聴きなじみのない感じ、いい意味での違和感を楽曲のなかに持たせられたんじゃないかな」

hiroko「とにかくここのインパクトが大きくなるよう全体も考えています」

――歌詞についてはいかがですか?

miyake「挑戦でした。この作品では初めて僕たち以外の方に加わっていただいたんです。それがモダーン今夜の永山マキさん。人はみんながつながって生きているけれど、同じ風景を見ていても、それぞれ考えていることって違う。でもそれでいいじゃないか、それだからいいんじゃないかって」

――それぞれ違う考えを持っていても、信じあい手を取り合って駆け抜けていける。その感じが高速ラップ。

hiroko「そうですね。歌うのは、正直なところ難しいです。レコーディングでは、始める前に息を思いっきり吸って一気にラップしたんですが、カミカミでした(笑)。最後まで行けたときは、それはもううれしくて! これからライブなど歌う機会が増えてきますし、今からドキドキしています」

――「リミットスピードでいきます!」は自分で気合を入れるためのパートってことかもしれないですね。

hiroko「もちろん! カラオケも腹式呼吸はマストですよ!」

(本紙・酒井紫野)

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New Single 『マスターピース』

ユニバーサルJより6月8日発売。初回限定盤A(CD+DVD)1600円、初回限定盤B(CD)書き下ろしアニメジャケット&特製デュエルフィールド1000円、通常盤1000円。作品詳細などはmihimaru GTオフィシャルウェブサイト(http://mihimaru-gt.com/


RESTART JAPAN PJ始動

2011.05.30 Vol.511

夢の課外授業 希望プロジェクト

人気ロックバンドTUBEが手掛けた東日本大震災の復興応援歌『RESTART』がついに6月8日に発売される。これはTUBEが3月11日に起きた未曾有の大震災直後「音楽人として出来ること、1人の日本人として出来ることは何なのか?」と考え、被災された方々と被災地へのエールをこめて作ったもの。この『RESTART』という楽曲のもと「RESTART JAPAN」と銘打ったチャリティープロジェクトをスタート、同じ事務所のアーティスト・タレントや、企画に賛同したTUBEの仲間たちら多くの著名人がレコーディングに参加した。6月1日から「着うたィ」「着うたフルィ」で配信、6月8日にはCDとして発売。その収益は被災地の復興のために寄付される。

「RESTART JAPAN」
参加メンバー(五十音順)


赤坂 泰彦
秋沢 淳子
アシガルユース by the courtesy of Victor Entertainment, Inc.
Ananda Jacobs
虻川 美穂子(北陽)
あべ かすみ
天宮 良
アントキの猪木
飯島 健二郎
飯島 直子
石川 遼
石橋 保
一木 広治
井上 公造
芋洗坂係長
上野 広治
梅若 靖記
Eliana
王 貞治
大久保 佳代子(オアシズ)
大黒 摩季
太田 哲也
大友 さゆり
小倉 優子
小沢 仁志
織田 哲郎
片岡 愛之助
片山 晋呉
ガダルカナル・タカ
上川 徹
川合 俊一
川藤 幸三
北島 康介
木下 あゆ美

Casey Patterson
ギャル曽根
久保谷 健一
古賀 淳也
小谷 和彦
小錦
許斐 剛
駒井 千佳子
紺野 まひる
坂本 美奈
佐々木 博之
佐藤 寛之
沢田 知可子
ザ50回転ズ
柴田 亜衣
嶋 大輔
白石 康次郎
白川 裕二郎
Jennifer Perri
ジェロ by the courtesy of Victor Entertainment, Inc.
菅山 かおる
SQUAREHOOD by the courtesy of WARNER MUSIC JAP
AN INC.
鈴木 亨
瀬戸 早妃
薗田 峻輔
高知 東生
貴水 博之
立石 諒
田中 秀道
谷原 秀人
玉川 美沙
千葉 真子
ちめいど
塚原 直也
勅使川原 郁恵

<東北楽天
ゴールデンイーグルス>
田中 将大
星野 仙一

戸室 政勝
ドロンズ石本
永井 秀樹
中嶋 朋子
中野 大輔
中野 英雄
中村 桃花
中村 礼子
夏川 りみ by the courtesy of Victor Entertainment, Inc.
成田 童夢
成田 真由美
西村 晃一

