SearchSearch

ナイロン100℃『百年の秘密』

2012.04.23Vol.549STAGE
 劇団への書き下ろしは一昨年の『2番目、或いは3番目』以来となるKERAの新作。  今回は2人の女性の半生を描く物語。この2人は青春時代に出会い、友人関係を築く。とは言っても、ずっと一緒にいるわけではなく、人生の局面で幾度か再会しては、やがて別々に死んでいく。この2人は決して「親友」というわけではない。でも2人の関係は複雑でデリケート。そんな2人の間の秘密と2人を取り巻く秘密を軸に物語は展開される。  KERAは「生涯に渡り続く友情」なんていうものはもはやロマンの領域ではないかと言う。そして「女性同士に真の友情など成立しえないとは言わないが、しっくりこない」とも。  ということで、男性同士だとそんな「友情物語」になってしまいそうなところを女性同士にすることで、「友情」なんていう言葉では語り尽くせない複雑でデリケートな関係を描くことを可能にした。  ナンセンスコメディーという枠を越え、さまざまな作品を発表し続けるKERA。今回はそんななかでもシリアス度とシニカル度が高めの作品となる。 【日時】4月22日(日) ~5月20日(日)(開演は平日19時、土13時/18時、日祝14時。26・29・3・7・14日休演。※25日(水)は14時開演のみ。9日(水)と16日(水)は14時の回あり。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前から発売) 【会場】本多劇場(下北沢) 【料金】全席指定 前売・当日共6900円/学生割引券:4300円(前売りのみ。チケットぴあのみ) 【問い合わせ】キューブ(TEL:03-5485-8886=平日12~18時 〔劇団HP〕http://www.sillywalk.com/nylon/) 【作・演出】ケラリーノ・サンドロヴィッチ 【出演】犬山イヌコ、峯村リエ、みのすけ、大倉孝二、松永玲子、村岡希美、長田奈麻、廣川三憲、安澤千草、藤田秀世/水野小論、猪俣三四郎、小園茉奈、木乃江祐希、伊与勢我無/萩原聖人、近藤フク、田島ゆみか、山西 惇

