SearchSearch

ウィレム・デフォーが17年ぶりの来日決定! ゴッホ役でヴェネチア国際映画祭を受賞

2019.08.30 Vol.Web Original

 天才画家フィンセント・ファン・ゴッホの生涯を描いた映画『永遠の門 ゴッホの見た未来』で主人公ゴッホを演じ、アカデミー賞主演男優賞にノミネート、第75回ヴェネチア国際映画祭で男優賞を受賞したウィレム・デフォーが、同作のメガホンをとったジュリアン・シュナーベル監督とともに9月下旬に来日することが決定した。デフォーは、2002年に『スパイダーマン』のプロモーション以来となる、17年ぶり5度目の来日。

 同作は『潜水服は蝶の夢を見る』で高い評価を得たシュナーベル監督の最新作。不器用なまでに芸術と向き合った孤高の画家が、自らの人生を通して何を見つめていたのかを、圧倒的映像美とともにつづる感動作。

 デフォーとシュナーベル監督は、9月下旬に行われるジャパンプレミアに参加予定とのこと。

『永遠の門 ゴッホの見た未来』は11月8日より全国順次公開(ギャガ、松竹配給)。

『トールキン 旅のはじまり』主演ニコラス・ホルトが語る伝説的作家の意外な事実

2019.08.26 Vol.721

『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』といえば世界の誰もが知るファンタジー大作。しかしその原作者J・R・R・トールキンが、12歳で孤児となったこと、陸軍軍人として第一次世界大戦に出征したことを知る人は少ないのでは。そんなトールキンの実像に迫りながら、名作誕生の背景を語る感動作『トールキン 旅のはじまり』が公開となる。若きトールキンを演じたのは『アバウト・ア・ボーイ』でブレイクしたニコラス・ホルト。ニコラス自身もトールキン自身については「全然知りませんでした(笑)」と明かす。

「〈指輪物語〉は読んでいたし、映画も見ています。『アバウト・ア・ボーイ』を撮っているときに監督のワイツ兄弟から〈ホビットの冒険〉をもらったこともありました。でも、トールキンのことはあまり知りませんでしたね。実を言うと、トールキンの名前の読みさえ間違えていました。“トールキン”と発音していたんですけど、ジユディ・デンチがナレーションをつとめたドキュメンタリー番組を見て“トールキーン”が正しい発音だと知ったんです」

 ニコラスの心の支えとなる女性エディスを演じたのは人気女優リリー・コリンズ。

「彼女は1930年代のヴィンテージ映画のスターのようで、見ているだけでうっとりします。自分が好きな、しかも素敵な女優さんと恋愛映画で共演できるとなれば仕事にも力が入りましたね(笑)」

 トールキンの半生をたどったニコラス。

「時間をかけてトールキンを理解できたことは素晴らしかったです。特に感動したのは彼がごく幼いころから友達や恋人との関係を大事にしていたこと。トールキンは言葉が好きで人が好きな人だった。これが発火点となり驚異の芸術的傑作を生み出していったのです」

【明日何を観る?】『アルキメデスの大戦』『ペット2』

2019.07.25 Vol.720

『アルキメデスの大戦』

1933年。海軍省は、世界最大の戦艦を建造する計画を秘密裏に進めていた。しかし「今後の海戦は航空機が主流」と考える海軍少将・山本五十六は天才数学者・櫂直とともに巨大戦艦の建造を阻止しようと、困難の中、戦艦の秘密に迫っていく…。

監督:山崎貴 出演:菅田将暉、柄本佑、浜辺美波、笑福亭鶴瓶、國村隼、橋爪功、田中泯、舘ひろし他/東宝配給/7月26日(金)より全国東宝系にて公開 http://archimedes-movie.jp/

【明日何を観る?】『五億円のじんせい』

2019.07.19 Vol.720

『五億円のじんせい』

 幼いころに善意の募金の5億円により心臓手術に成功し、命を救われた17歳の少年・高月望来。健康に成長した望来だったが5億円にふさわしい自分であろうと窮屈な青春を送っていた。ある日、とあることからSNSで自殺を宣言してしまい…。

監督:文晟豪 出演:望月歩、山田杏奈他/1時間12分/NEW CINEMA PROJECT配給/7月20日よりユーロスペース他にて公開  https://gyao.yahoo.co.jp/special/5oku/

“月面ナチス”がローマ法王やスティーブ・ジョブズを連れてやってくる!?

2019.07.09 Vol.720

「前作のときは、めっちゃ怒ってた人もいたよ(笑)」と笑うのは映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』のティモ・ヴオレンソラ監督。その前作というのが月の裏側にナチスが秘密基地を建設し、人類を侵略するという内容の映画『アイアン・スカイ』。

「公開前にはあらすじを聞いて怒っている人がけっこういたんだけど、公開されたらヨーロッパでも日本でも好意的な声がほとんどだった。そもそもこの映画はナチス礼賛ではないし、巧妙に形を変えて存在し続ける極粋主義に対する警鐘でもある、と分かってもらえた。まあ、アメリカをけっこう皮肉って描いていたからアメリカの極右からはけっこう叩かれたけどね(笑)」