<日テレ・ベレーザ>
岩清水 梓
小林 弥生
原 菜摘子

袴田 吉彦
橋本 清
長谷川 まさ子
羽生 善治
はる
ピストン西沢
ビビる大木
平塚 哲二
廣島 禎数
深堀 圭一郎
藤田 伸二
藤原 紀香
細川 大輔
マギー審司

増田 英彦(ますだおかだ)
松田 丈志
丸山 茂樹
水内 猛
水鳥 寿思
水野 雄仁
道端アンジェリカ
みはる
宮里 聖志
宮里 優作
宮根 誠司
宮本 和知
モエヤン
本木 克英
森下 千里
諸星 和己
山口 香
山本 栄治(アンバランス)
山本 淳一
横尾 要
横田 真一
吉田 秀彦

<読売ジャイアンツ>
原 辰徳 監督 他計33名

ラモス瑠偉
渡部 あきのり
渡辺 裕之

TUBE are
前田 亘輝
春畑 道哉
角野 秀行
松本 玲二


「RESTART」
作詞:前田亘輝/作曲:春畑道哉
RESTART JAPAN with TUBE
【CD発売予定日】2011年6月8日(水) 価格:500円(税込/1曲入り ※収益をチャリティーとして寄付)
【「着うたィ」「着うたフルィ」配信予定日】6月1日〜(PC配信は6月8日〜)
【価格】「着うたィ」105円、「着うたフルィ」420円(税込/※収益をチャリティーとして寄付)
【発売】株式会社ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
【発売期間】2012年1月31日までの期間限定商品

【RESTART JAPAN webサイト】http://www.restartjapan.com/

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RESTART

さあ、その顔を上げて 未来へと歩いて行くんだ
もう君は一人じゃない この声が届きますように

昨日の自分の事が 他人に思えてくるほど
長く辛い夜を過ごした事 知ってるよすべて
それでもあなたが見せる静かな笑顔にふれると
逆に僕のほうが勇気をもらうほどさ

ああ希望の光が果てしない道を照らしてる
もう君は一人じゃない この声が届きますように

名前も知らない人と どこかでつながっている事
遠い空の下で感じている わかり合っている
誰かが誰かのために ささげた命の重さを
ずっと忘れないと心に刻み誓う

さあ、その顔を上げて 未来へと歩いて行くんだ
もう君は一人じゃない この声が届きますように

どこまでも どこまでも ただ いつまでも
いつまでも
遠く 遠く 夢に出会える日まで
何度でも 何度でも まだ あきらめない
ためらわない
遠く 遠く 明日に向かって RESTART

ああ希望の光が 果てしない道を照らしてる
もう君は一人じゃない この声が届きますように
さあ、その顔を上げて 未来へと歩いて行くんだ
そう手と手をつなげば 新しい扉が開くよ
ああ希望の光が 果てしない道を照らしてる
もう君は一人じゃない この声が届きますように
ああ希望の光が 果てしない道を照らしてる
もう君は一人じゃない この声が届きますように


この活動が、賛同された各界の皆さんの熱意とともに
さらに大きく高まることを切に願います

前内閣総理大臣 鳩山由紀夫

「私が政治家としてまた人間として最も大切にしている理念、それは『友愛』です。他人の痛みを我が身に起こったものとして、同じ痛みをともに分かち合おうという真摯な気持ち、そこには相手の存在をしっかり認め合うというお互いを尊重し合う気持ちが当然の前提です。このような気持ちを持ち、そうした気持ちに基づく行動を取ることの大切さをいつも感じています。『RESTART JAPAN』の活動が、賛同された各界の皆さんの熱意とともにさらに大きく高まることを切に願います」。

王貞治・福岡ソフトバンクホークス最高顧問/星野仙一・楽天ゴールデンイーグルス監督 他

「この震災を経験して、私達の中で何かが変わりました
その何かがわかるまで、その何かが見つかるまで
決して忘れないように、決して風化させないように
一緒に探したいと思います
一緒に歩きたいと思います
一緒に頑張りたいと思います
一緒に笑える日まで」
(CD冒頭の朗読より)

宮根誠司

「阪神・淡路大震災のときには、大変助けていただきました。今度は関西から恩返しをさせていただく番だと思っています。被災者の方々に元気になって頂けるようお手伝いしたいとおもいます。長いお付き合いになるとおもいますので、宜しくお願い致します。一緒にRESTARTしましょう」

