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受動喫煙防止対策に関する反対署名約117万筆を厚労省へ提出

2017.04.27 Vol.689

 全国たばこ販売協同組合連合会などのたばこ関連企業や飲食業の団体は25日、過度な喫煙規制への懸念を持つ人々の声を集めるべく実施した全国的な署名活動の集計が公表した。約1カ月余りの短い署名期間にもかかわらず、約117万筆(1,167,168筆)の署名を集め、過度な喫煙規制に繋がる受動喫煙防止対策に関して疑問をもつ国民がいかに多いかを顕著に表したといえる。

 この多くの声を届けるべく、翌26日 全国たばこ協同組合連合会らは、厚生労働省にて橋本岳厚生労働副大臣へ署名を提出した。

 一部の小規模店を除き、飲食店などのサービス業施設を原則建物内禁煙(喫煙室設置可)とする現状の厚労省案に対し、本署名では、「喫煙者・非喫煙者それぞれの多様性・自主性を尊重し、店も客も喫煙・分煙・禁煙の環境を自由に選べる仕組み作りの推進」を求めている。

 飲食店舗のオーナーなどは「スペースや予算的に対応できない施設が多い。すでに国内で成果を上げている『分煙』などの自主的な取り組みを尊重してもらえれば」などと訴える声は根強い。京都府や宮城県をはじめとする全国23府県からも、中小事業者やサービス業等の店舗の実態等に配慮した受動喫煙防止対策を求める意見書が提出されており、その中には塩崎厚生労働大臣の地元である愛媛県も含まれる。

 今国会での法改正を目指す姿勢を崩さない厚生労働省は今回の約117万にものぼる反対署名をどう受け止めるのか。今後の対応が注目される。

「飲食店は原則禁煙」で外食産業に約8400億円のマイナス影響?

2017.03.25 Vol.687

 東京都たばこ商業協同組合連合会らが16日、一律過度な喫煙規制への懸念を持つ人々の声を集めるべく、JR蒲田駅前で受動喫煙防止対策に関する街頭署名を行った。

 今国会では、公共施設やサービス業など建物内を一律原則禁煙にする「受動喫煙防止対策の強化」の法律案が検討されている。1日には喫煙に厳しく対処する厚生労働省の法案原案が公表されたが、その案をめぐって規制慎重派を中心とした自民党側と厚労省が対立。

 厚労省案は小規模なバーやスナックを規制対象外とするなど、例外場所を盛り込んだが、飲食店は原則、建物内を禁煙とする厳しいもの。これに対し、日本医師会は例外を認めることにも反対の立場を示しているが、禁煙義務化に反発し対策を発表している自民党の「たばこ議員連盟」(野田毅会長)は「原理主義的だ。禁止を前提にして進めるやり方はだめだ」と一蹴するという構図となっている。

 3日には民間調査機関の富士経済は厚労省案が成立した場合の外食産業に与える影響を、「居酒屋・バー・スナック」「カフェ・喫茶店」「レストラン」といった3業態の外食店約1000軒に行ったアンケート調査を発表。その結果に基づき、約8400億円のマイナス影響が出るとの結果をまとめた。ちなみにこの数字は2015年度の外国人観光客の年間飲食費6420億円を上回るものとなっている。

メビウスより、待望のスーパースリムサイズな新商品が登場!

2017.03.24 Vol.687

 JT(日本たばこ産業株式会社)は、22日にJT本社(東京都港区)にて、国内販売シェアNo.1ブラントとして、30年以上にわたり多くのファンから支持されているメビウスの新商品お披露目及びプロモーション施策を発表した。

 ブランドマネージャーの今良太氏は、「お客様の“より豊かな毎日”を後押しできるような新たな取り組みとして、
“空 見上げていこう”をプロモーションコンセプトに、今後もお客様の前向きな生活の後押しになる商品作りを続けていくこと、そして、お客様に満足してもらえるようなサービスを提供することを目指していきます」と力強く発表した。

 また、このプロモーションに連動した新商品も同時にお披露目。“ベリースリム。ベリーストロング。”をコンセプトに、スーパースリムなサイズでも、強いメンソール感、強い吸い応えのある嬉しい2つのポイントを両立させた2銘柄「メビウス・プレミアムメンソール・オプション・パープル・5・100’s・スリム」、「メビウス・プレミアムメンソール・オプション・パープル・ワン・100’s・スリム」を発表した。 カプセルをつぶす前は、100%天然メンソールならではの最高純度の爽快感と、高品質な味わい、さらに、カプセルをつぶすと“華やかな香り”へと変化し、1本で2度楽しめる商品となっている。同商品は来月4月より、全国で新発売する。

 ぜひ、チェックしてみては。

たばこの概念をRETHINKする「Ploom」

2014.11.08 Vol.630

 日本たばこ産業(以下JT)より発売されている、火を使わず、灰も出ない、煙も出ない「Ploom」は、たばこの葉が詰まった専用のポッドを加熱し、Vapor(ベイパー)を吸って、たばこの喫味や香りを楽しむもの。Vaporとは、たばこの葉を加熱したことによって発生する蒸気のようなもので、服や髪に煙のにおいが付かないのも特徴だ。メビウスやピアニッシモといったなじみのたばこの味や香りだけでなく、Ploomでしか味わうことのできないオリジナルのフレーバーなど、6種類のフレーバーのたばこポッドが用意されている。1ポッドで10〜15分間楽しめ、フル充電した状態でたばこポッド4個分程度使用できる。

 JTと面白法人カヤックは、東京デザイナーズウィーク2014にPloomを五感で体感できる喫煙所「RETHINK SMOKIN
G AREA」を出展した。喫煙スペース内に面白法人カヤックはVaporにインスピレーションを得たコンテナブースを制作。パイプに息を吹き込むとたばこポッド6色を表現したカラフルなVaporが映像と音で現れ、身体の動きに反応してVaporも形を変えていく。一定のVaporが蓄積されるとコンテナ外の筒状の装置からVaporが吹き上がるインスタレーションだ。

 デザイナーズウィークの会場内では、「NO SMORKING/VAPING OK」とし、喫煙スペース以外でもPloomを吸う事が可能で、「VAPING」という新しいスタイルが定着する日も近いかもしれない。

安藤美姫が禁煙大使「ぜひ少しずつ禁煙を」

2014.06.02 Vol.618
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 フィギュアスケーターの安藤美姫が世界禁煙デーの5月31日、都内で行われた記念イベントに出席した。安藤が禁煙大使に任命されたもので、「ぜひ少しずつ禁煙してほしい」と、メッセージを送った。

 母親になったことで、受動喫煙についての意識が高くなったとし、「たばこは喫煙者以上にその周りの禁煙者に煙で害を及ぼしています。子供が煙を吸うことでぜんそくなどの病気になる可能性があると知り、母親としてショックです。喫煙する方は、大切な家族を守るために、ぜひ少しずつ禁煙をしていただきたいと思っています」と、話した。

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