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ビンス会長がタイトル戦めぐりまたもキングストンを翻弄【3・10 WWE】

2019.03.12 Vol.Web Original

一度は挑戦権が復活も…
 WWE「ファストレーン」(現地時間3月10日、オハイオ州クリーブランド/クイッケン・ローンズ・アリーナ)でビンス・マクマホン会長が再び強権を発動してコフィ・キングストンを翻弄した。

 キングストンは2月19日に開催された「スマックダウン」で6人タッグながらWWE王者のダニエル・ブライアンにフォール勝ち。この実績が認められ、シェイン・マクマホンが「ファストレーン」での王座挑戦を発表した。しかし26日に行われた公開調印式の場でビンス会長が「もっとふさわしい奴がいる」と言ってキングストンの挑戦権を剥奪し、ケビン・オーエンズを挑戦者にしてしまった。

 この日、ビンス会長はキングストンらニュー・デイを呼び出すと、WWE王座戦を3ウェイ戦にすると宣言。この決定に意気揚々とリングに向かったキングストンだったが、突如試合はザ・バーとのハンディ・キャップ戦に変更。2対1の状況にビックEとエグゼビア・ウッズが駆けつけるも、中邑とルセフがこれを妨害。数的不利のキングストンはザ・バーにホワイト・ノイズを決められて敗れてしまった。

 その後に行われた王者ブライアンとオーエンズのWWE王座戦はムスタファ・アリが急遽参戦して3ウェイ戦に変更。会場からは“コフィ”コールが起こる中、ブライアンがカウンターのニー・プラスをアリに炸裂してKO。強敵を退けてブライアンが王座防衛を果たした。

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