サンドウィッチマン×鳥居みゆき

2012.04.23Vol.549DVD
東北出身のお笑い芸人が強力タッグでコントに挑む "東北魂"をタイトルに掲げ、東北出身のお笑い芸人が集結し、ユニットコントを繰り広げるBSフジ『東北魂TV』。4月からは新メンバーに秋田県出身の鳥居みゆきを加え、さらにパワーアップ! 撮影・神谷渚  4月から放送時間帯も変わり、新シーズンが始まった「東北魂TV」。3月には、前シーズンのDVDも発売になり、"東北魂"は、じわじわと巷に浸透中。今年1月に放送された『新春コントSP・第2夜』には、今回新しくレギュラーになった鳥居みゆきもスペシャルゲストとして登場! レギュラーメンバーを黙らせる鳥居ワールドが炸裂した。そこで、インタビュー中に鳥居に翻弄されるサンドウィッチマンの様子を実況中継。 伊達(以下、伊)「みゆきちゃんが出た回は、全部アドリブでしたね。みゆきちゃんのネタには、台本はほとんどないから。稽古を1回やっただけかな...」 鳥居(以下、鳥)「リハだよ」 伊「そうそう。リハを1回流れでやって、あとはいきなり本番」 鳥「今日もリハだから、当日全部変えてやろうと思ってる。だから今日は捨てだよ。捨てリハね」 伊「まあ、そんな感じなんで(苦笑)」  DVDでは、レギュラーメンバーのマギー審司と狩野英孝、トミドコロが出演しているが、このメンバーでのユニットコントはどんな雰囲気? 伊「楽しいですね。昔から気心知れている仲間ですし、プライベートも大体知っている間柄なんですごく楽です」 鳥「私出てないDVDの話...」 伊「ははは。ね、このように非常にやりやすい状況です(苦笑)」 富「僕としては非常にトリッキーなメンツが多いのでやりにくかったです」 伊「狩野は天然ですからね(笑)。でもその天然がだんだんかわいく感じてくるんですよ。"こいつはしょうがねえな"みたいな」 富「最初は腹が立ちますけど、こういう奴なんだって、割り切って...」 伊「まあ、なにかあれば狩野に振ればいいかなみたいな」 富「ふふふ」 伊「狩野が全部処理してくれるっていうか、落としてくれますから。困った顔をするだけですけど、それで結構役立っていますね(笑)」  鳥居が飽きてきたようなので「東北魂TV」に話を戻すと...。 鳥「スペシャルは、楽ちんだったよ。東北だから」 伊「東北にゆかりのある人っていうことで、山形県出身のウド(鈴木)さんと秋田県生まれのみゆきちゃんに出てもらって。だからトミドコロだけですね。全然関係ないの。100%バーターです(笑)」 鳥「バーター芸人が!バーター天狗!」 (近くで聞いていたトミドコロが) ト「バーター天狗言うな(怒)!」 伊「やっぱ、東北魂なんで仲良く...ね」 鳥「でもほとんど埼玉で育ったよ」 伊「うん、まあ。それは...」 鳥「だから埼玉に愛情あります」 伊「あんのかよ!」 鳥「埼玉魂です」 伊「...」  鳥居の自由な発言に、突っ込みながらもなだめ、時にほめながら話を進める2人。トークの息もぴったりだ。 伊「13~14年前から一緒にライブとかやっていて、ほんと長い付き合いの仲間なんですよ」 鳥「新宿とかでね。その時に一緒に売れようって熱い言葉かけて」 伊「そうだね。みんなで頑張ろうってね」 鳥「狩野君も一緒だったから、一緒に売れようって言われたんだけど、私は首を縦に振りませんでした」 伊「へへへ」 鳥「でもそんな前から知っている人たちだからすごく楽しいし、楽ちん」  すっかりメンバーの一員として溶け込んでいる鳥居。番組の見どころは? 伊「それぞれが、ほんとにやりたいことをやっているような、そんな番組になっていると思うので、楽しくやっています。それが伝われば」 富「5分間番組なので、ぜひ見逃さないようにしてほしいですね」 伊「来週のその5分が楽しみになるような番組にしたいと思ってます」 富「続きものなので、見逃しちゃうとワケわかんなくなっちゃう。1本のコントが3回に分かれていたり」 鳥「あー、それ知ってる。見たことある」 伊・富「...」  では、そんな気心の知れたメンバーで今後どんなことをやりたい? 鳥「私はイッセー尾形さんが大好きなので、イッセー尾形さんと一緒にやりたい」 伊・富「一緒にか!」 伊「僕はメンバーも増えたのでまたロケに言ってみたいですね。前回のスペシャルでは宮城県だけだったので、岩手県、福島県、青森県も」 鳥「ハワイも行こう!」 伊「ハワイね。そうだね。ちょっと黙っててね。こないだは弾丸ロケで1日で撮ったんですけど、今度は2日ぐらいかけて、もっと東北のいいところを伝えられればいいなと思います」 富「機会があれば、このメンツをあて書きしたネタも書いてみたい」 鳥「トミーが書いたのやってみたい!」 富「この前狩野がネタ書いてきたんですけど、ワケがわからなかったから」 鳥「あれワケわかんないよ。だったらあたしが書きたいわ」 富「これからちょこちょこ書ける人は書くことがあるかもしれない。このチームのオリジナルね」 伊「とにかく長いスパンでいろいろなことをやっていきたいですね」 鳥「私はね、映画を一本撮りたい」 伊「5分番組だから結構大変だね。