第43回日本アカデミー賞で6部門受賞をはたし話題を呼んだ映画『新聞記者』(スターサンズ製作・配給)が、全国190館でアンコール上映されることが決定した。
同作は、東京新聞記者・望月衣塑子の同名ノンフィクションを、藤井道人監督がメガホンをとり、シム・ウンギョンと松坂桃李を主演に迎え映画化したサスペンス。
第43回日本アカデミー賞で6部門受賞をはたし話題を呼んだ映画『新聞記者』(スターサンズ製作・配給)が、全国190館でアンコール上映されることが決定した。
同作は、東京新聞記者・望月衣塑子の同名ノンフィクションを、藤井道人監督がメガホンをとり、シム・ウンギョンと松坂桃李を主演に迎え映画化したサスペンス。
第43回日本アカデミー賞授賞式が6日、都内にて行われ、最優秀主演女優賞に『怪しい彼女』などで知られる韓国実力派女優シム・ウンギョンが、最優秀主演男優賞には松坂桃李という『新聞記者』の主演コンビが受賞した。
映画『架空OL日記』完成披露試写会が4日、都内にて行われ、原作・脚本・主演を務めたバカリズムらキャストと住田崇監督が登壇した。
バカリズムが銀行員OLになりきって、その日常をつづっていたブログが書籍化、さらに第36回向田邦子賞を受賞したドラマの劇場版。バカリズムは劇中で主人公のOLも自ら演じている。
バカリズムは映画化について「夢みたいです」と感激しつつ「ドラマのときから現場が楽しかったんです。空き時間も劇中の感じのままで、本編なんだけどメイキングというか。皆さんには思い出ビデオを見せるみたいな気持ち。それくらい、本番と空き時間との差がない現場でした。思い出ビデオを、わざわざお金を払って見に来てもらうような…ありがとうございます」と頭を下げ、会場を笑わせた。
仲良しOL5人組の一人を演じた山田真歩は「これほど爆笑させる脚本もそうそうない。実際に演じて笑えなかったら私たち役者のせいになってしまうので、緊張していました」とシナリオに太鼓判。本作で新たに加わったシム・ウンギョンも「休憩中の雰囲気そのままだったので、楽な感じで演じることができました」。シムがカラオケを熱唱するシーンの撮影では、待機時間に「みんなで普通に歌ってた」とのことで、バカリズムは「プライベートなのか仕事なのか分からなくなっていましたね」と振り返った。
「権力とメディア」を真正面から描く社会派エンタテインメント、映画「新聞記者」の大ヒット御礼舞台挨拶が23日、新宿ピカデリーで行われ、ダブル主演のシム・ウンギョンと松坂桃李が登壇した。
本作は現在、興行収入4.1億円、33万人の観客動員を突破。毎週同じ動員数を維持するのが難しいと言われる映画業界において、前週比97.8%をキープし、主要都市部の劇場では連日満席が続くなど、公開から3週間後も高い興行が続いている。
舞台挨拶に出席したシムは冒頭、「こんなに沢山のかたに見ていただくと思わなかったので、驚いています」と挨拶。松坂は「この拍手と空気感が、今まで味わったことのない感覚。それが、この映画についての熱量なのかなと実感しています」と感想を語った。
いま日本で一大ブームを巻き起こしている『アナと雪の女王』を抜き、韓国で動員No.1を記録したという注目のコメディー映画がいよいよ日本でも公開! 毒舌で頑固な70歳のおばあちゃんが突然20歳に若返り、若き日の夢を実現させていく姿を描くストーリー。ファン監督の前作『トガニ 幼き瞳の告発』は日本でも話題となったシリアスで骨太な社会派作品だったが本作は一変。「とことんコメディーをやってみたかったんです。今回はとても楽しかった(笑)」と監督。老いや家族のすれ違いといったシリアスになりがちな問題を“あるある”ネタで爆笑させる演出が秀逸。「前作は実際の事件を徹底的に取材したんですが、今回は街中などで老人たちをチェックして人物観察を重ねました。どんな服を着ているのか、髪型は、歩き方は、どんな場所に行くか…。老人の行動にかなり詳しくなりました(笑)」。そんな70歳を演じるのが『サニー 永遠の仲間たち』の演技派女優シム・ウンギョン。見た目はキュートな20歳だが、中身は年季の入った70歳。「彼女はもともと実力のある女優ですけど、今回は役作りのために撮影中以外でも老人言葉で話し続けていたとか(笑)」。確かに、違和感なく“中身は70歳”に見えてくるからすごい。その名演技と、世代や家族、男女間のギャップネタに爆笑必至。その一方で、もし自分の老いた親が若返ったら…という視点で見ると、とんでもなく泣かされることになる。「実は本作の根底には、子が親を思う気持ちというテーマが込められているんです。そのせいかアジア圏では韓国と同じように共感してくれたように感じました。親が自分を犠牲にして自分を育ててくれたという思いに、より共感できるのかもしれませんね」。笑って泣いて前を向くことができる、ハートフルコメディーの決定版。