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賀来賢人『きかんしゃトーマス』で演じる新キャラ・ケンジは「今までで一番の好青年」

2021.03.08Vol.web originalエンタメ
  『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』のイベントが8日、都内にて行われ、本作で声優を務める賀来賢人と後藤淳平(ジャルジャル)が絵本の読み聞かせに挑戦した。  ファミリーに人気のきかんしゃトーマスシリーズの劇場版最新作。本作で新登場するキャラクターで、日本から来た世界最速の超特急・ケンジの声を賀来が、機関車・サニーの声を後藤が演じる。  この日は、2人がオンラインで参加している30組の家族とオンラインでつながり、ステイホームが長引く子供たちに向け映画のストーリー絵本を読み聞かせ。  ともにパパ同士である2人。賀来は「最近、寝る前の習慣として、絵本を3冊読んでいます。テレビとかを見てしまうと頭が興奮して眠れなくなっちゃうので、絵本で寝かしつけをしています」と明かし、後藤は「毎日ではないですが、読み聞かせはします。僕も基本、子供が寝る前に読んでいるので今日のようなイベントは緊張しますね」。  臨場感たっぷりの2人の語り口に、聞いていた親子たちもすっかり物語に入り込んだ様子で「早く映画が見たくなりました」と大好評。参加者から読み聞かせのコツを聞かれると、賀来は「感情を込めて、いかに照れないか、僕は家でも本気で読んでいます!」、後藤は「僕は今日ちょこちょこ噛んでいたので何も言えないですが、噛むことは悪いことではないと思います! 感情的に読んでいるフリをしながら、ごまかすのも良いんじゃないですかね?(笑)」とポジティブなアドバイス。  公表されるや日本でも話題を呼んだ新キャラ“ケンジ”について賀来は「今まで演じた役柄の中で一番の好青年だったので意外と難しくて、苦労しました」と振り返り笑いをさそっていた。 『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』は3月26日より全国公開。

堺雅人が国に直電? 新CMでマイナンバーカード取得をアピール

2021.03.08Vol.Web OriginalNEWS HEADLINE
   堺雅人が8日、都内で行われた『そうだったのか!マイナンバーカード。』取得促進記者発表会に登壇した。  9日から全国で放映がスタートするマイナンバーカードの取得を促進するための新CMと、ウェブ動画に出演する。老若男女に囲まれて、「このカードがあるのは国のためじゃない! この国に生きるすべての人のためだからです」と熱っぽく語り、電話もかけてマイナンバーカードにまつわる分からないことや不安を取り払うという内容。 「(共演する)みなさんがマスク姿で、ある程度間隔をとってやっているというのが2021年の仕事だなあと思った」と、堺。

カズレーザー、ムックを相方に新コンビ結成か 「サイズ感ぴったり、違和感はなかった」

2021.03.08Vol.Web Originalエンタメ
   お笑いコンビ、メイプル超合金のカズレーザーが、8日、ピザハットのブランドアンバサダー就任&新CM発表イベントに登壇した。  ブランドアンバサダーにはカズレーザーとともに、人気キャラクターのムックも就任。真っ赤なエンターテイナー2人が集合。ピザハットのワクワク感を表す「赤」にちなんだ衣装で登場した2人。ここですかさずムックが「私は毛なんですけどねえ」とツッコミ。今回の新CMで初対面となった2人のようだが、カズレーザーがボケ、ムックがツッコミの役割だ。  イベント中盤、ピザハットのデリバリーが届き4種類のピザの試食会も行われた。CM撮影中もピザが食べられなかったというムック、カズレーザーが美味しそうに食べる姿を見て恨めしそうだ。試食中も感想を聞かれると「さっきのピザとは違う味がします」などと小ボケを挟むカズレーザー。ムックは「当たり前でしょ! 違う味のピザなんだから〜!」とツッコミ。コンビとしても息が合っているようだった。

A.B.C-Z河合郁人、第1子誕生の二宮和也を祝う新作物まねを披露しメンバーから心配される

2021.03.08Vol.Web originalドラマ
   連続ドラマ『ワンモア』の完成報告イベントが8日、都内にて行われ、主演のA.B.C-Z(戸塚祥太、五関晃一、塚田僚一、河合郁人、橋本良亮)と、榊英雄監督、カメオ出演をいているよゐこ濱口優が登壇。“ジャニーズ物まね”で人気の河合が二宮和也の第1子誕生を祝福し、二宮の物まねを披露した。  それぞれに事情を抱えながらも夜間定時制高校に通い、周囲との関わりを通して成長していく5人を描く、等身大の大人の学園ドラマ。メ~テレの情報番組「デルサタ」でよゐこ濱口のひと言をきっかけに始まった企画。  橋本は「学園ドラマがやりたいとプッシュさせていただいたんですけど、僕が思っていた学園ドラマじゃなかった。僕が思っていたのは、ブレザーを着て手をつないで遊園地に行くような…」と言えば、河合も「メンバー内で教師役と生徒役に分かれるんだ、と思った」、五関も「僕は教師役ということもそうだし(担任役の)河合の下(の副担任役)なんだ、ということも驚きだった」とそれぞれ明かしつつ、「A.B.C-Zらしいユニークさ。いい意味での驚き」とメンバー全員が出来栄えに自信。