でもやってみたいんだよね」 鳥「エンドロールも何回かに分けて」 伊「そんなに?って、誰が見るんだよ」 鳥「最後にジャッキー・チェンみたいにNG集いれるんだよ。本編にないやつとか」 伊「それいいね。だったら見まーす(笑)」  無茶苦茶な鳥居にたじたじな2人だが、実は深い懐で受け止めているのが伝わって来る。メンバー全員が長い付き合いの仲間というだけあり、チームワークがいいのはもちろんのこと、東北魂で結ばれた絆は強固だ。ほのぼのとした雰囲気の中で作られる同番組&DVDは、笑いと元気と癒しを求める人にぜひ見てほしい。 (本紙・水野陽子) 「東北魂TV」 毎週日曜22時55分~23時、BSフジで放送中 【出演者】サンドウィッチマン、マギー審司、狩野英孝、鳥居みゆき、トミドコロ 「東北魂TV」DVD 絶賛発売中! 【価格】3675円(税込) 【出演】サンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)、マギー審司、狩野英孝、トミドコロ、梅田彩佳(AKB48)

家の裏でマンボウが死んでるP

2012.04.23Vol.549未分類
人気ボーカロイドプロデューサーがメジャーデビュー! また新たなボーカロイドプロデューサーがメジャーデビューする。人気動画サイトで抜群の再生回数を誇る「家の裏でマンボウが死んでる」を制作した、タカハシ ヨウとその姉からなるユニット・家の裏でマンボウが死んでるPだ。25日に、アルバム『My Colorful Confuse』をリリースするが、実はこのアルバム、一見、まったくボカロ臭がしない。どんな企みが? 作詞作曲を担当するタカハシ ヨウにインタビューした。 ――いよいよメジャーデビューの日が迫ってきました。音楽専門誌に登場するなど、よくお名前を拝見しています。 「今、どこにいても恥ずかしいんです。なぜお前ここにいるんだ、みたいな。ただ、まさにそれを狙っていたので、これやっ!て感じです」 ――デビュー作『My Colorful Confuse』ですが、タイトルもアートワークも、一般的なボカロ作品と異なりますね。 「自主制作時代から、アルバムタイトルはふざけないと決めてるんです。アルバムタイトルまで"何だこれ"にしてしまうと混乱するので。例えば、ラジオで紹介されたとしたら、どれがアーティスト名で、どれが曲のタイトルなんだってなってしまう(笑)。いろいろ、姑息にやってます」 ――収録曲は個性的な曲ばかり。そのアイデアはどこから? 「アイデア、気軽にアクセスするところにあったらいいんですけどね......『家の裏でマンボウが死んでる』についても何百回と同じ質問をされてきましたけど、明確な答えを出せたことが一度もない(笑)。魚が好きなわけでもないし、マンボウに思い入れがあるわけでもないし。とにかく"家の裏でマンボウが死んでる"っていうフレーズが浮かんで、それっ!って歌詞を書き、デーッって曲を書いたという」 ――想像というか、妄想というか......。 「タイトルさえ出れば一気に広がるんですよ。最近は広がりすぎちゃって、歌に収まらないぐらいです」 ――では、『神様はエレキ守銭奴』は? 「周りに大学院に行こうとしている友達が多くて、湯島天神に友達の代わりにお参りに行ったんです。曲のアイデアがなくて散歩してたついでですけどね。で、お金をいれて......というところで、結局お金で動くんだな、と。それがきっかけになってます」 ――『へし折れろ、君のこころ』は? 「この曲はメジャーデビューを発表した後に書いた曲です。発表後に2時間ぐらいで、ニコニコ動画に"メジャーにいって丸くなったな"というようなコメントがつきまして。その曲はメジャー前の曲なのに。......で、次はこういう奴をバカにするようなトガった曲を書いてやろうと思ったんですよ。『My Colorful Confuse』という曲も、"ボカロを捨てておしゃれ気取ってやがる"という反響があって、それならボカロしかできない、人が歌えないような曲を作ろうと、めちゃめちゃ早口で音域も2オクターブちょい使っています」 ――反響がはっきり見えてしまうことで制作に窮屈さを感じませんか? 「僕はプラスに生かせているほうかなと思います。そこから曲を書いたりしているし(笑)」 ――最後に、メジャーデビューを控えた今の企み、教えてくれますか? 「小説を書きたいと思っています。いろんなことが膨らみ過ぎて曲に収まりきらないので。それと、24日から原宿のニコニコ本社がマンボウP一色になるらしいですよ」 (本紙・酒井紫野) New Release 『My Colorful Confuse』 ボーカロイドプロデューサー、家の裏でマンボウが死んでるPのメジャーデビュー作。代表曲『家の裏でマンボウが死んでる』ほか、『誕生日、ペペロンチーノにやさしくされる』『キッチンでカッパがタニシ茹でてる』など13曲を収録。スピードスターレコーズより4月25日発売。初回盤(CD+DVD)2800円、通常盤2000円(税込)。

