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サッカー | TOKYO HEADLINE - Part 9
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川澄代表復帰でなでしこジャパンに“執念”注入

2018.03.19 Vol.Web Original

4月6日からW杯出場かけたアジアカップ開幕
 日本サッカー協会が3月19日、都内で会見を開き、「MS&ADカップ2018」(4月1日、長崎・トランス・コスモススタジアム長崎)と「AFC女子アジアカップヨルダン2018」(4月6~20日、ヨルダン)に臨む、なでしこジャパン(日本女子代表)のメンバーを発表した。

 FWの川澄奈穂美が2016年3月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選以来、約2年ぶりの代表復帰を果たした。高倉麻子監督のもとでは初招集となる。

 会見で高倉監督は川澄について「ずっと注目して追いかけていた選手。チームが若返っていくなかでは、若手に経験とチャンスを時間をかけて与えていかなければいけないということもあったが、点を取る・ゴールに向かっていくということに関して少し物足りなさがあった。彼女の縦への突破力に大きく期待しているのと、このチームの中では最年長になるが、チームが厳しい戦いの中で精神的にふらつくようなことがあれば、そんなところでもしっかりチームを締めてもらいたいという期待を持って選出した」などと話した。

本田圭佑が代表復帰 中島翔哉が初選出

2018.03.15 Vol.Web Original

ベルギーでマリ、ウクライナと対戦
 日本サッカー協会は3月15日、都内で会見を開き、3月19〜28日に行われるヨーロッパ遠征のメンバーを発表した。

 遠征中、日本代表は3月23日に国際親善試合でマリ代表(ベルギー・リエージュ)、「キリンチャレンジカップ2018 in EUROPE」で ウクライナ代表(ベルギー・リエージュ)と対戦する。

「2018ワールドカップ(W杯)ロシア」の最終登録メンバーの締め切りは6月4日。その前に行われる代表戦はこの2試合と5月30日に行われるガーナ代表戦の3試合。そろそろメンバーが絞り込まれる時期とあって、メンバー発表に注目が集まった。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「W杯前の最終的な合宿になる。1月から準備は始まっている。1次予選の相手の分析もしている。3チームともタイプの異なったタイプ。それぞれの試合で違った戦術を用意しなければいけない。下馬評では日本より強い3チームだろうと言われている。野心と勇敢さを持って強敵に向かっていかなければいけない。本大会はいろいろなことが起こる。常に下馬評通りの結果にはならない。強いと言われたチームが1位と2位になるとは限らない。しかし相手がチャンスをプレゼントをしてくれると期待してはいけない。我々がつかみにいかなければいけない。W杯の本大会は誰もプレゼントはくれない。3年、日本にいるが、このチームに勝つ文化を植え付けてきた。日本人は勤勉性と規律はすでに持っていた。ただ戦術とフィジカルはトップの準備をしておかなければいけない。さらにメンタルもかなり準備していかなければいけない。本大会で我々が一番弱いという姿をさらしてはいけない。日本が希望を起こすと信じている。そのための選手を選ぼうと思う。本大会まで5試合。マリはセネガルに似ている。ウクライナはポーランドに似ている。本大会のような強い気持ちを持ってこの2試合に臨まなければいけない」などと挨拶した。

サッカーU-21日本代表 パラグアイ遠征メンバー発表

2018.03.13 Vol.Web Original

ハンブルガーSV所属の伊藤達哉が初招集
 日本サッカー協会が3月13日、都内で会見を開き、パラグアイ遠征(3月19~28日)に臨むU-21日本代表メンバーを発表した。

 今回の遠征では「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南米・日本U-21サッカー交流」(3月21~25日、パラグアイ)で、U-21チリ代表(21日)、U-21ベネズエラ代表(23日)、U-21パラグアイ代表(25日)と対戦する。

 会見の冒頭で森保一U-21監督は「このパラグアイ遠征は非常にタフな日程での活動になる。その中で、選手、U-21のチームが成長できるようにいい経験を積んで、また前進して来れればと思っている。前回での中国遠征で出た課題を改善して、さらにチームとしても、選手個人としてもレベルアップできるようにいい経験ができれば。前回から多くの選手を入れ替えてやっていくなかで、選手の個性も見つつ、足りないところはそこでなんとか改善するように、いいところはさらに自信を持って伸ばしてもらえるような働きかけをしていきたい」などと今回の遠征の目的を話した。