今年はオンライン開催! LGBTQイベント『SAITAMA RAINBOW PRIDE 2021』

2021.03.08Vol.web originalニュース
 埼玉県で例年開催している県内最大のLGBTQイベント「SAITAMA RAINBOW PRIDE 2021」が、3月6日にYouTubeでオンライン配信された。  昨年は県内初のレインボーパレードを川越で開催したが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響を受けてオンライン開催に切り替えた。

天海祐希、おうちビールは「一人で楽しく」中井貴一も拒否され思わず苦笑

生田絵梨花が歌う、筒美京平さんの『卒業』を初オンエア! 10日放送の乃木坂46のANN

西野七瀬&千葉雄大が新米ママ・パパ役で初共演「実際に“命”を抱いたとき…」

2021.03.08Vol.web originalドラマ
 元・乃木坂46の西野七瀬が主演を務める配信ドラマ『ホットママ』で人気俳優・千葉雄大と初共演。初のママ・パパ役に挑戦する。  2013年に中国で放送され、仕事に子育てに奮闘する主人公の姿が大きな反響を呼び社会現象を巻き起こすほど大ヒットとなったドラマを日中共同プロジェクトとして制作する日本版リメイク。主人公・夏希を演じるのは、乃木坂46でグループ最多となる7回センターを務め、2018年末にグループを卒業し女優業を本格的にスタートした西野七瀬。夏希に思いを寄せる、大学時代の同級生・元哉役には『スマホを落としただけなのに』シリーズなどで人気の千葉雄大。2人は今回初共演で、初のママ・パパ役に挑む。  共演には板谷由夏、味方良介、横田真悠萩原利久らの他“中国で最も有名な日本人”矢野浩司も出演。監督はTVドラマ「ファーストクラス」の宮脇亮と、TVドラマ「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」の北川瞳が務める。  主演の西野は「初めて脚本を読んだ時、夏希という女性を演じる自分の姿がなかなか想像できませんでした」と振り返りつつ「ですが、撮影に入ってから、仕事の夢に向かって突き進み、妊娠、結婚、出産・育児も、すべて頑張る夏希を、スタッフの皆さんと一緒に作り上げることができたと思います。千葉さんとは今回が初共演でしたが、お芝居で引っ張っていただきながらも、お互いに初めてのママ・パパ役として、しっかりと役柄と向き合えたかなと感じています。私自身初めてお見せするような表情がたくさん詰まった作品で、周囲に支えられて成長していく夏希の姿を通して、背中を押してもらえるようなドラマになっています」とアピール。  共演の千葉も「実際に子どもを、いや命をこの手に抱いた時、今までに味わったことのない感情を覚えました。人間関係にはいろんな形があって然るべきだと思いますが、この作品を通じて、一つの選択肢としての生き様をご覧いただければ、と思います。理不尽なこともありますが、いつかこの選択が正しかったと思う瞬間が来るかもしれないし、今目の前にある人や物事と真摯に向き合う大切さを僕は学んだ気がします」とコメントを寄せた。  コメントと合わせてメインビジュアルと予告編、Aimerによる主題歌『ever after』も解禁となった。  ドラマ『ホットママ』は3月19日20時よりAmazon OriginalドラマとしてPrime Videoで独占配信。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

