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アジア | TOKYO HEADLINE
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SDGsとESGでグローバルなディスカッション「東京ベンチャーカンファレンス 」

2021.07.11 Vol.Web Original


 業界最大規模のオンラインビジネスカンファレンス「東京ベンチャーカンファレンス 」が7月8日に行われ、多くのセッションのなかのひとつ「SDGsとESG  企業が絶対に取り組まなければならない理由!」に、ガーナのスラム街に先進国が不法投棄した電子廃棄物を再利用して美術品を制作しているMAGO CREATION株式会社代表取締役で美術家の長坂真護氏、ベトナムでレストラン「Pizza 4P’s」30店舗を経営するPizza 4P’s Corporation (Vietnam)のCEO益子陽介氏、デロイトトーマツ ベンチャーサポートの取締役COOの木村将之氏、アップサイクルなどにも積極的なリサイクルショップを経営する株式会社ベクトルの代表取締役村川智博氏が出席し、モデレーターの早稲田大学研究院客員教授の一木広治氏とともに、情報交換、ディスカッションを行った。
 

 ディスカッションでは「サステナブル」がキーワードに。長坂氏、益子氏、村川氏もそれぞれの企業で「サステナブル」な活動を行っている。

 長坂氏のMAGO CREATION株式会社はサステナブルクリエイティブカンパニー。サステナブルについて教えてくれたというLAでオーガニック化粧品を販売する友人の例をあげ、「オーガニック化粧品を売って、オーガニックヘルシークラブという文化コミュニティーを作りそこでの売り上げをあげる事によって、有機農園を作っていくことがミッションだといっています。(化粧品を売ることにそれによって)自動的に農薬に汚染された土地が減っていく、これってすごいなって。文化を形成して経済を作り、環境・社会貢献をする、これ3つセットにして打ち出していくというのがサステナブルの方針。エコでもボランティアでもなく事業的に成り立つ、文化と経済と環境を同軸で動かしていくことなんです。それで僕は、アートのサーキュラーを作ったということです」

 益子氏のレストランでは、無農薬など環境に優しい生産方法で生産された食材を使ったメニューの提供のほか、フードロス対策のー例としてチーズづくりのなかでできるホエイを再利用してビールを作ったり、生産者のもとに戻して発酵させて肥料として使っているという。また、従業員の幸福度に貢献するプログラムを提供していることも紹介した。

 長坂氏がニューヨークで目の当たりにしたフードロス問題で考えた価格とのバランスについて触れると、益子氏は「経済性とのバランスは課題ですごく難しい。きちんと作ったものを使うとなるとどうしてもコストが高くなります。それを受け入れたうえで高いお金を払ってくれるお客さんがいるならいいけれど社会全体としてはそれは難しいのかなというのがあります。そのために(サステナブルな食材を)使いたくても使えない状況があります」

 ディスカッションのなかでこのセッションのもうひとつの軸である「ESG」も話題に。「ESG」は、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)からなる言葉で、この三つの観点から企業を分析して投資するESG投資が注目されている。 

 益子氏は事業をしていくなかで「投資家へのリターン、従業員へのリターン、利益として残すもののバランスも考える必要があります。そこは、投資家と株主とどれだけアラインできるかが肝。今の投資家と株主はビジョンを優先してくれたというのがあって経済指標以外にも取り組めています」

 自身が制作したアートを販売することで資金調達をしている長坂氏は、今後VC(ベンチャーキャピタル)からの調達する計画もるとしたうえで「ESGとはいっても投資なんだから経済的分かりやすいものは必要だという言い方をされる」と難しさも感じているとした。

 ただ、木村氏によれば最近の世界的な潮流として変わってきているといい、『リーン・スタートアップ』を提唱した米起業家のエリック・リース氏が呼びかけたロングターム証券取引所が米国で話題になったとし、「経済的な指標だけでなく、ESGの項目をどれだけ満たしているかをモニタリングして短期・長期で見ていこうとうのがあるんです。皆さんがまさに切り開いていっていただけるところ」と期待を寄せた。

 国内においてもサステナブルな動きは進んでいるが、海外と比べると遅れている感は否めない。独自の取り組みを進めるとともに、海外での先進した例を取り込んでいくこともまた必要だ。

