開局25周年を迎えたスペースシャワーTVが主催する野外ライブイベント「SWEET LOVE SHOWER 2014」が、8月29〜31日に山梨・山中湖交流プラザ きららにて開催された。同フェスは5年ぶりに3日間開催となり、3日間で約5万5000人が来場した。
参加アーティストは、きゃりーぱみゅぱみゅ、MAN WITH A MISSION、KANA-BOONなどいま注目若手から、矢沢永吉、山下達郎といった、日本音楽界を代表するトップミュージシャン合計57組が熱いライブを繰り広げた。
初日は一番手にエレファントカシマシが登場し、冒頭から破格の盛り上がりとなりました。さらにナオト・インティライミ、きゃりーぱみゅぱみゅ、back numberといった人気アーティストや、the HIATUS、9mm Parabellum Bullet、フジファブリック、サカナクションなどの実力派バンド、そして今年初登場となる矢沢永吉までもが顔をそろえ、それぞれ強烈な個性でオーディエンスを魅了した。トリとして注目されたのは、本イベントの出演をもって解散をアナウンスしていたandymori。ラストライブは1時間強で全19曲を演奏し、小山田壮平(Vo, G)の口からは「もう1回ライブやろう!」といったサプライズ発言も飛び出した。
続く2日目はSiM、the telephones、Dragon Ash、[Alexandros]、くるり、THE BAWDIESなど各地の夏フェスを席巻したロックバンドたちに混ざり、3年ぶりの岡村靖幸、2年ぶりの山下達郎といったベテラン勢も貫禄のパフォーマンスを見せました。この日は、[Alexandros]のステージに川谷絵音(ゲスの極み乙女。、indigo la End)、山下達郎のステージに妻の竹内まりや、トリを務めたMAN WITH A MISSIONのステージにKj(Dragon Ash)といったサプライズゲストの登場もあり、観客は思わぬセッションに喜びの表情を見せた。
そして最終日もSuperfly、高橋優、THE BACK HORN、NICO Touches the Walls、赤い公園、ハナレグミ、憂歌団、ザ・クロマニヨンズなど、実力派ぞろいのラインナップが実現。大トリを飾ったのは、今年4年半ぶりに復活を果たしたウルフルズでした。彼らは「ガッツだぜ!!」「バンザイ〜好きでよかった〜」「ヒーロー」など新旧の名曲を演奏したのち、ライブに欠かせない「いい女」でアンコールを締めくくった。
また、イベント中にスペースシャワーTV25周年記念ソングの制作も発表されました。アニバーサリーソングは、いずれもスペースシャワーTVでのレギュラー番組出演経験があるROY(THE BAWDIES)、川上洋平([Alexandros])、サイトウ“JxJx”ジュン(YOUR SONG IS GOOD)の3人のコラボによって現在制作中。さらに開局記念日の前日となる11月30日には、3人それぞれの所属バンドが出演するライブイベント「NEW WORLDS, NEW PASSIONS.」が開催される。