斬新なビジネススクールをプロデュース【鈴木寛の「REIWA飛耳長目録」第3回】

2021.03.08Vol.739鈴木寛の連載コラム
   時折、大手企業の幹部向け研修や社長候補の若手幹部が学ぶセミナーで講師のオファーをいただきますが、近年はあまりお受けしていませんでした。文科大臣補佐官として公職を優先していたことが一番の理由ですが、新任役員や部長級の方々はビジネスパーソンとして、ある意味「完成」されていて、私からあまり申し上げることがないように感じていたことがあります。  もちろん、特定の社会課題がテーマの時で当該業界の企業幹部の方々と意見交換するのはむしろ大歓迎で私も現場の知見を大いに学ばせてもらっていますが、いわゆるビジネススクールのような社会人向けの学校、それもリーダー層向けでの講師経験が多くないのは確かです。  もともと大学教員として大学生や大学院生と学び語らい、あるいは社会創発塾で20代の社会人の皆さんと実践的課題を討議しているように、若い人と学びの場を構築・実践していく方が得意かもしれません。そして、私が主宰する学びの場では、プロジェクトベーストラーニング(PBL)を取り入れています。  PBLは、現実の課題の解決策を調べ考え抜くものなので、絶対的な「正解」があるわけではありません。ビジネススクールでも現実の企業のスタディケースを使って学びはしますし、討論も取り入れて一つの正解にこだわらずに思考法の訓練はしますが、少なくとも大手企業の幹部クラスの40代後半〜50代のベテランの方々にとっては「今更」と感じる部分も多いのではないでしょうか。  しかし、このほど企業幹部向けに新たな試みをやってみることにしました。5月に開講する「アゴラ・サーバントリーダーシップ・ビジネススクール」では、3つあるクールの第2クール(今夏)で、私自身がカリキュラムから講師陣のキャスティングまで全体をプロデュースできるとあって、これまでにない「オトナのビジネススクール」にします。  日本経済が「失われた30年」に突入したのは、企業の新陳代謝による活性化に乏しいこともありますが、既存の大手企業が新風を吹かせる天才的な若者たちとのコラボレーションが足りないと長年感じていました。そこで今度のスクールでは、10代から活躍している私の教え子の起業家たちのプレゼンを聞いて意見交換や討論などを展開しようと考えています。  良くも悪くも、歴史のある企業が幅を利かせているのは日本経済の現状です。ただ伝統的な大企業にはリソースがあります。企業の内部留保は475兆円と8年連続で過去最大を更新中。これをいかに若い才能への投資に振り向けるか。新しいスクールが、ベテラン役員の皆さんをインスパイアさせ、投資の目利き力を鍛える一助にしたいと思っています。 (東大、慶應大教授)

堀潤「物語を消費するのはもうやめよう」【東日本大地震から10年】

2021.03.08Vol.739インタビュー
 東日本大地震から今年で10年が経った。震災後の数年に比べ、ここ数年はこの未曾有の出来事をメディアが取り上げる機会は少しずつ減ってきているというのは否めない。かくいう本紙もそのそしりは免れない。自己反省はさておき、今回は福島での現地リポートも含め、さまざまな角度からあの震災を振り返り、そしてこれからについて考えてみたい。  巻頭インタビューでは東日本大地震で大きく人生を変えた人、ジャーナリストの堀潤氏に話を聞く。堀氏は震災当時はNHKでキャスターとして震災報道に携わるが、その後、東京電力福島第一原発事故をめぐるNHKの報道姿勢に疑問を抱き2013年に退局。現在は市民投稿型ニュースサイト「8bitNews」の主宰を務め、さまざまなニュースの現場に飛び回っている。

コロナ下のイエナカ消費動向、今後の流れはどうなる?

2021.03.08Vol.739ニュース
 昨年からのコロナ下で、家で過ごす時間(イエナカ時間)が増えたという人は多いのではないだろうか。シェアリングエコノミーの家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」を運営する、株式会社タスカジが昨年5月に出した調査リリースによると、イエナカ時間が増えたと回答した人は実に9割を超えていた。当然だが、生活の変化は消費行動にも直結する。そこで、今回はイエナカ時間の増加に伴い変化した消費行動(イエナカ消費)について、飲料市場で起きたことを例に見ながら、今後、どういったサービス・商品が求められるのかを紹介。  昨年3月の緊急事態宣言以降、飲料市場で販売が上昇したのは、「大容量」タイプだった。それまで「大容量」の販売は緩やかに減速していたが、イエナカ時間の増加により家庭内消費量が増えたことに加え、買い物回数を減らしたいというニーズから、容量の大きな商品へと消費が傾いたと考えられる。  また「希釈・濃縮飲料」も伸張した。アサヒ飲料の「カルピス」(希釈用)は、昨年の販売実績で統計開始以来過去最高の売り上げとなり、サントリー食品インターナショナルの「ボス カフェベース」「やさしい麦茶濃縮タイプ(缶)」といった濃縮飲料も、前年に対して4割以上の伸張を見せた。これらは、家庭内消費の増加の影響に加え、「軽さ・コンパクトさ」という特長が、「まとめて買い物を済ませたい」というニーズにマッチしたと考えられる。

