究極の3次元モータースポーツ、レッドブル・エアレースが再び日本上陸だ。昨年の大会では日本人パイロット室屋義秀が優勝。室屋は母国の2連覇を目指す。
「レッドブル・エアレース千葉2017」は、世界トップクラスのパイロットたちが幕張海上のコースで、技とスピードで競うもの。最高時速370km、最大重力加速度10Gの環境下で、操縦技術の正確さ、知力、体力、そして精神力の限りを尽くす。レースは、FAI(国際航空連盟)が公認している。
シーズンは、6月の千葉大会を含み世界を舞台に全8戦で行われる。パイロットは各大会で順位に応じてポイントを集め、最終的にはその累計ポイントでシーズンを通じたワールドチャンピオンが決まる。千葉でのレースは、アメリカのサンディエゴ大会に続く、シーズン第3戦目となる。
アブダビで行われた開幕戦では2015年シーズンを好成績で終えるも、昨シーズンは数々のペナルティーを経験して悔しさを味わったマルティン・ソンカがキャリア初優勝を収め、スタートダッシュを決めた。開幕戦ではスペイン人パイロットのフアン・ベラルデが2位、昨シーズンのワールドチャンピオン、マティアス・ドルダラーも4位につけている。千葉のコースは海上にあるため、指標になるものが少なかったり、光が海面に反射してレーシングラインが正確に取りにくくなったりと、チャレンジングなコースだという。
シーズンも序盤で、順位の入れ替わりも激しそう。白熱、大興奮のレースのチケットはローチケで。