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いつまでも、残り続ける瞬間がある | TOKYO HEADLINE
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いつまでも、残り続ける瞬間がある。蜷川実花写真展「IN MY ROOM」

2016.06.14 Vol.668

 1981年渋谷パルコ パート3のオープンと同時に「スペース・パート3」として生まれ、「パルコギャラリー」、「パルコファクトリー」、「パルコミュージアム」と名称を変えながらも、ジャンルにとらわれることなくさまざまな才能を紹介してきたパルコミュージアム。渋谷宇田川町地区再開発計画による渋谷パルコ(パート1、パート3)の一時休業に合わせ、今年8月7日をもって閉館することとなった。これまで数々のアーティストやクリエイターとさまざまな発信を行ってきた同館の締めくくりとして『SHIBUYA PARCO MUSEUM FINAL EXHIBITIONS』と銘打って、渋谷パルコと縁の深いアーティストたちによる3つの展覧会を開催する。

 第1弾は写真家・蜷川実花の新作写真展。蜷川は2001年に第26回木村伊兵衛写真賞を受賞した直後、新作写真展『まろやかな毒景色』をパルコギャラリーで開催。以後も、初監督作品となる映画『さくらん』の世界観を体感する展覧会「さくらん極彩色絢爛展」など、印象的な企画を行ってきた。今回は、モードな服に包まれた色気香る“オトコたち”をプライベートな視線で撮影してきた、雑誌『EYESCREAM』の人気連載「蜷川実花のプライベートモード」の世界をパルコミュージアムで展開する。

 7月8日からは、パルコの広告クリエイションを手がけた山口はるみ展、7月29日からのラストエキシビションはパルコ縁のアーティストによる集合展を予定。

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