 木村氏は「日本にも強みがあると感じている。日本における廃棄に対する意識はすごい。消費者レベルもそうですし、企業においても大量に作る文化がある。もったいないという言葉が単語としてある日本は、ここをサイクルとしてビジネスを回せる、築ける国民性だと思います」

 村川氏は、「アパレルは作りすぎで数年前は廃棄していましたが、最近は市場に出したり、作りすぎないようにしています。日本にはいい技術があるのに商売にならないからなくなっていくというのがたくさんある。そこを続けていくことができない、続けていけるようにという事を取り組んで行きたい」。村川氏はサステナブル社会における衣食住、芸術文化など楽しむ方法を提案する「PROJECT(Re:II)」に参画。オーガニックコットンや廃棄材を作った商品づくりや、伝統的な技術とタッグを組んだアップサイクルな取り組みも行っている。

 益子は「ベトナムに来て最初に思ったのはみんなが幸せそうだなということなんです。国連の調査でも日本の幸福度指数は高くない。日本は自分満足度が低いのが課題なのかなと思う。サステナブルは、自分以上のことを考えること。それを実行していることが自分の幸せにつなげられるか。そこをかえていくメカニズムなのかに貢献できたらと思う」とした。

 長坂氏は「サステナブルでちょうどいい間を作っていきたい」と話す。「100年生きる日本の社会と、30~40代で亡くなるので老後はないし自分の肺がどうなってもいいっていうスラムの人たちの常識にはギャップがあります。先進国の僕らの常識は彼らのなかでは必ずしも常識ではないし、先進国の僕らが正しいかといえば、僕はそうは感じていません。コロナで2年日本にいますが……どっちも正しくないんだろうなと思います。起業家として、そのちょうどいい間を、サステナブルとうい言葉で、作っていかなきゃいけないなと思っています」と、まとめた。

「東京ベンチャーカンファレンス 」では、さまざまな業界の最先端で活躍する経営者や有識者が集まり、「最新トレンド」「経営改善と経営革新」「グローカル戦略(グローバルとローカル)」の3つのテーマジャンルで最新情報や意見を交換した。

多国籍タウン・新大久保在住作家と歩くパワースポット「東京媽祖廟」とは?

2021.01.23 Vol.Web Original

 緊急事態宣言の発出で、20時をすぎると一気に閑散とする繁華街。夜も賑やかだった観光スポット「新大久保」エリアも現在はひっそりとしたものだ。ところが、大久保駅から小滝橋通りに抜ける小道の途中に、静かな街とは対照的に夜間でもひと際異彩を放つ極彩色の建物がある。気になるこの建物の正体は「東京媽祖廟(まそびょう)」。近年、人口の35%は外国人という多国籍タウンに変貌を遂げる新大久保には、それに伴ってさまざまな神様がまつられているのだとか。新大久保に在住し、国際化が進む街を綿密に取材した話題の書籍『ルポ新大久保』(辰巳出版)の著者、室橋裕和さんに明るい時間帯に案内してもらった。

「媽祖」とは、航海・漁業の守護神として、台湾および中国沿海部を中心に信仰を集める道教の女神のことだ。この「媽祖」をまつる寺院のことを「媽祖廟」といい、世界中には約2000カ所以上の「媽祖廟」があるそうで、「東南アジア各国にも建てられていますよ」と室橋さん。中国の福建省から移住した開拓民が多数存在する台湾では、航海の安全と無事に台湾に到着した感謝の証しとして各地に「媽祖廟」が建立され、「媽祖」は台湾で最も親しまれる神様と言われている。そのため「東京媽祖廟」の建立は、日本に居住する台湾華僑の人々の念願でもあったのだという。

六本木ヒルズの新グルメスポットにタイ屋台の熱気感じる絶品混ぜ麺!

2020.08.17 Vol.732

【今日も食べ過ぎ東京グルメ探偵】

 おいしいものがあると聞けば、調査に行かずにはいられない「東京グルメ探偵」。メタボを気にしつつも食べ過ぎてしまうのがたまにキズ。さて、今日のタレコミは…?