ビビる大木

「言うまでもない、『3月11日』がありました。その2日後、ドロンズ石本さんと、何かできないだろうか?と話し、前田さんに連絡しました。『オレはもう動いてるぞ!』というのが前田さんの返事でした。立ち上がるお手伝いをして当然!!という態度でした。さすがです。その気持ちにみんなが集まりました。この歌が被災者のみなさんに届きますように。RESTART JAPAN」

藤田 伸二

「この度、東日本大震災に遭われた方々へ、お悔やみ申し上げます。このCDの作成に当たり、前田さんより声を掛けられ協力出来た事を有難く思い、心を込めて参加させて頂きました。出来上がったCD、『RESTART』は皆の勇気、希望を込めた素敵な曲(詩)です、この曲(歌)を聞いて元気になって下さる事を、心より願っています。多くの方々に"この声が届きますように!"」 

山本栄治

「ドロンズ石本武士に紹介してもらいTUBUさんのプロジェクトに参加させて頂きました。私個人では何も出来ず些細な募金しか出来なかったので協力出来て良かったです。この歌が皆さんの心に届きますように...」

芋洗坂係長

「芋洗坂係長でございます。この度 RESTART JAPANの一員として この復興応援歌に参加させて頂き大変光栄でございます。私自身も、先日 被災地の方に笑いを届けたいと思い、訪問させて頂きましたが、本当に皆さん力強く生き、そして温かく我々を迎え入れて下さいました。そしてその笑顔の中に、荒れ果てたガレキの脇で必死に咲く花たちの様に美しく、力強い『明日への想い』を感じました。これから本当に 長い長い道のりになるかと思いますが、自分に出来ることを精一杯やり続けながら、一日も早い復興を祈りたいと思います。今こそ日本がひとつになって...『RESTART』の時!以上です」

沢田知可子

「誰かが誰かのためにささげた命の重さを...歌い手として「ことだま」に出会えた瞬間、胸がいっぱいになります。 この歌へとご縁を繋いでくれたのは、TBSアナウンサーの秋沢淳子さんです。彼女の熱きボランティア精神に感銘し尊敬し、気づくとTUBEのみなさんの前で『RESTART』を全身全霊で歌わせて頂いてました(実は感動と緊張が入り混じって汗だくでした)。TUBEの温かい想いの吸引力に賛同し集合した、さらに熱きコーラスのシャワーが愛の波動となって、東日本復興への希望の道を拓いて行きますように...。ありがとうございました」

諸星 和己

「Never give up! We sing for Japan」

山本淳一

「東日本大震災で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。そして、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。とても現実とは思えない光景〜想像を超える被害。連日伝えられる被災者の方の涙に、今すぐにでも手を差し延べたい気持ちでいっぱいです。一人の力は小さいけれど今こそ、僕達の力と知恵を合わせ、被災者の方達と心を合わせて、今出来る精一杯をして行きましょう! 自分に出来る事は何でもしたい! まずは笑顔と元気を届けたいです」


前田亘輝 吉田秀彦 水内猛 藤田伸二

2011.05.30 Vol.511

『RESTART』収録現場で直撃

12日には都内のスタジオで『RESTART』最後の収録が行われ、本紙はそこで前田をキャッチ。前田とこの日収録に駆けつけた吉田秀彦(柔道家/元総合格闘家)、水内猛(スポーツ解説者/元サッカー選手)、藤田伸二(JRAジョッキー)の3人に改めて今回のプロジェクト実現の経緯とその思いを聞いた。

「何かをやらないといけないんだなという気持ちを
みんな心のどこかに持っているんだと思うんです」

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――収録最終日の感想は。

前田「今日が収録の最終日なんですけど、1、2週間くらいかな、かけて。集まれる人集まって、というふうに声をかけたんですけど、こんなに集まってくれるとは思わなかったですけどね」

――集まったのは普段から親しくしている人?

前田「いや、今回初めてお会いした人も多いんですよ。それでもみなさん、快諾でしたね。“いいじゃない!”って。最初は、歌をうたってください、というお願いに(自分が歌をうたうことに)違和感があった人もいたようなんですけど、歌ってRESTART JAPANに参加することによって、CDを売ってその売り上げで支援することができるじゃないですか、と。だから、次のステップというか、もう1つのアイテムとしてのスタートを、音楽でやってみよう、ということなんです」

――どうやってこれだけの賛同者を集めたのか?

