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かもめんたる | TOKYO HEADLINE
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劇団かもめんたるの新作公演は「ラサール石井さんのアンチも楽しめる作品」と岩崎う大

2020.11.25 Vol.Web Original

12月2日から東京・池袋の東京芸術劇場 シアターウエストで開幕

「劇団かもめんたる」は2013年の「キングオブコント」で優勝したお笑いコンビ「かもめんたる」が2015年に旗揚げした劇団。

 当初は岩崎う大と槙尾ユウスケのかもめんたるの2人の他は小劇場系の俳優を客演で呼ぶ、限りなくプロデュース公演に近い形だった。

 しかし定期的に公演を打ち、キャストのオーディションも行い、やがて常連の出演者が劇団員になるなど公演を重ねるごとに成長を遂げ、「お笑い芸人が片手間に演劇をやっているのでは?」という一部にあった意地の悪い見方も完全に覆し、今ではすっかり劇団として認知されるようになった。

 もっとも、もともとかもめんたるのコントは演劇的な要素を含むものが多く、劇団でも脚本・演出を務める岩崎の描く世界がごく自然に演劇好きにも受け入れられたのはある意味必然。昨年12月に上演した『GOOD PETS FOR THE GOD』では岸田國士戯曲賞の最終候補にも残るなど、劇作家としての才能も高く評価されるようになった。

劇場に演劇が、そしてお客さんが帰ってくる 劇団かもめんたる『君とならどんな夕暮れも怖くない』

2020.07.16 Vol.731

 新型コロナウイルスの感染拡大防止による緊急事態宣言の解除後、6月からは無観客+配信という形で徐々に演劇がスタートし、6月末にはソーシャルディスタンスを保つために客席を減らしながらも観客を入れての公演もスタートした。

 そんなコロナ過のまだまだ手探りの状況の中、劇団かもめんたるがこの時代ならではの作品を創りあげた。

 劇団かもめんたるは2013年にキングオブコントで優勝したお笑いコンビ「かもめんたる」が2015年に立ち上げた劇団。もともと演劇的要素の強いネタが得意な彼らとあって、演劇に進出するのもごく自然な流れではあったのだが、キャストオーディションを開催したり、所属の劇団員も生まれるなどいつの間にか本格的な劇団に成長した。また作・演出の岩崎う大は昨年11月の第8回公演『GOOD PETS FOR THE GOD』が第64回岸田戯曲賞最終候補に選出されるなど、演劇界において着々とその存在感を増している。

 今回は座席数も約50%に抑えての公演。これまで満員の観客を集めていただけにすでに前売りが完売の日も出ているので要注意。また「応援セット」として今公演のTシャツと特別冊子(全14ページ)をセットにして販売中。座席数を削らなければいけない分、文字通りこちらでも応援したいところ。

なんだかんだで「劇団かもめんたる」が第4回公演

2018.01.15 Vol.702

 2013年の「キングオブコント」で優勝したお笑いコンビかもめんたるが2015年に旗揚げした「劇団かもめんたる」。以降、コンスタントに公演を重ね、その第4回公演『尾も白くなる冬』が1月30日から上演される。

 今回はUMAが出るという噂で有名になったとある町の人々を描いた群像劇。その地で土産物屋を営む阿波野家の次男・正雄はある日、芸能事務所にスカウトされるのだが、それをきっかけにさまざまな出来事が巻き起こっていく…。

 キャストはかもめんたるの2人以外はそのつどオファーをかけ、オーディションも行うというプロデュース公演形式。

 これまでもかもめんたるが「一緒に作品を作りたい」と思った小劇場界で活躍する俳優たちを多く起用。俳優たちの個性を生かしつつもそこに劇団かもめんたるの色を乗せることで、その俳優の別の一面を引き出してくれる。

