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キリンカップ | TOKYO HEADLINE
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サッカー日本代表「キリンカップサッカー2016」で1勝1敗 W杯最終予選に向け守備にやや不安!?

2016.06.12 Vol.668

 サッカーの「キリンカップサッカー2016」が6月3日と7日に行われた。今大会はトーナメント方式で行われ、日本は3日に愛知・豊田スタジアムでブルガリアと対戦。前半4分に岡崎のゴールで先制すると前半だけで立て続けに4ゴールを決め7−2で大勝した。

 本田が欠場したことで、トップ下を争う香川と清武が約2年半ぶりに同時に先発出場。香川の2点目のゴールの場面など随所に好連携を見せ、新たなオプションとしてめどを立てた。途中出場の浅野はPKを得るとハリルホジッチ監督が「宇佐美」と指名するも譲らず、自ら蹴り代表初ゴールを決めた。

 またGKの川島が2015年6月に行われたW杯アジア二次予選シンガポール戦以来およそ1年ぶりに出場。6点を取った後にDF陣の集中が切れた場面もあり2失点したものの、89分にはPKをセーブするなど、復調をうかがわせた。

 7日には大阪・市立吹田スタジアムでボスニア・ヘルツェゴビナと決勝で対戦。1−2で敗れて優勝を逃した。
 ブルガリア戦で負傷し途中退場した香川が欠場。本田も引き続き出場せず、エース2人を欠くこととなった日本。

 前半28分に宇佐美のクロスを清武が体勢を崩しながらも左足で先制ゴールを決めるが、直後にジュリッチに決められ追いつかれてしまう。後半21分には相手選手の交代後に集中力を切らせてしまい、再びジュリッチに決められ逆転されてしまった。その後も、攻守にわたり相手の“高さ”とフィジカルの差を最後まで克服できず1−2で敗れた。

 攻撃面では多くの得点機を作り、新たなオプションの可能性も感じさせたが、2試合で4失点と守備に課題を残した。
 日本はワールドカップ(W杯)最終予選で9月1日にホームでUAEと対戦する。

5年ぶり復活の「KIRIN CUP SOCCER」日本は初戦でブルガリアと対戦

2016.04.13 Vol.664

 日本サッカー協会が13日、都内で会見を開き、5年ぶりに開催される「KIRIN CUP SOCCER 2016」(6月3日、愛知・豊田スタジアム/6月7日、大阪・市立吹田サッカースタジアム)の開催概要を発表した。
 今回はトーナメント方式で行われ、3日に準決勝のボスニア・ヘルツェゴビナ代表vsデンマーク代表、日本代表vsブルガリア代表が行われ、7日に3位決定戦と決勝。日本はデンマーク代表とボスニア・テルツェゴビナ代表のどちらかと対戦。残る2チームが対戦する。
 会見には田島幸三会長、技術委員(強化)の霜田正浩氏、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が登壇。

 冒頭、田島会長が「KIRIN CUPの歴史をひもとくと1978年にその1回目となるジャパンカップがスタート。私事ですが、1980年のジャパンカップには私自身も選手として出場しています。私たちの時代は世界のチームと戦う機会が本当に少ない時期。そんなときこの大会は代表の強化に欠かせない大会でした」とその歴史を振り返った。

 続いて霜田委員が「最終予選の前になるべく強い相手と戦いたいという監督の希望があり、今回このKIRIN CUPが復活し、ヨーロッパの強豪国を呼ぶことができた。ここで日本代表が採取予選に向けてどれくらいの戦いができるのかというチャレンジの大会になると思う」と今回の大会の意義を説明した。

 ハリルホジッチ監督は「重要な大会。最終予選のいい準備になる。この3チームはもしかしたらロシアで対戦することになるかもしれない、私たちよりも強くて経験がある。しかし私は2試合勝つことにトライする」と話し、この3チームについて「ボスニアは私の母国で現在FIFAランク20位の強豪。何人かの選手はかなりハイレベル。デンマークはパワーのあるチーム。7~8人が190センチ以上の選手。空中戦はかなり強い。何人かの選手はヨーロッパのビッグクラブでプレーしている。ブルガリアはここ5試合、日本に対して4勝1分け。1週間ほど前、世界で5~6位に入る強豪のポルトガルに1-0で勝利している。難しい時期もあったが今は若手が台頭し野心のあるチームに生まれ変わっている」と話した。

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