前田「賛同者はぜひ集まってください、ということで、一斉配信しちゃったんですよ。そうしたら、事務所から返信が来た人もいるし、それをまた友達に伝えてくれた人もいた」

――これだけの人が集まった反応を見て、思うことは?

前田「これだけの震災で、辛く苦しい経験だったと思うけど、被災しなかった人たちを含めて、何かが変わったなと、みんな思っていると思うんですよ。その何かというのが、自分のなかで分かるまで、見つかるまで、何かをやらないといけないんだなという気持ちを、みんな心のどこかに持っているんだと思うんです。今まで、阪神も中越も経験したけれど、風化してしまった部分もある。でも今回は、規模も違いますし、日本中、世界中で、何かが変わったと。それが何かは人それぞれだと思うけれど、それを見つけるために行動することが、復興なのかな、と。そんな気がしますよね。そんなことを、みんなも考えていたんじゃないかなと思うんです」

――今後も継続していくことが大切。

前田「そうですね、これからも、いろいろな人の力を借りて続けていくつもりです。例えば、一木君(ヘッドライン社長/二十一世紀倶楽部事務局長)とやってきたプロジェクトも、やはり被災地の子供たちの力になるような支援を今後やっていければと思っていますし。やっぱり、自分の目で見ないことには分からないものってたくさんあるから。もちろん、いいことばかりではないけれど、すべてひっくるめて、受けとめないとね」

――みなさんの、収録中の様子は。

前田「いや、みんな面白かったですよ(笑)。みなさん、歌を収録したことの無い人もかなりいましたからね。普通、歌わない人はブースの中にいないものなんだけど、僕もブースの中に入って、(ここで歌に入るんだよ、と)手で合図を送ったり、肩を叩いたり(笑)。初めての体験で、戸惑った方も多かったようですけど、みなさん楽しんでくれていましたけどね」

――先ほどのリハーサルを拝見していましたが、歌のレッスンの先生のようでしたね。特に印象に残ったグループなどは?

前田「みなさん、印象的だったんですけどね。それぞれ、個性があってね。スポーツはスポーツ、女優さんは女優さん、男優さんは男優さん、って。今日の、この3人もレベルが高かったね。

吉田、水内、藤田「本当ですか?」

前田「10本の指に入ってくるよ。」

吉田「一番、うまかったのはどのチーム?」

前田「一番は、どこかな。面白かったのは、アントキの猪木、成田童夢たちのチームだな。リズムが誰も合わない(笑)。みんなノリが違って」 (3人爆笑)

水内「本当に僕らレベル高かったの(笑)」

前田「これで君も、RESTART JAPANのメンバーだから。君も今日からアーティストなんだよ(笑)」

水内「アーティストって名乗っていいんですか(笑)」

前田「グループ130人くらいいるけど(笑)。その一員として」

藤田「僕は一回、騎手6人くらいでCDを出させて頂いたことがあるんですよ。だからこれで2回目なんですけど、こういうアーティストの方々と、こんなレコーディングスタジオでというのが初めてだったので、緊張して、変な汗がいっぱい出ました」

水内「本当に緊張しましたよね。汗出ました」

吉田「俺はただのデブだけど(笑)」

藤田「吉田さんがいて良かったなと思いましたよ(笑)」

吉田「なんでみんな、俺に合わせて来るの、と思って(笑)。わざわざ、早めに来て1人でやって早く帰ろうと思ったのに、結局みんなで一緒なんだもん。でもやっぱり、みんなからも力をもらいましたね」


スープの朝食で野菜しっかり

2011.05.30 Vol.511
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 ストレートスープ『シェフズ・リザーブ冷たいスープ』シリーズにヨーロッパ産のトマトを使った「シェフズ・リザーブ冷たいトマトのクリームスープ」が加わった。同商品は、スープに適した野菜を徹底追求し、野菜の産地・品質・収穫時期・熟成時期にこだわりぬいた原料を使用。冷やして、カップにそのまま注ぐだけなので、野菜の栄養が簡単にとれ、忙しい朝にぴったり。味はほかに「じゃがいも」、「コーン」、「パンプキン」、「アスパラガス」、「えんどう豆」。全6種類をセットにして、読者5名にプレゼント(係名:「スープ」)。

【標準小売価格】各200円(税別) 【問い合わせ】清水食品 お客様相談室 TEL:0120-04-8189 【URL】http://www.ssk-ltd.co.jp


南相馬市・不安と不満だけが募る“説明会”

