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サッカーW杯 | TOKYO HEADLINE
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W杯出場に追い風!? 埼スタが芝生張り替え工事を延期

2021.11.08 Vol.747

 サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選で崖っぷちに立たされている日本に強力な追い風が吹いた。日本サッカー協会(JFA)は来年1〜3月に行われるホーム3試合でW杯予選勝率8割超えの埼玉スタジアム(埼玉県さいたま市)での開催を熱望。ただその時期は芝の張替え工事が予定されており、使用については難しいとされていた。

 しかし施設を所有する県がJFAの要望を受け、W杯予選を開催できるよう着工の1年先延ばしを決めた。これに伴って必要になる育苗の費用など約5000万円は協会と折半する方向。

 日本は現在2勝2敗でB組4位。自動的にW杯出場権を得られる組2位以内へは厳しい状況が続いている。

サッカーW杯 試合後に流れる優しい時間 【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2020.06.10 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

2018年サッカーW杯 ポルトガル対スペイン「熱狂のソチ・奇跡のクリロナポーズ」 【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2018.12.14 Vol.web original

2-3。
ポルトガルが1点を追う展開で迎えた後半43分、ゴール前でFKを得た。
同点のチャンスにキッカーはクリスチアーノ・ロナウド。
ここまで2得点を叩き込んでいる。
集中力を極限まで高めて右足から放たれた一発は当然のようにゴールに吸い込まれていった。

一方、フォトグラファーの僕である。
実はこの日は良い写真が全く撮れていなかった。
言い訳がましくなるが、ここまで5ゴールも決まっているにも関わらず、選手が反対方向に走っていってしまうのだ。
熱狂的なスタジアムに、世界最高のスター選手、そしてスペクタクルな試合展開。
サッカーファンならいくら出しても後悔しない内容だろうが、フォトグラファーとしては物足りなさを感じていた。

そこに来て「千両役者」クリスチアーノ・ロナウドである。
ハットトリックを決めた足で向かった先はそれまでとは全く違う方向だった。
ベンチでもなく、コーナーフラッグに向かう訳でもなく、めったに選手が走ってこないようなサイドラインの中途半端な場所に。
つまり僕の正面に。
しかもスタジアムの熱狂の全てを引き連れて。
ソチでの最高の瞬間、最高の場所でクリロナポーズが撮れた。

実は、こんなこともあろうかと広角系のレンズを準備しておいた。
サッカーではあまり使わないレンズではあるが、フォトポジションが良くなかったため選手が近くに寄って来た時が勝負だと思っていた。
こんなにも最高の形で使うことになるとまでは予想していなかったが。

【カメラマンプロフィル】
撮影:長田洋平
1986年、東京出身。かに座。
早稲田大学教育学部卒業後、アフロ入社。
2012年ロンドンパラリンピック以降、国内外のスポーツ報道の現場を駆け回っている。
最近では平昌オリンピック、ロシアW杯を取材。
今年の目標は英語習得とボルダリング5級。

サッカーW杯 ベルギー対日本・本田圭祐-不屈-【プロの瞬撮】

2018.07.31 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

サッカーW杯・日本代表【AFLO SPORT Presents PHOTOIMPACT-プロの瞬撮-】

2018.06.19 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

サッカーW杯で日本はコロンビア、ポーランド、セネガルと対戦

2017.12.08 Vol.701

 サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会の1次リーグ組み合わせ抽選会が12月1日、モスクワのクレムリンで行われた。日本はH組に入り、ポーランド、セネガル、コロンビアと対戦する。

 抽選は出場32チームを開催国のロシアを除き国際サッカー連盟(FIFA)ランキング順で最上位の第1グループから4グループに分け、各グループから1チームずつの4チーム1組で8組に分ける形式。日本の第4グループは最後の抽選となったのだが、その中でも残ったのが日本と韓国。

 先に決まった韓国はドイツ、メキシコ、スウェーデンのいるF組に。今回出場している7つの優勝経験チームのうち2チーム以上が同居した組はないことから「死の組」と呼べるほどの組はないともいわれるが、韓国のF組は限りなくそれに近いもの。一方、日本のH組は唯一、優勝チームが存在しないグループとなった。

 抽選会を前に、ハリルホジッチ監督は「強いチームが2つ、もしくは3つわれわれのところに来る」と警戒していたが、その最悪の組み合わせは避けられ、1次リーグ突破の可能性を感じさせるが、FIFAランキングは55位の日本に対しポーランド7位、コロンビア13位、セネガル23位。そしてコロンビアには前回得点王のロドリゲス、ポーランドにはレバンドフスキ、セネガルにはマネと3チームとも世界的な点取り屋を擁しており、見た目ほど楽観はできない戦いとなる。