 今回も常連ともいえるナイロン100℃の長田奈麻のほか、拙者ムニエルの加藤啓、サンプルや青年団、城山羊の会など多くの作品で得も言われぬ存在感を発揮する古屋隆太といった芸達者たちが揃った。
 作・演出を担当する岩崎う大は今回の作品について「最近、演劇でしか到達できない笑いってゆうのがあるんだと痛感しています。今回は、“笑い”だけでなく“感動”にも独自のアプローチで挑みたいと思っています。劇団かもめんたる本気です!」と話す。

 旗揚げ当初は「あのかもめんたるが演劇を!」という取り上げられ方が多かったのだが、着実に劇団としての実績を積み上げる彼らの活動に今年も注目だ。

本気も本気の第3回公演 劇団かもめんたる第3回公演『ピンクスカイ』

2017.06.25 Vol.693

 2013年の「キングオブコント」を制したかもめんたる。コントはもともと演劇的な要素を多く含むものなのだが、コンビ結成当初「劇団イワサキマキオ」という名前で活動していたくらい「お芝居にこだわったネタ」をしていた彼らの芸風は特に演劇に近いにおいを感じさせた。

 と思っていたら、案の定というべきか2014年にはナイロン100℃の舞台に俳優として出演。翌年には劇団かもめんたるを結成。なんやかんやで今回で3回目の公演となる。毎回キャストオーディションも行うなど、本気も本気の劇団公演だ。

 今回はヨーロッパ企画の石田剛太、ナイロン100℃の長田奈麻、劇団チキンハートの小椋大輔といったところが前回に続き出演。前回は所属劇団で見せる姿は押さえつつも、劇団かもめんたるならではの役者の使い方を見せるなど役者たちの新たな一面を見せてくれた。

 作・演出を担当する岩崎う大は「かもめんたるのグロテスクな世界観をより一層煮詰めたような妖しくも面白い演劇。笑いありエログロありなのに、後味爽やかなロングコントをご堪能あれ!」とコメントしているのだが、果たして今回はどんな作品に仕上げるつもりなのか…。

キングオブコント会見、しずる「トロフィーを持つ手にしたい」

2017.05.23 Vol.691

 真のコント王を決める「キングオブコント 2017」の大会開催決定会見が23日、東京・赤坂のTBS放送センターで開かれた。会見には、昨年のチャンピオンのライスをはじめ、相席スタート、かもめんたる、ジャングルポケット、しずる、タイムマシーン3号が出席。それぞれ今大会への意気込みを語った。
 
 しずるの池田は「コントっていいなっということを伝えたい。優勝は目標ですが、それよりもお笑い全体の底上げになったらいい」。昨年、同様の会見での言動は「イカレすぎていた」と反省、「池田は心を入れ替えた」(村上)うえでの発言だったよう。

 しずるは前回涙を呑んだ。そえれぞれのライバルを聞かれた時に、タイムマシーン3号の関に、前大会で決勝へ進めないことが分かるとイヤホンを投げ捨てて悔しがっていたことを明かされて、2人は照れ笑い。その時に席を立ちその場を立ち去ろうとしたものの「まだ、画面に映るかもしれない」というスタッフの制止でその場に留まった舞台裏を自ら再現した。それによって、悔しさを新たにしたよう。「イヤホンではなく、(今回は)トロフィーを手にしたい。イヤホンはそっと置きたい」と闘志を燃やした。

 現チャンピオンのライスは出場しない予定。「コロコロチキチキペッパーズ(2015年に優勝)が昨年出場して痛い目にあったようで、ネタができていないなら参加しないほうがいいと言われました。今は今年用のネタができていない状況。今のところは出ません」。

 会見ではまた、準々決勝が設けられること、準決勝で2ネタを披露するなと新ルールも発表された。

 1回戦は7月3日からスタートし、東京、大阪、名古屋、沖縄、福岡、札幌で行われる。2回戦と準々決勝は大阪と東京で行われ、準決勝は9月7日、8日に東京で行われる。決勝大会は今秋、TBS系にて生放送される予定。「キングオブコント」は今大会で10回目の開催になる。

 エントリーは7月21日まで。

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