2011.05.29 Vol.510
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質疑応答中、席にまでつめかけた質問者(5月28日、南相馬市鹿島中学校)

 5月27日、南相馬市で前日の東電による説明会に続き、市および県が主催する放射線に関する説明会が開催された。放射線医学総合研究所放射線防護センターの米原英典氏、原子力災害対策本部からは被災者生活支援チームの佐藤暁氏(原子力安全・保安院)が説明に当たった。
 説明会では、米原氏が非常に基本的なところから分かりやすく放射線の健康被害の可能性について説明し、その後、佐藤氏が緊急時避難準備区域について、その設定の意味と行政の対応などの説明があった。質疑応答では、線量計が足りないこと、食物摂取での内部被ばくへの不安、子どもと放射線の問題に質問が集中。多くが原発事故による生活と健康への不安と、それに対する対応の遅さ、不十分さへの不満だった。質疑応答中、質問者が米原氏、佐藤氏の席にまで駆け寄って質問するなどのシーンもあった。また、南相馬市が防災メールで流す放射線量についての質問が出た際には、佐藤氏がそれを把握しておらず、市民からは「そんなことも知らないのか」といった怒号も飛んだ。
 不安解消のための説明会だったが、結局放射線についての説明が「安心です」という前提で始まることが逆に不安をあおる形となっていること、またきめの細かい個別の対応がまったくできていないことが不満を募らせるなど、十分な結果にはならなかった。また、30km圏内では子ども含め人口が減っていることから病院など社会インフラが十全に機能していない問題や、「緊急時避難準備区域」でありながら、緊急時にはだれがどうやって緊急の知らせを出すのか、南下する海岸沿いの道を原発でふさがれた格好になる同市からは避難するにもルートが十分にないにも関わらず避難ルートの明確な指示がないうえ、避難場所の提示もないなど、対応がまったく追いついていなことなども浮き彫りになった。これは原発建設時に市民からの不安の声に「事故は起きないから逃げるルートを考える必要がない」と一蹴したことと構造的にはまったく同じ問題だ。
 説明会でだされた質問や意見への回答がまったくないうえ、出す予定もないという点では先日の東電の説明会となんら変わりがない。説明会の終了後、帰途についた市民の一人がつぶやいた「本当に始末に負えない」は、原発事故自体だけでなく、その後の対応に当たる人々への不満でもあった。
 根拠の薄い20kmの警戒区域、30kmの緊急時避難準備区域の設定がいみじくも語るように、一律には語りがたい問題を強引にひとくくりで説明し解決しようとするところに問題の一端がある。不安と不満は、市民ひとりひとりの声に耳を傾けること、現場の声を聞くところからしか解消できない。原子力災害対策本部だけではなく、南相馬市など自治体ができることも多いはずだ。市への不信感も増している今、できるだけきめの細かい対応が求められている。


南相馬市で東電の説明会 しかし期待外れの結果に

2011.05.28 Vol.510
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27日、原町第一中学校での説明会の冒頭、謝罪とともに頭を下げた鼓副社長ら

 5月26日から29日までの4日間、南相馬市で東京電力による原発事故についてと補償問題の説明会が開催されている。27日(金)の夜は市内の原町第一中学校で開催、400名を超す市民が集まり説明を聞いた。
 東電からは、鼓副社長、福島地域支援室の土堂副室長、福島補償相談センター・永名所長、第一原発広報部・山田部長の4名が前に立ち、2時間ほどの説明会を立ったまま続行。その説明は、原発事故の収束に向けたステップ、仮払い補償金のほか原発による被害の補償のあり方などだったが、事前に配布された資料を見た市民の多くが「この程度のことは報道でも出ている。今日はこれ以上の説明があるのでは」と期待を見せていたが、実際の説明ではそれを越えるものは一切なかった。また、「線量計は配布されるのか/してほしい」「モニタリング地点を増やしてほしい」「子ども、妊婦対象の健康診断をやってほしい」などといった質問・意見に対しても「前向きに検討する」という言葉に終始。「答えが出ないのであれば、この質問や意見への回答はいつ出してくれるのか」という質問に対しても口をつぐむばかりの説明会となり、実質的な意味があったかどうかは、はなはだ疑問。
 説明会では、感情的になり言葉を荒げる質問者も多く会場が荒れたこともあり、開始後1時間あまりで溜息をついて会場から抜けていく参加者も多かった。また、多くの参加者が終了後に「あまり意味はなかった」と漏らしており、「順次お詫びと説明会を開催しており、市民のみなさんのご理解とご了解をいただきたい」(東電関係者)とは言うものの、理解も了解も、出したくとも出せないやるせない説明会であった。