東京食道楽第81回

2012.04.23Vol.549未分類
NON STYLE 石田明の胃袋をわしづかみにした店。 五反田・坊乃 スピード感あふれる漫才で、若手ながら実力派と称されるNON STYLE。そのネタを作っているボケ担当の石田は、俳優として舞台でも活躍している。ナルシストキャラの井上に対し、"白くて華奢なほう"の石田の別の顔とは...。 撮影協力:坊乃/撮影:今井七生  仕事の合間に一人でふらっと取材現場の店に来た石田。マスターに「また来ちゃいました」と挨拶。もしかして超常連? 「そうですね。実は今日取材っていうことを忘れていて、昨日も来てました(笑)」  昨年12月にオープンしたこのお店、オープン前から気になっていたと言う。 「五反田に住んでいるので、ここがオープンしてから多い時は週3回、少なくても週1、2回は来ていますね。基本的には1人で来ます。パソコンを持ち込んで、仕事をしながら...。で、酔っぱらってきたらパソコンを閉じて、マスターと話をしながら食事を楽しみます。最初は入り口に近いカウンターで、ビールを飲んでいたんですけど、今はだんだん奥のほうに追いやられて、端っこに座っています(笑)。最初に来た時に頼んだ"手羽先大根煮"が、めちゃくちゃおいしくて、一瞬で胃袋をわしづかみにされました。甘辛な味付けで、手羽先がぷるんぷるんしていて、骨から肉がほろほろとすぐに離れるぐらい柔らかい。それに大根にもしっかり味が染みているのに、煮崩れていなくて食感もしっかり残っている。もうこれは絶品ですね」  八戸の漁港から直送される新鮮な魚を使った料理が中心の店だが、それ以外にもさまざまなメニューがそろう。 「お店の名前も坊乃(ボーノ)というように、イタリアンテイストのメニューもあるので、飽きないんです。どの料理を食べてもおいしいから、最初に来た時に、一通りのメニューを制覇するまで通いますって言ったら、知らない間にどんどんメニューが増えていた(笑)。ポテサラも頼まなかったことないんじゃないかな。なんかポテサラって安心するでしょ。"おかえり"って言われている感じ(笑)」  ポテサラを頬張る石田の姿はすっかり自宅の台所といった雰囲気。店内には石田が今度出演する舞台のチラシもしっかりと張られている。 (1)おまかせ「刺し身3点盛り」(1800円)。この日はその日仕入れた旬の魚をおまかせで。(5点盛りは3000円)。 (2)石田が行くと必ず頼むという「ポテトサラダ」(450円)。 (3)「牛すじの土手煮」(650円)。ちょっと濃いめのイタリアンな味付けがパンによく合う。 (4)「手羽先大根煮」(700円)。「味付け、食感、すべてがパーフェクト。これでやられました」(石田) 「今度の舞台は再演です。昨年は震災直後ということもあり、3日間だけしか公演できなかったんです。その時は舞台に立てる喜び、お客さんに笑ってもらえる幸せを毎公演感じて、日々感謝の気持ちでやっていました。それがすごく評判が良くて、今田(耕司)さんやロンブーの亮さんも見に来てくれて、絶賛してくれました。だからカーテンコールで勝手に再演しますって言っちゃった(笑)。座長自ら宣言しちゃったので、周りのスタッフの方々が実現してくれました」  幻の舞台が再演されるとあって、期待度は高まり、今回は東京のほか、大阪、仙台公演も。 「5回だけの上演だったんですけど、噂が噂を呼びまして(笑)。被災地でもやりたというのも皆、同じ気持ちで。別れを扱った舞台なので、どうなのかとも思いましたが、今だからこそやるべき舞台だなとも感じたし、今田さんも同じことを言って下さったのでぜひやりたかった。9割爆笑で、1割涙という感じですが、最後にはすごく元気になって、新しい一歩を踏み出そうって思える前向きな作品です」  新キャストを手なずけようと画策しているという噂もあるが...? 「前回の若手は、僕にあこがれているとか結構言ってくれていたんですけど、今回の猪塚、栁澤はまだ言ってくれてない。前回は、飲みに連れて行って金に物言わせて信頼を買っていたけど、今回はまだそれをしていないのが不安なんです(笑)」  役者としての評価も上々だが、きちっと話を落としてくれるあたりはさすが。爆笑と涙と希望。今だから見たい、そんな舞台に出会えそうな予感だ。 坊乃 【住所】品川区五反田1-30-6 モリカワビル1F 【TEL】03-5434-1088 【営業時間】11時30分~14時、17~23時30分ごろ 【定休日】無(日曜は問い合わせ) INFORMATION あの話題の舞台、「スピリチュアルな1日」再演決定!  昨年、東日本大震災により一部公演が中止になった舞台「スピリチュアルな1日」が再演される。脚本は新進気鋭の若手脚本家として活躍する小峯裕之。また、演出は人間の内面を丁寧に描く作風に定評がある板垣恭一が務める。  心霊特集でオンエア予定のドキュメンタリー映像にトラブルが発生。TVディレクターの三井は、今話題の霊能力カウンセラーを自宅に招き、急きょ撮り直しを決行するが...。霊を信じる者と信じない者、そして霊を含む全員の思惑が交ざり合った瞬間、切ない奇跡が生み出される!  今回は片桐仁など強力な新キャストを迎え、多くの再演希望の声に応え、さらにパワーアップした舞台を魅せる。 舞台「スピリチュアルな1日」 【東京公演日程】6月13日(水)~24日(日) 【劇場】あうるすぽっと 【脚本】小峯裕之 【演出】板垣恭一 【出演】石田明(NON STYLE)、須藤理彩、片桐仁、吉本菜穂子、諏訪雅(ヨーロッパ企画)、猪塚健太、今井隆文、栁澤貴彦 【チケット料金】前売5500円、当日6000円(全席指定・税込) 【チケット取り扱い】<チケットぴあ>0570-02-9999(Pコード:419-435) <ローソンチケット>0570-084-003(Lコード:39921) <イープラス>http://eplus.jp/ <チケットよしもと>0570-041-489(Pコード:419-519) <Confetti>0120-240-540 【公式HP】http://www.amuse.co.jp/stages/sp/ 【問い合わせ】アミューズチアリングハウス TEL:03-5457-3476(平日15~18時30分)