 日本は初戦(6月19日)にコロンビア、2戦目(同24日)セネガル、3戦目(28日)ポーランドという日程。

 データ的にも初戦で勝ち点を上げることが最重要課題。日本は過去出場した5大会で初戦に勝ち点0だと全て1次リーグで敗退している。またコロンビアは前回ブラジルW杯1次リーグ最終戦で1−4と完敗しており、リベンジを果たす舞台にもなる。決勝トーナメントに進むには勝ち点4は最低条件。最終戦のポーランド戦までにはその数字をクリアしておきたいところだ。

アジア最終予選2連戦 勝てば出場決定。負ければ一気にがけっぷち

2017.08.24 Vol.697

サッカーW杯ロシア
 日本サッカー協会は8月24日、都内のJFAハウスで会見を開き「2018 FIFAワールドカップ(W杯)ロシア」のアジア最終予選、オーストラリア戦(8月31日、埼玉・埼玉スタジアム2002)とサウジアラビア戦(9月5日、サウジアラビア・キング・アブドゥラー・スポーツ・シティー)に挑む日本代表メンバー27人を発表した。

 日本はW杯予選ではオーストラリアに未勝利なのだが、ハリルホジッチ監督は会見の冒頭「オーストラリアに予選で日本がまだ勝ったことがないという話を聞いたが、すでにオーストラリアとの1戦目で勝つ可能性があった。この試合では、選手たちにしっかり勝利を求めていってもらいたい。このチームにはそれができると思う。歴史に残る試合を作りたい」と話した。

 主力選手に故障者が多いことから「リスクを冒したくない。手元に選手を呼んで、状態や可能性を判断するため」(ハリルホジッチ監督)ということでFWを9人招集するなど、27人と普段より多めの招集となった。

 ケガで代表を離れていた長谷部とスペイン移籍当初はコンディションが十分ではなかった柴崎が代表に復帰。肩のケガの復調具合が心配された香川、この前日に移籍後初ゴールを決めた本田、所属するレスターで開幕から2戦連続ゴールをあげている岡崎ら常連組も選ばれた。

 またJリーグ勢からは昨今、頭角を現してきたセレッソ大阪の杉本にも期待が高まっている。

 日本は現在5勝2分け1敗の勝ち点17でグループBの首位。31日のオーストラリア戦に勝てば5日のサウジ戦を待たずしてW杯出場が決まる。引き分けだとサウジ戦で敗れた場合にはグループ3位に落ちてプレーオフに回る可能性がある。出場に王手はかかっているが逆に3位に落ちる場合もあるというスリリングな状態になっている。

サッカーW杯の出場枠32→48へ拡大 アジア枠も増へ

2017.01.20 Vol.683

 国際サッカー連盟(FIFA)が10日、ワールドカップ(W杯)2026年大会の出場チーム数を48に拡大することを決めた。13チームの参加で始まった大会は、現行の32からさらに膨らむことになった。

 昨年2月の選挙を経て就任したインファンティノ会長は、W杯出場チーム数を現行の32から40に増やす公約を掲げて支持を集めていた。

 出場枠の拡大によってサッカーの普及は進み、スポンサー、放映権料の拡大も望めることから収益などの面で恩恵をもたらすとみられる。

 その一方、実力差の拡大による試合の質の低下が懸念される。

 ドイツ代表のレーウ監督は、出場枠が16から24になった昨夏の欧州選手権も踏まえ「大会の価値を下げる。良いアイデアとは思えない」とドイツ紙に答えた。

 また試合数増加による開催地負担の拡大などが懸念される。48チームによる新方式では、3チーム16組による1次リーグを行い、各組上位2チームが決勝トーナメントに進む。決勝までの全試合数は80に上り、32チームの現行方式で行われる全64試合を大きく上回ることになる。予選が3チームで行われ、うち2チームが決勝トーナメントに進むため、最終戦などは当該チーム同士が共謀する可能性もゼロではない。試合日程の有利不利という問題もある。

 出場枠の拡大に伴い、アジアの出場枠も現行の「4.5」から増える見通し。関係者によると、アジア・サッカー連盟(AFC)は2,5増の7枠を要望しているが、「6,5」説や「8,5」説も飛び交っている。2018年ロシア大会で、6大会連続出場を狙う日本は常連国に近い。増枠でアジア代表の座をつかめる可能性はより高まることとなる。

 国際サッカー連盟(FIFA)理事で日本協会の田嶋会長は12日、出場枠拡大について、「出やすくなることは日本にとってありがたいこと」と歓迎の意向を示した。

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