ラルクが復興支援でコカ・コーラとコラボ ライブの収益金を寄付

2011.05.27 Vol.510
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 ラルク アン シエルとコカ・コーラ 復興支援基金は、東日本大震災の支援でパートナーシップを結ぶことを発表した。5月28、29日に味の素スタジオで行う『20th L'Anniversary Live』の収益金全額を被災地の義援金にするが、今回のパートナーシップにより、その一部を「コカ・コーラ 復興支援基金」に寄付する。
 ラルク アン シエルは、「基金の支援趣旨や今度の活動の継続性に賛同し、ラルク アン シエルの20周年活動期において、広くこの基金を応援できればと考えています」とコメントを寄せている。
 同基金では、被災した子供たちの生活復興に必要とされる教育施設をはじめとした公共施設の建設などに役立てるとのことだ。
 「コカ・コーラ 復興支援基金 」に関する詳細は、Webサイト(http://www.cocacola.co.jp/info/donation/index.html)まで。

COMPLEX チャリティー公演に追加日程

2011.05.27 Vol.510
COMPLEX

 吉川晃司と布袋寅泰による伝説のユニットCOMPLEX(コンプレックス)が27日、東京ドームで行うチャリティーライブ「日本一心」の追加公演を発表した。追加されたのは7月31日。
 ユニットの復活とライブは、東日本大震災復興支援を目的としたもの。吉川と布袋が、被災地や被災した人々への支援の必要性とともに、それ以外の人たちが元気を出していくことが必要だと考えて決定。4月28日には、復活宣言とともに、7月30日に東京ドームでライブを行うことを発表している。
 チケットの一般発売は6月18日。料金は全席指定で7800円。3歳以上はチケットが必要になる。収益のすべては復興復旧のために寄付する。問い合わせは、ディスクガレージ(03-5436-9600、平日12〜19時)まで。


動かない国に代わって自治体ががんばる!「ハートタウンミッション」

2011.05.27 Vol.510
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陸前高田市の避難所になっている長部コミュニティーセンターで、避難している市民の話を聞く武雄市・樋渡市長、ワタミ株式会社・渡邉会長。左手前は松阪市・山中市長

 26日、岩手県陸前高田市に三重県松阪市の山中光茂市長、佐賀県武雄市の樋渡市長らの呼びかけで12の県・市町村の首長らに加え、ワタミ株式会社の渡邉美樹会長、東急不動産の金指潔社長ら有志の企業が集まり、対応の遅い国に代わって自治体にできる取り組みを模索する「ハートタウンミッション」の2回目の会議が開催された。同ミッションの会議は、5月上旬に六本木でキックオフ会議がもたれたが、現場の声を無視して進められる復興構想会議などの姿勢を危惧する陸前高田市の戸羽市長の「現場を見ずして決定することなかれ」という要望により、今回の視察・会議となった。
 この日は朝9時に仮設の陸前高田市役所前に集合し、避難所となっている長部小学校、長部コミュニティーセンター、陸前高田災害ボランティアセンター、産業界の代表者との意見交換など、視察と意見交換を繰り返し、現場の生の声を聞いて回った。その後18時から改めて会議を開催し、「即断即決」をモットーに、首長・自治体が取り組む内容がいくつか決定された。それによると、6月7日の全国市長会議で、陸前高田市、南三陸町、大槌町、山田町など“壊滅”した自治体を“特区”的な位置づけとするよう市長会で決議し国に申し入れること、また、慢性的なボランティア不足に悩む同市に対し、各自治体が積極的なボランティア派遣体制を整えていくことを決定した。
 会議に参加したワタミ株式会社の渡邉美樹会長は、氏が同市の参与に就任することを記者発表で明らかにしたほか、内閣官房震災ボランティア連携室長の湯浅誠氏も視察と会議に参加し、寄付金を有効に使うための税制の優遇などを積極的に内閣に働きかけることを約束した。


