今秋公開の日本映画『クロスロード』の製作発表記者会見が26日、都内にて行われ、黒木啓司(EXILE)、渡辺大らが登壇した。
本作は『マリリンに逢いたい』『442日系部隊』の、すずきじゅんいち監督作。青年海外協力隊に参加した2人の青年の姿を描く。
映画初出演にして主演を務める黒木は「映画初出演なので緊張感もありますが、これまでとは違う等身大の役どころ。僕自身もEXILEで、東北の復興支援活動を通して多くの人々の笑顔に触れてきたので、そういった経験も生かして役作りができれば」と、真摯に語り、共演の渡辺も「フィリピンでのロケでは、現地の人たちとのコミュニケーションも必要になるし、英語のセリフも多いので、日本語と英語のセリフを切り替えながら自然に演技をしていきたい」と意気込みを語った。
そんな2人に、自身も青年海外協力隊に参加した経験を持つすずき監督は「2人とも非常に真面目なんですが、実際には僕のようないい加減な人間もいるし(笑)、みんなすごく自然体。もちろんボランティアのための活動なんですが、人のために良いことをという意識より、自分たちも楽しみながら協力させてもらっている、という感じなんです」と冗談を交えて語り、2人もリラックスした模様。
そんな彼らにとって、現地ロケの強い味方となるのが、共演のフィリピン人女優・アローディア。黒木が「現地ではぜひアローディアさんにガイドしてもらいたいです」と語るとアローディアも「時間があったら一緒にビーチに行きたいですね」と笑顔。そこで渡辺が「そんな時間があれば素晴らしいんですけど、台本を見る限り僕だけ山奥の撮影が多いんです」と無念そうな声をあげ、笑いを誘った。
撮影は4月からフィリピンにてスタートする予定。公開は2015年11月。
黒木啓司(EXILE)&渡辺大が青年海外協力隊に!?
2015.01.26
Vol.635