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スラバ | TOKYO HEADLINE
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平成ノブシコブシ徳井健太「ショーに参加する気持で行くと楽しめます」

2016.07.10 Vol.670

 30カ国以上で500万人以上を動員している『スラバのスノーショー』が今年も東京、大阪公演が決定。出演者のヴァーニャ・ポルニンとアレクサンドル・フリッシュ、そして同カンパニーのイタリア公演に出演したことがある平成ノブシコブシの徳井健太が久しぶりの再会。

徳「2週間の研修ではトーリックと名付けられ、リンゴをむかされていた(笑)」
ア「そうそう、必須科目の皿洗いも得意だったし、リンゴをおろしてくれたよね」

徳「喉にいいからって言われて(笑)」
ア「クラウン(道化師)足はスキーの板ようになっていて、つま先がすごく長いので、研修の最初の授業はバックステージを歩くことから始めます」

徳「でもこれがパタパタと足音がするから、すごく難しい。足を上げないですり足にして歩くしかない」
ア「トーリックは最初から上手でしたよ」
徳「基本的にはセリフが一切ないので、逆に分かりやすい。意味とかを考えなくても、面白いとか悲しいという感情が自然に沸き起こる。海外ではチケットは即完売するすごく人気のあるショーですよね」
ヴ「作品に出演しているのはクラウンのみ。クラウンが月や星といった美しい情景に感情を乗せてショーを織りなしている。いろいろなシンボルに関係性を持たせ、そこからファンタジーや寓話にお客さん自身がつなげていき、役者のパフォーマンスと共鳴して作品を作り上げるという感じでしょうか。だからお客さんによって全然違う見え方がするし、正解のない舞台です」

徳「お客さんもそのショーに参加する気持ちで行ったほうが絶対楽しいです」
ア「俳優と一緒に物語の中で自由に遊んでもらえたら、ショーの楽しさを全身で体験してもらえると思います」
徳「理屈じゃないところがいっぱいあるので、シャイな日本人でも楽しめると思います。感情を開放して、笑いたかったら笑って、笑いたくなかったら笑わなくてもいい。でも最後には絶対立ち上がって拍手をすると思いますけどね。普通の人間なら(笑)」

『SLAVA’S SNOWSHOW スラバのスノーショー』東京公演
【日程】7月30日(土)〜8月14日(日)
【会場】シアター1010(センジュ)
【公式HP】 www.slavasnowshow.jp

真夏に猛吹雪!?「スラバのスノーショー」ついに上陸。

2014.08.03 Vol.623

 世界30カ国以上で500万人以上を動員した「スラバのスノーショー」が日本に本格上陸する。世界的に有名な道化師・スラバ・ポルニンが創作・演出した体感型ファンタジーショーだ。その魅力をスラバ自身が語る。

「この作品にはセリフは一切ありません。ピエロたちのパフォーマンスにより構成されています。その世界観は宮崎駿さんの映画に近い。変わった登場人物がいて、変わった状況で、でもとってもハートフル。私たちのショーの中にはとても優しく心温まり、でも寂しいといった繊細なニュアンスが込められています。感動して泣いているおばあちゃんもいれば、大笑いしている子どももいる。そんないろいろな感情を刺激するショーですね」

 大人から子どもまで楽しめる?

「もちろん。パンクな若者も大学で気難しい顔している教授たちも、誰が見ても絶対楽しめます。あと、原宿で遊んでいる男の子や女の子もね(笑)」

 体感型ステージとは?

「直径4mの巨大ボールが降ってきたり、20mのクモの巣が客席を覆ったりします。そしてラストは大量の雪。紙吹雪なんですが、多分みなさんがご想像する何倍もの量があります。ものすごい強風で飛ばすので、お客さんは雪まみれです(笑)。以前ロンドンで公演が終わったあとに、お客さんが持ち帰った紙吹雪で道路が大変なことになった。ズボンやスカートについた大量の雪が歩くたびに落ちて、道路が真っ白になりました(笑)」

 日本のファンにメッセージを。

「“スノーショー”をロシア語にして、発音するところの区切りを変えると“優しい”という意味になります。そこには優しい心をもってほしいという願望が入ってますし、日本人はそういう心を持っていると私は思います。ですからこのショーを見て温かい気持ちを感じてもらえたらとてもうれしいです」

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