ミスドの10回振るフルーツティは今シーズンの定番に!「台湾果茶」期間限定発売

2020.05.01 Vol.Web Original

 ミスタードーナツは、5月1日、フルーツティ「台湾果茶」を期間限定で発売する。振ってから飲むのが特徴で、台湾で人気のティスタンド「HOPECHA」監修。

 飲む前に10回ほどよく振ることで、ジャスミンティとフルーツが交じり合ってよりまろやかな味になる。種類は4種で、パッションフルーツのナチュラルな果実感と独特の食感、さわやかな味わいが魅力の「パッションフルーツジャスミン」、パイナップルとマンゴー特有の甘みにレモンの酸味をほのかに効かせた「パインマンゴージャスミン」、柑橘のさわやかな味とジャスミンティがよく合う「オレンジピンクグレープフルーツジャスミン」。さらに、ブルーベリー、ストロベリー、ラズベリーの3種類のベリーが織りなす深みのある甘さと、ジャスミンティを組み合わせた「ミックスベリージャスミン」がある。

 9月上旬まで。順次販売終了予定。本体価格540円。税抜き。

原宿で本場・台湾のこだわり満点タピオカドリンクを!

2019.12.11 Vol.725

 爆発的なタピオカドリンクブームがひと段落。今、タピオカドリンクを飲むなら、ホンモノのこだわりが生きたお店を選ぶべし。タピオカドリンクの本場・台湾で生まれたスペシャルティードリンク専門店『Chatime』は、新鮮で香り高いお茶をベースに、多彩なフレーバーやトッピングを合わせて楽しむことができる人気店。

BALLISTIK BOYZ、ホーチミンで圧巻パフォーマンス

2019.12.09 Vol.Web Original

 BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEが12月5日にベトナム・ホーチミンにて開催された「Metub WebTVAsia Awards 2019」に参加、ライブパフォーマンスも披露した。

 BALLISTIK BOYZは、アワード3部門でのプレゼンターを務めたほか、特別ゲストとして「テンハネ−1000%」と「44Raiders」の2曲の華麗なパフォーマンスを披露。会場にいるアジア各国のクリエイターたちを沸かせた。

 主催のWebTVAsiaは、日本のエンターテイメントをアジアに広げてほしいという想いから、日本で活躍する若手アーティストであるBALLISTIK BOYZの出演をオファーしたという。

「WebTVAsia Awards」はアジアの9つの国と地域から著名クリエイターを招待したクリエイターによるクリエイターのための交流の場。今回は600名が招待された。

 BALLISTIK BOYZは、12月31日に開催される『LDH PERFECT YEAR 2020 COUNTDOWN LIVE 2019→2020 “RISING”』に出演し、2月には初の単独ツアー『BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2020 “BBZ”』で日本全国19公演を開催することが決定している。

インタビューシリーズ【 LDH バトン ~夢~】Vol.29 橘ケンチ (EXILE/ EXILE THE SECOND)

2018.06.10 Vol.Web Original

 EXILE、三代目J Soul Brothers、E-girlsなどが所属するLDH JAPANは、音楽やダンスだけでなく、映画やお芝居、アパレルや飲食など、さまざまなプロジェクトを通じて「Love, Dream, Happiness」のメッセージを届けます。【LDH バトン】では、LDHに所属するアーティストやタレント、アスリートたちに、Dream(夢)について聞いていきます。

 先日、EXILE THE SECONDでツアーファイナルを大成功させたばかりの橘ケンチさんのインタビューです!

GENERATIONSの中国ツアーが決定 3都市で9公演

2018.01.18 Vol.Web Original

 ダンス&ボーカルグループのGENERATIONS from EXILE TRIBEが17日、中国ツアー『GENERATIONS CHINA TOUR 2018 “MAD CYCLONE”』を開催することを発表した。3月2日の深圳(しんせん)公演を皮切りに、北京、上海と3都市全9公演で実施する。

 グループはこれまでに、2015年のパリ、ロンドン、台北、香港の4都市、2017年には台北、マカオ、ロサンゼルス、ニューヨークを巡るワールドツアーを実施。中国ツアーは初。

※数原龍友、関口メンディー、中務裕太のインタビューはこちら

 日程は、3月2~4日が深圳保利劇院、3月9~11日が北京展覧館劇場、3月16~18日が上海美琪大戯院。

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