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『ジュリアン』トークショー付き一般試写会に10組20名 

2019.01.02 Vol.web Oliginal

 2017年ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞受賞した、フランス映画界の新星グザヴィエ・ルグラン監督、衝撃のデビュー作!

 家族の関係を描いた繊細な人間ドラマでありながら、張り詰めた緊張感が観る者を襲う傑作サスペンス。フランスでは3日に1人の割合で暴力によって女性が命を落としているという。その現状にルグラン監督は触れ「家父長制度や男性優位について自問自答することが増え、映画を通して社会に問いかけたかった」と語っている。

 両親が離婚したため、母ミリアム、姉と共に3人で暮らすことになった11歳の少年ジュリアン。離婚調整の取り決めで親権は共同となり、彼は隔週の週末ごとに別れた父アントワーヌと過ごさねばならなくなった。母ミリアムはかたくなに父アントワーヌに会おうとせず、電話番号さえも教えない。アントワーヌは共同親権を盾にジュリアンを通じて母の連絡先を突き止めようとする。ジュリアンは母を守るために必死で父に嘘をつき続けるが、それゆえに父アントワーヌの不満は徐々に溜まっていく。家族の関係に緊張が走る中、想像を超える衝撃の展開が待っていた…。

 1月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。

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