 メンバーについては「視察の段階では多くの選手を見てきたが、今回は1997年と1998年生まれの選手でチームを編成させてもらった」という。初招集となった流通経済大学の現在1年生のDFアピアタウィアについては「センターバックやウイングバックで守備的な起用ができるかなと思っている。去年のインカレの時は右サイドバックで出場していたが、視察の時はセンターバックをやっていた。守備の部分で彼の持っている身体能力の当たりの強さから攻撃に転じていけるところを我々のチームでも生かしていきたいと思う」と話した。またドイツ1部・ブンデスリーガのハンブルガーSV所属のMF伊藤達哉も初招集。伊藤については「彼のプレーは去年ドイツでプレーしているところを見てきた。彼には攻撃の部分で貪欲な部分を見せてほしい。前線でボールを受けて、そこから貪欲に相手のゴールに向かっていく、目の前に相手がいてもなんとか突破してゴールにつなげていく、そういう貪欲な姿勢を示せる選手だと思う」などと話した。

 U-21代表はこの遠征の後は5月下旬にフランスで開催される「トゥーロン国際大会」、夏には「第18回アジア競技大会」(8月18日~9月2日、インドネシア)と国際大会への出場が続く。

リバプールやドルトムント、FC東京でも歌われるあのチャントのルーツとは/2月11日(日)の東京イベント

2018.02.11 Vol.Web Original

 フットボールやスポーツをテーマにした映画作品の上映やイベントなどを開催する“フットボール映画祭”。1917年に建造された国の重要文化財である横浜開港記念会館にて、2月11~12日に開催される『ヨコハマ・フットボール映画祭2018』では、歴史的な会場にちなみ、サッカーにまつわるさまざまな“歴史”をテーマにした4作品を上映する。

サッカー天皇杯でセレッソ大阪が初優勝

2018.01.05 Vol.702

「第97回天皇杯サッカー」の決勝が1月1日、埼玉スタジアム2002で行われ、セレッソ大阪が延長戦の末、2−1で横浜F・マリノスを破り、セレッソ大阪としては初優勝を果たした。前身のヤンマーからは43年ぶり4回目の優勝となる。

 C大阪は1トップとしてシーズンを戦ってきたFW杉本が左足首の手術で離脱。柿谷と山村の2トップで試合に臨む。

 前半から横浜FMは両サイドが積極的に攻め上がり、7分には左サイドの下平からのアーリークロスを伊藤がゴール前抜け出し右足で決め先制する。C大阪は何度もゴール前までボールを運ぶが、堅守で勝ち上がってきた横浜FMのDFを崩せない。

 後半に入ると2分には思うようなプレーができないソウザが横浜FMのマルティノスに足をかけイエローカードをもらうなど、いまいち乗り切れないC大阪。中盤でボールを持ってもパスの出しどころがなく、シュートに持ち込んでもDFに阻まれる場面が続く。しかしそんな苦しい展開を打開したのは、ここまでも豊富な運動量でチームに貢献してきた水沼。後半20分に水沼のミドルシュートをGKがはじいたところ、DFのクリアボールが山村の足元へ。山村が落ち着いてゴールを決め同点に追いついた。

 C大阪は山口、ソーザのボランチ2人が前に出始め主導権を握ると、後半は横浜FMゴールにシュートの雨を降らせるが、ここは堅い守りにゴールを奪うことはできず、試合は延長に。延長前半4分、今度は山村が上げたクロスにGKが引っ張られてしまったところに水沼がヘッドで合わせてついに逆転に成功。延長後半の横浜FMの猛攻をしのぎきり、C大阪が勝利を収めた。

 C大阪はこれでルヴァン・カップに続き国内2冠を達成。今回の優勝でプレーオフからの出場が決まっていたAFCチャンピオンズリーグには本大会からの出場となる。

ハリル監督「眠れなかった」と言いつつ批判の声で闘志に着火!?