松ケン大河『平清盛』 女性キャストに武井咲ら

2011.05.26 Vol.510

 松山ケンイチが主演する2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』の女性キャストの発表会見が26日、渋谷の同局で行われた。この日発表されたのは、深田恭子、成海璃子、加藤あい、和久井映見、武井咲、田中麗奈、檀れい、りょう、松雪泰子。会見には、主演の松ケンも同席した。
 華やかなメンバーのなかで、とりわけ緊張気味だったのが、ドラマやCMなどで大活躍中の武井。大河初出演ながら、清盛と源義朝に愛される常盤御前に大抜てきされた。「何もかもが初めてで何をしていいか分からない」と不安を吐露しつつも、「一から時代劇を学んでいきたい」と抱負を語った。
 武井をはじめ発表されたキャストは、深田、和久井を除き、すべてが大河初出演というフレッシュな顔ぶれ。それぞれ役どころは、深田が平清盛の妻・平時子、成海が時子の妹・滋子、加藤あいが清盛の最初の妻・高階明子、和久井が清盛の育ての母・藤原宗子、田中は源義朝の正室・由良御前、檀が鳥羽天皇の中宮・藤原璋子、りょうは璋子に使えた歌人・堀河局、松雪は璋子と対立する藤原得子。


東芝はひと味違う!新機能満載の保温釜とオーブンレンジを体験

2011.05.26 Vol.510
TOSHIBA

内釜を説明する東芝ホームアプライアンス リビング機器事業部 川元順子氏

 東芝は26日、保温釜とオーブンレンジの新商品発表会を開催した。
 電気釜・保温釜としては、東芝が開発した1955年の自動式電気釜が日本初となる。当時の大卒初任給が1万円程度だったところ、3200円もしたという高級品だったにも関わらず人気商品となった。
 レンジの分野でも、日本初は東芝で1959年に発売。価格は125万円だったことから、レストランやデパート、旅館などに、次々に導入されていたほど。つまり、保温釜、オーブンレンジとも50年以上の歴史があるのだ。

 保温釜の新製品「真空圧力IH保温釜 RC-10VGE」(想定価格8万円前後、8月上旬発売)は、新たに「うまみドーム蒸気口」を採用することで、うまみ成分と蒸気を分離して、蒸気だけを排出。通常の炊き方をする「かまど名人」コースで「甘み」(還元糖量)を約17%向上させた。

TOSHIBA

新製品「真空圧力IH保温釜 RC-10VGE」など

 さらに、消費電力1420W、釜底を波状に加工した「WAVE加工」の倍増、釜底の厚みを従来の5mmから7mmに増した「鍛造かまど銀釜」などにより、大火力で瞬時に沸騰させるだけでなく、それを連続させることでおいしいごはんを炊きあげている。
 東芝では、お米への給水にもこだわり、独自の「真空技術」を投入。芯までしっかりと水をしみこませることができるのだ。
 忙しい人向けには「そくうま」コースを用意。通常より炊飯時間を16分短縮することで、3合なら約28分で炊きあがる。
 試食会も行われ、堅さと粘りのバランスのとれた、ごはんの甘みが口に広がった。


TOSHIBA

「石窯ドーム」で調理を行うABC Cooking Studio 講師 中田真由美氏(左)と、東芝ホームアプライアンス リビング事業部 初川嘉一氏(右)

 加熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」の新製品「ER-JD510」(想定価格14万円前後、7月中旬発売)は、遠赤外線による「庫内まるごと遠赤」、熱風をすばやく庫内に循環させるための湾曲天井「石窯ドーム構造」、熱風循環を加速する「石窯トルネードエンジン」などで、業界最高の350度という高温、200度までの立ち上がり時間が業界最速約5分となった。これにより、高温ですばやく表面を焼き上げ、食材のうまみを閉じ込めるオーブン料理を実現している。

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「石窯ドーム」なら、このような料理ができあがる

 さらに、レンジ調理時に加熱効率をアップさせるため、マイクロ波拡散用の金属アンテナをドーム状にし、温めムラを改善し、温度・種類の異なる食品2品の同時温めを実現。省エネ達成率115%も実現している。
 このほか、庫内壁面、天井、オーブン用角皿の表面を、遠赤外線を発生する新開発の50ナノメートルと微細なセラミック粒子を含む塗料「とれちゃうコート」でコーティング。調味料の焦げ付きや食材のこびりつきを軽くふくだけで落とせるようにしている。
 試食会では、ピザ生地のようにした豚肉の上に野菜、チーズをトッピングした「豚肉のピッツァ焼き」が登場。野菜とお肉のうまみを閉じ込めたおいしさが味わえた。


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