東京極上プラン ボート de デートを体験!

2012.04.23Vol.549未分類
THIS TELLS YOU HOW TO ENJOY TOKYO LIFE 東京スカイツリーの開業を筆頭に、東京の東側が元気だ。新たな観光スポットの登場とともに周辺の町が活気づいて、新たな人の流れを作り出している。とはいえ、東京の東側の本当のおもしろさを楽しむのは水上からが一番だってご存じ? 海と川に恵まれた東京は、古くから物資の運送に使われた運河があるなど見どころが満載。また、水上からの目線でいつもとは違った東京の魅力も発見できそう。編集部は、レンタルボートを使って、最新の東京デートプランをいち早く体験してみた。  スタート地点は、東京メトロ浦安駅から徒歩15分のところにある、ニューポート江戸川。ここでレンタルしたボートに乗りこみ、旧江戸川を下って東京湾へ、そこから荒川を上って、荒川ロックゲートを経て、小名木川を通過して、隅田川を上るルートだ。  救命胴衣を着こんでボートに乗り込み、いよいよ出港。旧江戸川をゆっくりと下っていく。綿菓子のような雲が遠くに浮かぶ青空の下を行くと、右岸には東京スカイツリーが建物の間から頭を出し、左岸には東京ディズニーランドのホテル群が見えてくる。このあたりからボートは一気に加速し、東京湾へ。そのまま葛西臨海水族園を右手に疾走し、荒川に入る。  ここからがボートだからこそ味わえる東京巡りが始まる。両岸の高層マンションや遊歩道を散歩する親子の姿など、いつもの東京の景色が目に飛び込んでは背後に消えていくが、見慣れていた景色がいつもよりもエネルギッシュかつダイナミックに見える。これも、船上からの視点だからこそ、感じられるものだろう。  そんなことを考えているうちに、目の前に荒川ロックゲートが現れた。水位差が最大3.1メートルにもなる荒川と旧中川を結ぶ閘門(こうもん)だ。信号に従ってゲート内にボートを進め、揺れを防ぐためにボートを壁に固定。合図とともに荒川側のゲートが下がり、ゲート内の水位が約2メートルほど下がると終了。反対側のゲートが開くのを待ち、旧中川側へ移動した。  隅田川へ向かうために、小名木川へ。400年ほど前に作られた運河で、両岸には、近年整備されたばかりだという遊歩道「しおのみち」が続く。かつて行徳の塩を運ぶのにこの運河を利用したことから、名前がついたそう。人工運河だけあって、とにかく真っすぐ。川幅は、ボートがすれ違えるかどうか心配してしまうほどだが、それだけに遊歩道を歩く園児たちから手を振られたり、川岸ぎりぎりまで立っている高層住宅のベランダから「どこに行くの?」と子どもたちから声が掛かるのにも安らぐ。  扇橋閘門を経ると、いよいよ隅田川だ。小名木川のゆったりした雰囲気に比べると、水上バスや業務船が行き交い、せわしないが、一気にスピードを上げて、浅草へ向かう。右岸には高速道路、その奥にどんどん姿が大きくなっていく東京スカイツリー。さらに、浅草のシンボル、アサヒビール本社のモニュメントも見え、いよいよこの日のゴールだ。吾妻橋をくぐり、言問橋の手前あたりで、ボートを留め、しばし水上からゆらりゆらりと心地よく揺れながら、たっぷりと東京スカイツリー見物を楽しんだ。 ★ボートdeデートで桜も満喫!  今回のコースは東京の東半分のお花見スポットを巡るルート。東京スカイツリー下の墨堤千本桜を始め、旧中川や小名木川の川岸でもきれいな桜をゆったりと楽しめる。今年の見ごろは過ぎたが、来年はボートでお花見プランも考えてみて! ボートdeデートの舵取りはあなた免許&シースタイルでキャプテンに!  レンタルボートクルージングの醍醐味は自分がキャプテンとなって自由に走ることができること。YAMAHAのマリンクラブ・シースタイルは、手軽な料金で始められるレンタルボートシステム。ボート免許さえあれば全国のマリーナで、用途に応じたボートを選んで借りることができる。入会することで日本中の海や湖があなたの遊び場になるのだ。ボート免許がない場合は、シースタイル・ライト(入会金5250円)を利用すれば、マリンレジャーを知り尽くしたキャプテンがエスコートしてくれる。 (写真下)釣れたらタモを用意して、2人の共同作業。心をひとつにする瞬間だ ワンランクアップ!東京湾でシーバス釣り  アクティブ派ならば、クルージング路線のボートデートに釣りの要素をプラスするのもおすすめ。東京湾にはたくさんの釣り場があり、さまざまな魚を狙ってフィッシングを楽しめる。  釣り方にはいろいろあるが、ボートを使っての海釣りは特にビギナーにおすすめ。ルアーを使ってのシーバス釣りなどは、魚がいそうなエリアまでいき、釣り竿を振るだけでいいので、過剰に高度なテクニックも必要ないのだという。  狙い目は、橋脚などがある場所と聞いて、この日は先日開通したばかりの東京ゲートブリッジへ。防波堤で竿をふる人たちを横目に見ながら、優雅にフィッシング。橋の下を行き交う大型船や橋の上をひっきりなしに飛ぶ飛行機を眺めつつ、ひとしきり釣りを楽しんだあとは、葛西海浜公園沖合いに広がる干潟・三枚洲へ移動。人口干潟と自然干潟が広がるエリアで、マハゼやカレイなどの産卵場所としても有名だ。この日は、見事(?)エイを釣り上げた。  釣り上手な男子ならば、いいところを見せられる絶好のアクティビティ。さらに、釣り上げた際には、船上での共同作業も待っているので、2人の距離もぐっと縮まりそう! ボートdeデートにはマストで加えたいメニューと言えそうだ。 (写真下)ルアーの種類も豊富。カラフルで見ているだけで楽しくなっちゃう クレバーな釣男&釣女の心得!釣りの手習いは中古アイテムで始めよう  これから釣りを始めたい、とりあえず一回釣りをしてみたい、というビギナーにとって、まず最大の難関が釣りの道具を準備すること。安いもので間に合わせたくないけれど、これから続けるかも分からない釣りの道具に大きな投資はしたくない。そこでおすすめしたいのが、中古アイテムを使ってみることだ。  新品・新古品、中古品など、さまざまなレベルの釣り道具を扱う「タックルベリー」では、道具を選びながら、賢い釣りの始め方をレクチャーしてくれる。 「釣りをしたことがない方が一人で道具を揃えにお店に来ていただいた場合、『海で船からシーバスを釣りたい』のようにどこで何を釣りたいか教えていただけるとアドバイスしやすいですね。シーバス釣りで必要なのは、竿、リール、糸、そしてルアーなど。予算や新品もしくは中古で揃えたいなどもお伝えいただけるといいですね」  店頭では、一人でも多くの人が釣好きになってくれるようにと、その人のベストなセットを選んでくれる。「新品でも安く揃えられますが、新古品や中古品の出物があれば、4000~5000円で用意も可能です」  何かと新品で揃えたくなるものだが、注目は中古品で、「高価格だったものが、お手軽価格で購入できるのが一番の魅力」なのだ。中古アイテムは、賢い釣男・釣女のセオリーといえそうだ。  新品・中古を問わず、WEBショップ「@ベリーネット」では全国181店舗の在庫が確認、購入できるのでそちらも活用してみては。 中古釣具専門店 タックルベリー 今回訪れたのは今年1月にオープンしたばかりの渋谷西口店。渋谷駅西口から歩道橋を渡って徒歩1分というアクセスにある店舗には、新品~中古品までバラエティーに富んだラインアップで釣具を提供。笠原店長をはじめ、どのスタッフも知識が豊富で、親身になって釣り具選びを手伝ってくれる。 【住所】渋谷区桜丘町1-5 富士不動産ビル 3F 【電話】03-5459-2030 【営業時間】11:00~21:00 年中無休 【URL】http://www.tackleberry.co.jp/ 【WEBショップ】@ベリーネット http://b-net.tackleberry.co.jp/ec/index.cfm

4.26渋谷ヒカリエ開業!

