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大﨑孔稀がKO勝ち。来年3月「RISE ELDORADO 2026」での世界王者・志朗への挑戦が内定【RISE193】

2025.11.10 Vol.Web Original

 RISEバンタム級王者の大﨑孔稀(OISHI GYM)が11月9日、RISE世界王者・志朗への挑戦を決定的にした。

 大﨑はこの日、「RISE193」(東京・後楽園ホール)のメインイベントでウィッティコーン・ソンナムタンキリ(タイ/ソンナムタンキリ)と対戦。ムエタイ戦士特有の距離感にてこずるシーンもあったが、圧倒的なパワーとスピードで3RでKO勝ちを収めた。

 かねてから志朗への挑戦をアピールしていた大﨑は8月の後楽園大会ではISKAフリースタイル世界フェザー級王者のジラリー・キャルービーと対戦し、内容では圧倒したものの仕留めきれず、試合後のマイクでの志朗への挑戦は封印。今回はきっちりとKO勝ちを収め、ABEMAの放送席で解説を務めた志朗にリング上から挑戦をアピールすると志朗も快諾。大会後の総括ではRISEの伊藤隆代表も事実上のゴーサインを出し、来年3月28日に行われるビッグマッチ「RISE ELDORADO 2026」でのタイトル戦が内定した。

大﨑孔稀が世界王者・志朗への挑戦実現へ狙うは「KO一択。“ぬるっとしたKO”ではなく」【RISE193】

2025.11.08 Vol.Web Original

「RISE193」(11月9日、東京・後楽園ホール)の前日計量が11月8日、都内で開催され全選手が規定体重をクリアした。

 メインイベントの-55.5kg契約のSuperFight!で対戦するRISEバンタム級王者の大﨑孔稀(OISHI GYM)は55.45kg、ウィッティコーン・ソンナムタンキリ(タイ/ソンナムタンキリ)は55.20kgだった。

 大﨑は2023年12月に約6年という長期政権を築いていた鈴木真彦を破り王座獲得。以降も連勝を続け、2022年12月の植山征紀戦からの連勝を「9」に伸ばしている(1分けを挟む)。その間には大森隆之介を相手の防衛戦、前フェザー級王者の門口佳佑からのKO勝ち、タイ、中国、フランスの選手との国際戦も含まれ、盤石の強さを見せている。

 現在、大﨑が見据えるのは同級のRISE世界王者・志朗への挑戦。8月の後楽園大会ではISKAフリースタイル世界フェザー級王者のジラリー・キャルービーと対戦し、内容では圧倒したものの仕留めきれず、試合後のマイクでの志朗への挑戦は封印。今回はきっちりとKO勝ちを収めたうえで、改めて挑戦をアピールしたいところ。

 対するウィッティコーンはプロ戦績80戦60勝(10KO)17敗3分の26歳。ムエタイのテクニシャンで、前戦のキャルービー同様177cmの長身ファイター。

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