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クルーザー | TOKYO HEADLINE
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WRESTLE-1クルーザー王者の大和が王座返上 王者決定T開催

2016.03.08 Vol.661

 プロレスリング「WRESTLE-1」のクルーザーディヴィジョン王者・大和ヒロシが6日に行われた宮城大会で首を負傷し緊急入院した。
 検査の結果、椎間板ヘルニアによる頚椎損傷の可能性があり、完治まで数カ月かかる見込みという診断が下された。

 この結果を受け、大和は同王座を返上。第4代王者決定トーナメントを開催することになった。
 トーナメントには田中稔、アンディ・ウー、吉岡世起、鈴木鼓太郎の4選手が参加。3月11日の長野・伊那市民体育館大会で1回戦第1試合「田中稔vs吉岡世起」、1回戦第2試合「鈴木鼓太郎vsアンディ・ウー」を行い、勝者が3月13日の東京・後楽園ホール大会で第4代WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ王者決定戦を行う。

負けてもなおエロスをまき散らすカズ選手。旅立つ児玉選手へ思いを馳せるの巻〈不定期プロレス女子企画〉

2015.05.07 Vol.641

 5月5日。『WRESTLE-1 TOUR 2015 TRIUMPH』にやってきました。開演前に会場に着くと、なんと完売御礼ではありませんかッ! 感無量。また、「こどもの日」イベントで、ちびっこ達がリングにあがってご満悦だったりリングアナを体験していたりと、たいへん微笑ましい光景を拝見することができました。
 衝撃的な話が多かった本日。まず、クルーザー級のトーナメントで惜しくも初戦敗退したものの、カズ選手を相手に超・熱戦を繰り広げて感動を誘った児玉裕輔選手が、この大会をもって無期限海外武者修行へ。[チーム中玉]ワクワク見てたのに、これからだと思ってたのに(泣)。無期限って永遠のようでもあり一瞬にも聞こえる言葉ですが、「漢」になって帰ってくる日を楽しみに、応援し続けます!
 さて、そんな児玉選手(&中之上靖文&KAI)の眼前に立ちはだかるのは、何と、TAJIRI&グレート・ムタ&ザ・グレート・カブキという“毒霧三重奏”! 子どもの日だからって我が子ムタのためにパパが登場するなんてSUGEEEE! 孫くらいに見える児玉クンはブーイングを浴びながらも果敢にカブキに攻め込んでおりましたが、ダイブした瞬間に3者からのトリプルミストを喰らい、そのままカブキの餌食となり撃沈。
 ……旅立つ若者への花向けとして素敵すぎです。
 そして!注目しておりましたクルーザーディビジョン初代王者決定戦。準決勝で田中稔選手がパンテーラ選手を、カズ・ハヤシ選手が大和選手を退け、大人な決勝となりました。稔選手の首を攻撃しまくるカズ選手、逆に足を狙う稔選手と、双方が容赦のない、一進一退の闘いに、客席のボルテージも最高潮。振り返ればトーナメントでのカズ選手の試合はどれも本当に釘づけでした。1、2戦目とも辛勝だったというか、先日の児玉選手や、本日の大和選手が、折れることなく全力ぶつけてくる雄姿と、それを凌ぐカズ選手に魅せられまくったわけですが、その上で決勝に至ってのこのせめぎあいたるや……。これでキマるかと最初に思ったのはいつだったか、と、気が遠くなるほど繰り返される、カウント2返してからの展開、熱気と緊張が混ざって超エキサイトでした!
 この激闘を制したのが稔選手のカッキーカッターと言うのがまたドラマティック。稔選手はこれをもって四冠王という恐るべき四十路(に見えないところも、すごい)。入場時のペットボトルの中身は実は養命酒かな。
 今回敗れてしまいましたが、カズ選手がこのベルトを獲るところもぜひ観たいのです! あらたな熱戦に、超期待しています。ただ数時間に2試合観た感想は、カズ選手の脊柱起立筋あたりから立ちのぼるフェロモンに酔ってしまうということです。くらくらします。あの色気は経験で身につくものなのでしょうか。W-1では毎回若い選手たちにキュンキュンしていますが、その一方でこういう日は、オンナに戻れた気がします。

WRESTLE-1 グレート・カブキがムタ、TAJIRIを従え大立ち回り!!

