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「水と油」? よしもと芸人が漫才やネタで法務省とタッグ

2017.07.12 Vol.694

 法務省と吉本興業がタッグを組んだ「よしもと芸人と一緒に学ぶ動画」8作品が公開されることになり、12日、都内で、お披露目会見が行われた。出席した西川きよしは「法務省と吉本興業、水と油のような感じがいたしますが、日々の生活のなかではみんな玄関を一歩出たら法律に縛られています。勉強をしなければならないことがたくさんある」と取り組みの大切さを語った。

 発表された動画は、裁判員制度や人権啓発活動、出入国管理といった法務省の仕事を、よしもと芸人が動画に出演して、漫才やネタ、インタビューといった形で分かりやすく紹介するもの。

 漫才で裁判員制度を紹介した銀シャリの橋本直は「漫才しながら勉強になりました」。さらに撮影を振り返り「ジャズで、スイングした感じ。(いつもやっている)漫才にも使えると思いました。(裁判員制度で)漫才してもアドリブを入れられたりして、漫才ズハイになれた。楽しかった」と話した。選ばれたらどうすると聞かれた鰻和弘は「出ます! 使命として受け止めないといけない」ときっぱり。漫才では選ばれた人がその後どうなるのかといった内容も触れられているという。

 COWCOWは出入国管理における高度人材ポイント制を「あたりまえ体操」で分かりやすく説明。多田は「今までで一番難しいテーマ。あらびき団でやっていたときはこんなことになるとは思わなかった」としたうえで、「(あたりまえ体操は)なんでもできる、いいパッケージ」と自画自賛。善しも「クイズ形式でも楽しめる」と胸を張った。

 この日は、金田勝年法務大臣も登壇。「法務省って聞くと固いように見えますけど、みなさんの生活にものすごく近い。それを短い時間でうまくまとめていただいた。非常にありがたい」と絶賛していた。

 地域創生、町おこし、今回の法務省との取り組みなど、よしもと芸人の活動範囲はどんどん広がっている。

 木村祐一は「会社(吉本興業)が目指すところは世界平和。僕らはソフトですから、Laugh&Peaceでやっていければ」と話した。

世界のディズニーリゾートから夢と魔法をもらった  ガレッジセール・ゴリ

2014.06.07 Vol.619

 世界のディズニーリゾートを体感できる番組『世界のディズニーリゾートへGO!』(ディズニー・チャンネル)が14日スタートする。お笑いコンビ、ガレッジセールのゴリがMCを務め、自ら世界各地のディズニーリゾートを回りリポートする。

「アナハイム(カルフォルニア)でのロケ、楽しかったです。4日間の撮影の間、朝から晩までずっとディズニーの世界。噴水をスクリーンにして映像を映し出す『ワールド・オブ・カラー』というショーやアトラクションもすごかったですけど、歩いているだけでも楽しくて。雰囲気が良くてね、すれ違う人みんなニコニコしているんです。街で会ったら絶対避けるだろうなっていうムキムキの男の人たちもミッキーの耳をつけてニコニコ歩いてる。お客さんを紹介するだけで、番組が作れちゃいますよ」
 番組では、それぞれのディズニーリゾートの特徴や見どころ、歴史、名物スタッフなども紹介。「夢と魔法の国から夢と魔法をもらった感じ」だという。

「いつも人を笑わせたいとかボケようって気持ちになるんですけど、この番組では、そういう気持ちにならなかったんです。あらゆることが自分の予想を超えていて、ただ受け入れるしかなかった。喜んだり叫んだり、おいしいものを味わって、ただそれだけなんです。見ている人が、僕を自分だと思ってみてくれたら、楽しんでくれたらって思っています」

 ロケの思い出に浸るゴリだったが、放送を前に心配しているのが家族からの反応だそう。「この仕事の内容を聞いた子供にずるいって言われたんで、ロケ先から疲れた声で“今日も大変だったよ”って電話してたんですけど、それがウソだったことがバレるわけですよね……だって、すごく楽しんじゃってますもん!」

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