「究極の鉄道模型展 in 東京タワー」開催

親子で色に触れ、遊び、楽しむ

2012.04.23Vol.549今日の東京イベント
©brokiga&co  スウェーデンで大人気の絵本「リトルピンク&ブロキガ」を題材とした体験型イベント『FUN WITH COLOURS』が、恵比寿ガーデンプレイスで開催される。  イベントテーマは「色に触れる、色と遊ぶ、色を楽しむこと」。鮮やかな色彩から子どもが想像力を高めたり、大人が感性を磨いたりなど、親子で交流しながら、さまざまな角度から色を楽しむための企画が盛りだくさん。  メイン会場となるセンター広場では、植物由来原料で作られた、アパレルブランド「ECOMACO」制作の特製ドレスを着たキャラクターのリトルピンクが登場。ステージ上では、リトルピンクと一緒に来街者たちが残布で作られた花のモチーフを木に飾り付けるイベントを展開する。  さらに、キャラクターが書かれた遊具を回転させ色の変化を楽しむ「色のきもち」や、リトルピンク&ブロキガのモノクロアートが描かれた大きな壁面に子どもが塗り絵や絵を描くことができる体験イベントやさまざまなワークショップが行われる。GWは親子で色を遊んじゃおう! 北欧生まれのやんちゃな奴ら Little Pink&Brokiga in Yebisu Garden Place『FUN WITH COLOURS』 【会場】恵比寿ガーデンプレイス施設全体 【会期】4月28日(土)~5月6日(日)/11~17時 【問い合わせ】恵比寿ガーデンプレイス・インフォメーション TEL:03-5423-7111 【URL】http://gardenplace.jp

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

『東京ホタル TOKYO HOTARU FESTIVAL 2012』

2012.04.23Vol.549今日の東京イベント
隅田川に10万個の"ホタル"の輝き! 天の川プロジェクト® 東京スカイツリー®の画像はイメージ  開業間際の東京スカイツリーのふもと、隅田川沿岸の隅田川テラス(言問橋~吾妻橋間)を舞台に、川の自然を見つめ、川辺のにぎわいを体感できるイベント『東京ホタル TOKYO HOTARU FESTIVAL 2012』が開催される。期間中は、芸術家・日比野克彦氏監修の神輿のパレードや、シンポジウムなど各種催しが行われ、カフェやビアガーデン、ミニライブやパフォーマンスなども実施される。  中でも注目は、6日の夜に行われる光のアートインスタレーション『川とツリーが紡ぎだす ひかりのシンフォニー』。「もし隅田川にホタルがいたなら」という思いを込め、約10万個の太陽光蓄電LED『いのり星』を放流し、隅田川に幻想的な光景を浮かび上がらせる。有料観覧エリアのチケットを購入すると、放流に参加できる(公式サイトなどから事前購入。事前申し込みが定員に達した場合、当日販売は行わない予定)。販売収益の一部は、都内の河川環境保全などのために寄付される。また、放流された『いのり星』は完全回収されるとのこと。 『東京ホタル TOKYO HOTARU FESTIVAL 2012』 5月5日(土)10~20時・6日(日)10~21時 場所:隅田川テラス 【公式サイト】http://tokyo-hotaru.jp/

ゴールデンウイーク in TOKYO 話題の新施設は屋上に注目!

2012.04.23Vol.549今日の東京イベント
劇場型都市空間 ダイバーシティ東京 ファッションテーマパーク 東急プラザ 表参道原宿  大型連休を控え、都内で新商業施設が次々にオープンしている。18日に表参道と明治通りの交差点に東急プラザ 表参道原宿が、19日にお台場にダイバーシティ東京 プラザが開業。26日には、渋谷ヒカリエもオープンする。新たなランドマークの出現で東京が活気づいている。  各施設には、初上陸のアパレルブランドを始め、雑貨、フード、アミューズメントなどさまざまなテナントが入居しているが、注目は屋上の使い方。癒しの場として、またライフスタイルの一部として機能する空間が作られている。  ファッションテーマパークと銘打った、東急プラザ 表参道原宿の屋上は、「おもはらの森」。すり鉢状の広場で、樹木や50種類以上の野草が配された"都会の森"だ。「おもはらの森」には、カフェやレストランからもアクセスできるが、買い物客に限らず、誰でも利用できるパブリックな憩いの場になっている。  ガンダムが象徴的な複合施設ダイバーシティ東京。その商業施設部分の屋上には、都内最大級のレンタル農園「都会の農園」(http://www.city-farm.jp/)がオープンしている。普段の生活に農業を取り入れる人が増加するにつれて、都内にもさまざまなレンタル農園が生まれているが、東京湾、そしてフジテレビの社屋を真横にみながら、土を耕し、野菜を育み、収穫できるのはここだけだ。  所定の入会金と会費には、クラブハウス、共同の道具、水道、電気などの利用料金が含まれている。オプションで散水などのサポートもあるので、毎日に世話ができなくても農業を楽しめそうだ。  新施設をチェックするなら、屋上にも上ってみては? 新しい発見があるかも。

