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ウェルター級 | TOKYO HEADLINE - Part 2
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久保優太がK-1初代ウェルター級王座獲得【9・18 K-1】

2017.09.19 Vol.Web Original

ゴング前、木村は久保に一礼
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN〜初代ウェルター級王座決定トーナメント〜」(9月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で行われた「初代ウェルター級王座決定トーナメント」で久保優太が優勝。初めてK-1のベルトを巻いた。

 久保は1回戦でかつて同じジムで練習をともにし、兄弟のような付き合いをしていた木村“フィリップ”ミノルと対戦。このトーナメントで最大の注目カードは、前日の会見で木村が久保に対して惜別とも取れるコメントを発したことから、より注目度がアップしたなかでの対戦となった。

 試合前のレフェリーによるルールチェック時、木村は久保とグローブを合わせると一礼。2人は初めてコーナーを分かち、試合が始まった。

 久保の左ミドル、木村のフックと互いの得意技が交錯する。1R終盤、久保のミドルをキャッチした木村が右フック。久保の動きが一瞬止まる。しかしすぐに左ミドルで形勢を立て直す久保。2Rに入ると久保の左ミドルがさえわたる。木村が距離を詰めパンチを放つと巧みに体を寄せ連打は許さない。

9・18 K-1 初代ウェルター級王座決定トーナメント1回戦で久保vs木村

2017.06.11 Vol.691

 K-1実行委員会が6月11日、都内で会見を開き「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~」(9月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で開催される「初代ウェルター級王座決定トーナメント」の参戦選手と組み合わせを発表した。

 1回戦は①渡部太基vsモハン・ドラゴン、②山際和希vsメルシック・バダザリアン、③塚越仁志vsハン・ウェンバオ、④久保優太vs木村“フィリップ”ミノル。準決勝は①と②の勝者、③と④の勝者で行われる。リザーブファイトは後日発表される。

 激闘系のファイターが揃い、また過去に対戦経験もある選手同士の因縁もあることから冒頭、宮田充K-1プロデューサーが「大激戦、大爆発間違いなしのメンバー」と評するのもうなずけるところ。

 中でも注目は久保vs木村。2人はかつて同じジムに所属し、久保が6歳年上なことから木村が兄のように慕っていた時期もあるほど。もちろんスパーリングでグローブを交えるなど互いに切磋琢磨した間柄。

 会見では木村が「僕は17歳の時に久保選手の背中を追いかけて、あこがれの気持ちを持って東京に来た。そこで誰よりも親切に戦いというものとリングに上がったらどんな奴とでも殺し合わなければいけないということを教えてくれたのが久保選手。だから9月18日にその教えを僕が思いっきり、彼にそのまま見せてあげようと思っています。僕が誰よりも楽しみだと思っている。若いころから追いかけた選手が隣にいて試合ができるというのはすごい喜び。それをファンのみんなにも分かってもらいたい。僕は心から幸せです。ぶっ殺します」と試合に向けた決意を語る。

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