2015.05.07 Vol.641

 プロレスリング「WRESTLE-1」の「WRESTLE-1 TOUR 2015 TRIUMPH」が5日 、東京・後楽園ホールで開催された。
 メーンでは前回の後楽園大会で第4代王者となったZERO1の鈴木秀樹が浜亮太を挑戦者に迎え初防衛戦を行い、9分26秒、片エビ固めで勝利を収めた。
 これまでの鈴木の言動に「あんな品格のないチャンピオンを見たのは初めて」と挑戦の名乗りを上げた浜。その浜を挑発するように入場時にベルトを無造作にリングに投げ入れる鈴木。この行為に会場は大ブーイングだ。
 会場の声援を背にゴングからラッシュをかける浜。ぶちかまし、踏みつけ、エルボードロップとその体を武器とした肉弾殺法で鈴木を攻め続ける。カウンターのドロップキックからパウンド、腕十字で反撃する鈴木は得意のダブルアームスークレップスを試みるが、グリップできずにネックブリーカードロップに切り替える。再度ダブルアームスークレップスを狙うが、蘇生した浜はボディーアタック、コーナー下に座り込んだ鈴木にヒップアタック、そしてまさかの投げっぱなしジャーマンまで繰り出し鈴木を追い込む。
 しかし一連の攻撃を耐え抜いた鈴木は浜がフィニッシュに狙ったブレーンバスターを空中で切り返すと、スリーパーホールド。一度はそのまま後ろに倒れ込み脱出した浜だったが、鈴木は延髄斬りから再びスリーパー。落ちかかった浜をフォール。浜が2カウントで返したところにマウントからの強烈なエルボーを叩き込み、3カウントを奪った。
 試合後は、前回大会で鈴木に敗れベルト流出させてしまったKAI、タッグ王者の近藤、なぜか征矢学、そして初代王者の河野真幸がリングに上がり、挑戦をアピール。その様子を冷ややかに眺めていた鈴木は「挑戦者決定戦をやれ」と言い残しリングを去った。果たして次の挑戦者は誰になるのか…。
 セミファイナルでは「WRESTLE-1クルーザーディビジョン初代王者決定トーナメント決勝戦」が行われ、この日の準決勝でエル・イホ・デル・パンテーラを破った田中稔と、大和ヒロシを破ったカズ・ハヤシが対戦。田中が23分53秒、トルネードカッキーカッターからの片エビ固めで勝利を収め初代王者に輝いた。
 序盤、田中はカズの足を、カズは田中の首を狙い一進一退の攻防が続く。しかし徐々にカズが試合を支配し始め、田中には我慢の時間が続いた。カウント2.9でしのぎ続けるなか、会場は大稔コールに包まれる。カズのパワープラントを返した田中は大声援を背に反撃を開始。トップロープからのハーフハッチ、ダイビングフットスタンプ、そしてトルネードカッキーカッターと畳み掛け3カウントを奪った。
 試合後、4本のベルトを誇示する田中にTAJIRIが現れ、たった今取ったばかりのクルーザー級のベルトへの挑戦を表明。しかし田中は「体重制限がある」とやんわり拒否。しかし「(ドイツの)EWPのインターコンチネンタル王座のベルトなら。ラウンド制で」と逆提案した。TAJIRIも承諾。今後はベルトをめぐる2人の攻防が見られそうだ。

WRESTLE-1 チーム246がタッグ王座V5 KAIはZERO1田中に初勝利

2015.02.16 Vol.636

 プロレスリングWRESTLE-1の「WRESTLE-1 TOUR 2015 WEST SIDE STORY」が13日、東京・後楽園ホールで開催され、メーンで行われた「WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ」で王者組のチーム246、カズ・ハヤシ、近藤修司組に田中 稔、吉岡世起組が挑戦。20分24秒、パワープラントからの片エビ固めでカズが田中を破り、5度目の防衛に成功した。
 今回のタイトルマッチは勝敗はもちろん、田中の“覚醒”がひとつのテーマとなっていた。吉岡とのタッグ「Too Sharp」を本格始動して以降、田中は吉岡の“後見役”的な立場となっていた。確かにWRESTLE-1の未来を考えるとそれはそれで必要なことなのだが、王者組からするとそれは物足りない姿に映り、シリーズを通じて田中を挑発してきた。
 試合はタイトルマッチにふさわしいハイレベルの攻防が繰り広げられた。田中も先発を買って出て、カズと細かいレスリングの攻防を展開、終盤には得意の関節技でギブアップ寸前まで追い込んだが、最後はカズのパワープラントの前に沈んだ。
 試合後のリングでカズが「俺たちととんでもない差がついちゃったぞ。これからWRESTLE-1にクルーザーという世界を作りたい。あなたはその輪の中に入れるのか?」と挑発するも田中はマイクを放棄しリングを降りた。カズは会見で「ジュニアじゃない。ほかのベルトより、上でも下でもないクルーザーディヴィジョンを作らないといけない時期」とクルーザー級の新ベルトの設立を訴えた。そして「田中稔がそこに入ってくるかどうかは知らない。でも俺は新日本を辞めて、何もかも捨てて、人生をかけて全日本にやってきた、あのときの田中稔を知っているから」と改めて田中に言及した。
 一方「もう一回カズ・ハヤシとやらせてほしい。どこでもいい。シングルで」と雪辱を誓った田中だったが、14日には22日の大阪府立体育館第二競技場大会でのカズ・ハヤシvs田中稔戦が発表された。

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