出る人も応援する人も五輪モード突入

2012.04.23Vol.549未分類
絶妙のトークを繰り広げた北島(左)と沢 スクリーンの室伏と松岡氏が乾杯  ロンドン五輪開幕まで23日であと95日。日本選手団は競泳陣が27人の代表を選出。5月13日には柔道で男女各7階級の代表が決まるなど、五輪に向け徐々に機運が盛り上がってきた。そんななか関係各企業も活発に動き出している。  16日には水泳の北島康介と女子サッカーの沢穂希が都内で行われた日本コカ・コーラの会見に登場。ロンドン五輪の公式スポーツ飲料「アクエリアス」のキャンペーンキャラクターである2人はこの日、「ロンドン五輪へかける思い」をテーマとしたトークセッションなどを行なった。  北島は「言い訳をしたくないので、残りの100日間を大切にするだけ。日の丸を一番高いところに揚げられればいいなと思っている」と、3大会連続の金メダルに意気込みをみせた。現在「良性発作性頭位(とうい)めまい症」で15日から開幕したなでしこリーグを欠場中の沢は「コンディションを上げて、18人のメンバーに絶対に入る。一番きれいな色のメダルを取りたい」と金メダルへの思いを語った。  また18日には「JOCゴールドパートナー」であるアサヒビールが東京・墨田区吾妻橋のアサヒグループ本社ビルで会見し、五輪に向けた応援プロモーション「Get Gold!」の展開を発表した。会見には、この日、日本オリンピック委員会(JOC)の日本選手団応援プロジェクト「1億2500万人の大応援団」の団長に就任した元テニスプレーヤーの松岡修造氏がスペシャルゲストとして登壇。現在、アメリカで合宿中の陸上ハンマー投げの日本代表に内定している室伏広治とスカイプでトークを展開した。ロンドン五輪に向けアサヒビールが発売する新ジャンル商品「アサヒジャパンゴールド」の監修に携わった室伏の「松岡さん、乾杯しましょう」の申し出に、松岡氏がスクリーンに駆け寄り、映し出された室伏と乾杯。そしていつもの松岡節で「室伏さんは日本代表を引っ張っていく人。選手の皆さんには"金メダルを取ることも大事だけど、自分の金メダルを取ってこい"と言いたい」と応援エールを送った。

TCK「東京スプリント」でセイクリムズンが優勝

2012.04.23Vol.549未分類
 3月末から始まった大井の東京シティ競馬(TCK)のトゥインクルレース。4月16日からの開催では18日に「第23回 東京スプリント(JpnⅢ)」が開催された。このレースは秋の東京盃(JpnⅡ)と並ぶ1200mの交流競走。今回もJRA所属馬が多数参戦した。  レースは道中6番手の好位置につけた1番人気のセイクリムズン(JRA 栗東・服部厩舎)が直線追い込み、逃げ粘るスターボードをとらえ、優勝した。2着には内を突いた10歳の古豪・フジノウェーブが入った。  セイクリムズンの鞍上の岩田康誠騎手は「前回は馬も自信なさげに走っていたが、今回は追走が楽だった。馬が自信を取り戻したという走りだった」とレースを振り返った。  この日はキャンペーンキャラクターである女優の香里奈を迎え、新イルミネーションの点灯式も行われた。香里奈はTCKのお勧めスポットについて聞かれると、「(食堂の)あづまですね」と即答。撮影の際に訪れたといい、「とても落ち着いた雰囲気で、こういうところでゆったり競馬観戦したり、馬の話をしたら楽しいだろうな」と笑顔で話した。  トゥインクルレースは11月まで開催。6月の東京ダービー(SⅠ)、帝王賞(JpnI)、7月のジャパンダートダービー(JpnI)などビッグレースがめじろ押しとなっている。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

TCK「東京スプリント」でセイクリムズンが優勝

2012.04.23Vol.549未分類
 3月末から始まった大井の東京シティ競馬(TCK)のトゥインクルレース。4月16日からの開催では18日に「第23回 東京スプリント(JpnⅢ)」が開催された。このレースは秋の東京盃(JpnⅡ)と並ぶ1200mの交流競走。今回もJRA所属馬が多数参戦した。  レースは道中6番手の好位置につけた1番人気のセイクリムズン(JRA 栗東・服部厩舎)が直線追い込み、逃げ粘るスターボードをとらえ、優勝した。2着には内を突いた10歳の古豪・フジノウェーブが入った。  セイクリムズンの鞍上の岩田康誠騎手は「前回は馬も自信なさげに走っていたが、今回は追走が楽だった。馬が自信を取り戻したという走りだった」とレースを振り返った。  この日はキャンペーンキャラクターである女優の香里奈を迎え、新イルミネーションの点灯式も行われた。香里奈はTCKのお勧めスポットについて聞かれると、「(食堂の)あづまですね」と即答。撮影の際に訪れたといい、「とても落ち着いた雰囲気で、こういうところでゆったり競馬観戦したり、馬の話をしたら楽しいだろうな」と笑顔で話した。  トゥインクルレースは11月まで開催。6月の東京ダービー(SⅠ)、帝王賞(JpnI)、7月のジャパンダートダービー(JpnI)などビッグレースがめじろ押しとなっている。

