前修斗世界フライ級チャンピオンの内藤のび太が27日、タイ・バンコクのインパクトアリーナで行われたONE「KINGDOM OF CHAMPIONS」でデェダムロン・ソー・アミュアイシリチョークの持つONEストロー級世界王座に挑戦し、4R4分、チョークスリーパーで勝利を収め王座に就いた。
その内藤が29日に行われた修斗新宿大会にサプライズ登場。会場のファンは大歓声で内藤を迎えた。
空港から直接駆けつけたという内藤はいつもののび太スタイルではなかったもののドラえもんのテーマに乗り、ジャイアン貴裕とともに入場。
内藤は「(1Rにローキックで攻められ)心が折れるかと思った。みんなに伝わるくらい心が折れかかったんですが、なんとか勝てて良かった。1Rは正直やばいと思った。サッカーボールキックが怖かったが2~4Rに取れて良かった。修斗で培ってきたものが通用して良かった」、デェダムロンは現地の英雄とあって完全アウェーの中での戦いだったが「勝った後は会場がシーンとなっちゃったので早々に退却しました」と試合を振り返った。そして「あともう少し頑張りますので、よろしくお願いします」と“らしい”挨拶で締めくくった。
この日はちょっとおとなしめのジャイアンだったが「のび太は生きて帰ってこられないんじゃないかと思ったんですが、なんとか帰ってきた。鼻は折れているみたいですけど」と気遣いながらも「今回はONEにのび太キャラを封印されてしまったんですが、次からはチャンピオンで発言権もあるので、しっかりとのび太のキャラクターをやらせて、一緒にアジアを飛び回りたい」とこちらも“らしい”挨拶で締めくくった。