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サッカー天皇杯 | TOKYO HEADLINE
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サッカー天皇杯やB.LEAGUEでも。広がるスポーツ界のSDGs

2021.01.13 Vol.Web original

 2030年までのキーワードとして注目を集める、持続可能な開発目標「SDGs」。いま、スポーツ界でも積極的な取り組みが広がっている。

 日本サッカー協会(JFA)は、元旦に国立競技場で行われた「天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会」決勝戦で、主催大会として初となるSDGs推進活動を実施。エコ製品の推進や省エネを意識した大会運営、人混みや大音量への対応に悩みを抱える発達障害の子供たちを対象にした「センサリールーム」の設置など、社会や環境に配慮した取り組みをスタートさせた。

新国立こけら落としの天皇杯、ヴィッセル神戸がクラブ初タイトル

2020.01.01 Vol.Web original

「第99回サッカー天皇杯」の決勝が1月1日、国立競技場で行われ、ヴィッセル神戸が2−0で鹿島アントラーズを破り、クラブ初優勝を飾った。

 東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムで行われる初めてのスポーツ大会となったサッカー天皇杯には、約6万人の観客が集まった。決勝のカードは、初優勝を狙うスター軍団・ヴィッセル神戸と、3年ぶりの優勝を狙う常勝軍団・鹿島アントラーズ。

 前半、立ち上がりは鹿島がボールを握る展開も、徐々に神戸がリズムを作っていく。18分、神戸FWルーカス・ポドルスキのクロスボールを弾いたボールが、鹿島のDF犬飼智也の足に当たり、オウンゴールで神戸が先制。つづく38分には、神戸FW藤本憲明が追加点を決め、神戸が2点をリードし前半を終了した。

 エンドが変わった後半、鹿島はMF白崎凌兵に代えてMF土居聖真を投入し、システムを変えて攻撃を強化。しかし、セットプレーに強い鹿島が何度もチャンスを得るもゴールを捉えきれず、そのまま試合は2−0で終了。神戸が生まれ変わったサッカーの聖地でクラブ史上初のタイトルを手にした。

 ヴィッセル神戸のトルステン・フィンク監督は「本当に今日は嬉しいです。前半に我々の思うプレーができました。神戸にはイニエスタ、ビジャ、酒井などリーダーとなるような選手が沢山いる。今日は25年間追いかけてきたこのタイトルを存分に楽しみたいです」と喜びを口にした。チームのキャプテン・MFアンドレス・イニエスタは「チームにとっても大事なタイトルでした。いい形で終えられること幸せに思います」とコメントした。

 天皇杯優勝によってヴィッセル神戸は、2月8日に埼玉スタジアム2002で行われるFUJI XEROX SUPER CUP 2020、2月10日のAFCチャンピオンズリーグ2020グループステージへの出場が決定した。

サッカー天皇杯 G大阪が2大会連続5度目の優勝

2016.01.08 Vol.658

 第95回天皇杯サッカーの決勝が1日、東京・味の素スタジアムで行われ、ガンバ大阪が2−1で浦和レッズを破り、2大会連続、前身の松下電器時代を含め5度目の優勝を果たした。

 昨季はJ1リーグ、ナビスコ杯、そしてこの天皇杯と国内3冠を達成したG大阪だが、今季はJ1リーグ、ナビスコ杯と準優勝。もどかしい戦績が続く中で迎えた決勝だった。

 宇佐美、倉田といった個人で局面を打開できる選手を擁するG大阪に対し、浦和はボールを支配し、組織力で勝負するチーム。しかし攻撃の要となるMF柏木が12月29日に行われた準決勝・柏戦で左ひざを負傷し途中交代。その動向が注目されていたが、柏木の名前はサブの中にもなかった。

 前半から攻勢に出たのはG大阪。32分に右サイドでボールを奪った倉田がDFの裏、パトリックにパス。パトリックがドリブルで持ち込みペナルティーエリア内に入ると右足でゴールを決めた。

 先制された浦和だったが、その2分後にはルーズボールを拾ってシュートに結び付けるなど、すぐさま反撃。36分には右サイドからの梅崎のクロスを李がダイビングヘッド。惜しくもポストをたたくが、跳ね返りを興梠が左足で叩き込みすぐさま同点に追いつく。

 42分にはG大阪のパトリックがヘディングでゴールネットを揺らすもオフサイド。しかしキレキレの動きで浦和DFを翻弄する。そして迎えた後半8分、G大阪は遠藤の右コーナーキックをパトリックがDF槙野と競り合いながらも巧みにマークを交わして、フリーになるや右足でボレーシュートを決め2−1と勝ち越した。
 浦和は21分に梅崎、武藤に代え一気に関根とズラタンを、24分には宇賀伸に代え高木を投入。高木が左サイドから再三クロスを上げ好機を演出するが、ことごとく枠を外してしまう。38分には高木の右CKのこぼれ球を槙野が押し込むが、その前の那須のプレーがファウルを取られ幻のゴールとなり、あと1点が届かない。

 4分と長めのアディショナルタイムでも浦和は高木が左サイドから再三チャンスを作るも東口の好セーブに遭い、2−1のまま試合終了となった。

 G大阪の長谷川監督は「もっと素直にうれしさがこみ上げるかと思っていたが、意外とホッとした感じのほうが強い。主要タイトル3つとも2位だったら立ち直れないなと(笑)。10個シルバーを集めても金にはならないんで。金色のメダルを最後に取れたのは、選手とスタッフがひとつになって戦った結果」と振り返った。

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