お笑いコンビのすゑひろがりずが書籍『すゑひろがりずの をかしな和風会話』(ヨシモトブックス)の発売を記念し、17日、オンライントークイベントを行った。
現代社会を想定した50の和風会話術を伝授する本。飲み会で「召せ召せ」、マラソン大会で「ともに行く末まで参らむ(一緒にゴールまで走ろう)」というような学校や職場、プライベート、LINEなどシチュエーション別によくあるやり取りや使われる言葉を和風会話とイラストで分かりやすく伝える。「かなり魂はこもっています」と、南條庄助。
司会のキクチウソツカナイにどんな本かと聞かれ、三島達矢は「参考書です。(書店の)どこに置かれるのか気になります。芸人のコーナーなのか辞書のコーナーなのか、赤本の横か」
実際に受験にも出てくるような重要単語から選んで取り上げているという。本書に取り組んだことで衝撃の発見あったそうで、南條は「漫才とかコントの台本のセリフに古典の単語を使ってなかったことが発覚した。風でやってただけで、一切使ってなかった」と明かした。
南條は「古典なんて僕は学生時代あんま好きじゃなかったですけど、それを楽しみながらできるような入口になれば」とし、「勉強じゃなくても絵を見ていても楽しい。お笑い要素も入っているので」と、アピールした。
オンラインイベントの模様は、YouTubeのシブツタchannel23日までアーカイブされている。