修斗 佐々木がスリーパーで復活の一本勝ち

2012.04.23Vol.549未分類
佐々木(後ろ)ががっちりスリーパーホールドを決めた  修斗の「SHOOTO GIG TOKYO Vol.9~東日本大震災支援チャリティ~」が14日、新宿FACEで開催され、佐々木憂流迦がジャングル伊藤に2R3分34秒、スリーパーホールドで一本勝ちした。  佐々木は2010年、伊藤は2007年のライト級新人王。ともにライト級からフェザー級への階級変更をにらんだ一戦だった。  1Rからグラウンドで有利に進める佐々木はゴング間際にバックを奪いスリーパーを仕掛ける。2Rには伊藤がハイキックから投げ気味のテイクダウン。サイドポジションを奪うが、ガードポジションに戻した佐々木は下から十字固めを狙うなど伊藤を牽制。体を入れ替えマウントを奪うとパウンドを連打。後ろを見せた伊藤にまたもやスリーパーホールドを決めて一本を奪った。  佐々木はデビュー後5連勝をあげたものの、昨年9月に初黒星を喫していたが、完全復活を印象づけた。フェザー級には現在売り出し中の堀口恭司がおり、2人の対決への興味が大きく膨らんだ。  またこの日は、5月18日の後楽園ホール大会で世界フェザー級王者・岡嵜康悦が同級世界1位の扇久保博正と初防衛戦を行うことが発表された。両者は2009年10月18日に環太平洋フェザー級チャンピオン決定戦として対戦。岡嵜がKO勝利を収めている。約2年半ぶりの再戦となる。

サッカー男子U-23代表のメンバーはどうなるのか!?

2012.04.23Vol.549未分類
果たして香川は...(Photo/AFLO)  ロンドン五輪に出場するサッカー男子のU-23(23歳以下)日本代表の選手選考で、日本サッカー協会や関塚監督は海外組招集、最多3人となっている24歳以上のオーバーエージ(OA)枠活用の方針を打ち出し、Jリーグの各クラブなどに協力を求めた。  U-23世代ながらA代表の中心選手ということもあり招集が見送られてきた香川(ドルトムント)や英プレミアリーグで活躍中の宮市(ボルトン)といった海外組や、噂される長友(インテル)、長谷部(ウォルフスブルク)、阿部(浦和)、岡崎(シュツットガルト)、前田(磐田)といった経験豊富なA代表の常連たちがチームに加わると大幅な戦力アップになることは確実だ。  国際サッカー連盟(FIFA)は3月の理事会で、「各クラブは五輪に出場するU-23代表に選出された所属選手の招集を断ってはならない」との見解を示したことから、これらの選手の招集に道が開けたようにも見えるが、選手の拘束力については根拠が曖昧だ。  なぜならFIFAが2008年の北京五輪で同様の通達をした際、当時21歳だったメッシ(アルゼンチン)が所属していたバルセロナ(スペイン)などが反発。訴えを受けたスポーツ仲裁裁判所(CAS)は、「選手派遣の強制力はない」との判断を下しているからだ。メッシは最終的にバルセロナが派遣を認め、アルゼンチンの金メダル獲得に貢献した。しかし、ロンドン五輪でも選手の拘束力が生じるかは微妙で特に海外のクラブは派遣を拒否する可能性は十分に考えられる。  もっともそれは国内クラブでも同様で。五輪代表に選ばれると、五輪期間中も開催されるJリーグの4試合には出場できなくなり、大幅な戦力ダウンになりかねない。  また6月にW杯ブラジル大会のアジア最終予選が始まるのだが、協会の原博実・強化担当技術委員長は同予選を優先する考えを持っている。「6月にはW杯予選3試合があるので難しい部分はある」と話しており、A代表組はOA枠どころか、23歳以下の選手でも五輪に派遣しない可能性もある。これにあたるのが清武。清武がメンバーから外れたら戦力ダウンは計り知れない。  果たしてロンドンのピッチにはどのようなメンバーが立つことになるのだろうか。

JKT48「総選挙にも出てみたい!」

ザンジバルナイト in 野音 2012大団円で幕

2012.04.23Vol.549未分類
 リリー・フランキーが主催する音楽イベント『ザンジバルナイト in 野音 2012』が15日、日比谷野外大音楽堂で開催された。ラインアップは、フジファブリック、氣志團、後藤まりこ、キノコホテル、マキタスポーツら。常連のTOKYO No.1 SOUL SET、猫ひろし、ウクレレえいじ、ゾノネムも加わり、全9組が出演した。  キノコホテルが「座っているなら帰りなさ~い!」とエスっ気たっぷりにあおれば、氣志團は、「俺ら『ワンナイトカーニバル』の印税を6等分して、生きてます! さぁ、みんなで歌おうぜ!」と呼びかけ、挑戦的なコールアンドレスポンスをしてみせた。大トリのTOKYO No.1 SOUL SETは、EGO-WRAPPIN'の中納良恵をシークレットゲストで登場させるサプライズ。ラストを『Sunday』で締め、約5時間のライブは大団円を迎えた。 『ザンジバルナイト―』は、毎年4月に行われる恒例の人気イベント。今年は5回目のアニバーサリーだった。

Copyrighted Image