【明日何を観る?】『X-MEN:ダーク・フェニックス』『きみと、波にのれたら』

2019.06.20 Vol.719

『X-MEN:ダーク・フェニックス』

 特殊能力を持つミュータントたちで結成されたX-MENは人類と共存し平和を守っていた。そんなある日、最強メンバーのジーン・グレイはとある事故で謎の熱放射を浴び心の闇に潜んでいたもう一つの人格“ダーク・フェニックス”を覚醒させてしまう。

監督:サイモン・キンバーグ 出演:ソフィー・ターナー他/1時間54分/20世紀フォックス映画配給/6月21日(金)より全国公開 http://www.foxmovies-jp.com/darkphoenix/

【明日何を観る?】『メン・イン・ブラック インターナショナル』

2019.06.13 Vol.719

 地球に生息するエイリアンたちを監視し取り締まる最高機密機関〈メン・イン・ブラック(MIB)〉のNY本部に所属するエリート新人エージェントMはロンドン支部でエージェントHと組みMIB内部に潜伏するというスパイを摘発するミッションにあたるが…。

監督:F・ゲイリー・グレイ 出演:クリス・ヘムズワース他/1時間55分/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント配給/6月14日(金)より全国公開  http://www.meninblack.jp/

【明日何を観る?】『パドマーワト 女神の誕生』『町田くんの世界』

2019.06.09 Vol.719

『パドマーワト 女神の誕生』

 13世紀末。シンガル王国の王女パドマーワティは西インドの小国メーワール王国の王ラタン・シンと恋に落ち、妃となる。ところが叔父を暗殺した若き武将アラーウッディーンが野心を燃やし、パドマーワティを得るべく王国を狙う。

監督:サンジャイ・リーラ・バンサーリー 出演:ディーピカー・パードゥコーン他/2時間44分/SPACEBOX配給/新宿ピカデリー他にて公開中 http://padmaavat.jp/

【明日何を観る?】『海獣の子供』『スノー・ロワイヤル』

2019.06.08 Vol.719

『スノー・ロワイヤル』

 雪の町キーホーで模範市民賞を受賞するほどの真面目な除雪作業員ネルズ・コックスマン。ところがある日、一人息子が地元の麻薬組織に殺されてしまう。マフィアの存在に気付いたネルズは除雪作業で身に付けた土地勘と体力と犯罪小説で続んだ知識で一人また一人と敵を追い詰めていく。

監督:ハンス・ペテル モランド 出演:リーアム・ニーソン他/1時間59分/KADOKAWA配給/全国公開中 https://snowroyale.jp/

あの名作アニメーションが想像を超えるスケールで実写化『アラジン』

2019.06.07 Vol.719

 珠玉の名曲「ホール・ニュー・ワールド」とともに今なお愛され続ける名作が空前のスケールで実写映画化。『美女と野獣』のディズニーが贈る、胸躍る冒険と真実の愛を描いた究極のエンターテインメントが誕生!

 主人公は、まるで“ダイヤモンドの原石”のように、貧しくも清らかな心を持つ青年アラジン、王宮外の自由に憧れる美しい王女ジャスミン。ランプに封じられた陽気でハッピーな宇宙最強の魔人ジーニー、彼らの“願い”を叶えるための壮大な冒険が幕を開ける!

「ホール・ニュー・ワールド」や「フレンド・ライク・ミー」といったおなじみの名曲も装いを新たに登場。アニメーション版『アラジン』でも描かれた世界観を最大限に表現しつつ、本作に加わった実写ならではの映像表現や新たな解釈も大きな見どころとなっている。

 監督は『シャーロック・ホームズ』シリーズなど、音楽とスピーディーなアクション・ドラマの融合を真骨頂とするガイ・リッチー。主人公のアラジン役にはドラマ「トム・クラン シー/CIA 分析官 ジャック・ライアン」の新鋭メナ・マスードが大抜擢。ジャスミン役には『パワーレンジャー』でピンク・レンジャーを演じ、新生“チャーリーズ・エンジェル”の1人に選ばれたナオミ・スコット。そしてトップ俳優ウィル・スミスが変幻自在の超絶パフォーマンスで“ランプの魔人”ジーニーを熱演。

STORY:人生を変えたいと願う貧しい青年アラジン、自由を求める王女ジャスミン、そして“3つの願い”を叶えることができる“ランプの魔人”ジーニー。この運命の出会いによって、彼らは“本当の願い”を叶えることができるのか? 胸躍る冒険と真実の愛を描いた究極のエンターテインメント。

監督:ガイ・リッチー 出演:メナ・マスード、ナオミ・スコット、ウィル・スミス他/2時間8分/ウォルト・ディズニー・ジャパン配給/全国公開中  Disney.jp/Aladdin

血飛沫無し!?「多十郎殉愛記」に見る「現代の時代劇」【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2019.05.01 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 今日から「令和」ですね。

 皆さんは昨日から今日にかけていろいろイベントとか、みんなで集まってなんかやったりしていたんでしょうか?

 僕は「平成の仕事は平成のうちに」ということで、しっかりお仕事していました。

 今日からは令和初の仕事に向けて頑張ります…とちょっと世間に合わせてみました。

 さて、今週は鑑賞記をやります。

 あ、令和になってもお悩みは募集中ですよ!

Copyrighted Image