2017.12.18 Vol.Web Original

W杯前の5月30日に最後の強化試合
 日本サッカー協会は12月18日、都内で会見を開き、2018年の各カテゴリーの日本代表の日程を発表した。

 6月にワールドカップ(W杯)ロシア大会を控える日本代表(SAMURAI BLUE)は3月19~27日に海外遠征を行い、5月30日に「キリンチャレンジカップ2018」(神奈川・日産スタジアム)で最後の強化試合を行う。

 またW杯後の9月にも札幌ドームと大阪の市立吹田サッカースタジアムで「キリンチャレンジカップ2018」を開催することが発表された。

 女子日本代表(なでしこジャパン)は来年は4月に2019年女子ワールドカップ(W杯)の出場権をかけて行われる「AFC女子アジアカップ2018」(ヨルダン)が最大の目標となる。

 それに向け、1月から国内合宿を行い、「アルガルベカップ」(2月28日~3月7日、ポルトガル)戦い、4月1日に長崎で国際親善試合を行いヨルダンに向かう。

 森保一監督のもと東京オリンピックでのメダル獲得を目指すU-21日本代表は「AFC U-23選手権2018」(1月9日~27日、中国)で始動。3月にパラグアイ、5月にフランスと海外遠征を行い、8月には「アジア競技大会」(8月18日~9月2日、インドネシア)に出場。12月にも海外遠征を予定するなど、強化に向け積極的に海外に打って出る。

サッカーW杯で日本はコロンビア、ポーランド、セネガルと対戦

2017.12.08 Vol.701

 サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会の1次リーグ組み合わせ抽選会が12月1日、モスクワのクレムリンで行われた。日本はH組に入り、ポーランド、セネガル、コロンビアと対戦する。

 抽選は出場32チームを開催国のロシアを除き国際サッカー連盟(FIFA)ランキング順で最上位の第1グループから4グループに分け、各グループから1チームずつの4チーム1組で8組に分ける形式。日本の第4グループは最後の抽選となったのだが、その中でも残ったのが日本と韓国。

 先に決まった韓国はドイツ、メキシコ、スウェーデンのいるF組に。今回出場している7つの優勝経験チームのうち2チーム以上が同居した組はないことから「死の組」と呼べるほどの組はないともいわれるが、韓国のF組は限りなくそれに近いもの。一方、日本のH組は唯一、優勝チームが存在しないグループとなった。

 抽選会を前に、ハリルホジッチ監督は「強いチームが2つ、もしくは3つわれわれのところに来る」と警戒していたが、その最悪の組み合わせは避けられ、1次リーグ突破の可能性を感じさせるが、FIFAランキングは55位の日本に対しポーランド7位、コロンビア13位、セネガル23位。そしてコロンビアには前回得点王のロドリゲス、ポーランドにはレバンドフスキ、セネガルにはマネと3チームとも世界的な点取り屋を擁しており、見た目ほど楽観はできない戦いとなる。

 日本は初戦(6月19日)にコロンビア、2戦目(同24日)セネガル、3戦目(28日)ポーランドという日程。

 データ的にも初戦で勝ち点を上げることが最重要課題。日本は過去出場した5大会で初戦に勝ち点0だと全て1次リーグで敗退している。またコロンビアは前回ブラジルW杯1次リーグ最終戦で1−4と完敗しており、リベンジを果たす舞台にもなる。決勝トーナメントに進むには勝ち点4は最低条件。最終戦のポーランド戦までにはその数字をクリアしておきたいところだ。

ハリー杉山が「失恋以上に引きずるかもしれない」ものとは…

2017.11.13 Vol.Web Original

「DAZNスポーツ激戦Week」を前に岩本輝雄氏とハリー杉山がトークイベント
 スポーツチャンネル「DAZN(ダゾーン)」が注目度の高いスポーツ中継が集中する11月17~19日を「DAZNスポーツ激戦Week」と名付け、英国風パブ「HUB」とコラボレーション。18~19日は「HUB」の全国45店舗でパブリックビューイングを実施することとなった。またHUB西武新宿駅前店は13~19日は「DAZN×HUB フラッグシップ店舗」としてオープンし、限定カクテル「DAZNスピリット」を提供する。期間中にこのカクテルを注文すると3カ月無料になるギフトコード入りコースターもプレゼントされるという。

 13日にはこの企画に先立ち、元サッカー日本代表で評論家の岩本輝雄氏とDAZNの「Jリーグ・ゾーン」のMCを務めるハリー杉山がトークイベントを開催。週末の試合の見どころを語った。