「仮面ライダーセイバー」タッセル役で話題 レ・ロマネスクTOBIの初小説『七面鳥』

2021.03.08Vol.739プレゼント
 フランスで結成された音楽ユニット「レ・ロマネスク」のメインボーカルで、現在放送中の「仮面ライダーセイバー」ではタッセル役を演じるレ・ロマネスクTOBI(トビー)。初の書き下ろし小説『七面鳥 山、父、子、山』は、むちゃくちゃだけれどどこか憎めない父・フミャアキと「ぼく」の39年の親子の物語だ。著者の自伝的な内容を投影し、「家族」というままならない他人とのおかしみと愛おしさが詰まっている。発売を記念してサイン入り書籍を3名にプレゼント。(係名:「七面鳥」)
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

「仮面ライダーセイバー」タッセル役で話題 レ・ロマネスクTOBIの初小説『七面鳥』

2021.03.08Vol.739プレゼント
 フランスで結成された音楽ユニット「レ・ロマネスク」のメインボーカルで、現在放送中の「仮面ライダーセイバー」ではタッセル役を演じるレ・ロマネスクTOBI(トビー)。初の書き下ろし小説『七面鳥 山、父、子、山』は、むちゃくちゃだけれどどこか憎めない父・フミャアキと「ぼく」の39年の親子の物語だ。著者の自伝的な内容を投影し、「家族」というままならない他人とのおかしみと愛おしさが詰まっている。発売を記念してサイン入り書籍を3名にプレゼント。(係名:「七面鳥」)

【ひめくりワンダホー】あんこくん(4歳6カ月)

2021.03.08Vol.web original【ひめくりワンダホー】
 このコーナーでは愛犬ポータルサイトワンダホーのフォトコンテストに応募されたかわいい犬の写真を毎日ご紹介。

レ・ロマネスクTOBI、初小説『七面鳥』は父へのラブレター

2021.03.08Vol.739インタビュー
 音楽ユニット「レ・ロマネスク」メインボーカル、「仮面ライダーセイバー」タッセル役などさまざまな顔を持つレ・ロマネスクTOBI(トビー)さん。初の小説『七面鳥 山、父、子、山』(リトルモア)は、破天荒な父・フミャアキと「ぼく」の39年の物語だ。当初はエッセイとして執筆も「親と子の関係って人に分からない独特の感情があるじゃないですか。楽しく笑って書いていたんですが、何かしんみりしてしまう部分もあって。これは小説にしたほうがいいんじゃないかという編集者の勧めもあって、小説にしようと思ったんです」。  小説とエッセイ、書き方に違いは? 「エッセイは自分の気持ちを主体に書くのですが、小説にするにあたって五感で感じられるもの、においであったり風景の描写であったりを入れていきました。エッセイでは断定的な書き方になるところを、小説だとたとえば『鳥が飛んでいました』と書いても、その時にどんな気持ちだったのかは読者が想像して読むことができる。どういうふうに取ってもらっても大丈夫だし、表現に広がりがあるなと思いました」  父親とのエピソードを書こうと思ったきっかけは? 「自分はどこから来てどこに向かっているのかに興味がありました。僕はメイクして人前に出る仕事をしていて、自分はどうしてこんなにデコレーションすることにこだわっているんだろうと考えた時に、憎々しいほどに父親の影響を受けているわけです。会社の上司だとそうはならないのに、何で親だとこんなに憎らしいんだろうと思っていたんですけど、その謎が解けた気がしましたね。結果的にカウンセリングになったというか、小説を書くことによって納得できた瞬間がありました」  

旅するようなクリエイターTシャツサイト「CREATOR’S JOURNEY.」オープン

演劇は世の中を写し出す鏡 大川企画vol.1『ラブワクチン』

2021.03.08Vol.739演劇・ミュージカル
 女性向けセクシーコンテンツを配信する「SILK LABO」「GIRL’S CH」で活躍するイケメンたちによる「劇団Rexy」という劇団の制作を務めていた大川望美が舞台を中心とした企画・制作・プロデュースを行う「大川企画」を立ち上げた。今回はその第1回公演となる。  大川の「観劇は生で味わう贅沢な娯楽」という考えのもとこの大川企画ではコメディーをベースにしながら人の心をこっそりのぞき見する、いい大人たちの嗜好品のような舞台」を制作していくという。  今回は「もしも、SEXでウイルスの感染を止めることができたら、この世界は愛であふれるのか? それとも…」をテーマにマスク工場で働く、恋に不器用な大人たちの恋愛模様を描くラブコメディー。  脚本・演出の友池一彦は映画の脚本、小劇場や商業演劇の脚本・演出、テレビやラジオの構成作家といった作家活動のとは別に松竹芸能に所属するピン芸人「友池さん」としても活動中。自ら主宰する「TOMOIKEプロデュース」では昨年1月に下北沢の本多劇場にも進出するなど着々と演劇界でも活動の場を広げている。

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