“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第110回目は、稼ぐことについて、独自の梵鐘を鳴らす――。
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「ベスト傾奇ニスト」のアキラ100%がブレーク後初めての冬に不安「手がかじかむと…」
今年常識を超えた話題の人を表彰する「ベスト傾奇(かぶき)ニスト2017」の授賞式が18日、都内で行われ、アキラ100%が受賞した。お盆一枚で元気に登場すると「2月のR-1(優勝)以来、今年2冠目!」とお盆を高速で回す技「オールアラウンドザワールド」で喜びを爆発させて、盾を片手で受け取った。
受賞について、アキラ100%は「今年で裸になって3年目。自分もこれでテレビに出られると思わなかった。昔からあるネタだと思うんで……温故知新、古いものから新しいものをっていうね。そういう自分では思っていない展開になっている」とし、「この賞をもらったので、2018年ももっとカブいていきたい」と、意気込みを語った。
ピン芸人日本一を決める『R-1ぐらんぷり2017』に優勝したことで大ブレークした。この1年について聞かれると「激動の1年。10年以上売れずにバイトをしながら芸人を続けてきて、『R-1』を機に、こうなればいいなっていうのが実現した」と、しみじみ。
老若男女から支持を集めて順風満帆だが、ブレーク後初の冬シーズンに不安を感じているという。
「ブレークしてから初めての冬のシーズンを迎えるのでちょっと怖いなと思っています。いろんなところに行かせていただいているのですが、体感的には10月ぐらいから冬と思っています。11月の寒い日に屋外でやらせてもらったときは体が凍えて……手がかじかむんです。僕の場合、手がかじかむと命取りというか、ちょっとの操作ミスが命取りになるので」と、切実。「裸の先輩」こと小島よしおや、とにかく明るい安村からアドバイスをもらっているという。
今後服を着る予定はと聞かれると「できればこのままいきたい」としたものの、「だいぶ仕事の幅が狭まってしまっている。やっぱりロケにあまりいけなかったり。本当は街ブラ番組とかもいきたいんです、気持ちとしては。商店街でお母さま方とふれあいながらって、ああいう番組大好きなんで」と、本音を漏らした。
ニュースで大喜利新番組 8億円値引きの真相は「国が閉店間際」!?
動画サービス「GYAO!」のオリジナル番組『ニュース生オオギリ!!』が15日配信スタートする。インターネット上で話題の事象やニューストピックスを取り上げ、大喜利でコメントしていく番組だ。
14日、都内で行われた記者発表イベントには、オオギリ!!コメンテーターを担当する木村祐一、インパルスの板倉俊之、スリムクラブの真栄田賢、Aマッソの加納、司会を務める放送作家の倉本美津留、岡副麻希が登壇して、デモンストレーション。森友学園問題を取り上げた「8億円の値引きの真実は?」のお題では「下の名前で呼び合ってるうちに…」(木村)、「ネット通販サイトのタイムセールだった」(板倉)、「9億円相当の何かが埋まっている」(倉本)といったコメントが飛び出した。1回目「子供達が大量のベルマークを集めていた」の答えで笑いと温かい気持ちまき起こした真栄田の2回目「国が閉店間際だった」という答えには会場は静まり返った。倉本の「国が閉店ってどういう状況なんでしょうね。スリムクラブの笑いを追求していくと予知になるっていうのがあるからね」というコメントで、不穏さは増した。
イベントには、元フィギュアスケーターの村主章枝、裸にお盆のネタでピン芸人決定戦「R-1ぐらんぷり2017」を制したアキラ100%がゲストで登場。それぞれがお題になって、気の利いたコメントが飛び交った。イベント終了後の取材で村主は「なぜ自分が呼ばれたんだろうって思ったんですが、“脱ぐ”っていうテーマだったんですね。楽しかった」と、笑顔を見せた。村主は先日発表した写真集でヌードも披露している。
番組は、3月15日、22日、29日の水曜日の午後7時から8時でGYAO!で生配信。翌日からアーカイブ配信の予定。15日は木村祐一とハライチの岩井勇気、22日は笑い飯の西田幸治とスリムクラムの真栄田賢、29日はずんの飯田和樹、インパルスの板倉俊之が出演。Aマッソは全放送回に出演する。
ハリウッドザコシショウ「R-1、3年ぐらいやらないで」
ひとり芸日本一を決める「R-1ぐらんぷり」の最新版「R-1ぐらんぷり2017」の開催が決定、15日に都内で記者会見が行われ、発表された。
記者会見には2016年大会で優勝した現王者のハリウッドザコシショウが出席。ド派手に登場すると「まだ生き残ってますよ!」と一言。トロフィーを2度3度と振り上げたうえでそっと返還。「R-1、(あと)3年ぐらいやらないで…」と名残惜しそうだった。
前大会で優勝したことで仕事は倍増。大会以前は「白すぎて透明」だったスケジュールは「黒すぎて赤くなっている」という。大会では優勝した瞬間から取材や仕事が次々にまいこんで「(1日で)10年分の仕事をした」。多忙のために現在も、賞金の500万円は手付かずのままだという。
記者会見には、優勝を目指して息巻く芸人たちも出席。エハラマサヒロは「2009年に(初めて)出させてもらってから、くすぶっている。5度目の正直を見せたい」と意気込む。ヒラリー・クリントン氏のものまねで話題の人となった石井てる美は「大統領というアメリカンドリームは得られなかったけど、R-1というアメリカンドリームを手に入れたい」と宣言した。
王者のハリウッドザコシショウは「まだ仕事があるので出場しない予定」。
大会へのエントリーは12月25日まで。同27日から予選がスタートする。