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ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ | TOKYO HEADLINE
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来秋開幕バスケ新リーグの最終階層分け決定

2015.08.31 Vol.649

 バスケットボールの新リーグ「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ」(JPBL)が8月29日、都内で会見を開き、来年秋に開幕する新リーグの最終決定した階層分けを発表。これで参入する45チームがすべて出揃った。
 7月30日には先行して20チームの所属階層を発表しており、今回発表されたのは残る25チーム。
 1部はレバンガ北海道、日立サンロッカーズ東京、横浜ビー・コルセアーズ、新潟アルビレックスBB、富山グラウジーズ、滋賀レイクスターズの6チームが追加され、全18チーム。
 2部は岩手ビッグブルズ、パスラボ山形ワイヴァンズ、サイバーダインつくばロボッツ、群馬クレインサンダーズ、東京エクセレンス、アースフレンズ東京Z、信州ブレイブウォリアーズ、西宮ストークス、広島ドラゴンフライズ、島根スサノオマジック、熊本ヴォルターズ、大分・愛媛ヒートデビルズ、レノヴァ鹿児島の13チームが追加され、全18チーム。
 3部は埼玉ブロンコス、東京海上日動ビッグブルー、東京サンレーヴス、東京八王子トレインズ、金沢武士団、ライジング福岡の6チームが追加され、全9チームとなった。
 この日は合わせて、日本のプロスポーツリーグでは初の試みとなる3地区制(東・中・西)の導入が発表された。3地区制は1部と2部で採用される。
 また昇降格制度も導入。今のところ、1部・2部間では2チームを自動昇降格、1チームを入れ替え戦で決定。2部・3部間でも詳細は検討中ではあるが、入れ替えを行う予定だという。これで下位争いも熾烈を極め、消化ゲームが軽減される。
 川淵三郎チェアマンは「中国・四国・九州に1部のチームがないのは残念。最後まで地域性にはこだわったが、我々が高いハードルを設け、そのハードルを越えられないのに越えているクラブを差し置いて、地域性を第一に考えることは問題があるということで、今回は地域性を第一に考えることはできなかった。そこはちょっと残念な気もするが、一生懸命頑張って1部に上がってくることを心から願っている」と話した。
 会見にはチームがある全国各地のメディアが駆けつけ、発表を固唾を飲んで見守った。質疑応答では多くの質問が飛んだが、川淵氏は「質問は時間がなくても全部受けよう」と会見時間を大幅に越え、上位の階層に残れなかったチームの地元メディアの質問にも一つひとつ丁寧に答えた。そのなかで、文字通り苦渋の決断の中での階層分けであったことがうかがえた。

来秋開幕バスケ新リーグの階層分け発表

2015.07.31 Vol.647

 バスケットの新リーグ「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ」(JPBL)が30日会見を開き、来年秋に開幕する新リーグの階層分けを発表した。
 新リーグは1部のチームは「ホームアリーナの入場可能数5000人」「年間試合数の8割のホームゲームを実施できるホームアリーナの確保」「年間売上2.5億円」という条件を中心に判断。2部は「ホームアリーナの入場可能数3000人」「年間試合数の8割のホームゲームを実施できるホームアリーナの確保」「年間売上1億円」という条件を中心に判断している。
 この日発表されたのは、現在までに確定したクラブ。
 1部は秋田ノーザンハピネッツ、仙台89ers、リンク栃木ブレックス、千葉ジェッツ、トヨタ自動車アルバルク東京、東芝ブレイブサンダース神奈川、浜松・東三河フェニックス、アイシンシーホース三河、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋、京都ハンナリーズ、大阪エヴェッサ、琉球ゴールデンキングスの12チーム。
 ナショナルリーグ(NBL)から6チーム、TKbjリーグから6チームが入った。
 2部は青森ワッツ、福島ファイヤーボンズ、豊田通商ファイティングイーグルス名古屋、バンビシャス奈良、高松ファイブアローズの5チーム。
 3部は大塚商会アルファーズ、豊田合成スコーピオンズ、アイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城の3チーム。
 未確定のクラブは1部or2部が15クラブ、2部or3部が10クラブとなっている。
 1部リーグについては川淵三郎JPBL理事長によると「(FIBA=国際バスケットボール連盟=の)バイスチェアマンから14プラスマイナス2と釘を刺されたが、各クラブがかなり高いハードルを越えてきているので、可能ならば18くらいまでいければいいなと現在思っている。この1カ月間での努力次第」という。
 1部or2部未確定の15クラブはなんらかの改善点があり、それは6クラブがアリーナ、13クラブが売上、7クラブが債務超過の問題で、今回確定に至らなかった。
 8月29日に未確定クラブの所属リーグが発表されるのだが、それまでの約1カ月でどこまで問題が解決できるかが分かれ目となる。
 川淵氏は「1部に上がるには5000人のアリーナが条件。どんなに実力があっても、それがなければ1部に上がることは絶対にない」としたうえで、「5000人のアリーナを作ればいいというわけではない。問題はいかにお客さんを入れるか。お客さんでいっぱいになれば、スポンサーもつくしメディアも注目する。お客さんをたくさん入れる努力をしてほしい」と語った。
 また1年後の開幕に向け「一番の問題は選手の顔と名前を全国の人が知らないこと。かっこいい選手、いい選手はたくさんいる。知ってもらえるように努力しなければいけない」とメディア対応も含め各クラブの努力に期待した。
 

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