ハリルジャパンはハイチ戦の悪夢を払しょくできるのか…

2017.11.10 Vol.700

 サッカーの国際親善試合「キリンチャレンジカップ 2017 日本代表vsハイチ代表」(10月11日、神奈川・日産スタジアム)で日本は序盤に2点をリードしたものの、後半逆転を許し、アディショナルタイムに同点に追いつき3−3で引き分けた。ハリルホジッチ監督就任後、3失点というのはワースト記録。監督は試合後の会見で「就任以来、最もよくない試合」という言葉を連発。「何人かの選手は心理面、メンタル面でもろいのかなと感じた。ちょっとガッカリしている」などと話した。

 W杯に向け重要なテストマッチとなる11月の海外遠征では本田、香川、岡崎という長く代表を支えてきた3人がメンバーから外れた。この3人が同時に外れるのは初めてのこと。監督は会見で「若い選手にチャンスを与えたい」とその意図を説明。一方で「香川、岡崎は前回の合宿であまり評価していない」とも話した。

 また遠征先のフランス・リールで3日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会へ「今行けるだろうなというのは5〜6人」と語った。主将の長谷部については “当確”を示唆したが、果たして来年のW杯のピッチにはどのような顔が並ぶのだろうか。

東京五輪サッカー男子の森保監督が「目標はメダル獲得」

2017.11.10 Vol.700

 2020年東京オリンピックのサッカー男子監督に就任した森保一氏の就任会見が10月30日に行われた。

 森保監督は「自国開催である東京五輪で監督をするということは結果を求められると思うし重責。皆さんが望んでいるのは間違いなくメダル獲得だと思うので、メダルを獲得できるよう頑張っていきたい」などと話した。

 そして目指すサッカーとして「チームの組織力をもって、連携連動して攻守に絡むサッカー。もちろん個の成長を促すために個の部分に目をつぶってはいけないと思うが、日本人のいい部分である攻守に連動連携したサッカーを目指したい」とし、選手の選考については「オリンピックでプレーができる世代の選手であれば年齢関係なく、今までの実績も関係なく扉は開かれている。出たいと思っている選手はそこを目指して、夢を持ってひたむきに頑張ってほしい」と選手たちにメッセージを送った。

 チームは12月のタイ遠征から始動。来年1月には「AFC U−23アジア選手権」に出場する。

東京五輪サッカー男子の森保新監督が会見。メダル奪取を誓う

2017.10.30 Vol.Web Original

選手の選考については「選手が埋もれて終わることがないように」
 2020年東京オリンピックのサッカー男子監督に就任した森保一氏の就任会見が10月30日、都内で開催された。

 森保監督は「自国開催である東京五輪で監督をするということは結果を求められると思うし重責だが、応援してくれる皆さんが喜んでもらえる結果を出せるように全身全霊をかけて五輪に向かいたい。選手はユースのころから多くの指導者に育てられてきた。さらにいい経験を積んでもらい、これまでの指導者、関係者の方々の努力が花咲くように。そして選手がさらに伸びて、みんなが喜んでくれるような結果を求めながら、成長の助けになるような仕事をしたい」などと挨拶した。そしてオリンピックでの目標については「自国開催で皆さんが望んでいるのは間違いなくメダル獲得だと思うので、メダルを獲得できるよう頑張っていきたい」と話した。目指すスタイルについては「やりたいサッカーはチームの組織力をもって、連携連動して攻守に絡むサッカーをしたい。もちろん個の成長を促すために個の部分に目をつぶってはいけないと思いますが、日本人のいい部分である攻守に連動連携したサッカーを目指したい」とした。

 また選手の選考については「オリンピックでプレーができる世代の選手であれば年齢関係なく、今までの実績も関係なく扉は開かれている。出たいと思っている選手はそこを目指して、夢を持ってひたむきに頑張ってほしい。選考については今まで関わってこられた各世代の監督、Jリーグ、大学、高校といういろいろなところから情報をもらいながら、選手が埋もれて終わることがなく、少しでも多くの選手に成長してもらえるようにしたい。この世代はこれからの2年半の期間の中で、今トップの選手でもいろいろと力関係が変わる年代だと思うので、より多くの選手を見ながら選手個人の力、チーム力を引き上げていきたい」と話した。

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